カミナのヒーローアカデミア   作:ファルコン太郎

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お待たせぃ!

新章さ!

表彰、ヒーロー名
そして職場体験先が決まるぞ!

捏造もマシマシだから許してくれ!




第五章 てめぇら全員職場体験しやがれ!
俺は俺しかいない


 

 

 

 

「優勝、隊長の見込んだとおりでしたね」

 

「よし、奴に決めた」

 

「了解、雄英に指名を送っておきます」

 

「頼んだ。俺は先に校長と話をしておく」

 

「ウチの招待ですからね。どうせなら正式な書類で送りましょう」

 

「ふむ、それも良いだろう。任せる」

 

 

 

——————

 

決勝戦の補修や治療が終わり—————

 

 

『今年度雄英体育祭、一年の全日程が終了。それではこれより、表彰式に移ります!』

 

ミッドナイトのアナウンスが響き、スタジアム中央の地下から表彰台が上がってくる

 

そこには4人の男女

 

観客席に向かって丁寧にお辞儀をしている八百万

とりあえず八百万の真似をしてみる轟

不機嫌そうな爆豪

サングラスをかけて仁王立ちしたカミナ

 

この4人だった

 

 

(((くせ強いなぁ、このメンバー)))

 

生徒たちは皆そんなことを思っていた

 

 

『それではメダル授与よ!今回メダルを授与するのはもちろんこの人!』

 

笑い声と共にスタジアムの屋根から飛び降りる影が見える

 

『我らがヒーロー!オール「私がメダルを持って、来たぁ!!」マイト!』

 

 

ガッツリ被っていたため、オールマイトにミッドナイトが謝る

 

 

 

 

 

「八百万少女、見事な戦いだった。うん、慢心はダメだと身を持って理解しただろう。君はまだどんどん伸びる。しっかりね」

 

「はい!ありがとうございます!」

 

ハグはダメなので八百万とオールマイトは握手する

 

 

「轟少年、おめでとう。神野少年との全力の戦いで何か答えは見つかったのかな?」

 

「緑谷がきっかけをくれて、カミナがぶつかってくれたおかげで何となく道が見えた気がします。俺は貴方みたいなヒーローになりたかったけど、俺だけが吹っ切れてそれじゃダメだと思った。まずは、清算して、そこからまた始めたいです。」

 

「笑顔!驚いたな、顔つきが全然違うじゃないか。うん、きっと今の君なら清算できる」

 

「はい」

 

オールマイトは轟を抱きしめる

 

 

 

「爆豪少年!惜しかったな!けどな、この負けは君を確実に進化させるぞ!追う者ってのも経験だぜ?」

 

「・・・わーってる。俺は負けた、けど今回だけだ!次は絶対負けねぇ!覚えてろ神野!」

 

「ッ!おう、楽しみにしてるぜバクゴー!」

 

「ケッ!首洗って待っとけや!」

 

「うん、良いライバルができて先生も嬉しいさ」

 

オールマイトは爆豪を抱きしめる

 

 

「さて・・・」

 

「・・・チッ」

 

「うわ、嫌そう」

 

「あんたが来るとは聞いてないんだが」

 

「ハハ、誰にも言ってないからね。ゴホン!では神野少年!選手宣誓の伏線回収、見事だったよ!」

 

「あざーす」

 

「うん、気持ち全然こもってないな。先生悲しい。けどな、君の優勝を讃えたいって気持ちは本物だ。メダル、受け取ってくれると嬉しいぜ」

 

「公の場だ。そりゃ受け取るぜ」

 

「・・・質問なんだが、最後のアレは自分で考えたのかい?」

 

「ん?当たり前だろ、俺を誰だと思ってやがる」

 

「いや、いいんだ。それじゃあメダル!おめでとう!」

 

オールマイトはOFAに近い螺旋力について聞こうとしてやめる

 

少なくとも今ではないと判断したのだ

 

 

 

「ハグはいらねぇ、デクにやれ」

 

「あ、うん」

 

腕をつっかえにされハグは拒否されながら

 

 

オールマイトは会場に呼びかける

 

『さぁ!今回の勝者は彼らだった!しかし皆さん、この場の誰にもこの場に立つ可能性はあった!ご覧いただいた通りだ!競い、高めあい、さらに先へと登っていく姿、次の世代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている!てな感じで、最後に一言!ご唱和ください!せーの!』

 

 

「「「「「「「「Plus『お疲れ様でした!!』 ultra!!」」」」」」」」

 

 

 

 

「締まらねぇ・・・」

 

 

 

 

