<くじら島の近海>
「お前ら、ハンター志望の理由は?」
「親父に会いにいくため!」
「弟がハンター志望だから心配で……あと物見遊山」
「やめろよ兄貴!」
凄く……凄く恥ずかしいぞ兄貴!
釣竿持ったガキと一緒に精神年齢同レベルで話すな!!
話す気は無かったが、船長がハンター試験の試験員のようだから話さなければならなそうだ。
「そ、そうか……その格好は?」
「俺の右腕に審判の神獣が宿っている……鎮まれ、鎮まれ俺の腕……!!
俺の封印が解かれないために封印を増やしているんだ」
「お、おう」
試験員のオッサンは困惑している……*1
「(頭が可哀想な人間だな)」
「なんか大変だね!(本気で封印していると思っているし、なんかヤバそうな気配を感じておる野生児)
あと目につけているのは何?」
「ああ、今開発中のスマートグラスのプロトタイプ……名付けて『スカウター』!!」*2
「スカウター?」
「ああ、高性能携帯電話とメガネとリンクさせている素敵な電化製品だ」
「それって意味あるの?」
「地図を片手に歩き回るのが苦手な人がいるだろ?
メガネに目的への地図やナビゲートが出て街で迷わないし、お店の情報が出るから買い物も楽チンよ。
そして目玉はある程度の戦闘力を計測できる!」
「面白そう!」
「猟銃もった農家のオッサンが戦闘力が5になるようになっている。
装備やコンディションで戦闘力が変動するようになっている。
コレで夢の『戦闘力5か……カスめ!』とか『ば、バカな!戦闘力が上がっていく……!』とか、『こんな筈がない!スカウターの故障だ!』のセリフが言える!」
「(やっぱり頭が気の毒な人間だな)」
ガキに何熱く語っているんだよ、兄貴ぇ……。
金髪の優男がアホを見るような目で見ているぞ!*3
船長が俺に聞いてきた。
「お前のハンター試験の目的は?」
「金さ!金さえありゃ何でも手に入る!」
「といいつつ、お金がなくて治療できない病人にも救いの手を差し伸べる医者になる為にハンターライセンスを欲するレオリオであった。
まぁお金で幸せは買えんが手段を増やせるし不幸を選ぶことはできるからあって損はないよね!」
「やめろおおおおお!勝手にバラすんじゃねええええええ!」
くそ!三人とも生暖かい目で俺を見やがる!!
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<ザパン市>
「ステーキ定食」
「焼き加減は?」
「弱火でじっくり」
案内人に言われた符牒を言うと個室に案内された。
すると、エレベーターの起動音がして部屋が地下にいくのを感じている。
船の中で知り合って仲間になったゴン……オヤジさんがハンターらしく探すのが目的らしい。
兄貴曰く『仕事仲間なら面白く優秀だが家庭人ならクソofクソ、殴られてどうぞ』とか後でこっそり俺に教えてくれたがハンター内では有名らしい。
そしてクラピカ……すました金髪の優男と思ったがクルタ族の生き残りでクルタ族の目を取り戻すのと敵討ちが目的らしい……ターゲットは幻影旅団というらしい。
「今すぐ敵討ちに行こうとすると地獄に落ちるわよ!
独力でやるなら10年早い!」
占い師のババァのモノマネをしながらクラピカを嗜めていた。
まぁ……ブラックリストハンターでも返り討ちになるくらいヤバいのが幻影旅団だからな。
『念』を覚えていないならカモネギだからな……返り討ちにあって目玉をオークションに出される羽目になる。
クラピカは教えればすぐに覚えそうだし、ゴンに至っては俺の才能の10倍、いやそれ以上あるかもな。
地下を降りると既に先客が百人以上いた。
その中で胡散臭そうなオッサンが近づいてきた。
「やあ、君。緊張してるのかい? 試験前に良ければこれ、一本どうかな」
「お、いーじゃん貰うね」
兄貴がニヤリとわらって受け取った。
「ああ、お近づきの印にお菓子をどうぞ、水と一緒に飲むと……ああ、ちょうどいい!
このジュースと一緒に飲むと美味しいよ?」
「あ、おれh」
「そーれ、一揆!一揆!(誤字にあらず)」
オッサンが冷や汗かいて逃げようとしているが兄貴が無理矢理お菓子をオッサンの口に入れてオッサンからもらったジュースを流し込む。
「て、テメエ!よくも」
「もう怒らない、スマイルスマイル」
兄貴がオッサンの腕をウザ絡みするように肩を組みだした。
一見仲がいいように見えるがこう見えて兄貴の筋力はとんでもねえ……トラックと喧嘩しても勝てるレベルだ。*4
オッサンはもがいている……猛烈に冷や汗をかいてお腹が鳴り出したから強力な下剤をジュースに入れてやがったな、このオッサン。
「(解毒剤が間に合わない……トイレはないからどうにか隠れて出さないと……う、動かねえ!)
このヤロウよくも」
「ボディがガラ空きだぜ!」
兄貴は笑顔でオッサンのボディに掌で当てて揺らした…… 体内の水分を打つことで相手を内部から責める医者の『打診』を曲解した 『打振』を叩き込みやがった。
大腸、小腸をシェイクして腸内環境を活発化させて下剤で限界だったオッサンの肛門の括約筋は限界を迎えた。
臭い匂いを出してオッサンは失神で倒れた……ケツに大きな膨らみを出して……
「「死して屍拾うもの無し」」
兄貴と丁度近くにいたハゲが奇しくも同じセリフを同時に言いながら合唱しやがった……。
自業自得とはいえオッサンに酷いことしやがって、兄貴…。
オリ主としてはありがちなテンプレ行動ですね、反省しなきゃ……。
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん