鳶一折紙に転生したので精霊とCRユニットとか色々な力で生き抜く事に決めました。 作:XIYON
ではどうぞ。
STA基地内部である人物が改造されたホワイトリコリスを見つめていた。そう、一度四糸乃の時に襲ったヨル・ブライアである。
研究員「ISの素材も多数組み込み、アップデートしました。ブラック・リコリスです。」
ヨル「黒い彼岸花ですか…精霊にはちょうどいい土産です。」
研究員「どうなさいますか?」
ヨル「完成したらオーシャンパークに向かいます。急速の完成……期待してますよ?」
ブラック・リコリスのデッキを去ろうとするヨルは歩きながらこう言い放った。
ヨル「いつまでも日常生活を過ごせたら大間違いです…精霊。」
そしてオーシャンパークにいる私達は五河くんと琴里ちゃんのデートを陰ながら見守っていた。先程の水着から制服の上に隠れるようなロングコートを着て、顔が隠れるぐらいの帽子とサングラスをかけていた。
これではもうスパイがやるストーカーである。
琴葉「今のところ異常なしか。」
狂三「あのぉ…これでは完全にストーカーじゃありませんこと?」
折紙「これでもしSTAが現れたら大変なことになったらどうする?」
狂三「そ、そうですけど…十香さんと四糸乃さんは大丈夫なんですの?もし、あの方たちの精神状態が不安定になったら精霊の力が逆流して大変なことになりますのよ?ほら先程の四糸乃さんとか…」
琴葉「あの2人なら今はクルーズを楽しんでるわ。ま、大牙くんと零瑠くんもいるし…何とかなるでしょ?」
折紙「とりあえず…警戒しつつ、2人のデートを護衛しましょ。」
フリーフォールをしている五河くんと琴里ちゃんを見ながら私はある事を考えていた。あの浮代英澄とかいう男…一体誰なんだろう…
それはともかく…琴里ちゃんはどうやら絶叫系が苦手らしい。
恭平『うーむ……大丈夫でしょうかね。士道くんは…』
令音『いや、むしろ琴里に限っては、こちらの方がいいのかもしれない。』
煉『だな……ん?』
令音『どうしたんだいレン?』
煉『いや…何でもない……少し電話をしてくる。』
令音『わかった。』
そして喫茶十六夜に戻った煉さんはある人物に連絡した。
煉「何を企んでいる…小日向未来。」
未来『あぁ…やっぱりフラクシナスのモニターから見えてたんだ。』
煉「当たり前だ…何を企んでいる?」
未来『タイミングをみはらかって戦いに乱入したいだけよ…私は精霊になるのが目標…そのためにアナタは私にネオカイザの力をくれたんでしょ?』
煉「STAは何を企んでいるんだ?」
未来『さぁね…けどSTAを裏で動かしているのが御影コーポレーションだって噂が流れてる…』
煉「なんだと?」
未来『ま、私はただ精霊になるために戦うだけだけどね…』
未来はその言葉を残して煉との会話を切った。彼は彼女の発言に不信感を抱くのであった。
煉「御影コーポレーション…天宮市の医療系・福祉系事業を手掛ける巨大企業が何故STAを…」
そして遊園地は夕暮れ時になっていた。折紙たち3人は士道と琴里の影で見守っていた。
折紙side
未来「やぁ。」
琴葉「小日向未来…」
未来「様子を見に来た…順調みたいだね?」
そんななかで五河くんは琴里ちゃんと会話を始めた。それは遊園地に関する話だった。
士道「遊園地なんて来たのどれくらいだったかな?父さんも母さんもほとんど家にいないから結構経った気がするけど…」
琴里「家族全員で遊園地に行ったのは五年前が最後よ?それからは一度も行ってないわ…」
士道「よく覚えてるな。5年前か…随分と長いな。」
5年前は確か…琴里ちゃんが精霊になった年でもあって…さらには本来の私の両親が死んだ日でもあって…さらにはそこに未来からきた五河くんがその両親を助けた年でもあるんだっけ?
