トニカクカワイイ+レッドサンブラッククロス(RSBC)   作:宇宙とまと

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今年もよろしくお願いします。
おまけに「転スラ」の疑問点を掲載しました。


第6話「悪いナチス野郎はしまっちゃう司ちゃん」

 

 

 

「だんな様、その架空戦記はよく読んでいる作者さんのね?」

「図書館で借りて来たんだ。日本が日露戦争でクロパトキン大将の総反撃を受けず、そのまま勝利(と言っても判定勝ち程度)しその後も、朝鮮半島や中国への進出を継続していたら……というIF設定だよ」

「1巻の序章は……1905年2月に奉天占領された責任を取らされ、ロシア満州軍総司令官が、クロパトキンからリネウィッチに交代して、総反撃を行わずポーツマス講和会議で戦争終結。WW1の発生と勝敗は史実のままなのね。……あっ、関東地震がマグニチュード5.9から、7.5の大地震に変更されて、『関東大震災』に名前も変化してる」

 

 大地震で甚大な被害が出て、日本の経済は更に悪化し、昭和恐慌と世界恐慌で更に悪化。日英同盟は廃止されていたので、ブロック経済で締め出され輸出産業は大打撃。それにより政党政治への不満から、軍部の勢力拡大に繋がり、満州事変や、1937年7月7日に発生した『盧溝橋事件』で、中華民国との全面戦争に突入してしまう。その後米英との関係は急速に悪化して行く。

 

 一方ドイツは史実通り、ヒトラーが政権を掌握し史実通り開戦。

 

「あっ、でも英本土上空の制空権が取れず、英本土進攻作戦は無期限延期で、同じ年のアメリカ合衆国大統領選挙では、ルーズベルトがウィルキーを破り三選を果たすのね」

「日英同盟が廃止されていて、米英関係も良かったから大量の軍需物資を送って、それで戦争特需が起きて一気に好景気になったのが理由にされてるね」

 

日本は1940年10月に、日独伊三国同盟を締結する。(ソ連とは中立条約)しかし、翌年7月の南部仏印進駐(ベトナムとカンボジア。当時はフランス領)に激怒した合衆国政府は、遂に対日全面禁輸に踏み切る。事態を打開すべく日本政府は野村吉三郎(駐米大使)と、特使来栖三郎の両名に日米交渉を継続させるも、

11月26日に、ハルノートを突き付けられ(某インド人判事によると、モナコやルクセンブルクですら、銃を手にしてアメリカと戦う評された内容)遂に開戦を決断し、12月8日に真珠湾奇襲作戦で、大東亜戦争が始まる。

 

「最初は快進撃が続くけど、半年後のミッドウェー海戦で主力空母4隻を一度に喪失し、以後次第に劣勢に陥り43年以降本格的なアメリカ軍の攻勢が始まって、

続々と重要拠点を占領されていくのね。欧州戦線は……巻の中ほどと、終章に少し書かれるだけなのね。で、ハイドリヒの野郎は42年5月末に、プラハで襲撃されて

『手りゅう弾が正常に爆発』して、8日後に死亡してるのね」

 

「ドイツ軍は、41年6月22日にソ連に先制攻撃をして、当初はこちらも快進撃でモスクワに迫るけど、シベリア方面の軍を大量に西に運んで撃退したんだ。その後翌年夏に二度目の攻勢を掛けたけど、失敗して大きな損害を出してこちらも43年から連合軍の大反撃が始まって、イタリアが脱落し44年6月にノルマンディーに連合軍が上陸して、東西からドイツ本国に進撃して、45年5月にドイツが降伏して、日本は8月15日に無条件降伏して戦争が終結するまでを描いているんだ」

 

 愛とか友情などというものはすぐに壊れるが恐怖は長続きする。

スターリン 

 

1950年12月23日

 

 

 例の殺人事件は、翌朝の日の出と同時に解決した。犯人の女性は、『クロ〇ギ』の

詐欺師ミキモト(北〇時政)みたいに自殺して果てた。

 

 

被疑者の自殺は、サスペンスや刑事ドラマではほぼほぼ偽装で、実は真犯人による他殺と相場が決まっているが、(番組の最後の最後での場合は別)今回は明らかに後者であり、名探偵の出番は無さそうだった。

 

 

