【完結】剣姫と恋仲になりたいんですけど、もう一周してもいいですか。   作:ねをんゆう

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42.再○○

その日、エイナ・チュールは困っていた。

それは、どうやら最近自分の担当している冒険者であるベル・クラネルが、あまり良くない噂を聞くソーマ・ファミリアのサポーターと仲良くしていることが発端になる。もちろん個人の友人関係。それ自体をどうこう言うつもりは無いとは言え、それでもやはり心配にはなるのは仕方のない話だろう。その辺りを調べてみようとソーマ・ファミリアの神酒を買おうとしたものの、高過ぎて手を出せず、結果として何の調査も出来ていないのが現状だ。

 

……それだけならまだしも。

 

 

『よし、行くぞ………手筈通りに………しくじるんじゃ………分かってる………アーデの方は………』

 

 

(え……あれ、"アーデ"って確かベルくんのサポーターの)

 

そんなことを話しているソーマ・ファミリアの冒険者達を見てしまったのだ。彼等はそのままダンジョンに潜って行ってしまって、けれどエイナでは追い掛けることも出来ず、立場上干渉することも出来なくて。

今直ぐに頼れる人なんて何処にも……

 

「あれ、エイナさん?お久しぶりですね」

 

「え?」

 

「私ですよ、どうかされたんですか?」

 

「……ユニセラフ氏!?ヴァレンシュタイン氏も!!」

 

「こんにちは」

 

「ふふ、ノアでいいのに」

 

アイズの方はともかく、彼とこうして対面したのは、果てさていつ以来になるだろうか。意外とロキ・ファミリアに移籍してからはそれほど顔を合わせていなかったとは言え、しかし久しぶりに見た彼のことを、エイナははじめ本当に彼だとは分からなかった。それくらいには雰囲気が柔らかくなっていたし、それくらいには容姿が美しくなっていたからだ。

……いや、今はそれより。

 

「お、お願いがあります!助けてください!」

 

「?」

 

「!……落ち着いて下さい。助けますよ、どうすればいいですか?」

 

彼は一瞬驚くが、その内容を聞く前に自分を助けてくれると言ってくれる。ここ最近は殆ど関わってもいなかったような関係でしかないのに、以前よりも幾分と自然になった、優しい笑みのままに。

 

「私の担当冒険者のベル・クラネルを助けて欲しいんです!!」

 

「っ」

 

「!」

 

「私の思い過ごしかもしれないんですけど、彼はソーマ・ファミリアとの厄介ごとに巻き込まれているかもしれなくて……厚かましい真似だとは思うんですけど、それでも!」

 

「………ノア」

 

「………………いいですか?アイズさん」

 

「ノアが良いなら……」

 

「分かりました。エイナさんには私も色々とご迷惑をお掛けしてしまいましたから、それで少しでもお返しになるのなら」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

少し寂しげな笑みを浮かべながら、アイズと少しの言葉を交わした後、しかし彼は最後にはエイナの頼みを快く引き受ける。その笑みの理由は分からないが、しかしエイナにとっては一先ず引き受けてくれる人が居るというだけで何より安堵出来る。2人の実力は間違いない、この2人であればきっとソーマ・ファミリアの冒険者であっても歯は立たないだろうから。

 

「アイズさん、申し訳ありませんが先に行ってもらえませんか?私よりアイズさんの方が早い筈ですし」

 

「……でも」

 

「大丈夫ですよ。……私はアイズさんのこと、信じていますから」

 

「!」

 

「直ぐに追いつきます。勿論何も思わないなんてことはありませんが、それでも彼に死んで貰っては困りますから……お願いします」

 

「……うん、任せて。私のこと、信じて」

 

「はい」

 

 

 

(……ん?んん〜?)

 

 

ノアのそんな言葉を聞いて、アイズは握った両手を名残惜しそうに離しながら走っていく。しかし交わした互いのその笑みはとても優しげなもので、誰も知らない人が見れば仲の良い女性同士のやり取りに見えるが。彼の性別を知っているエイナにとっては違う。

 

(これは、もしかして……)

 

「それでは、行ってきますね」

 

「は、はい。お願いします……」

 

そうして彼女を追って、ノアもまた走って行く。確かに彼も早いが、やはりアイズの方が速度自体は速そうだった。……ただ、それより問題は。

 

(あの2人、もしかしてもう……)

 

もう、そういう仲になっているのではないだろうか?少なくともエイナにはそう見えた、それくらいの距離感に見えた。というか、そうでもなければあんな風に情熱的に互いの手を握ったりしないだろう。それくらいは恋愛経験のないエイナにだって分かる。

 

(ベルくん……もしかしたら君の恋、もう駄目かもしれない……)

 

