鬱ゲーの全滅イベントで年上ヒロイン達を庇ったら【暴食の魔人】になって生き残った。――「理性が消える前に殺して」と頼んでも、曇った彼女たちが許してくれない。
オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
タグ:転生 激重感情 曇らせ 男主人公 ゲーム転生 化け物
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最悪の鬱ゲーにして最高の泣きゲーと名高い、狂気のダークファンタジー。
その世界に、モブ・雑用係のレイとして転生した俺は、ゲーム知識を駆使して最愛の年上ヒロイン」たちと家族のような絆を育んでいた。
しかし、このゲームには回避不可能な「全滅イベント」が存在する。
シナリオ通りなら、俺の師匠も、先生も、聖女も、みんな魔人に殺されて勇者の糧となる運命だ。
「ふざけるな。俺の命なんて安いもんだ」
俺は彼女たちを守るため、全ての呪いをその身に引き受けた。
その結果――俺は人間を辞め、全てを喰らい尽くす【暴食の魔人】へと変貌してしまう。
敵を殺す感触に狂喜し、高笑いしながら殲滅し、朽ちていく予定だった。
けれどもなぜか生き残ってしまう。
ふたたび化け物になる前に「殺してくれ」と懇願するも、そんなわけにいかないと曇る。
「殺すわけがないだろうが。お前の事を誰よりも思っているのは……私だ。安心しろ。お前には指一本、誰にも触れさせない。たとえお前が世界を破壊しようとしても、私だけは味方だ。私はお前の師匠だ。いつまで経っても、お前が、どんな姿になっても、その関係性は変わらない」
「先生は、自分勝手な生徒を育てた覚えはありませんよ……殺してなんて、言わせません。貴方が化け物だと言うなら、外に出なくていいように先生が付き添います。誰も来ない、場所、で……ね? だから、安心してください。私がずっと、ずっとずっとずっとずっと、あなたの傍にいますから。殺しません。だから、殺さなくていい場所で一緒にいましょう。二人で……ね?」
「神になど渡すわけがありません。貴方のその穢れも、呪いも、すべて愛しています。貴方が地獄に堕ちるなら、私も聖女の座を捨てて、喜んで魔女にでもなります。貴方と共に罪を背負います。だから安心してください。私が、私があなたのために祈り続けます。たとえ世界が恨んでも、大罪人になっても、私が許しを請いますから」
――おい、ちょっとちょっと、こんな救済ルート求めてねえぞ! 運営!
これは、徐々に化け物に戻っていく男と、罪悪感に曇った最強のお姉さんたちによる【人間】を目指すの物語。
マルチ投稿しています。
- 第1話 師匠には申し訳ないが、俺には才能がないから命を使います (改)
- 第2話 レズリィの本音
- 第3話 天使のエレノア (改)
- 第4話 唯一の【救済】ルートだと思ってたら曇りに曇った (改)
- 第5話 聖女ソフィアの後悔 1 (改)
- 第6話 聖女ソフィアの後悔 2
- 第7話 聖女ソフィアの後悔 3 (改)
- 第8話 天使エレノアの葛藤 1 (改)
- 第9話 天使エレノアの葛藤 2 (改)
- 第10話 天使エレノアの葛藤 3 (改)
- 第11話 世界は英雄を求め、師匠たちは英雄を守る
- 第12話 世界は敵か、味方か (改)
- 第13話 リュック・ドロップ (改)
- 第14話 レイの本音
- 第15話 レイの本音 2 (改)
- 第16話 未公開の景色 (改)
- 第17話 口は禍の元。いやマジで。 (改)
- 第18話 レズリィの業
- 第19話 レズリィの業 2 (改)
- 第20話 聖なる揺り籠
- 第21話 約束を破ったら、私が殺す
- 第22話 英雄への鎮魂歌
- 第23話 世界最強の魔法使い
- 第24話 結界内の死神 (改)
- 第25話 非情の采配と、悪夢からの目覚め (改)
- 第26話 俺の師匠たちを悲しませてんじゃねー (改)
- 第27話 未公開エンディング?