破壊王の双子には兄が居るらしい。   作:なにぬねの

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第四回イベントが来たらしい。《中編》

 

 第四回イベント二日目の深夜。時刻はまだ二時手前のため、辺りは静けさと宵闇を孕んでいた。

 そんな中、鬱蒼と木々が生い茂る夜の森林を駆け足で進む者たちが居た。と言っても足音は一人分だけ。鈍色の髪をなびかせる男は、自身の腕の中に収まる少女に猛抗議をされていた。

 

 「ねぇ、ちょっとカイ!さっきのどういうこと!?いやそれよりも、降ろしてよ!!」

 

 姫抱きされていることに多少の恥じらいがあるのか、彼女は頬を赤らめながら声を上げる。少女もといサリーは先程目の前の男と一人のプレイヤーの間で交わされていた言葉に多々の疑問を浮かべていたのだ。

 

 「んー、フレデリカとのことは拠点に帰ってから話すよ。他の皆にも言わなきゃだろうし」

 

 「そう......っじゃなくて降ろしてって言ってるの!」

 

 腕の中で暴れるサリーを抑えつけながらカイはため息を零す。それはどう考えても彼女に対しての不満気な何かを漏らすようなものであって、自覚のないサリーは頭に疑問符を掲げることになった。

 

 「お前なぁ、さっき野次馬にやられそうになったの覚えてるか?普段あんなん避けてカウンターかませるぐらい余裕だろ。それができなかったってことは、今お前大分疲れてんの!分かったら黙って運ばれてろよ」

 

 言葉の端々に鋭さを添付していたが、それよりもサリーは己のことを思った以上に気遣ってくれていたこの男に心底驚き、そして感謝した。

 

 (意外とバレてるもんなんだなぁ)

 

 言葉のみでは感じ取れないが、サリーは呆然と羞恥、嬉しさが混ざり混ざって一緒くたになったような感情を胸に抱え、それ以降は大人しくカイに運ばれることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 「もーーーっ!心配したんだよ!」

 

 「あはは、ごめんごめん......」

 

 気が抜けて疲労が見目に現れ始めたサリーを者一番に迎えたのは彼女の親友であった。満身創痍を体で表している彼女をひどく心配し、同時に嗜める。今回、最も心労を請け負ったのは他ならぬこのメイプルであろう。

 勿論双子も彼女らが騒ぐ声に一度起き、サリーへ色々と言葉をかけていた。二人にとってサリーはまだ技術の拙い自分らを戦えるようにしてくれた言わば姉貴分のような存在なので、心配を隠せずに居たのだ。

 

 して十数分後。一足先に限界の来たサリーを休憩用の部屋に寝かせた後、時間差で拠点に戻ってきたギルメンが皆でカイを囲うという絵面が出来上がっていた。

 

 「どういうこと?お兄ちゃん」

 

 普段は柔らかな声色のマイが、腰に手を当てカイの事を「むむむ」と睨みつけている。ユイも同様にだ。

 普段の彼ならば軽く誤りつつも脳内で「ギャンカワか!」と叫び散らしているが、生憎二人の後ろに構える他のメンバー(特に成人組)の威圧によって震え上がっていた。

 

 「カイ?簡潔にお願いね?」

 

 イズのまるで副音声が聞こえてきそうな黒い笑みに当の本人は「ヒッ」と声を漏らしながらも説明を始める。

 

 「えっと......数日前に【集う聖剣】のギルマスと「イベ開始から二日間はお互い不可侵でいこう」っていう協定を結びまして、はい......」

 

 話していくうちに彼は冷静さを取り戻し、「あれ?これ俺そんな悪いことしたっけ??」と言う状態になる。そしてそのまま口に出した。これ、ほんとに悪い事をしたときは言ってはいけない言葉ランキングトップ3に入るであろうものです。良い子は真似しないようにしましょう。

 

 「まあ、結局咎めることと言えば報告しなかったことぐらいだしな」

 

 先のカイの発言を聞いたクロムは彼を庇い、その隣に立つカスミもまた頷いていた。

 

 「次から絶対何かあったら言うんだよ!勿論他の皆もね!」

 

 しばらく傍観を決め込んでいたメイプルがギルマスとして締めくくり、話し合いは終わる。時偶カイが「俺の扱い対ちびっこェェ......」と呟いていたが、皆それに関してのみ知らぬ存ぜぬを突き通していた。

 

 

 

 

 少し締まりのない雰囲気ではあるが、日は昇り新たな戦いが今日も幕を開ける。

 第四回イベント二日目早朝。プランB『メイプル開放策』へ移行。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メイプルが本格的に他ギルドへ侵略を始めて早数時間。やはり彼女は居ないと分かっていても【楓の木】へは手を出しづらいのかカイを含めたメイプル以外のメンバーは皆拠点にて手持ち無沙汰を感じていた。

