くもりくもらせ 作:aru
あかりが『真白』を使ったのは、至極合理的な理由だった。ドッペル凛のように蘇生されるのならもしここで舞を殺しても意味がない。このまま本当に息の根を止められるのかを確認する必要があった。
──誰か、私の手を握ってくれ。寂しい。寂しい。寂しい。
舞の慟哭が聞こえてきた。少なくとも蘇生できる者の余裕はない。舞の不死性はすでに失われているのだろう。これなら後はとどめを刺すだけだ。
だが、悲鳴のような舞の心を読んでいるうちに、あかりの殺意はしぼみ、代わりに疑問が頭をもたげてきた。本当に彼女は悪人なのだろうか?
小坂部を焼く前に炎が消えたこと。両親が殺害された夜、光紀だけは見逃したこと。先ほど見せた凶悪な人格が本来の舞だったとすれば、行動に一貫性が無さ過ぎる。「全員殺す」と言ったのに逃げていく職員に対して追撃のそぶりを一切見せなかったのも違和感があった。
だからもう一度訊いた。
「もう一度聞くわ。父さんと母さんを殺したのはあなた?」
「ええ、そうよ」
彼女の心を読んで、あかりは肩から力が抜けていくのを感じた。舞は殺すべき敵ではない。
「嘘ばっかり。やっぱり舞じゃないんだね」
それを聞いた舞は目をみはった。
「どうして」
「舞。あなたには説明してなかったけど、私はあなたの力の一部を再現した『真白』で心を読むことができるの。舞も心を読む力、あるんでしょ?」
「……あかりには驚かされっぱなしね」
それから、あかりは全ての真相を聞き出した。
「真白」を食べるため酒呑童子が来たこと。両親を助けられなかったこと。光紀だけは助けたが、殺生石の使用回数の上限を超え、完全な怪異になってしまったこと。
「朝比奈」として怪異課に潜り込み、メリーさんたちを探し当てようとしたこと。そして包囲されている間、復讐のため屋敷にいる怪異を皆殺しにしていたこと。
「ごめん。ごめんなさい」
舞は目を伏せ、謝り続けていた。九尾として相まみえたときのような狂気の仮面は跡形もない。おそらくこれが、舞の本当の気持ちなのだろう。舞はあかりの両親を死なせてしまったことを悔やみ、自分を責め続けていた。
「私はもう終わりにしてほしかったし……あかりも仇を討てていいかと思って」
「それで、あんな演技を?」
こくん、と舞はうなずく。あかりは息を吸い込み──思い切り舞を怒鳴りつけた。
「馬鹿! ほんと何してんの! 悲劇のラスボス気取り? 私が気づかなかったら、殺されてたのよ!」
「でっ、でも……」
「でもじゃない。だいたい、敵役になろうっていうのが大きなお世話なのよ。妙な意地張らずに、全部話して私を頼ればよかった。そんなに私を信用してなかったの?」
舞は言いにくそうにもじもじし始めた。
「信用してないわけじゃないけど……これまであかりにしてきたこと言ったら、怒ってたでしょ?」
「当たり前よ! てか、今も普通に怒ってるんだけど」
「ごめん」
「舞が死ぬたびにどんだけ泣かされたと思ってるの。しかも凛の時はわざと私に殺させたでしょ」
「うん……ごめん。悪かった。反省してる」
「言ったわね」
あかりは舞を抱きしめた。
「じゃあもう二度とこんな真似しないで。……居場所なら、私が用意してあげるから」
「……居場所?」
「あの家、私と光紀で住むには広すぎるの。舞が居たらちょうどいいかも」
「私、あかりと一緒にいていいの?」
「いいよ。母さんも家族だって言ってたんだし」
すると舞の背中が小刻みに震え、嗚咽が漏れ始めた。彼女の顔を見ると涙でぐちゃぐちゃになっており、しきりに目をこすっていた。舞が泣いているところなど今まで見たことがなかったので、あかりは驚いた。
「舞……?」
「ごめん。嬉しくて。そっか……私も……一緒にいていいんだ」
