鳶一折紙に転生したので精霊とCRユニットとか色々な力で生き抜く事に決めました。   作:XIYON

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ではどうそ。


・奪われた“白い彼岸花”

 

先程の電話の相手は日下部さんだった。彼女はあの1件以来、私がフラクシナスのことを言った後にDEMの正体。そして彼らにいいように利用されて来た事がキッカケにASTの半分が離反。そのせいでASTは解散に追い込まれたのだった。

 

その半分は精霊を許さないとして集まって何かを企んでいるみたいだけど…

 

折紙「盗まれた!?ホワイトリコリスが!?」

 

燎子「元はDEMからASTに譲渡された物で厳重に管理されていたんだが…武装や弾薬も含め、突如消え去ったんだ。」

 

折紙「煉さん。」

 

煉「良くないな…これは恐らく、STAの仕業だろうな。」

 

折紙「STA…例のASTのうちの半分が集まった組織ですね?」

 

煉「さらに酷いことに…その筆頭がヨル・ブライアらしい。」

 

折紙「えぇ!?」

 

狂三「ちょっとお待ちくださいまし!それってどういうことですの!」

 

燎子「彼の言っている通りだ。ヨル・ブライアがDEMに反旗しているんだ。誰か差し向けてるかはしらないけどね。」

 

煉「とりあえず……デートの護衛でこちらから琴葉を送る。」

 

折紙「すいません。お願いします。」

 

それから数日後、私達はオーシャンパークに向かうために五河くんと琴里ちゃんと待ち合わせし、天宮駅で合流。

 

すると五河くんと琴里ちゃん、私と狂三ちゃん以外に十香ちゃんと四糸乃ちゃん。さらには大牙くんと零瑠くんとある人物がやってきた。

 

一華「やっほー折紙!」

 

なんで一華ちゃんまでがいるの!?琴里ちゃんと遭遇してるじゃない!?

 

琴里「あらあら誰かと思ったら…デカパイツートンカラーヘアーの一華じゃない。」

 

一華「これはこれは…昨日は大量のゲロビームを撃ってくれてありがと!」

 

琴里「今ここで灰にしてもいいのよ番外1番。」

 

一華「アナタも…私の音に痺れたいのイフリート?」

 

狂三「あ、あぁ…ああああ…」

 

士道「おいよせ琴里。こんなところで争ってたら元も子もないぞ?」

 

琴里「ふっ…まぁいいわ。せいぜい楽しんでなさい。」

 

一華「ふぅ…さ!せっかくの休みだからオーシャンパークでいいことしよ!」

 

十香「おぉー!」

 

四糸乃「はい。楽しみます。あ、大牙さん。よしのんをお願いできますか?」

 

大牙「え?大丈夫なのか?」

 

四糸乃「あ、いや…その…こっちのよしのんで…」

 

渡されたのはよしのんとそっくりの姿をした人形だった。これを手に取った大牙の脳に響いたのは…

 

四死盧《よう…聞こえてるか?》

 

大牙「(あ、あぁ…これは何なんだ?)」

 

四死盧《もしもの時の為に十六夜の旦那に作って貰ったんだ。こうすりゃお前とも話せるだろ?》

 

大牙「(ま、まぁそうだな。)」

 

そんでもって私達はオーシャンパークにやってきた。天宮駅から五駅先にあるテーマパークでプール、温泉(正しくは大型浴場)などがあり、屋内アトラクションのウォーターエリアと屋外アトラクションのアミューズメントエリアの2つで構成された大人気スポット。

 

夏休みは遠方から沢山の人がわんさかやってきており、家族連れ、カップルが訪れるのだが…今はピークではないようだ。

 

折紙「相変わらずデカいね…」

 

狂三「まだまだ広げるみたいですわよ?余ってる敷地があるから。」

 

折紙「これもう色々な施設を作りそうで怖いわ…」

 

とにかく色々あったことでみんなが水着に着替えた。五河くんはシンプルな短パン。四糸乃ちゃんはスク水みたいな奴…んで狂三と一華は規制はかからないもののちょっとセクシー過ぎる水着を着込んでいた。