 

 「プレイヤー減らしに誰か一人くらい出るか?」

 

 「ふむ......なら私が行こう。防衛は十分だろうからな」

 

 「じゃー俺も出るよ」

 

 クロムの問いかけにカスミ、カイが続けて返す。

 ある程度イズからアイテムを譲り受けた二人は、仲間からの軽い激励を背に拠点を出ていった。

 

 「多分メイプルの反対側に行ったほうが良いよな?」

 

 「ああ、無事なプレイヤーが見つかるかも定かじゃないからな」

 

 二人は彼らの人外じみたギルマスの蹂躙劇を容易に思い浮かべ、くすりと笑う。作戦上あまり同行動を取ることは少ないが、両方とも片手剣の上ステータスも似たようなタイプなので足を引っ張り合うことはない。現に今も早速見つけた斥候の集団をいとも容易く葬っていた。

 

 「帰ったらイズに刀の耐久値を回復してもらわないとな」

 

 「結構やばい感じか?」

 

 「今回のイベントで大分消耗してしまったからな。先程メンテナンスしてもらっておけば良かったよ」

 

 そんな雑談を交わしながら森を進む。暫く歩いてようやく森林を抜けたと思えば、二人はとある男性プレイヤーに遭遇した。

 

 「............おっと、見覚えのある人が来たなぁ」

 

 「......帰るか」

 

 「待て待て待て」

 

 「え、めっちゃ止めて来るよこの人。知人?」

 

 「......知らないな」

 

 「酷いな!そしてその間は知ってるやつだろ!」

 

 いきなり来て騒ぐ目の前の男にカイは懐疑を、カスミは面倒くさそうな表情を露わにする。

 が、別にカイの頭にこの人物の情報が入ってない訳では無かった。

 

 「【崩剣】のシンさん、何か御用で?」

 

 対赤の他人用の爽やか笑顔を貼り付けた彼は、名前を当てられ一瞬目を丸めた男の方をジッと見つめる。

 

 「【王子】、【姫】それに【暴君】だったか?まあなんにせよ君に名前を覚えられてるとは光栄なこった」

 

 「え、なんですかその全く存じ無ぇやべー二つ名達」

 

 シンの口から流れるように出た己は知らない名の数々にカイはしっかり素を露呈させてしまっていた。「え、知らないのか?」とでも言うようにカスミとシンはカイの方を見るが、本当に彼は知らないのだ。どこぞの名無しの大盾が情報を器用にシャットアウトしてるせいで彼は情報通なのに自身の事柄のみ全く知らない。

 

 「何か驚いてるとこ悪いけど、俺が用事あるのはカスミの方なんだ」

 

 「あ、はあ。じゃあ俺先戻りながら雑魚潰してるわ」

 

 「置いてくのか!?この状況で!?」

 

 つい彼女は普段は中々見せない焦った表情になるが、カイは「じゃーな」と呑気に拠点の方へ歩み始める。正直今最も状況が読み込めていないのは、カイの情報とは違う自由人っぷりを見せつけられたシンなのだが、それは置いておくことにしよう。

 

 (まあ間違っても今のカスミは【崩剣】に負けると思えないし、別に大丈夫だろう)

 

 カイも別に冷徹無慈悲にデスの可能性のある場に仲間を残したわけではない。彼にだって仲間への親愛ぐらいもちろんあるのだ。

 

 「ま、相手方もガチだったしなぁ」

 

 シンのカスミを見るあの好戦的な目。先程は態度にこそ出さなかったが、カイはあれがなんというものか十分知っているしよく分かるモノであった。ゲーマーの性だとかプライドだとか、呼び方こそ三者三様であるが結局は皆同じ様なものである。それに彼はあれに似た瞳を少し前に目の当たりにしたばかりだ。

 

 「フレデリカ、サリーにそんな逆撫でされるようなことされたのか......」

 

 実際彼女がサリーに突っかかったのは別の理由もあるが、このときの彼はまだ知らないし、今後も気づくことはないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お、起きたの?」

 

 カスミを置いて他ギルドの人員を潰しまわっていたカイは、拠点に戻るとサリーを含めたメンバーの数人が話し合っているところを見た。

 つい時間が経っていたことに気づかなかったのか、先に例の場を離れたカイよりもカスミのほうが先に戻っていたらしい。しかも彼女の手には見慣れない新しい刀が鎮座していた。大方耐久値が切れ、壊れた前代の代わりであろう。そう判断したカイは刀を見つめてうっとりとする彼女を横目にやった。

 

 「後半に向けてどれくらいトッププレイヤーが死ぬか......」

 

 「最終日は荒れそうですね.....。うちのギルドはまだ死に戻ったメンバーはいませんが......」

 

 今後の方針と現在の状況を照らし合わせながら話していると、そとから彼らのギルドマスターの快活な声が聞こえてきた。

 