その言葉を聞いて、あかりは舞が求めていたものを悟った。彼女は両親が死んでから孤独に苛まれてきたのだろう。だからあかりの前で死に、愛されているかを確かめようとした。だから安心をくれたあかりの両親の死に怒り狂った。
彼女が本当に欲しかったのは、帰る場所と愛してくれる家族だったのだ。
舞はあかりから離れると、涙をぬぐいながら笑った。
「あかり……私、こんなに幸せでいいのかな」
「うん。いいよ。でも、光紀にはちゃんと説明してね。真白のことトラウマになってるから」
「あ、そうか……光紀君にも謝らなきゃね」
舞がばつの悪そうな表情を浮かべた、その瞬間──銃声が響いた。
「あれ?」
舞の胸元に赤い染みが広がった。舞は、何が起こっているのか分からないという顔をしていた。
「あかり、これって……」
立て続けに2発、3発。舞は踊るようにもんどりうって倒れた。そこでようやく、舞が狙撃されたことに気がついた。
これは白縫の『野鉄砲』。コウモリの骨で出来た呪弾を用い、怪異を数キロ先から狙撃できる呪具だ。彼は包囲網の外から支援狙撃をする役割を与えられていた。だがこんな状況になった以上、彼が指示がなしに攻撃するとは思えない。
「……なんで! なんで撃ったんです!」
あかりは振り向き、課長に詰め寄った。課長は指示を出すのに使ったらしい携帯をポケットにしまうと、ため息をついた。
「彼女は怪異だ。それ以上の理由がいるかい」
「でも、もう戦う意志はなかった! 舞に敵意はなかったんです!」
「君の作戦が成功して、彼女の命を君が握っていたからだろ?」
「……お言葉ですが、私は彼女の心を読んで、最初から敵意はないと判断しました」
「ふむ、でも君は自分がそう思い込まされている可能性があるとは思わないのかね? 油断を誘って反撃のひと噛みを狙っているかもしれない」
課長の言葉はひどく冷たく聞こえた。九尾になっていても舞は舞。あかりはそう思っていたのだが、課長や伊見たちにとっては元人間であったかどうかは問題ではないようだった。
「時雨君。怪異を信用するな。甘さが命取りになるから」
「……だからって、撃たなくても。生け捕りにすればいいじゃないですか」
「できればそうしたいがね。彼女がその気になれば、我々は一瞬で壊滅させられる。一番安全な選択をとったつもりさ」
客観的に見れば、きっと課長の言い分が正しいのだろう。職員の犠牲を出すリスクを冒さず、舞が死ぬまで遠巻きにして眺める。むしろこれだけ用心深くなければあの歳まで生き残れないのかもしれない。
だが、納得はできなかった。確かに舞は善良だとは言いがたい。しかしこんな形で殺されていい者でもないはずだ。
あかりは舞に駆け寄り、抱き起こした。綺麗だった着物は見る影もなく、鮮血で染め上げられている。
「……舞! 大丈夫?」
「あかり。血が……止まらないわ」
舞は手のひらにべったりとついた血を見ていた。これは助からない。あかりは舞の傷口から目をそむけたくなった。
「い、生き返ったらいいじゃない」
「……さっき話してる途中で言ったでしょ。九尾になると、もう生き返れないって」
「あは、それも……嘘なんでしょ」
舞は何も言わなかった。あかりも分かっていた。御剣舞は死を迎える。今までのような仮初めの死ではない、本物の消滅。それが彼女を待ち受けている運命だった。
「……ここで私、死ぬのかあ」
舞はあかりに抱かれながらぽつりとつぶやいた。そしてあかりの眼を真っすぐ見つめ──ぐしゃりと悔しそうに顔を歪めた。
「せっかく、あかりと一緒にいられると思ったのに」
ぱき、という音が聞こえた。あかりがそちらに目を向けると、放り出された左手の指先が石になっていた。討たれた九尾が石になったという伝承通り、みるみるうちに舞の手が、脚が、石化していく。
「舞……」