(警察やドイツ軍の特務部隊の目の前の自殺だからなあ。一般市民の目撃者も複数いるからな。しかし被害者のドイツ士官もロクデナシだな。将来何らかの創作物に設定を、……例えば日本辺りに変更して使えそうなくらいのクズだな。まあ顔はいいから、(ミンツ中尉には劣るが)女の子が騙されるのも解るな)

 

 

 被害者のドイツ下士官(20台半ば)は、言うなれば『ドイツ軍の伊〇誠』(悪名高いwSchoo〇 Daysの主人公。18歳以下は禁止だぞ)だ。顔はまあ良い方なので、ドイツ本国やカンザスの前の赴任地英国で、多数の女性と交際していた。悪質な点として、女性にお金を貢がせていたらしい。どうやら自殺者もいるようだが、実家の力でもみ消していた。

 

が、どうやら遂に天罰が下った様だ。実は戦後かなり経過してから明らかになるのだが、ドイツ軍も流石に内偵を進めており、実家公認で事故死を偽装して抹殺する計画が進んでいたらしい。

 

 

 

 実はその大ドイツ帝国軍の伊藤何某には、仲の良い同僚が居た。偶然同じ町の出身で、英国赴任以来同じ部隊に配属されていた。まあ、そいつも『同じ穴のなんとやら』の俗に言う『女性の敵』という輩だった。そいつも撃たれたのだが、寸前で転んで弾は腕を掠めただけだった。

 

 

  司はこの日の早朝にトピーカを出た昼行の急行電車に乗っている。目的地は隣接するコロラド州の最大の町デンバーだ。この町には、陳さんの故郷の幼馴染で、同じ移民船で移民してきた一家が住んで居る。一家は木材加工会社を経営していて、主人は実はしばらく病気で入院していたのだが、完治し退院した。そこで退院祝いを届ける事になった。

 

 

が21日に、レストランの近くで交通事故が起きて陳さんも巻き込まれ、全治一週間のけがを負ってしまった。その為店は年内は臨時休業という事になった。で、次男が届ける事になったのだが、今度は次男が風邪をひいて熱を出してしまった。

 

そこで司は代役を申し出て、届ける事になった。

 

 

「そんな急いで帰って来なくても良いんだよ。休暇だと思ってゆっくりしておいで」

 

 司としては、夜にデンバーを出る東行きの夜行列車で帰るつもりだった。原則何日も任地から離れるのはよろしくない。

 

早朝の、冬至の直後なので未だ真っ暗な駅に到着し、二等車に乗る。三等車でも良かったのだが、女将さんが二等車の切符を用意してくれた。三等車=自由席 二等車=指定席 一等車=グリーン車のイメージでOK。

 

ちなみに一等車や一等寝台車は、大ドイツ帝国の方針で黒人やアジア系の利用は原則禁止されている。(アジア人は、ドイツ人の家族ならOK)

 

もう直ぐ発車なので、司がホームを見ていると発車の1分前に、ドイツ兵らしき3人が乗って来た。

 

(あの男は確か例のロクデナシのお友達だ。絶望的な表情を浮かべているから、恐らく戦死の危険がある最前線送りだな。残りの二人は偶然同じ戦線に転属する人じゃ無くて、逃走の阻止だろう。大柄な男も小柄なドイツ兵も、どちらも相当な使い手だな)

 

司は最初は、最前線送りにして「死ぬ気で功績を立ててこい」か、「なるべく戦死して欲しいなあ」と大ドイツ軍上層部は考えていると一瞬そう思った。

が、

(これは確実に戦死させるつもりだな。あの男もかなりのボンボンなのだろう。多分実家の内諾も受けているな。もしかすると死んだお友達より被害者が多いのかも。となると確実に戦死どころか、故意に消すつもりだろう)

司も長年生きているので、某アムロ的な勘が働く事も多い。

 

戦死させるべく、危険な任務に従事させても強運で終戦まで生き残るかもしれない。あの男がそうかは不明だが……

 

 

(日米軍の攻撃を偽装して、後ろからズドンか。まあ数日危険な任務を単独でさせて、しぶとければ実行って所か。……さしずめ今頃は何処かの倉庫を扉を開き、鹵獲した米国製『M1ガーランドライフル』辺りが、運び出されている所かな)

 

(そういえば、ミンツ中尉もコロラド州の部隊に昨日転属したらしい。重傷だったのに最前線希望とはなかなかの根性だな)

 

 ハッチンソン、シラキューズと停車し州境を超えてコロラド州に入り、数時間後途中駅でドイツ兵3名は下車して行った。この駅からニューメキシコ州サンタフェ行きの列車が出ている。そっち方面の列車に載せられるのだろう。

 

 

 平和は剣によってのみ守られる。

アドルフ・ヒトラー ヒトラーの台詞だが一理あるのでは。

 

 その後プエブロに停車し、ここからは列車は西から北に方向を転じる。最後の停車駅コロラドスプリングスに予定通り到着し、再び発車した。

 

それから40分ほど経過した頃、列車は緩やかな右カーブに差し掛かった。その時列車が突然ゆっくりとだが減速した。

 

(故障かな?)

