器仗神殺の剣
オリジナル:ファンタジー/日常
タグ:ガールズラブ 迷宮 ファンタジー 百合 おねロリ 女主人公 サスペンス 厨二 SF風 日常 職人もの 最終話まで予約投稿済み 毎日0時投稿 小説家になろうでも投稿
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それぞれの迷宮最奥に到達した者は、至上の名誉と、十二分割された真理を得られるらしい。
──曰くこれを迷宮神話と呼ぶ。
何故か全人類は、そんな迷宮神話を生まれた頃から理解していた。
とある地下迷宮の上に成り立つ街。迷宮産の不思議な素材から武器を作る鍛冶師の女ハサキは、その日も一仕事終えてからの時間の使い道に悩んでいた。そんな彼女の下に、『私を弟子にしてください』と頼み込む少女が訪れる。
器仗にして神殺。
神話を壊す兵器。
迷宮攻略に強力な武装は必須だが、かといって武具の製作者が迷宮に足を踏み入れる必要もない。
冒険譚も英雄譚もない平和な街の、とある女の日常から、地下迷宮攻略を成すだけの武器が生まれるまでの物語。
《スレイヴイレスシリーズ》ハサキ・ノバク=槌典 | |
そこに坂があり、常に石は転げ落ちる | |
そこに坂があり、不変の落下はいつも待っている | |
そこに坂があり、私は剣に貫かれ死んでいる | |
そこに坂があり、槌は坂を砕けない | |
そこに坂があり、滑落していくうちに肉塊が残る | |
そこに坂があり、石には上ることが許されない | |
そこに坂があり、嘘をついてばかりの私達 | |
そこに坂があり、私のはらわたを私が垂れ流す | |
坂とは絶対の法則を持った神だった | |
そこに坂があり、終着点で神は眠る | |
The question of being/そこに何もないのではなく、なぜ何かがあるのか? | |
『デッドセットの鏖殺者』チェシャ・バイストィア=絶宇 | |
君が死ぬ9分31秒前 | |
私が12歳の頃(あなたが25歳の頃) | |
私が10歳の頃(あなたが23歳の頃) | |
私が7歳の頃(あなたが20歳の頃) | |
私が5歳の頃(あなたが18歳の頃) | |
そして君は死ぬ / 私を殺したあなたに囁くたった一つの言葉 | |
鏖 | |
君が0歳の頃 | |
存在の問い:1/12の真理 | |
そこに坂はなかった |