 

折紙「な、なにあの水着…」

 

零瑠「いやさ……一華に水着選び付き合わされてさ…」

 

大牙「下着の次は水着か。流石はハーレムプリンス。ブレないな?」

 

零瑠「好きでやってるんじゃねぇんだよ…」

 

折紙「それで……何を選ばされたの?」

 

零瑠「あぁ……露出度が高い奴とか…ほら、マイクロビキニって…」

 

大牙「ま、ま……」

 

折紙「マイクロビキニ…」

 

大牙「それよりも……例の奴らは襲ってこないだろうな?STAがくる可能性は高いんだぞ?」

 

折紙「それなら問題ないよ。」

 

そう言った私はある場所に視線を向けたと同時に2人をその場所に視線を向けた。そこにはサンラウンジャーに寝っ転がり、パラソルを開いてサングラスをかけ、常夏気分を満喫していた琴葉がいた。

 

零瑠「アイツ…楽しんでるな?」

 

大牙「だな……ところでこのインカムは大丈夫なのか?」

 

折紙「防水仕様だから大丈夫だよ。もしもの時はよろしくね?」

 

そんななかで五河くんはブラの部分がホルターネックチューズトップになった白いセパレートの水着を着た。

 

琴里「何よ、ジッと見て。生物学的に近親相姦にならないからって、妹に欲情するようになったら人として末期よ?」

 

士道「そんなわけあるか!」

 

琴里「あぁ、そう…」

 

折紙「(頑張って…五河くん!)」

 

私は心のなかで五河くんを応援するのであった。そんななかで令音は…

 

令音『何をしているんだね。シン、女の子がお洒落をしてるんだ。何も声をかけてあげないのかい?』

 

士道「あ……あのさぁ琴里。」

 

琴里「何よ?」

 

士道「その…なんだ?似合ってるぞその水着。か、可愛いと思う。」

 

琴里「あらありがとう。令音か神無月あたりに褒めるよう指示でもされたのかしら?」

 

琴里「ぐ……っ、い、いや、そんなことはねぇよ。本心だよ。」

 

琴里「へぇ、光栄ね。……で、具体的にはどこがどう可愛いと思ったのかしら?」

 

1:「全部さ! 琴里は何を着ていても可愛いよ!」

 

2:「シンプルに見えるけど、なかなか凝った意匠をしてるよな、その水着。いいセンスだ。」

 

3:「膨らみかけの胸が特に変わらないよ。」

 

またもや訳の分からない選択肢が沢山現れた。初めてこれをやる零瑠もこの選択に苦笑いするのだった。今のフラクシナスには令音さん、煉さん、そして神無月さんがいたのだが…

 

煉「令音。」

 

令音「なんだいレン。」

 

煉「神無月を追い出せ。」

 

恭平「えぇ!?」

 

令音「分かった…」

 

恭平「え!?ちょっ!?令音さん!?ウソダドンドコドーン!?」

 

煉が筋肉モリモリマッチョマンの人達を呼び込み、恭平さんを拘束。

 

恭平「離して!離してくれ!3が妥当だろ!お前ら狂ってるのか!あんなダラしないおっ……」

 

恭平の貧乳愛が炸裂する前に閉じられてしまったフラクシナスの司令室。現状は煉が副指揮官となっている。

 

令音「シン、1番だ。」

 

士道「全部さ! 琴里は何を着ていても可愛いよ!」

 

琴里「ほ、本当?…ありがとう。」

 

そんな状況のなか、五河くんのインカムからアラーム音が鳴り始める。

 

令音『シン、非常事態だ。』

 

士道「え?琴里は大丈夫ですけど…」

 

令音『違う、そっちじゃない。四糸乃だ。』

 

士道「え?」

 

五河くんがプールの方角を見るとそこには流れるプールの一部がスケート場みたいな場所になり、そこで四糸乃ちゃんが大泣きしていた。

 

琴里ちゃんと五河くんのデートはまだ始まったばかりだった。

 




次回

・波乱の遊園地
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