と司が思っていると、

「乗客の皆さま、現在敵機が接近しています。念の為に安全が確認されるまで停車します。万一避難する場合には、乗務員の指示に従ってください」

と車内放送があり、居眠りをしていた乗客なども起きて窓の外を見た。丁度右にカーブしていて、司の座席からは左前方に丘が見えた。200mほどの丘で頂上に、数両のドイツ軍車両が見えた。

(あの大きな車両は、大型トラックの荷台に高射砲が搭載されている。その横にいるのは戦車の前に、機関砲が見えるから恐らく『Ⅳ号戦車』を改造した対空戦車だな)

 

 

 

 司は西の方角を見たが、飛行機らしい物体は見えない。その時

「あっ、飛行機だよ」

と反対側、つまり右側の座席に座っていたアメリカ人の子供が叫んだ。

「お姉ちゃんも見ていいかな?」

「うんいいよ」

 

 司が東側の窓から外を見ると、高高度恐らくは1万メートル以上の成層圏を、北東から接近する航空機が見えた。

(大型機じゃないな。……機体から飛行機雲が見えると言う事は、ジェット機だろう。大日本帝国海軍が投入した高高度高速偵察機かも。名前は確か、ケイウン・カイとか)

史実では戦局の悪化や技術不足で、失敗したこの機体もこの世界では高い技術力により無事完成していた。その後エンジンをジェットエンジンに換装させた改造機を、北米大陸や、中東のエジプト等に配備している。

 

(ほかに機影は見えないから偵察か?)

 その機体はデンバー市の北西から侵入し、空軍飛行場と市街地を撮影し悠々と迎撃機を回避して、南西に向け退避している最中だった。高度1万1千メートルで、最大速力795キロで飛行可能だが、万一に備え緊急加速用の使い捨てロケットを装備しているので、よほどの幸運が無いとドイツ側に撃墜は困難だった。

 

程なく西の方から砲撃の音が聞こえて来た。

 

(さっき丘の上に見えた、自走高射砲が対空砲撃を開始したのかな。列車への直接的な攻撃は無いだろうけど)

 

 史実の太平洋戦争末期には、アメリカ軍は『B-29』による高高度爆撃の他に、空母艦載機による執拗な攻撃を受けたのだが、この際に鉄道駅や列車もかなりの攻撃を受けて、相当数の犠牲者が出ている。が、『レッドサンブラッククロス』時空では大日本帝国と大ドイツ帝国双方が、多数のアメリカ市民や避難民を抱え込んでしまっので、アメリカ市民の怒りを買うのは甚だ宜しくないので、史実の米軍みたいな無差別鉄道銃撃は不可能で、明確な軍用貨物列車(例として戦車を搭載している)や、機関砲などを搭載した装甲列車(某ラピュタの冒頭に出てます)以外には攻撃しないという暗黙のルールが有った。

 

 

 司が西側の席に戻ると、自走高射砲が砲撃を開始していた。真横の対空戦車は撃たないが当然だ。対空戦車の機関銃はせいぜい4千メートルくらいまでしか効果が無い。『自走高射砲』も砲弾は敵機より千メートルは下で炸裂していた。

 

「破片が落ちてくるかもしれないから、窓を閉めて下さい」

車掌がやって来て、客に窓を閉める様に指示を出した。司達乗客は急いで窓を閉める。高射砲弾や迎撃ミサイルの破片で、死傷者が出た事もある。以前ポーランド南東部国境付近に落ちたのは、ウクライナ軍の迎撃ミサイルの破片だと言う説もある。また湾岸戦争の最中、イラク軍はイスラエルに向け、スカッドミサイルを発射したが、これを迎撃したパトリオット防空ミサイルの破片で、テルアビブ市民等に死傷者が出ている。

 高高度偵察機は、あっという間に丘の上を通り過ぎて行ったのだが、直後何かが太陽光を反射して光っているのが司には見えた。

(小型爆弾?)

