今回は短いですが……
スイマセン(汗
アニメのネタばれがあるかもですので少し注意してください。
オーガが何者かに殺されてから2週間が経ったある日の夕方。
帝都のメインストリートはいつもと違うにぎわいを見せている。
近年、帝都にすむ人間を恐怖によって震えあがらせてきたナイトレイド。
彼らの殺しと一風変わった殺しが、近頃帝都で多発しているのだ。
まず標的がずいぶんと違った。
ナイトレイドは今まで富裕層などを中心に、政府要人、軍関係者、連続殺人犯など様々な者を標的としていたが今回の殺しは政府の要人だけが何人も
それは放火だ。
夜に急に火の手が上がり、
そうすると、一気に屋敷は炎上して全てを焼きつくすまで消えることはない。
そしてそれはたちの悪い事に窓やドアと言った全ての出口から一斉に火の手が上がるのだ逃げれるはずがない。
これだけ何件も事件が起こっているのに犯人の検討すらついていない。
犯人を見たという証人が何人か出てきたが、全員要領を得ない証言ばかりだった。
なんでも身体全体がぼやけていてあまり見えなかったとか……まるで全身が透明な何かによって覆われてしまっているかのような。
もうすぐ日が沈む。
今日も放火が起こるんじゃないかと、気になった市民たちは空を見上げながら炎の明かりが出ていないか、注意深く探していた。
「俺は死ぬわけにはいかないんだ……」
ダイアは帝都中を隠密行動で走り回っていた。
目的は自らの義姉の仇を探すことだ。
何があっても生き残りなさい。
彼が最も大事にしている
この約束を守るために、彼はこの2週間ひたすら種をまいていたのだ。
オーガの死によって危機を感じた帝都警備隊は常に
普通だったらダイアはそんなことも気にせずにターゲットを殺しに行くだろう。
しかし
そうなってくると、いくら強力な帝具を持っているダイアでも生き残れる保証はない。
だからこそダイアは帝都中で事件を起こしまくったのだ。
どこで事件が起こるかわからない状況では効率を重視して手分けをするのが当たりまえだ。
ターゲットが政府の重要人物ならなおさらのことだった。
「ドコダ、どこにいる……」
彼は暗闇の中、標的を探してひたすらに走り続ける……
過去に一区切りをつけるために……
「なんか今日は騒がしいわね……」
脇に大きな銃を抱えた少女……ナイトレイド所属のマインは日のすっかり落ちた帝都を疾走しながら言った。
「まぁ、その分関心が別のことに行っていて仕事はしやすいんじゃないですか?」
答えたのは、背中にこれまた大きなはさみ(ワンポイントでくまさんマークあり)を背負った女性……同じくナイトレイド所属のシェーレだ。
「……それもそうね、何はどうあれ後は帰るだけ、簡単じゃない。とりあえずシャワーを浴びたいわね」
「背中流しますね」
気の強いマインにおっとりとしたシェーレ。
彼女たちはナイトレイドの中で最も仲の良いコンビなのだ。
また、遠くから標的を狙うことができる遠距離武器は近距離戦でそれを護衛する役目が必要になってくる。
そのため一緒に任務を行うことが多く、今回もその任務の帰りなのだろう。
そんな、仲睦ましい会話が繰り広げられているときに一人の少女がその様子を目に捉えることとなる。
正義を盲信し、正義を猛進し、そして正義であろうとする少女が……
「……見つけた、ナイトレイド」
「「!?」」
シェーレとマインが左右に分かれて飛んだ。
そこにはとある青年の探している少女がゆがんだ顔で地面に向けて蹴りを放ったところだった。
身体を改造されているのか、その蹴りは軽々と地盤を砕いた。
「顔が手配書と一致……ナイトレイドシェーレと断定、所持している帝具から連れの女もナイトレイドと断定!」
手配書を見ながら彼女は口を開く。
そこには確かにシェーレの顔が描かれている。
「やっと……やっとめぐり合えたな、ナイトレイド」
彼女の顔は更に歪みを増す。
この隙にマインとシェーレは帝具の準備をし、いつでも戦えるように体勢を整えた。
「帝都警備隊、セリュー・ユビキタス!」
その少女はそう名乗り、身体に力を入れる。
「絶対正義の名のもとに、悪をここで断罪する!」
人差し指を2人に向けて宣言した。
「パパはお前たちの様な狂賊とたたかい殉職した」
思いっきり凄味の利いた声で発言をする。
「私の恩師を殺したのもお前たちだ……」
彼女が戦う理由と言うのはもしかしたらダイアに近いものがあるのかもしれない。
彼女が正義を盲信する理由……それはなんなのか。
「絶対許さない!!!!」
もしかしたらそれは悪に対する絶対の復讐心なのかもしれない……。
そしてこの一連のやり取りがが戦闘開始の合図となったのだった。
次回は戦闘シーン
気合入れて頑張りますね。
……展開が早いって?
……スイマセン。
速くセリュー編を終わらせたいんですよ。
誤字脱字、感想、意見お待ちしています。
特に感想は超ウェルカムデス。
創作意欲に直結しますので(笑)