それはノアの昔を知っている自分にとっては、喜ばしいのか。ベルの恋を知っている立場としては、悲しいことなのか。

まあどちらにしても、生きていく上で失恋なんてものは相応に付き合わなければならないものだ。たった1度の失恋くらい、乗り越えて欲しいとも思う。彼は純粋でまだまだ可能性のある冒険者なのだから。これから先、色々な女性とも巡り会えるはず。いくらでも恋は出来るはずだ。

 

「頑張れ、ベルくん……」

 

エイナは既に彼が助かることを前提に、彼のこれからについて心の中で応援することにした。彼にこのことを伝えるかどうかは、今は考えないことにしたけれど。

 

 

 

さて、結局のところ。

やはりノアの速度ではどうやったってアイズに追い付くことは出来ない。故に先行したアイズに降りた階層の入口には目印を付けてもらうようにお願いし、ノアは只管に下へ下へと降りていくことにした。

……それにしても、ソーマ・ファミリアと言うと。実際のところノアは殆ど関わったことがない。しかし悪い噂はそれなりに聞くような場所だ。一般人を相手にカツアゲをしていたとか、自身のファミリア内で金銭の奪い合いをしているとか、ダンジョン内で揉め事を起こしたりなどだ。なんだったらノアがダンジョン内で見つけた冒険者の遺体の中には、明らかに人間に傷を付けられたソーマ・ファミリアの冒険者のものがあったりもした。つまりは単純な話、治安が悪い。

 

「っ、思い出した……不思議なものですね、前の世界のことを思い出すのは決まって彼のことを考えた時なんですから」

 

もう一度思い出しても、少ししたら直ぐに記憶から消えてしまうくらいにはなっているのに。色々とメモしていたノートもいつの間にか何処にも無くなっていたし、新しくノートを作ろうとしたら殆ど思い出せなくて筆が止まってしまった。そして直ぐに自分が何のために新しいノートを開いていたのかということすら忘れていた。もう既に、それくらいに記憶に留めておくことは難しい。

それなのにこうして思い出すのは、ベル・クラネルについて考える時。確か彼は前の時にもソーマ・ファミリアとイザコザを起こしたことがある筈だった。これがそれに関係することなのかは分からないが、しかしそのイザコザは確かもう少し後の話。……悲しいかな、それでももう思い出せることはそれほどにない。アイズがこうして彼を助けていたという記憶もないし、思い出した事象すら何処か他人事に感じてしまう。少しずつ、自分の中の大切な物が消えている気がしている。それが今は恐ろしいのに、その恐ろしさすら、自分の物ではないような感覚がある。

 

「……ん?」

 

そうして走っている時だった。

目の前から走って来る3人程度の冒険者に気付いたのは。その内の1人の腕に刻まれているのは、ソーマ・ファミリアの団印。明らかに急いでいる彼等のその様子は、どう考えても怪しいとしか言いようはない。

 

「あの……お忙しいところ申し訳ありませんが、少し良いですか?」

 

「あん!?なんだお前!」

 

「ここらで"アーデ"さんという方をご存知ありませんか?」

 

「っ……し、知らねぇなぁ。もう良いかよ嬢ちゃん、俺達は忙しいんだ」

 

「……………なるほど」

 

良くもまあその反応をしておいて何もかも誤魔化せると思ったものだと。……明らかに彼等が纏っているものより質の劣る布着の中に、様々な物をいれて作った即席の袋を担いで。その右手に大事そうに握っているノームの貸金庫の鍵は、本当に自分のものなのか。

 

「もう1つよろしいですか」

 

「うるせぇなぁ!!こちとら急いでるつってんだ……ぁげぇぁっ!?!?」

 

「ぉごっ!?」

 

「ぅぐぁっ!?」

 

冤罪であったら謝罪するとも、相応の金額だって払ってもいい。……だが、まあそういうこともないだろう。ここまで隠すつもりもない反応で、なんとなく記憶の中に薄らとあるベル・クラネルの横にいた少女の衣服に似たそれを袋にして担いで、こんな場所で貸金庫の鍵なんかを握り締めて。これで冤罪であると言うのなら、別に全財産を渡したっていい。

 

「何すんだテメェ!!」

 

「その袋と鍵、渡してくれますか?アーデさんに返しておきますから」

 

「はぁ!?何ふざけたこと言ってやがる!!」

 

「なるほど、ではこのまま下の階層まで連れて行きますね」

 

「なっ!?……っ!っ!?な、なな、なんだテメェ!?」

 

「おい!離せ!離せ!!」

 

「貴方は何も奪っていないみたいですね。まあ私の手も二本しかありませんので、この2人は連れて行きますね」

 

「!?……!?!?」

 

袋を担いだ1人、鍵を持った1人。ノアは彼等の首根っこを引っ捕まえて、強引に下の階層へと連れて行く。

ただの少女のようなその容姿からは考えられないような怪力、そして何度こうして殴り付けてもびくともしない頑丈さ。残された最後の1人がノアの後頭部に向けて拳で殴り付けたものの、それすらも全くダメージになっていないのを見て、それ以上は何もすることなくただ呆然と2人を見送った。