 

 偵察機も嫌がらせWで小型爆弾を投下する事もある。まあ当たれば儲け物という訳だ。せいぜい30キロ程度の小型爆弾なので運良く基地の燃料タンクなどにでも命中しない限り、大きな被害が出る事は少ない。

 

 数秒後一発目が対空戦車の近くに命中して爆発した。

(あの偵察機の乗員はかなり腕が良いな。あの対空戦車は直撃はされなかたっが、破片で走行不能になったかも)

と司が感心していると2発目は、自走高射砲の20メートル手前に着弾した。

(まあ、高高度爆撃でそう簡単には命中……)

 

 が、その爆弾は爆発せず丘の上を転がり……淵の上で止まらず斜面を転がり出した。司の位置からは見えなくなったが、先頭の運転室に居る運転手からは、爆弾が斜面を転がり落ち丘の下にあった信号所の警備兵や、ドイツ陸軍鉄道連隊(主に鉄道の保守管理や修理を行う)の作業員が、慌てて逃げ出すのが見え運転手は念の為に床に伏せた。

 

帝国海軍用30キロ爆弾は、信号所のおよそ14メートル左まで転がった時、正確には13メートルと、52センチの場所で信管が作動して爆発した。

 

列車は信号所から数百メートル離れていたので、振動するだけで済んだが信号所は爆発で地面に大穴が空き、近くの木が根元から折れて倒れている。信号所の建物と、作業員や警備兵の宿舎は西側の窓ガラスが全て吹き飛んでいた。仮に爆発したのが二五号爆弾(250キロ爆弾)や、五〇号爆弾(500キロ爆弾)だったら信号所と宿舎は消し飛んでいただろう。

 

鉄道信号機は、間に木が有ったので倒壊はしなかったが破片で電源ケーブルが破損してしまい、鉄道のレールも破損してしまった。

 

 

「『攻勢』ではありません、『大攻勢」です」

アンドリュー・フォーク准将の迷言w (銀英伝)こんなのが同盟軍士官学校主席で、宇宙艦隊総司令部付主席参謀では、滅ぶのも道理w 銀英伝ファンはおろか中の人にも嫌われてます。

 

 結局デンバーから応援の鉄道部隊が来て、修理が完了したのは午後五時過ぎで、列車は6時間遅れでデンバーに到着した。冬至の直後なのでもう真っ暗だ。司も、人目がある列車の中からワープする訳にも行かず大人しく待っているしか無かった。

 

 

(女将さんが電報で、列車で行くことは伝えてあるだろうから)

 

 

司は怒りが収まらないので、西の窓の外に向かって……

(このアホンダラの日本人搭乗員! お前の整備ミスで私は何時間も缶詰だ。司ちゃんビーム!、司ちゃんビーム!)《時代的に熱線砲と表記すべきか?)

無論ビームは出ないので、何も起こらない。そもそも修理に最低でも5時間ほどかかると知らされたのは、爆弾が爆発した1時間半も後だ。当然偵察機の姿は何処にも無い。

 

 陳さんの親戚の家に到着したのは、午後6時45分だった。

 

 

「遠い所をよく来たねえ。さあ入って入って」

「大変な目に遭ったわねえ」

と、陳さんの親戚は大歓迎してくれた。料理は長旅の疲れや、日本人搭乗員への怒りを忘れさせるほどに美味だった。泊まって行くように勧められたが、家族水入らずの時を邪魔しては悪いと、辞退した。

 

 そうすると、親戚の人の友人(アメリカ人・白人の人)の経営するホテルを紹介して貰った。まだカンザス方面の夜行列車の発車まで時間が有ったので、夜行で帰る事も出来たのでまず駅に向かったのだが……

 

「残念ですが今日は満席です。実はドイツ本国からの農業視察団が来られてましてね。あと1時間早ければ2等か3等に若干の空きも有ったんですが……」

(おのれ敵味方で司ちゃんの邪魔をするの? あの日本機の機長とハイドリヒの野郎! 必ず後で司ちゃんパンチを喰らわせてあげる)

 

明日の昼行急行でもいいやと思ったのだが、何とディーゼル機関車が故障して運休らしい。レジスタンスの仕業とかでは無く、単なる経年劣化らしい。運休は26日までは続くらしい。昼行列車の客が夜行に流れて25日の夜行列車も満席。何とか27日の2等に空きがあった。

 