 「ただいまー!オーブ九個手に入れてきたよ!」

 

 「「うわぁ」」

 

 実力はあるが彼女と違い大多数の人数を一掃出来る決定力は無いカイとサリーは、改めてメイプルの異常さを痛感させられている。因みにクロムは「リタイア組はメイプルちゃんの蹂躙劇について話してるんだろうな」と呑気に考えていた。

 オーブをセットし再び防衛に戻るメイプルに、サリー達は先程まで話されていた内容を伝えた。

 

 「今回の防衛が終わったら......マイとユイにも活躍してもらいたいな」

 

 彼女の意見は今奪ってきたオーブを守りきったら、メイプルには双子を連れて再び攻撃に戻って欲しいというものである。もう一度攻撃を担当するのは困難な彼女と、守りを捨てた代わりにとんでもないSTRを持つマイとユイをあわせて暴れてきてもらうという算段であった。

 

 「じゃあメイプル達がここに待ってる間は俺とサリーで外出るか?」

 

 「私もそれ考えてたんだ。三時間ならサクッと行ってサクッと帰ってこられる私達の方が良いと思うし」

 

 こうして、メイプルがオーブを守り切る間はカイとサリーが、それが終わったら交代で極振り組の三人が外に出ることが決定した。他のメンバーは柔軟に動けるのもあり、サポートや折を見て攻撃に出ることになる。

 途中メイプルはサリーの体力などを心配していたが、充分休憩は取れたようで大丈夫だと告げていた。

 そして善は急げ、と言わんばかりにイズから貰い受けたドーピングシードを服用した二人は拠点の洞窟から飛び出していく。彼らならば大丈夫だろう、と他のメンバーは二人の成果を待ちわびる時間になった。

 

 

 

 

 

 「基本は?」

 

 「オーブだけ奪取で!」

 「りょーかい」

 

 そんな軽い雰囲気だが、二人はサリーのトップスピードで疾走している。カイの全速力を出してしまうとレベル差でどうしても出てくるAGIの差が顕著になってしまうからだ。とは言っても彼女はAGI重視の短剣使いなため、STRの方に寄せているカイは「もうすぐ追いつかれそうだな」と考えていた。

 

 「確かここから南に数十メートル先の廃墟に中規模ギルドが一つだよな」

 

 「うん。まずはそこから行こう」

 

 二人はパートナーである朧とクロを呼び出しながら目的地へ駆けていく。足場は悪かったが、到着には一分とかからなかった。

 

 「【遠見】」

 

 一度木の上に隠れ、カイはスキルを使って全容を見渡す。廃墟に所々ある穴から内部まで見通すことは容易であった。

  

 「手前に前衛十人くらい。多分回り込めば後ろの方にも崩壊したところがあるからそこから入ったほうが良い」

 

 「分かった」

 

 彼の情報に従ってサリーは素早く木を降り、カイもその後を追った。

 【しのび足】と【気配遮断】を二人共取得しているのもあり、敵陣は未だ身に迫る危険に気付けないでいた。

 

 「中は後衛職と軽装の前衛がちょろっと。オーブ付近の奴らは仕留めることになるかな」

 

 「オッケー。じゃ、行くよ」

 

 サリーが中をこっそり確認し、合図を出す。二人は瓦礫の上を跳ねるように軽快に進んで内部に入りこんだ。

 

 「お、お前らどこかr」

 

 いち早く二人の存在に気づいた者をカイは万全を期すように貫通スキルの【鎧砕き】を用いて一閃する。

 が、音が多少漏れたようで不審に思ったプレイヤーたちが数名奥に駆け込んでくるのを【気配察知】で二人は知る。

 

 (そっちお願い)

 

 (おけ)

 

 アイコンタクトで方針を共有させた彼らは再び走り出す。

 サリーはオーブの待つ台座へ。カイは周囲にいるプレイヤーの注意が自分に行くように陽動と攻撃を始めた。

 

 「【獅子の矜持】【撃手の器量】!」

 

 近くに居た者には上げに上げたSTRを振り回し刀で直接。距離の合ったプレイヤーには【魔法威力強化】によって威力の上がった【ウィンドカッター】(自動追尾)をお見舞いする。

 ちらりとサリーの方を見やると、彼女の手にはオーブが握られていた。

 

 (次行くよ)

 

 (はいよ)

 

 再び言葉には出さぬコミュニケーションで意思疎通をした二人は、オーブがなくなったことに気づき慌てる集団をよそに次の場所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「なんかさっきから色んなとこのギルドが慌ててないか?」

 

 「ほんとだ。大方どっかの奴らにこっそり盗られたんだろ」

 

 観戦エリアではイベント会場に流れる焦りを一様にして見ることができていた。

 モニターに映る様々なギルドの穏やかではない雰囲気に観戦者は「どこのどいつの仕業か」と面白がりながら犯人探しをしている。

 