————————

 

A組にて——

 

 

「お疲れ、つーことで明日明後日は休校だ。体育祭を観戦したプロヒーローから指名もあるだろうが、それはこっちでまとめて休み明け発表する。ドキドキしながらゆっくり休んどけ」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

 

 

ホームルームも終わり、荷物をまとめる中でカミナに八百万は話しかける

 

「カミナさん、改めて優勝おめでとうございます」

 

「おう、お前の刺繍のおかげかもな。ありがとな。そっちも3位おめでとさん」

 

「ありがとうございます・・・それで、その、この後のご予定って・・・」

 

「ん?あぁ、園の連中がよ、優勝祝いしてくれるらしくてな。ちょっと早めにこっち出るんだ」

 

「あ、そう、ですよね」

 

個人的に祝いたかった八百万は肩を落とす

 

カミナが家族と過ごすのを個人的な感情で邪魔は出来ないのだ

 

 

「じゃあ、俺帰るわ。ゆっくり休めよ」

 

「はい、お気をつけて」

 

「おう・・・あ、忘れてた」

 

カミナは教室を出ようとして、振り返る

 

 

 

 

 

「その髪留め、すげぇよく似合ってる。俺は好きだぜそれ。あと、俺のマークと同じ布だからか、決勝の時によ、一緒に居るみたいで頼もしかったし、嬉しかったぜ」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・え?」

 

「そんだけだ。じゃあな」

 

そう言って廊下に消えたカミナを八百万は見送ることしかできなかった

 

好きという言葉、似合ってる、一緒に居るみたいで嬉しい、八百万は3度撃ち抜かれていた

 

 

 

 

「キャー!あれ、何アレ!キャー!」

「マジで!?好きじゃん!もう告白じゃん!」

 

 

「ここは一応教室だぞ・・・この人数がいてよくあんなセリフ言えるな」

「常闇、それでこそ神野なんだ。そこが良い・・・」

「障子、何故そんな満足そうなんだ?」

 

 

「もう2人の関係が分っかんねぇ」

「チクショウ・・・羨ましい・・・」

「いやぁ、なんかアイツならって納得しちゃってるわ」

 

 

 

「ヤオモモ」

「え、あ、耳郎さん」

「やっぱそれ神野とお揃いだったんだ」

「えと、はい」

「・・・さっさとくっつけよ」

「え!?」

 

 

 

 

 

—————

 

 

 

時原園にて祝いのドンチャン騒ぎを楽しみ、傷と疲れを癒したカミナ

 

休み明けに学校に行ったクラスは大騒ぎだった

 

 

「やっぱりテレビで中継されると違うねぇ!声めちゃくちゃ掛けられた!」

 

「俺も俺も!」

 

 

皆が話す中、カミナも八百万や轟たちに尋ねる

 

「お前らも結構話しかけられたのか?」

 

「私は車の送り迎えがありましたので・・・」

 

「俺は徒歩だからな、もしかしたら見られてはいたかもしれねぇ」

 

「そうか、俺は園にいた時に近所の奴は覗きに来てたな」

 

「流石優勝者って感じじゃん、ウチは電車だから結構話しかけられたね」

 

「ジローもか。なぁバクゴー!お前は?」

 

「なんで言わなきゃなんねぇんだよ!馴れ合いはしねぇぞ!」

 

「つれねぇなぁ・・・準優勝」ボソッ

 

「あぁん!?」

 

「カミナさん!煽るのはダメですよ!」

 

「テメェもうるせぇんだよデク!」

 

 

 

 

「おはよう」

 

「「「「「おはようございます!」」」」」

 

相澤が来たことで騒いでいたクラスは静まる

 

 

「ッ!先生、包帯取れたんすか!?」

 

カミナは気付きつい大声で尋ねてしまう

 

「婆さんの処置が大袈裟なんだよ。お前の力も少し貸して貰ってたしな。心配かけさせて悪かったな」

 

実は、カミナは時々相澤の元に行き、螺旋力の修復機能を使っていたのだ

 

恩人の怪我を放っておけるカミナではない

 

 

「さて、そんな事よりもだ、今回のヒーロー情報学、ちょっと特別だぞ」

 

その一言でクラスがザワつく

 

 

「コードネーム、ヒーロー名の考案だ」

 

「「「「「「胸膨らむやつキタァ!」」」」」」

 

 

「というのも、先日話したプロヒーローのドラフト指名に関係してくる。指名が本格化してくるのは経験を積み、即戦力として判断される2,3年から。つまり、今回1年のお前らに来た指名は将来性に対する興味に近い。卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセルなんてことはよくある」