そこで止む無く紹介してもらったホテルに向かった。中々良さそうなホテルで支配人も善人の様だった。司はとりあえず三日間泊まる事にした。

 

 

 「机上の作戦はいつだって完璧に決まっとるさ。だが実戦は相手あってのものだからな」

アドリアン・ルビンスキー(銀英伝 声優は故小林氏)

フォークのアホに言ってあげてw

 

翌日

 

 この州の事を理解するには図書館に行くべきと考え、デンバー市立図書館に向かった。

(偶然何か大きな情報を拾える可能性もある)

1975年以降と比べまだポジティブだった司ちゃん。だが早々都合の良い偶然は起こらなかった。

 

カフェで昼食を食べ、閉館時間まで読書を楽しんだ司はホテルに戻り、近くの店で夕食を食べた。

 

その後午後11時

 

(そろそろ寝るか)

 と思い部屋の電灯を消した。その直後司ちゃんの携帯ラジオ(偽装w超高性能無線機能付き)の赤ランプが短く点灯した。それは、緊急の無線を傍受した時の合図だ。

 

司はとりあえず音量を最低限にして、聞いてみる。(盗聴対策)

 

 どうやらアメリカ人科学者の一家が、東からアメリカ合衆国への亡命を計画したが、案内人のアメリカ人が買収されて裏切り、悪名高い特別行動隊(アインザッツグルッペン 以下は特別行動隊と表記)がその一家を捕え見せしめにしようとしているとの事。

 

 

特別行動隊は、占領地区でレジスタンスなどの叛逆者を裁判無しで抹殺する部隊で、その残虐性から国防軍の将軍や兵士のみならず、ゲシュタポや親衛隊ですらドン引きしている。

 

これでも英本土や北フランス、(1)東米などではソ連占領地区などと比べ『極めて穏健』(あくまでも比較上)

な政策が取られている。

 

 

(司ちゃんには関係ない話ね)

 

……

 

……

 

……

 

がばっと起きる司。

 

「見捨てたら寝覚めが悪いしね。助けに行きますか」

司は手早く地図を調べる。

 

(コロラド州の南西の町か……ワープ2回で行けるかな)

 

 

金と引き換えに、亡命希望者の家族をナチに売るとは……

 

(特別行動隊と、恥知らずの裏切り者! 司ちゃんの安眠を妨害した輩は、楽に〇けるとは思わない事ね)

と、魔王クレイマンがミリムを蹴とばした時のリムルのような表情を浮かべると(←わざわざ鏡に向かってw)、そっとホテルを抜け出して誰もいない路地に向かった。

 

 

(あそこらは、危険な熊が出るんだっけ。クマ避けグッズも持っていきましょ)

 

 切りが良いのでここまで

ニューメキシコ州 名前の通り1840年代までは、メキシコの領土だったがアメリカとの戦争で負けて奪われた。主な産業は石油と天然ガス。

 

『M1ガーランドライフル』

アメリカ軍が1935年に採用した半自動ライフル。およそ20年に渡り主要兵器として使用された。

 

『ヴィルベルヴィント』(ドイツ語でつむじ風)

『Ⅳ号戦車』の車体に4連装20ミリ機銃を搭載した対空戦車。低空から侵入する日英米軍の攻撃機をかなり撃墜していた。が、ジェット機にはやや威力不足なので、最前線ではより強力な37ミリや57ミリ機関砲を搭載した対空戦車と交代して、やや後方での任務に活躍の場を移している。

 

『Ⅳ号戦車』

第二次世界大戦のドイツ軍主力戦車。某あんこうチームが使用しているのはH型。

この世界では最前線はより強力な戦車と交代したが、後方の警備部隊や、訓練部隊等ではまだ多く使用されている。他にも対空戦車や、様々な改造を受けてまだまだ活躍の場は多い。

 

『景雲改』

帝国海軍の高性能高高度偵察機。とても複雑な構造だったので史実では正式配備は出来なかった。

が、「レッドサンブラッククロス」では高い技術力で完成し、その後エンジンをジェット機に換装してさらに性能が上昇した。補助ロケットも使えば最高時速は900キロを超える。

 

艦これにも出るが、装備できる空母は限られている。専制空爆できるがあまり命中しないw

 

10回の内、6回は命中せず、3回は小破程度、大破・撃沈は良くて10回の内2回ほどw

 






司ちゃんがナサ君に本編で話したい事は何だろう。良い話だと良いね。
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