たまたまベータテストのデータが残ってたので有効活用させてもらいます。 作:好きjaなくないない無い
まずはみんなに伝えたいことがある。このゲームはリソースの奪い合いだ。mobのポップ率にも上限がありしばらくしたら湧いてこないかもしれない。だが、すでにレベルが31である俺はレベルアップするために沢山のmobを狩る必要がある。そこで一ついい案が浮かんだ。
「やっと着いた。」
ゲーム開始から一週間。俺は今リトルネペントがいる森に来た。
リトルネペント
一言で言えばウツボ型の植物だ。たいして強くないし倒しても経験値が50ほどしか入らない。しかし注意すべきところがある。
それは頭の後ろだ。
通常のネペントは草が生えているのだがごく稀に花や赤い球がついている個体がいる。今回狙うのは赤い球がついている個体だ。その個体を倒すと赤い球から煙が発生し、mobが引き寄せられる特性がある。どが、これがもしポップしていると仮定すれば、半永久的に経験値を手に入れられる。
「早速いたか。」
見つけた赤い球をもつ個体を倒す。予想通り煙が分散し沢山の仲間を引き寄せた。50体ほどか...
ビギナーにとってこれは相当ピンチだろうが、レベル31にもなればこいつらの攻撃は屁でもない。それに今のレベルの攻撃力と武器のスペックの高さからソードスキルを使う必要すらないだろう。
結局ウツボ狩りは一時間半ほど続いてオレは大量の経験値と共にレベルを一つ上げることができた。
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「さて、そろそろ帰るか。」
午後五時を回ったあたりで俺は森から出る準備を始める。今のレベルで不覚をとることはないだろうが、夜遅くの狩りは危険な上こちらは一時間半も剣を振っているため疲労も出ている。しっかりと睡眠をとってまたこの場所に来るとしよう。
「ん?あ、あいつは!!」
俺の目線の先には人型ネズミのような感じのmob、スプリー・シュルーマン
倒すとこの層では入手困難なアイテムが手に入る。今の俺には必要ないが狩るに越したことはないだろう。それにいい短剣が出ればクラインにプレゼント出来るしな。
「よっと」
サクッと一撃でしたは良いが、出たのは『ウィンドフルーレ』と言うレイピアだった。この層では最上級の武器だが、生憎知り合いにフェンサーはいない。宝の持ち腐れだな。
「さて、じゃあ今度こそ帰るか。って、ん?今度はなんだ?」
モンスターじゃない。俺の索敵に誰かが引っかかった?マップで確認するとプレイヤーは1人でモンスターと対峙している。
「待て待て待て、まずい!」
別に1週間でここまで駆け上がるビギナーがいても不思議じゃない。だがプレイヤーが1人で、コイツの相手は骨が折れるだろう。
俺は急いで現場へと向かった。
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私は戦う。
この世界ではもう生き方を選べなくなった。
でも、死に方くらいなら自分で決められる。
本当に、なんでこんなことになってしまったのだろうか。
なんで兄のナーヴギアを勝手に被ってしまったのか。
私の家は比較的裕福だ。勉強もできるし運動も嫌いではない。名門の女子中学校に通わせてもらってるし、自分が比較的恵まれているとも思う。
だけど嫌になった。
両親は後継である兄にのめり込んで私のことは二の次。兄はそんな私を気にかけてくれてた。
だけど耐えられなかった。楽になりたかった。
そんな時に見つけたのが、兄のナーヴギアとSAOだった。
初めは楽しかった。現実とは別の世界、小説の中に入ったかのようなファンタジー世界。
全てが初体験だった。
そう、全てが_____________________________
『これはゲームであっても遊びではない。』
その一言で私は分かってしまった。このゲームはクリア不可能なのだと。
全百層あるなか仮に一つの層に一週間かかったとしたらクリアまでおよそ2年もかかる。それまでの間現実世界の体が飲まず食わずで耐えられる訳がない。
なら闘おう
もう生き方なんて選べない
でも死に方くらいなら選べる
私はそう思い装備を整え始まりの街を旅立った。
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「ハァ..ハァ...鬱陶しい。」
森の中に生息するリトルネペントを狩っている。赤い実のような球をつけた個体を倒してしまったので沢山の個体を引き寄せてしまったがそれもあと2体。
「ハァァァァァアアーーー!!!!」
私は残りHP半分ほどの個体に向け単発技《リニアー》を放つ。見事命中しネペントはポリゴンと化す。
あと一体
私自身のHPは残り4割ほど。ポーションも底をつきたし、主要武器であるアイアンレイピアにもヒビが入ってきてる。耐久値に限界がきたのだろう。ここらで引き返して町で新しいレイピアとポーションを手に入れないと。
「その前に.....これで最後!」
そう言ってあと一匹のネペントに剣を向ける。ネペントは相変わらず奇妙な唸り声を出しながら近づきてきた。
そんな最中、私は違和感を覚えた。
ネペントの周りだけ一層暗くなった。
陰だ....