 

「大人は勝手だ・・・!」

 

「で、その集計結果がこれだ」

 

相澤の操作で、黒板にグラフが表示される

 

 

A組指名件数

 

轟     2153

八百万   1992

爆豪    1571

神野     735

飯田    247

常闇    145

上鳴    110 

切島     68

緑谷     53

麗日 30

瀬呂     17

 

 

 

「例年はもっとバラけるんだが、3人に注目が偏った」

 

 

「1位、2位、3位の順位、逆転してんじゃん!」

「え、てか神野、少な!」

「いや、普通よりは多いけど、それでも・・・」

 

神野の指名が他の表彰台メンバーよりも明らかに少なく、クラスメイトたちは驚く

 

「神野が1位なのに少ないのは理由がある。あくまで予想だがな」

 

相澤はスマホで体育祭のネットニュースを映しクラスに見えるようにする

 

「ヒーローは人気をとってこそ、という考えがあるのは理解してるな。そういう者からしたら目立ちすぎる奴は、自分を()()()()()()おそれがある、と考える訳だ」

 

「なにそれ!」

 

「大人の都合じゃん!」

 

「ま、良い意味でも悪い意味でも目立ち過ぎちまったって事だな。だが、それでも指名してくれるプロはお前に何かを見たと判断していい。腐るな、これは誇っていいことだ。分かったな神野」

 

「はい!」

 

「よし、それじゃあお前らにはこの結果をふまえ、指名の有無に関わらず職場体験ってのに行ってもらう」

 

「職場体験?」

 

「あぁ、お前らはUSJの時に一足先にヴィランとの戦闘を経験してしまったが、プロの活動を実際に体験してより実りある訓練をしようって事だ」

 

「それでヒーロー名!」

 

「まぁそのヒーロー名は仮ではあるが、適当なもんは・・・」

 

 

「付けたら地獄を見ちゃうわよ!」

 

そう言ってミッドナイトが教室に入ってくる

 

「学生時代に着けたヒーロー名が世に認知され、そのままプロ名になってる人結構多いからね!」

 

「「「「ミッドナイト!」」」」

 

ミッドナイトはポーズを取りながら歩いてくるためクラスの男子は湧き立つ

 

 

 

「見えねぇ」

「見ちゃダメです」

「カミナ、何で目隠しされてんだお前?」

 

 

 

「その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう。俺はそういうのは出来ん。将来自分がどうなるのか、名を付けることでイメージが固まり、そこに近づいて行く。それが名が体を表すってことだ。"オールマイト"とかな」

 

そう言い、相澤は眠ってしまう

 

カミナは配られたボードを眺めながら自分のヒーロー名を考える

 

(グレンラガン・・・違うな、それは俺じゃねぇ。ならラガン・・・それも違うしなぁ・・・)

 

 

 

「じゃあそろそろできた人から発表していってね!」

 

 

発表形式であることに何人かは驚き、尻込みしてしまう

 

 

その中、青山が教卓に立つ

 

「行くよ、輝きヒーロー『I can not stop thinkling』!訳して『キラキラが止められないよ』!」

 

((((短文!?))))

 

(・・・読めねぇ)

 

ミッドナイトの補正が入るが、それでもカミナはよく分かってなかった

 

 

「じゃあ次アタシね!ヒーロー名『エイリアンクイーン』!」

 

「2!?血が強酸性のアレを目指してるの!?やめときなよ!」

 

 

(映画知らねぇ)

 

カミナはまたもや分かってなかった

 

 

「ケロ、小学生から決めてたの。梅雨入りヒーロー『フロッピー』!」

 

「可愛い!親しみやすくていいわ!お手本のようなネーミングね!」

 

「「「「「フロッピー!フロッピー!」」」」」

 

クラスの雰囲気は大喜利から流れが変わった

 

 

「じゃあ俺も!剛健ヒーロー、『レッドライオット』!」

 

「コレはアレね。漢気ヒーロー、クリムゾンライオットのリスペクトね!」

 

「そうっす!大分古いけど俺の目指すヒーロー像はクリムゾンそのものなんです!」

 

ミッドナイトは微笑みながら言う

 

「憧れの名を背負うってからには、相応の重圧が着いて回るわよ」

 

「覚悟の上っす!」

 

 

(憧れの名を、背負う・・・)

 

カミナがその言葉を考える中、クラスはそこからどんどんヒーロー名を発表していった

 

 

(俺の憧れは・・・シモンか?でも、それは背負う名じゃない。あいつの憧れる・・・俺を・・・俺の名を、背負う・・・うん)