……別にノアからは殴ったりはしない、蹴ったりもしない。投げたり引き摺ったりはするが。どんなに相手から殴られても蹴られても構わない、どうせ効きはしないのだから。ただその一切の罪悪感のない姿が気に食わないと言うだけで。

 

「なっ、ななっ、なんなんだよお前!俺達をどうするつもりなんだよ!!」

 

「悪いことをしたら謝りに行く、当然では?」

 

「ふざけんじゃねぇ!!これは俺の物だ!!絶対に返したりするもんかよ!!そうでなくともアイツはとっくに!!」

 

「であれば、死体に謝罪をしてください」

 

「!?」

 

「貴方達がしたことを、その目で見て、その頭で理解して、ちゃんと謝罪をして下さい。その方の遺産も正しい手続きをして受け取って下さい」

 

「お、お前なに言って……」

 

「小さな少女がモンスターに臓物を引き摺り出され命を失った身体の前で、頭を擦り付けて謝罪をしてくださいと言っているんです。……強盗だけでなく殺人まで?ふざけないで下さい、絶対に許しません。逃げて忘れられるなんて思わないで下さい。その目と頭に、自分のしたことを深く刻み込んで下さい」

 

「ひっ」

 

盗みだけなら、まだやり直せる。そこには何か、どうしようもない理由だってあるのかもしれない。同情の余地はある。……だが、殺人は駄目だ。盗みのために殺人まで犯すのは、絶対に駄目だ。それどころか殺人をして逃げ出すなど、背を向けるなど、そんなことは絶対にあってはならない。

ノアの中のまだまだ幼い価値観が、むしろ残酷な行動を強制させる。殺した人間の目の前まで連れて行き、その最期の様子を2人の目に刻み付ける。そして自分がしてしまったことを、強引に直視させる。ノアは本気でそれをさせるつもりだった。

 

「お、思い出した……!こいつ"迷異姫"だ!!」

 

「なっ!?"迷異姫"!?ロキ・ファミリアの、レベル6!?」

 

「知り合いからアーデさんと行動を共にしていた少年を助けるように頼まれています。……仮にその2人に危害を加えたのが貴方なのであれば」

 

「ち、違う!!俺達はアーデを!!……あのガキを騙したのはアーデの方だ!!」

 

「だからなんですか?そうであったとして、貴方達がアーデさんを殺したのは間違いないんですよね?」

 

「そ、れは……」

 

「酒のために女の子の命を奪ったんですか?」

 

「………」

 

「あなた何歳なんですか?」

 

「………」

 

「貴方の人生、最後までそのままでいいんですか?」

 

「っ……」

 

「私にはその酒の魅力は分かりません。ですが貴方達はお爺さんになって死ぬまで、そうして酒のために他の全てを犠牲にするんですか?誰にも胸を張れることをせず、ただ蔑まれるだけの人生でいいんですか?」

 

「〜〜〜!!うるせぇ!!テメェには関係ねぇだろうが!!」

 

「人の命を奪ったのは誰ですか!!」

 

「「っ」」

 

「他人の命を奪った時点で!貴方達の行動は多くの人間に迷惑をかけているのだと、悲しませているのだと、どうして分からないんですか!!知り合いが悲しむと言う時点で!私だって十分に関係しているんですよ!!」

 

Lv.6の人間の本気の圧を感じて、男達は本当の恐怖を感じる。その恐怖は普通のものでなく、彼の中に僅かに潜む狂気を垣間見てしまったからこそ、心の底から震え上がらせた。自分達は知らずに、踏んではならない虎の尾を踏んでしまったのだと。

単なる少女かと思っていた目の前の人間は、僅か3年と少しでレベル6にまで登り上がった異常な人間であったのだと。頭が冷えた今になって、思い出したのだ。

 

「ああぁぁぁあああっ!!!!」

 

「痛っ……」

 

「逃げろ!逃げろ!!」「うあぁぁああああ!!!!!!」

 

「っ……本当にいいんですか、それで」

 

咄嗟にノアの手を斬りつけて、荷物も何もかもをかなぐり捨てて彼等は逃げていく。アーデのものと思われるそれは、ノアの頭に向けて叩き付けられた。

……別に痛くはない。

痛くはないが、痛い。

本当にそうして生きていて、辛くないのか。

足を踏み外してしまった人間の思うことは、踏み外していないノアは理解することが出来なかった。人外の領域まで足を踏み外した彼のことを、周りの人間が時々理解出来なくなるように。

 

 