あかりは舞の顔を見て、はっとした。舞の顔には、今まで見たことのないほど深い恐怖と絶望が刻まれていた。
「私、あかりと一緒にいたいよ。……やだ。死にたくない。死にたくない!」
舞は絶叫していた。血を吐くのも気にせず、無様にあがく。あかりは自分の無力を呪った。
「嫌だ、嫌だ、嫌だ! あかり……ねえ、約束したよね。私たち、一緒に居られるよね」
すがるような目で見つめられ、あかりは後悔した。どうしてあのまま死なせてやらなかったのだろう。舞は生きる希望を与えられてから命を取り上げられるのだ。普通に殺されるよりも何倍も残酷。あかりが舞の意図に気づかなければ、いや、気づいてもそのまま舞の思い通りに殺してあげればこんなことにはならなかったのだろうか。
「……うん、一緒にいるよ」
あなたが死ぬまで、という言葉を罪悪感とともに飲み込んだ。舞はかちかちと歯を鳴らしながら、ぎゅうっとあかりの身体を強く抱いた。
「寒い……」
すでに舞の身体は胸まで石になっていた。無機質で硬い彼女の身体の感触から、死の気配が伝わってくる。
「……マフラー貸してあげる」
まだ石になっていない首元にマフラーを巻くと、舞は静かになった。もう泣きわめく体力も残っていないらしい。
「悔しいなあ。どうしてこうなっちゃったんだろ。……いっぱい、いっぱいノートを貰ったのに、落書きだけして……使い切っちゃったって感じ」
舞はあかりを見上げ、弱弱しく笑う。
「私も、やり直したいことがたくさんある……たくさん……ッ」
鼻の奥がつんとした。両親と「真白」が死んだときにもう泣かないと決めたのに。今まで泣かなかったのに、抑えきれなくなった。頬を伝った涙が舞の胸に落ちる。
それを見ていた舞は、ぽつりと言った。
「そろそろ時間か。ああ、もっといっぱいあかりと話したかったのになあ」
「……じゃあ、私がいろいろ話すよ。そっちの方が寂しくないよね」
「いいわね。お願い」
舞が目を閉じ力を抜くと、あかりは舞との思い出をとりとめもなく話しはじめた。楽しかった記憶。悲しかった記憶。眠りにつく子どもに御伽噺を聞かせるように語る。
途中から声帯が石になり舞の相槌が消えても、彼女に残された最後の感覚器官──聴覚で孤独を慰めるために話し続けた。
「でさ、凛が映画選んでたときに思ってたんだけ……ど……」
それからどれくらい時間がたっただろうか。ふと舞を見ると、彼女はすでに彫像と化していた。
最後まで聞いていたのだろうか。一瞬だけそう思ったが、彼女の顔を見るとその心配は霧消した。
安らかな笑顔だった。
「……おやすみ、舞」
あかりが声をかけた瞬間、それを待っていたかのように舞の体に無数のヒビが入り、砕け散った。腕の中からぼろぼろと崩れ落ちていく舞だったものを見つめながら、あかりは涙をぬぐう。
こうしてあかりは、御剣舞──親友にして、相棒にして、家族だった少女を永遠に失った。
「姉ちゃん、飯、作り置きしといたから。起きたら食ってよ」
「ううーん、ありがとう」
「じゃ、行ってきます!」
「いってらっしゃい……ふわぁぁ」
あかりはもぞもぞとベッドの中で体を動かした。しょぼしょぼした目で時計を見ると、午前10時だった。
「……二度寝、しよ」
舞の死から3年。あかりは高校を卒業し、正式な怪異課の職員として働き始めていた。そのため昼夜が完全に逆転し吸血鬼のような生活サイクルになってしまっていた。
1時を回った頃にようやく目覚め、着替えてダイニングへ降りていく。テーブルの上にはサンドイッチが置かれていた。
(気を使わなくていいのに)
光紀は、自分を大学に行かせるために進学をあきらめたあかりに対して負い目を感じているらしく、あかりが寝ている間に掃除をしたり食事を作ったりして出かけていく。食事は自分で用意するから準備しなくてもいい、と言ってもそれだけは欠かさないのだ。