 

 

カミナは席を立つ

 

「次は神野くんね!」

 

「お、ウチのトップのお出ましだ!」

 

心なしか爛々とした目のミッドナイトと、クラスメイトにカミナは向き合う

 

 

 

「色々考えてみたけど、俺は俺しか居ないからな」

 

カミナはそう言ってボードを見せる

 

 

 

 

「天元突破ヒーロー『カミナ』。俺のヒーロー名はカミナだ!」

 

 

 

 

グレン団の『カミナ』は確かにあの世界では死んだ

 

だからこそ、こちらの神名と、あの世界のカミナを改めて一つにしたかったのだ

 

この世界でも、カミナはカミナなのだから

 

 

 

「・・・うん、あなたらしいわね!」

 

「テレビでも言いまくってたからな」

 

「俺を誰だと思ってやがる、ってよく言ってるし」

 

「むしろカミナしか出てこねぇよ」

 

「カミナの知名度は凄いだろうからなぁ〜」

 

 

かなりの高評価にカミナは満足して席に戻る

 

 

 

「私は、この名に恥じぬよう、そして万能を目指します。万物ヒーロー『クリエティ』!」

「クリエイティブ!万能とは大きくでたわね!頑張んなさい!」

 

 

 

「ショート」

「あなたも本名?良いの?」

「はい・・・俺も俺しかいない、って証明したいから・・・」

 

席に戻った轟は隣のカミナに頭を撫でられ、しばらくされるがままだった

 

 

 

「『爆殺王』!」

「そういうのはやめた方が良いわね」

「なんでだよ!?」

「爆発さん太郎にしろよ!」

「黙ってろクソ髪!」

「神野、何かない?そういうネーミングセンスがありそう」

「俺か?ん〜『キラーミサイル』とか?」

「テメェ最近マリオやっただろ!ナシだナシ!」

「目付きとかそっくりだろ」

「「「ブフォ!!」」」

「テメェらも笑うなや!」

 

 

「残ってるのは、再考の爆豪くんと飯田くん、緑谷くんね」

 

「・・・・」

 

飯田は兄の言葉を思い出し、ボードに託された名を書き掛けるが、消してしまう

 

『天哉』

「あなたも?神野くん、ちょっと悪影響が出ちゃってるわよ」

 

 

「緑谷くん出来た?」

 

「はい!」

 

緑谷は席を立ちボードを見せる

 

「緑谷、良いの?」

 

「うん、この呼び名好きじゃなかったけど、意味を変えられて、僕には結構な衝撃で嬉しかったんだ。それに、言いやすいらしいし」

 

『デク』

 

「これが僕のヒーロー名です!」

 

 

 

「・・・!!」

 

「へぇ・・・」

 

普段からデクと呼んでいる麗日は嬉しそうにし、カミナは感心していた

 

「・・・ふん」

 

爆豪は不機嫌そうにそっぽを向く

 

 

 

 

「『爆殺卿』!」

「違う、そうじゃない」

 

爆豪のヒーロー名は保留で、『バクゴー』になった

 

 

 

 

「さて、全員のヒーロー名が決まったところで話を職場体験に戻す。期間は1週間、肝心の職場だが、指名のあった者は個別にリストを渡すからその中から自分で選択しろ。指名のなかった者は予めこちらがオファーした全国の受け入れ可の事務所40件、この中から選んでもらう。よく考えて選べよ」

 

それぞれが配られたプリントを見始めるなか、相澤が告げる

 

 

 

「それでだ、神野」

 

「ん?はい」

 

「お前はちょっと特殊なところから指名が来ててな。ご丁寧に書面でな」

 

相澤はカミナにA4サイズの赤橙色封筒を渡す

 

「場所が場所だからな、今渡しておく」

 

カミナは不思議そうに封筒を受け取り、裏面に書いてある宛先を読む

 

 

 

 

 

 

 

「高機動、救命防衛隊?」

 

 

 

 

 

 

「「「「!?」」」」

 

その名に、クラスの何人かが反応する

 

 

 

「言ったろ?誇れよ神野、ヒーロー公安委員会と同等である()()()()の特殊部隊からのご指名だ」

 

 

 

 

 

 





ハイ!ルチアがいるからね!行き先は決まっていたのさ!

実は初期から決めてて、雑にエンデヴァーとか他の所には送りたくなかったんですわ

消防隊じゃなくて防衛隊なのはあえてです
でも呼び方は一緒!

『バーニングレスキュー!出動!』



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