二〇二一年、人類は寄生生物『ガストレア』に敗北した。
 十年後、活動範囲の狭まった国内の都市で『モノリス』に囲まれながら危機から逃げる人類は、再び過去の脅威をその身に焼き付けられる事態に迫られていた。
 同時に、『民間警備会社』というガストレアに対抗する者たちとは全くもって別の異常者が現れる。
 単独で絶命と蘇生を繰り返し、泥試合になろうと容赦なく敵に鉄槌を下すイレギュラー。

 ―――彼は、自らの名を『負完全』と名乗った。

 この小説は混沌より這い寄る過負荷こと球磨川禊をブラック・ブレットの世界に螺子込んだものとなっております。クロス作品ですので、ご了承ください。
一章 神を目指した者たち
  1『十年前』()
  2『仮面の男』2014年07月13日(日) 23:40()
  3『事態の始動』2014年07月19日(土) 21:48()
  4『自己紹介し合った仲なんだからさ』2014年10月11日(土) 20:05
  5『ほら、やっぱり来た』2018年03月29日(木) 20:34
  6『小学生も鬼ごっこで使うよね』2018年03月29日(木) 22:25()
  7『お前も同類だ』2018年03月30日(金) 21:42
  8『戦闘狂という存在は』
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