「まあ、私が作るより美味しいからいいんだけど……今日くらい休みなさいって感じよね」
卵サンドを食べながらあかりはため息をついた。昨日の夜の浮かれ具合から考えるに、今日は学校の女子とのデートだろう。
部屋で静かに過ごしているとたまにひそひそ声の通話が聞こえてくるし、あかり宛てではない女もののハンカチを買っていたので弟に彼女ができたのだろうということは、とうに気づいていた。
ちなみに相手がどんな子なのかも知っている。たまたまファミレスの近くを歩いていたときに、店内で光紀と同じ学校の制服を着た女子と彼が談笑しているのを見たからである。ちらりと相手の少女の顔を見て、あかりは思わず笑ってしまった。
その女子の背格好と容姿が少し真白に似ていたから。
『光紀くん、そういうことかー……ふふ、もしうまくいってたら、私があかりの妹になってたのかな』
あかりが食事を終え、さあテレビでも観ようかと思ったそのとき、電話がかかって来た。
「もしもし? 時雨です」
『その声は、あかり君か。丑三だ。休日中にすまない。さきほど、危険な怪異の目撃情報があったから、捜索して駆除してほしい』
「課長、私が正規職員になってからほんと人使い荒いですよね」
『……手当ははずむよ。今回はちょっとばかり厄介でね。3年前の事件を覚えているかい?』
「忘れようがないですよ」
『そうか。あのとき、九尾に殺されたと思っていた怪異が一匹、生き延びていたらしくてね。「天狗」……隠れ蓑で透明になるヤツらしい』
『討ち漏らしちゃってたか。ほんとすみませんって感じね』
舞はメリーさん一派を皆殺しにしたと言っていたが、「天狗」だけは透明化することで難を逃れられたのだろう。しかもドッペル凛が警戒すべき相手として挙げていた以上、それなりに強い相手であるはず。
『3時までに課に来てくれ。作戦を伝えるから』
言うだけ言って課長の電話は切れた。
話を聞いてしまった以上、断るわけにもいかない。あかりはしかたなく自分の部屋に戻ると、手袋とマフラーを身に着け、黒く光る水晶──殺生石がジーンズのポケットに入っていることを確かめる。
実は3年前、舞が死んだ直後に見つけたこの魔石をあかりは黙って懐に入れていた。常識的に考えれば、こんな呪物は課長に渡して上層部に処理の判断は委ねるべきだっただろう。
そうしなかった理由、それは仕事で死ぬリスクを無くせるというのもあるが、一番は舞が生きた証を彼女を殺した者に引き渡したくないという子どもじみた理屈だった。
(……今日は、死なないといいな)
あかりは家を出た瞬間差してきた眩い日光に目を細めながら、そう思う。舞が死んでからの3年間、仕事をしていく中であかりは何度も死を経験していた。職員不足で以前より単独で行動することが増えたためだろう、不意をつかれてやられることがよくあった。
しかし何より怖いのは死ぬことではない。実際に死んで分かったが、蘇生するたびに死への恐怖が薄れ、慣れてしまうのだ。きっと舞も同じような具合で死に慣れていき、その果てに九尾になってしまったのだろう。
舞と同じ運命をたどりたくはなかったが、少なくとも光紀が独り立ちするまでは実入りのいい課の仕事をやめるわけにはいかないし、殺生石を使わないわけにもいかない。
(私の残り……あと何回なんだろ)
不安を押さえ込みながら人ごみを歩く。もし舞が居たら。一緒にいて相談できたら。何度そう思っただろう。今のあかりの苦しみを理解してくれるとしたら、きっと彼女だけ。
あかりはまた舞のことを思い出していたことに気づき、ぶんぶんと頭を振った。
(……舞は死んだんだ)
そう思いながらも、心のどこかでは「やっほー」などとのたまいながら、舞がひょっこりと現れてくれるのではないかと期待してしまう。