それからノアは、そのまま下の階層へと下っていった。アイズはまだ先の階層まで走っている。しかし先ほどの男性達の様子を見るに、それほど離れた階層ではないと予想していたから。……とは言え、目的の人物を探し出すのに、本当にそれほど時間がかかることもなかった。

 

「……はぁ、また会いましたね」

 

「!貴方は……」

 

「そちらがアーデさんでよろしいですか?」

 

「え?……あ、それ」

 

「先ほどすれ違った冒険者達が置いて行きました、これは貴方のでしょう?お返ししておきます」

 

「あ、ありがとうございます……」

 

今頃は死んでいる、なんて言われていた彼女だが、しかしどうやらベル・クラネルは救出に成功していたらしい。

……やはり会いたくは無かったが、まあこれはエイナの頼みを聞いた時点で覚悟していたことでもある。それに改めて顔を合わせて、思い出した。そう言えば彼はいつもこの少女と赤髪の鍛治師を連れていたなと。

それと、そう言えば彼はミノタウロスを倒してLv.2に上がるんだったなと。

まあノアにとっては、今更それはどちらも有益な情報ではないが。

 

「あ、あの……ありがとうございます!」

 

「いえ、お礼ならエイナさんにお願いします。私とアイズさんに彼を助けて欲しいと願い出たのは彼女ですから」

 

「エイナさんが……そ、それにアイズさんも居るんですか!?」

 

「……?会いませんでしたか?私より先行していた筈ですが」

 

「………!もしかしてさっき助けてくれたのは!」

 

「お礼なら私から伝えておきますよ」

 

「あ、ありがとうございます。……その、お願いします」

 

「いえ、構いません」

 

まあ何はともあれ、これで依頼は完了だ。自分は特に何もしていないが、2人が無事であるというのなら、それほど未来も大きく変わることはないだろう。彼女が死んだと聞かされた時はその焦りもあったが、なんとなく安堵することが出来た。……まあ、その肝心の未来をもう全く思い出せないので何の意味もないが。どうせこの意識すら、直ぐに忘れてしまうことなのだし。

 

「あ、その……また助けて貰っちゃって」

 

「いえ、助けたのはアイズさんです。私は何もしていません」

 

「そ、そんなことは……」

 

「私はエイナさんに恩を返すために行いました、アイズさんには私のお願いで手伝って貰いました。私はアイズさんに恩を返す必要がありますが、別に貴方は恩を感じなくとも問題ありません。ただし、エイナさんにはしっかりとお礼を言ってください」

 

「そ、それはもちろん……」

 

「それでは」

 

「ま、またですか!?せめて名前くらい……!」

 

「名乗るほどの者ではありません。恐らくもう2度と会うこともないと思いますので、それでは」

 

いや、まあ、会うことは嫌でもあるのだろうけれど。それほど意識はしないで欲しい。将来的には難しいかもしれないが、取り敢えず今のところは、それほど認知して欲しくない。

……そう、思っていたのに。

 

「どうして教えてくれないんですか!?」

 

今日のベルは、変に積極的だった。

ノアは狼狽え、隣のリリルカ・アーデも彼のそんな姿に少し驚いている。

 

「っ、教えたくないからです」

 

「どうしてですか!?」

 

「……とにかく、あまり私に関わらないで下さい。貴方は貴方の人生を生きる。今は私なんかより、貴方の隣にいる少女に気を掛けるべきでは?」

 

「っ」

 

「時と場所を考えて下さい。私はこれからアイズさんを迎えに行きますが、貴方はこれから彼女を地上に連れて帰らなければいけないのでしょう?……今は私なんかより、彼女のことを気遣ってあげて下さい」

 

「……はい」

 

「……2度と会うことはない、というのは撤回します。ただ、一先ず今日はこれで。……この回復薬を使って下さい、差し上げますので」

 

「え、でも……」

 

「好意は素直に受け取って貰えると嬉しいのですが」

 

「……ありがとう、ございます」

 

「ええ、それでは」

 

まあ、適当なことは言うべきではないというのが、この件から学ぶべき教訓なのかもしれない。ノアは回復薬を2本彼に手渡し、下の階層へ向けて歩く。あの疲労具合であれば、帰るだけなら問題ないはずだから。そうでなくとも荷物もボーガンも取り戻した、少し休めばあの少女も元の役割をこなせるようになる。

 

「……はぁ、結局こうして譲歩しちゃうんだから不思議」

 

仮にも自分のライバルなのに。

どうしてこうも、変に関わりを持ってしまうのか。

 

「まあ……単に私がアイズさんの隣に居るから、だとは思いますけど」

 

そう考えると、自然と邪魔をしている気がして。これでいいんだ、良くやったぞ、と思いつつ、変に罪悪感も感じてしまう。だがここは流石に引くわけにはいかない、今回こそは彼に譲る訳にはいかないのだから。

 

 

 

「ごほっ、ごほっ……」

 


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