 「あ、こいつらじゃね?」

 

 一人の男が指さしたのは画面いっぱいに映るオーブの周りに居る防衛者をサクサクと倒していくローブを被った二人組。

 一部のプレイヤーが「ああ、なんだあいつらか」と次々にやられていく者に同情の眼差しを向ける。彼らはイベント初期から観戦に徹底していた者たちだ。

 

 「え、お前らあいつら誰か分かるのか?」

 

 「あー、お前知らないのか。『恐怖!水辺の襲撃事件!』を」

 

 「なんだそれ」

 

 ぽかんとする何も知らないプレイヤーを前に、語った者たちは「あれは酷かったな」と遠い目をしていた。

 

 「まあそれは後で話すとして、あいつら【楓の木】の奴らだよ」

 

 彼の言葉と一瞬モニターに映ったローブの下の素顔を目にし、彼らは「ああ、なるほど」とすべてを理解したような顔つきになった。

 

 「なんだあれ、必殺仕事人かよ」

 

 「ほぼ一撃で仕留めてんな......。やっぱ【王子】のバフえぐい」

 

 「俺あそこのギルマスにやられたんだ......」

 

 後半から【楓の木】の面々にキルされた者たちの傷の舐め合いみたいになってしまったが、それもまた大型イベントの要素の一つだろう。

 観戦者達の熱は次々に繰り広げられる戦闘により、冷めることは殆ど無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 その後、サリーとカイの二人は拠点に戻り、作戦通り攻撃はメイプルたちにバトンタッチした。

 今頃凶悪にも能力値の噛み合った三人がフィールドに舞い戻り、目撃した者に絶望を与えている頃だろう。

 

 「マイに渡したリスト見せてくれる?」

 

 そう言いカイはサリーから情報を受け取った。これは三人がオーブを狙うギルドをリストアップしたものである。

 

 「え、【炎帝ノ国】行かせたの?」

 

 彼はパネルに名前が載っている大規模ギルドに目を丸くした。

 

 「偵察中に見たけどあそこはトップの【炎帝】が常に攻撃に出てるみたいだからね」

 

 「さすがの情報網だな」

 

 途中から会話に混ざってきたクロムも彼女の情報収集能力に賛辞を送る。

 今はカスミとイズが再びコンビを組んで外に出ているようで、洞窟内にはカイ、サリー、クロム、それにカナデしか居なかった。最も防衛などそれで事足りてしまうのだが。

 

 「俺らは三人帰ってくるまで待機か。マイとユイ無事かなー」

 

 「メイプルが付いてるんだから大丈夫でしょ。寧ろあの三人が死に戻ったときのほうが僕は想像できないよ」

 

 「確かにね」

 

 油断大敵とは言うが、そうしてしまうほどに双子は殲滅力、メイプルはそれに加え防御力に箔が付いている。確かに納得してしまうものだろう。

 

 

 三人が攻撃に出てから数時間後。メイプル達はシロップの背中に乗って拠点に戻ってきた。

 真っ先にメイプルの元へ向かったサリーと彼女は何やら話し込むようにしている。

 

 「ごめんねサリー。結構探したんだけど見つからなくて」

 

 「【炎帝ノ国】がポイントを稼ぐために周りを襲ってくれたら良いんだけど......」

 

 その会話からカイは対【炎帝ノ国】では生還できたがオーブ奪取に破れたのだと察した。

 【楓の木】は現在4位。トップ10の他のギルドは大規模ギルドばかりなので少々浮いているなとカイは思ったようだ。

 

 「予想より高い順位......けどここから離されたくないんだ」

 

 

 

 そして移る次のフェーズ。防衛にはイズとカナデのみを残して他の人員は全員攻撃に参加することになった。

 カイはサリー、マイ、ユイとともに動いている。機動力に差が出る組分けだが、豊富なゲーム知識と経験を生かしたサリーとカイはもはや破壊神と化す双子を上手く扱った。

 

 「朧、【影分身】!」

 

 「「【ダブルスタンプ】!」」

 

 「【泡沫の水盤】!」

 

 三者三様に繰り広げられる蹂躙の数々に目の前のプレイヤーは尽く散っていく。

 

 「次はもう少し鉄球で行ってみようか」

 

 「イズから追加で貰っといたぞ」

 

 可愛く言い表わせば幼子と保護者達。だがそう言うにはあまりにも凶悪で強すぎた。

 この後、【撃手の器量】が実は投擲にも反映されることを四人は知り、再び数多のギルドに襲いかかったらしい。

 

 2日目も残り数分。彼らは後少しで眼前に立ちはだかる強敵と鎬を削り合うことになるが、それはまだ彼らには知り得ないことであった。

 

 

 

 

  




サリーちゃん出番多いな......
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