折紙「(5年前は…私が両親を守ったから…エンジェルとデビルの話がなくなる…うーん。色々と考えた方がいいわね。)」
すると私か目を離した隙に五河くんが何も話さずにベンチから立ち、隣に座っていた琴里ちゃんと向かい合う姿勢になりだした。
琴里「何?」
琴里ちゃんは首を傾げたあと、数秒で何かに気づいたのか…肩を小さく震わせた。それを見て五河くんは…
琴里「え…あのその…士道…」
士道「琴里!」
琴里「ファッ…ふぁい!?」
狂三「あらあら…緊張していますわね?」
琴里「士道…確かにそろそろ頃合いだとは思うんだけど……その、せ、せめてもう少し、ひとけのない場所にいかない?」
士道「なんでだ?」
琴里「な、なんでって…」
士道「別にいいじゃないか、ここで…」
琴里「っ……!」
五河くんの言葉を聞いた琴里ちゃんは顔を赤く染め、声に全然ならない言葉を叫ぶ…
士道「その、だな、琴里…」
琴里「な、なによ…」
士道「訊いてみたいことがあるんだ。」
琴里「!ー……き、キスしたいとかそんなはっきり……って、え?」
士道「えぇと…悪い、琴里は今…」
琴里「う、うるさい!何よ、訊きたいことがあるなら早く言いなさいよ!」
士道「あ、あぁ…… あのだな。琴里。おまえ五年前──」
と、五河くんが琴里ちゃんが精霊になったキッカケを聞き出そうとした途端だった。私達の周りが……いや、遊園地の周りの音が少し遠くなるのを感じ出す。嫌な予感がした私は空を見上げると…
折紙「!ーーー危ない!」
私がそう言い放った後、五河くんと琴里ちゃんがいる場所に向かって何かの物体が向かっているのが見えた。その瞬間、凄まじい爆音が響き渡った。
未来「な、なんだ!?」
何が起こったのか分からない五河くんはしばらくの間身体を硬直させてしまう…しかし彼には傷一つも付いていなかった。
士道「な、何があったんだ?」
先程の物体のものが放った煙が晴れるとそこには琴里ちゃんが座っていたベンチが粉々にされてしまっていた。
士道「琴里!」
折紙「(この時……本来ならばオリジナルの私がホワイトリコリスを使って襲撃する…だからこんな事は起きないはず…なら一体誰がこんなことを?)」
そんなことを考えながら上空を見上げるとそこには黒いCRスーツを身に纏った女性が現れた。長い黒髪をヘアバンドでまとめモミアゲから垂らした独特の髪型…
今にも人を殺しそうな紅の瞳を持った女性…そう、ヨル・ブライアだった。そして彼女が身に纏っていたのはなんと…
折紙「い、インフィニット・ストラトス!?しかも背中に纏ってるのはホワイトリコリス?!けど、何か違う…」
上空にいるヨル・ブライアを見ながら狂三ちゃん、琴葉くん、未来ちゃんの3人が合流。その漆黒に染まったホワイトリコリスに驚愕せざるを得なかった。
ヨル「お久しぶりです鳶一折紙。アナタとまた会えることを楽しみにしていましたよ?」
狂三「そのユニット…ASTから盗んだホワイト・リコリスでして?」
ヨル「その通りです…弾薬や設備品を全部、私達STAが貰いましたから。」
琴葉「君は何故そこまで精霊を攻撃する!彼女達は彼が封印をして普通に暮らしているじゃないか!」
ヨル「精霊の力が逆流し…それが一般市民に被害が出たら困るんですよ…所詮は保険にしかない彼の力…なら、精霊は殺すに限ります!」
そう言った彼女は私達に向けて大量のミサイルを放ってきた。それを見た琴里ちゃんはそれに対して悠然と手をかざし、焔を使って飲み込ませた。
琴里「
琴里ちゃんは着ていた服を焼いたあとにそれを上書きするように霊装を纏った。
折紙「くっ……狂三ちゃん!」
狂三「えぇ!よろしくってよ!」
折紙&狂三「顕現武装!」
私たちもスピリットギアを使ってスピリットユニットを纏って琴里ちゃん達のサイドに立つ。その後に琴里ちゃんがこう言い放った。
琴里「ふん……随分と行儀の悪い武器を使うわね?」
ヨル「ブラック・リコリスの能力はこれだけじゃない!
そう言った彼女が魔法陣から召喚したのは騎士の鎧を思わせる戦闘員…それがなんと無数にいたのだ。
琴葉「くっ……やるしかないな!」
ツーサイドライバーを腰に装着した琴葉くんはバットバイスタンプを取り出して起動。それをドライバーのオーインジェクターに押印して装填する。
バット!
『Confirmed!』
士道「お!おい!こんなところで暴れたら!」
琴葉「大丈夫!修理費はたぶん父さんが出してくれるから!」
『Eeny, meeny, miny, moe♪』『Eeny, meeny, miny, moe♪』
未来「ちっ……仕方ねぇな。」
9.1.3.0
『Standing by』
琴葉&未来「変身!」
『バーサスアップ!』
『Precious!Trust us!Justis!バット!』
『仮面ライダーライブ!』
Complete!
ヨル「仮面ライダーもお揃いですか。これを確かめるには…ちょうどいい!」
琴里「ヨル・ブライア…あなたはもう少し賢明な人かと思っていたのだけれど……警報も鳴っていない、避難もできていない中でミサイルぶっ放すようなクレイジーな女だったなんて知らなかったわ。」
ヨル「精霊を倒すためには手段を選ばない…それが私のポリシーですから。」
折紙「ヨル…アナタッ!」
ヨル「さぁ、ここで決着を着けましょうか鳶一折紙。」
今ここから、精霊&仮面ライダーvs 棘姫の闘いが始まろうとしていた。
次回
・決戦!ブラック・リコリス!