『期待に応えてあげようかな』
彼女が何度も死んだふりをしてくれたせいだろう。あれのせいで、本当は舞がどこかで生きているのではないかと想像してしまうのだ。あかりがもっている殺生石が、それがありえないことの確たる証拠なのに。
『できるか? 狐化しておらんと、よほどあちらから見ようとせん限り妾たちは見えんぞ?』
とん。
そのとき、すれ違った誰かに肩を叩かれたような気がしてあかりはうつむき加減だった顔を上げた。視界の端に映ったのはつややかな長い黒髪。
あかりが後ろを見ると、彼女──御剣舞が、いたずらっ子のように笑ってこちらを見ていた。
『え?』
「え?」
『まさか、一瞬とはいえ本当に見えるとはの』
だが、瞬きをすると彼女の姿はもう無かった。最初からそこに誰もいないのが当然というような顔をして、街路樹が寂しく立っているだけだった。
『……これ、頑張ったらあかりと話せるかな』
「……生き返ったの?」
『できなくはないじゃろ』
あるいは、幻覚かもしれない。……いや、生き返ったと思った方が元気が出るから、そういうことにしておこうか。
『……そっか。あかり、待ってて。絶対私、会いに行くから』
あかりは上着のポケットに入れた殺生石を握りしめ、人ごみを歩いて行った。
性癖シチュ発表会を読んでくださりありがとうございました。
その他補足・思ったこと
・最後のシーン 反転できる。
・ドローン 飛行機の電気系統に憑りついて遠出したメリーさんが海外から盗んできた。充電がもたないため拠点の近くでなければ運用できない。
・舞が風呂場で歌っていた歌 ミュージカル映画「アニー」の主題歌TOMMORW。映画本編は両親を失った少女アニーが新しい家族を手に入れるまでの話。
・九尾化してから舞が食べた遺体 あかりの両親にしておけばよかった。
・九尾の狐 国を傾けるほど愛された伝説から。愛されたいという舞の気持ちを体現した怪異。
・ラインケ狐 出ない。ヨーロッパの童話に登場する悪辣な狐。フレーバーテキスト。
・八岐大蛇 出ない。大妖の基準は昔の王権と関係する存在ということを暗示するだけのフレーバーテキスト。
・屋敷に残された呪具のその後 怪異に見つかり破壊された。
・銀の首飾り 凛の遺体とともに荼毘に付された。
・凛の遺産 一部真白への支出に充てられた。
・空気中の瘴気 一話の%表記は中二感を出すために使ったが途中から忘れ去られた。
・犬神 相手を刺すだけで傷が癒えるのならメインウェポンではなく回復用にもっとけばいいのでは? と後から思った。真白マフラーの件で呪具の適合がどうとか言ってたのはこれのせい
・舞 メンヘラムーブをかますラスボス(?)。強さはインフレしたが精神的にはあまり成長しなかった。本編のエンド以外に「これまでのことを全て許されてあかりと一緒に暮らしハッピーエンド」と「国に管理・実験の対象にされて廃人化→哀れに思ったあかりに止めをさされバッドエンド」があった。
・あかり 徹頭徹尾曇らせの被害者。あまり戦闘能力は変わらなかったものの精神だけは成長した。
・舞の両親 出ない。御剣冬馬、御剣亜依という名前だけは設定してある。両親やそれなりの生活が主人公にあると、曇らせのためだけにそれを放り出すのが不自然になるので物語スタート前に死んだ。
没シチュ
・あかりの目の前で凛がレイプされる。あかりは助けられなかったことと自分がこんな目に遭わなくてよかったと思ってしまったことで自己嫌悪に陥る
・男に化けてあかりと付き合い始めたところで惨殺
・薬で体がぼろぼろになった真白があかりの耳元で「許さない」と言って息を引き取る。心の底で憎まれていたことを知り、あかりは謝り続けながら真白を看取る。