ネペントも気づいて上を見上げるもすぐにその個体に踏み潰された。そしてまるで洋梨を食
べるかのように飲み込まれた。
ジャイアント・アンスロソー
恐竜のような顔にゴリラのような体格。腕には羽のようなものがついている。手先の爪で攻撃することは始まりの街にあった情報ブックに書かれていた。
そして実際に遭遇してもう一つ分かったことがある。
今の私では勝てないと。
オォォォォォォォン
決死の突進に剣でガードするしかなかったがその衝撃でレイピアはポリゴンへと化した。耐久値が切れてしまったのだろう。
もう武器もない。回復もできない。
私の死は確定しただろう。
だけど、これで良かった。
始まりの街に籠って惨めに死を待つくらいならここでこうして死ぬ方がいい。
アンスロソーに体を掴まれ身動きができなくなった。大きな口を開け、地面の土ごと私をたべとうとする。徐々に迫る死を私は受け止め.......
ウオォォォォォォォォォン!!!!!!!!
急に体の拘束を解かれアンスロソーは天に向かって叫ぶ。見ると右目あたりにダメージエフェクトがある。誰かがが攻撃したのだろうか。
「ちょいと失礼。」
「えっ?あ!きゃっ!」
横から現れた男性....いや男子に横向きで抱えられたまま、その人はその場を離れ木の上に着地する。そして木の上に優しく置かれた私は混乱が収まらないなか彼を見上げた。黒く綺麗な瞳をした少年は私の無事を安堵して声をかけてくる。
「大丈夫か?HPはどれくらい残ってる?」
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索敵スキルで見た通り、敵の個体はジャイアント•アンスロソーで少女はなす術もなく食べられかけていた。付近に壊れたアイアンレイピアがある。おそらくそれが彼女の主要武器だろう。少女の年齢はおそらくだが俺の一つが二つ上ほど、限りなく同年代に近いだろう。
俺はアンスロソーの目に一撃ヲ当て、怯んだ隙に少女を抱き抱えてアンスロソーの攻撃が届かない付近の木の上に着地した。
少女を抱えるのは申し訳ないが生きる為だ。許してほしい。
少女は未だに何が起きたか分からないと言う表情だったが事態は一刻を争うかもしれない。
「大丈夫か?HPはどれくらい残ってる?」
主要武器が壊れる程だ。ポーションだって無くなっているかもしれない。俺はバックからポーションを取り出し彼女に渡す。
「これ飲んで待っててくれ。奴は俺が倒すから。」
「えっ!ちょ、ちょっと!」
彼女は何か言いたげだったが今はそんな余裕がない。現にアンスロソーは俺たちの木の前まで到着しており、このままでは木に体当たりするだろう。そうなっては彼女に落下ダメージが適用されてしまう。その前に倒さなくては。
「そこだぁぁぁぁああ!!」
俺はアンスロソーの着地し体から頭にソードスキルを一閃。レベルの差もあり一瞬にしてアンスロソーのHPが0になる。
「よし。彼女はっと.......」
ポリゴンと化したアンスロソーから意識を逸らし俺は先ほどまでいた木の上を見る。すると彼女は木の上から落ちないように細心の注意を払っていた。その高さは20メートルほど。
「高すぎたかな.....」
俺は木と木の間を壁キックして彼女の元に戻った。
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「嘘.......」
ジャイアント•アンスロソー。決して弱い敵ではない。なんだったら一層の中でも5本の指に入る強敵だ。
「なんなの.....あの強さ......」
私は木の下にいる少年を見る。見るからに同年代である彼は一体どうやってその強さを手に入れたのだろうか。
私だって決して弱いわけではない。ゲームが始まった最初の2日間こそ宿屋に閉じこもっていたがそれ以降の5日間はどんな時でも戦うことを考えていた。レベル的にも最前線プレイヤーと遜色ないだろう。
それなのに....なぜ?
「大丈夫か?」
敵を倒した少年はまた木の上へと戻ってきた。
「え、ええ....」
「それは良かった。今日はもう暗くなるから近くの村に帰だだほうがいいよ。ポーションは俺の持っているやつ半分あげるから。あ!あと主要武器なんだけど、下で壊れたアイアンレイピアがあったけども予備のレイピアはある?なかったらこれさっきドロップしたやつなんだけど....」
「え、あの、その......ちょ、ちょっと待ってください!」
「あ...はい。」
饒舌に色々話して私のために色々出してくれるのは非常にありがたいが、このままではその全てを貰ってしまいそうで一旦彼の話を遮った。
「まずは助けてくれてありがとう。あなたの推察通り武器が壊れてしまったの。今色々もらっもいいけどまずは街まで送ってもらってからでいい?」
「え?ああ、もちろん。ならまずはここから降りよう。降りれる?」
「......さっきいきなりお姫様抱っこしたことは不問にするので出来ればおんぶで下ろしてください。」
「分かりました。それでお話ってどこでやろうと思っているの?街の酒場か宿屋か?」
「誰かに見られて変な誤解されたくない!」
「そ、そうか。なら俺が借りてるNPC農家の2階はどうだ?ベットもでかいしミルクも飲み放題。景色もいいし、おまけに風呂まで付いて......」
私は脊髄反射で彼の胸ぐらを掴む。失礼だろうが今は仕方がない。それほど衝撃な一言を聞いてしまった。
「今なんて?」
「み、ミルク飲み放題?」
「その後!」
「ベットが広くて...いい眺め」
「その後!」
「ふ、風呂付き。」
「あなたの!部屋で!お風呂!....貸して......」
「あ......ハァい.....」
こうして私は彼と共に村に戻ることになった。
今後の展開どうしますか?
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都合の良い層を作っちゃいましょう。
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原作やアニメ以外の層は使用禁止。
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イチャラブみたいです。
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もっとキャラ出してほしい。
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アリス、またはユージオが見たい。