ヒロアカとfateのクロスオーバー
宣伝風SS

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設定だけ思いついて、プロット書いて、断念した。
アニメ派の人はネタバレ有ります


Fate/Deku Alter

 

 

 

 

 

 

ーーーー

 ()()した大地が地平線を作っている。

 ほんの半日前まで、ここは日本の首都だったことが信じられないほど、何も無い大地となっている。

 そこには人も、建物も、命もない。ただ、あるのは崩壊し、崩れ去った残骸だけだ。

 

「……これが、こんな結末……。ごめんなさい。オールマイト。ごめん……みんな……。」

 

 そんな、大地に1人の少年が泣き崩れていた。涙を流し、悔しそうに叫んでいる。背中には少女だったものを背負っている。ソレは崩壊が早すぎて、巻き戻しが間に合わず、自分ではなく少年を生かした心優しい少女だった。だが、今では残骸がかろうじて少年の背ぶら下がっているだけだ。

 そんな少年の横には男が倒れている。彼は白髪で、肌はアレルギーなのか荒れていることが特徴的だが、それ以上に首したから鳩尾にかけて、左半分が消失している。それだけでは無い、その男の身体のあちこちが破損しており、かろうじて人型だと分かる程度しか残っていない。

 

「勝った、勝ったけど!誰も……助けられなかった!」

 

 こんな結末は認められない。認めたくない。みんなを救う為の力を託された。なのに、それは叶わなかった。

 誰も助けられなかった。

 

——-彼のヒーローアカデミアでいさせてください!

 

 共に戦い、目の前で崩壊した少女の言葉を思い出した。

 

———うるせぇ!そんなの!テメェらの都合だろ!

 

 それに対する人々の言葉を思い出す。

 

「………ッそれで、みんなを助けられるのなら」

 

それでも、彼はまだ……

 

 

Fate/Deku Alter

 

 

 

 迫り来る赤い閃光。

 少年、衛宮士郎は訳の分からないまま攻撃をかわした。

 

「なかなか、やるじゃねぇか!」

 

 青い服の男は楽しそうに笑う。しかし、士郎にとっては訳がわからない。学校でたまたま目撃したこの世ならざる戦い。気がつけば殺され、何故か助けられた。そして、今、再度、殺されかけている。

 

——けど!助けられた命、ここでなくすわけにはいかない!

 

 必死に土蔵へと逃げ込んだ。武器があるかもしれない、そう思ったが、そこには何もない。いや、たとえ武器があったとしても相手は人間以上の存在だ。勝てるわけが無い。

 

「お前が8人目だったのかもな!」

 

 男は槍を振るった。真っ直ぐに士郎の心臓へと向かう。退避も反撃も間に合わない。目の前に迫る死を見ていることしか出来ない。

 

 だが、その時、暴風と共に黒い何かが現れ、槍を持つ男を蹴り飛ばした。

 

 静寂が訪れる。

 

 士郎の前に現れたのは、ボロボロの服を着た1人の少年だった。マスクもフードもズタボロで、まるで化物の咆哮のようだ。彼は首に巻かれたマフラーを靡かせながら、士郎の方へと向き直り、短く言った。

 

「……僕が来た。」

 

 この日、士郎は■■に出会った。

 

 

 こうして、士郎は聖杯戦争という魔術儀式に巻き込まれてしまった。

7人のマスターが、それぞれ英霊をサーヴァントとして召喚して、万能の願望機をかけて戦う殺しあいだ。

 士郎が召喚したのは、アサシンのサーヴァント、デクオルタだった。しかし、彼はヒーローと言うには冷たく、何かに焦っていた。

 

「喜べ少年、お前の願いはようやく叶う」

 

 だが、士郎の思いなど関係なく、戦争は始まってしまう。

 

「やっちゃえ、バーサーカー」

 

 開戦の狼煙が上がる。

 それだけで、聖杯戦争を終わらせられるほど力。

 

「ハハハ! 見ろよ衛宮!僕の勝ちだ!」

 

 友人との死闘。

 

「……あぁ、先輩、来てくれたんだぁ……」

 

 日常の象徴だった少女の正体。

 

——そして、

 

「理想を抱いて、溺死しろ!」

 

 未来の自分、

 

「僕がやらなきゃいけない! たとえ、聖杯が間違ったものだとしても!僕が助けなきゃいけないんだ!」

 

 ヒーローとの対決。

 

 混沌とした聖杯戦争、2人の正義の味方(ヒーロー)を軌跡を見て士郎は何を思うのか……。

 

「この僕を!使い潰しんだぞ! いけぇ、衛宮ぁぁあああ!」

 

 今、()()()()()()()()()()()()()()()()の続きが始まる!

 

 

近日公開!しない!

 

 

 

「先生!いえ、アーチャー、すいません。間違えました。」

 

「………。」

 

 気まずい風が流れた。

 

 

 

ーーーー

 

 




クラス アサシン
真名 デク・オルタ

筋力 EX
耐久 B
敏捷 B
魔力 E
幸運 E
宝具 EX

スキル 
気配遮断 E
霊体化をしていれば見つけにくくなる。実体化をすると効果をなくす。しかし、デク・オルタは諸事情で霊体化出来ないため、スキルそのものが意味を成していない。

平和の象徴(偽) B
そこにいるだけで、周囲に威圧を与える。

作画解放 C
存在の格が周囲よりも少し上がる。
霊格が劣っていても、それを気にせずに闘うことが出来る。


宝具

受け継がれる平和への聖火(ワンフォーオール )
A++
対人宝具

自身の肉体を超強化する宝具。
しかし、その真髄は、他者に受け継ぎ、力を培っていくというもの。
また、本来なら英霊のDNAを摂取するなんて毒以外の何者でもないが、この宝具としてならば可能。


手繰り寄せる平和への奇蹟(ワンフォーオール)
EX
召喚宝具

上記宝具の本来の使い方。
時間軸、世界、関係無くOFA(ワンフォーオール)を継承したことがある者の意思と()()をその身に召喚する。
宝具となった影響で元々のOFA(ワンフォーオール)の能力と変化しているが、デク・オルタはこの変化を把握していない。そのため、彼が扱うのは生前使っていた6つだけである。


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