少し前からラクガキを送ってくださっている車椅子ニートさんからプロトタイプ絵を頂きました…!
うひょぉ!想像が捗るぅ!!
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それはそうとお待たせしやした……
スマホのSIMカード変えたり、アプリゲー入れてアプデしたりとゴタゴタで萎えておりました。
「G-サザビーのテスト、どうです?」
そう言うメカニックの男性から問われたギュネイは即答した。
「火力過剰過ぎぃ!ZZガンダムでも作るつもりかよ!?」
あまりにも過剰でエネルギー配分に気を使う武装たちにギュネイは思わず台パンする。
胸部バルカン、腕部ビームマーカー、腹部メガ粒子砲、隠し腕(ビームサーベル) 、大型メガビームライフル、大型ファンネル、背部サイコミュ中継器と、まるで旧ネオ・ジオンの怨霊でも憑かれているのかと目を疑うカタログに羅列する文字と、実際に動かしてみた感想がそれであった。
「サザビーの後継機って事なんでどんな状況にも打破しうる火力をと思いまして」
そう言い訳をするメカニックに、ギュネイは半ギレで「アホか!」とツッコむ。
「それで済むならグリプス戦役でエゥーゴは世界の支配者になってるよ!」
かなりお冠なギュネイにメカニックは冷汗をかきながらヘコヘコと頭を下げる。
サラリーマンを想起するその光景に、G-サザビーのテストパイロットを務めていたヘクトールは彼に賛同するように頷いていた。
だがギュネイは他にも気に入らないところがあるようだ。
「それに赤色はやめてくれと言っただろう!?なんだ!?俺を虐めたいの!?お前の給料5分の1しょっぴいてやろうか!?」
そう言いつつ莫大な推進力に振り回されず、ファンネルを使った的当てを正確に当て続ける姿は流石は強化人間とでも言うべきか。
しかし、当の本人はファンネル操作がダルくなったようで収納させる。
「ゲーマルクほどの火力はいらない。νガンダムくらいが一番ベストだ。最大チャージ一発撃つだけでガス欠になるメガビームライフルなんて使い道が限られ過ぎなんだよ!ファンネルも数が多過ぎ!整備兵殺す気か!」
流石、後に整備兵を使い倒す男だ、面構えが違う。
「ただ、ブランドマーカーは良いな。下手に殴り合うより効果的で良い」
そう評価を下すギュネイであるが、この会話を聞いてるのは機密故にほんの数人程度なのが色々虚しくも感じられる。
しかし、そんなギャグ時空のような空気もミノフスキー粒子濃度の上昇を検知した艦長によって霧散する。
「艦長!ミノフスキー粒子が戦闘濃度に!」
「なんだと!?」
突然の奇襲にブリッジに座る者達が動揺するが、ギュネイがマスクを付けて一喝する。
「落ち着け!暗礁宙域で試験をしようというのだから、この事態は予想できるはずだ!総員、戦闘配置を急げ!」
「「「ハッ!!」」」
モビルスーツ運搬用の民間船から3機の護衛機【ジムⅢ】が、軽装二機、フル装備が一機の編成で出撃する。
「ヘクトール中尉、こっちの母艦は武器のない民間船だ。護衛は頼むぞ」
「了解であります!」
元ジオン兵のヘクトールは一年戦争後はテストパイロットを何年もしてきたが、ギュネイの目指す先に共感した男だ。
だからこそ、ここで彼の命を守る新たな剣をここで壊される訳にはいかないのだ。
ミノフスキー粒子の濃度の濃い方向に、進路を進めるギュネイは大型メガビームライフルの調整を行いつつ、敵の気配を探る。
気を張り詰めるが暗礁宙域に漂う底知れぬ闇の気配によって、探りきれないでいた。
「ニュータイプとしてのレベルが低い俺でも感じ取れる怨念、か……」
自分もその仲間入りしていたのだろうか、と肌寒いものを感じるが熱源センサーが何かを捉える。
「ザク!ザクゥ?」
気付かれたことにパイロットは理解したのか、マシンガンを撃ちながら乱数機動を行う。
右肩のシールドには見知らぬマークのようなものが塗られており、恐らく海賊だと伺えた。
「たまたまか、それとも依頼されてか……どのみち落とさせてもらう!」
調整を終えた大型メガビームライフルでザクⅡの機動を見切り、胴体を撃ち抜く。
しかし、上と下からいくつか装甲が失われているハイザックとネモがスペースデブリから身を乗り出してビームライフルを連射する。
「ファンネル!」
大型ファンネルを射出し、大型メガビームライフルを手放してビームサーベルを抜刀する。
射出と同時にファンネルは下のネモを四肢をもぎ取ってトドメを刺し、本体のプロトタイプはビームの弾丸の間を縫ってビームサーベルを頭部のメインカメラを突き刺し、隠し腕でビームライフルを持つ両腕を斬り落とす。
「貴様ら、目的は何だ」
空いている左手で接触回線を開くと、海賊は怯えた声で答えた。
「へ、へへっ……総帥が、再来にお前は死ぬぜ……偽物」
「なに?総帥だと?」
問い質そうとギュネイは発声する直前、光の線がハイザックのコクピットを貫き左腕が融解する。
「狙撃…!?」
音もなく光る玉となったハイザックから視線を攻撃された方向に向ける。
「そのモビルスーツ、我々が勝利を得るために頂こう」
「フロンタルッ!!」
耳に聞き慣れた声がギュネイの耳朶を打ち、ギュネイはその正体を確信した。
しかし、見ていた方向からはギラ・ズールとジム系統の混成部隊しか確認できず、彼はまさかと民間船がある方向を見る。
「頭領ーッ!!」
護衛機の軽装ジムⅢ二機の内の一機が、断末魔をあげ宇宙に散る。
ヘクトールはミサイルを牽制に本命のビームライフルで蒼い線を引く先の赤い機体を狙うが、全て避けられる。
「良い腕だがそれだけでは勝てんよ」
そういうのと同時にヘクトール機の機体が綺麗に2つに泣き別れし、残る胴体を蹴飛ばす。
「ぐわぁぁぁ!?」
蹴り飛ばされたヘクトール機はオートマチックによる脱出装置が起動し、ポッドから機体から射出されるがポッドの形は歪んでおり、パイロットの状態が不安である。
「ヘクトール!」
負傷したのか、呻くヘクトールを気にしつつ赤い機体【シナンジュ】を視界にとらえる。
「赤い機体で武士の真似事とは、古臭いな」
「シャアの真似をする男が何を言う!」
ビームライフルの正確な射撃をギュネイは大型ファンネルで防ぎ、一時的な煙幕とする。
「むっ」
「トゥアァァ!!」
ビームサーベルを回転させて投げ、フロンタルの注意を引く。
フロンタル視点では、大きな光る何かとしか見えない彼はそれを大きく回避するが、サイコミュ中継機が目の前に出現しフロンタルは思わず急制動をかける。
そこに腹部メガ粒子砲による拡散ビームが、咄嗟に気付き身をよじって回避したシナンジュのプロペラントタンクを誘爆させる事に成功する。
「ええい!やる!」
「流石に仕留めれんか!」
内心、舌打ちするフロンタルと相対的に喜びつつ確かな手応えを感じるギュネイ。
だがプロトタイプも腹部メガ粒子砲がシステムエラーによって使用不可となり、同時に胸部バルカンも使えなくなるという痛手を負う。
「仕方あるまい、破壊する!」
捕獲は無理だと判断したフロンタルは破壊に移行するが、大型ファンネルがフロンタルの動きを止める。
が、それもバルカンで撃ち落とされ2秒も持つことなく破壊される。
「不味いな……」
残る武器が慣れないブランドマーカーのみとなり、ギュネイは大型メガビームライフルを取りに行こうとスラスターを吹かせるが、全力戦闘の影響かまだ未完成のG-サザビーはスラスター周りの出力が不安定化する。
「だからプロトタイプってんだ!」
そう愚痴りながらなんとかメガビームライフルを手に取らせるが、残念ながら既にシナンジュがビームの刃を手に近付いていた。
「不慣れの機体で良くやった。後は私に任せれば良い」
そうカッコよく〆ようと、フロンタルが台詞を吐くが……間が悪いとはこの事だろう。
「こちら、地球連邦軍―――」
「チィッ…!」
「……………」
クラップ級一隻がパトロールしていたようだ。
呑気に降伏勧告、武装解除を要請しているがギュネイは何も言わずメガビームライフルをクラップ級に照準を合わせて構える。
「貴様!こちらに危害を加えるならこちらも」
「連邦も所詮、この程度ってやつか……」
そう呟くのと共に、メガビームライフルの銃爪が引かれる。
最大出力で放たれたビームの激流は、クラップ級の大半を飲み込んで撃沈する。
「あーあ、ガス欠だ……」
マスクを取って溜め息を吐くギュネイ。
そこは真っ暗になったコクピットであり、プロトタイプは動けない状態であった。
まあつまりは彼の言う通りガス欠である。
「………借りは先延ばしにする趣味はない」
それだけ独りごちると、フロンタルはプロトタイプを捕獲するチャンスを不意にして機体をレウルーラに進路を向ける。
フロンタルの気配が遠のいたことに、ギュネイはほっとしつつ、その行動が本当にシャアであるのか、それともフロンタルという人間の本当の部分なのか。
それが気になるのだった。
次回はガンダム無双を進められれば良いなぁ……と思いつつなんか鬼滅とか諸々書いてたり()
あとインディも観てきたからちょっと描いたりもしてた。
まあFateなんてネットで調べられる程度しか知らんけどね!
次回もスパロボ共々、よろしくお願いします。
感想、良かったらよろしく!
それはさておき例のアレ
ギュネイ<プロトタイプとかもう乗りたくない
フロンタル<バ火力機体とか経済難の袖付きを殺す気か!フジャケルナ!
シナンジュ<尻尾が焼け落ちて湿布をしばらく貼らないと……(尚、後日)
ヘクトール<読者案のキャラクター。色々海蔵させてもらいました。スパロボに出る……かもしれない。
プロトタイプG-サザビー<プロトタイプの名に相応しき機体。別に蔑称とかじゃないヨ!()