S級ヒーロー:黒猫剣士   作:ちいさな魔女

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OP:『ヒカリカナタ(影山ヒロノブ)』


招集と会議室

A市に存在するヒーロー協会本部。その中にある廊下を歩くフラン達。すると、暫く歩く間に一人の侍に出会った。

 

アトミック侍「よお。シルバーファングじゃねえか」

 

彼は、アトミック侍。S級7位のヒーローであり、核弾頭にも匹敵する程の戦力と呼ばれる剣豪だ。

 

アトミック侍「それに、ジェノスやサイタマ、それにその黒猫のガキもいんのか」

 

バング「そうじゃ。サイタマ君もフラン君も、いずれS級になる逸材じゃからのう。連れて来ても文句は無いじゃろう」

 

サイタマ「おっさん、シャトルで見たな。あれ?俺自己紹介したっけ?」

 

アトミック侍「直接話した回数は少ないが、ヒーロー名簿に名前があるからよ。それに、オールマイトも認めてたからな」

 

オールマイト。深海王、天空王、森林王、古代王、そして地底軍が手を組んだ地球連合軍とJ市で戦ったS級ヒーローで、S級屈指の身体能力を持つ。

 

アトミック侍「それと、A級昇格おめでとう。異例のスピード出世だな」

 

フラン「ん」

 

サイタマとフランは、A級への昇格が認められた。本来なら一人ずつしか昇格出来ないのだが、隕石の破壊に加えて地球連合軍との戦いの功績によってB級首位となった。サイタマとフランはその功績を認められ、二人はA級へ昇格したのだ。

 

フラン「おじさん、宜しく」

 

アトミック侍「おじさん言うなよ。俺はまだ37だ」

 

フラン「そうなの?」

 

師匠『おっさんだと思うけどな』

 

すると、フラン達に話し掛ける者がもう一人現れた。

 

タツマキ「あら、フランにマントじゃない」

 

サイタマ「マントって俺か?」

 

フラン「タツマキ」

 

師匠『よお。久し振りだな。タツマキも招集を受けたのか』

 

タツマキ「そうね。2時間も待たされてるのだけど、何も連絡も無いのよ」

 

タツマキはかなり焦らされてる様子で、待っているという事が素人目にも理解出来た。

 

ジェノス「シルバーファングにアトミック侍、それに戦慄のタツマキも集まるとは。余程の事態らしいですね」

 

サイタマ「来て良かったな」

 

すると、廊下の突き当たりから二人の男女が現れた。

 

怪特対のカミナガとアサミだった。

 

カミナガ「ご足労頂き感謝する。此れから会議室でシッチさんや怪特対、S級の会議が開かれる」

 

アサミ「それと、そちらの方々は先の隕石騒動及び地球連合軍との闘いにて、目覚ましい活躍をされましたね。シルバーファングさんの見込んだ方々ならば、是非とも出席して頂きたいです」

 

サイタマ「えっと、アンタ等は?」

 

ジェノス「彼等は怪特対です。ヒーロー協会に所属する怪人及び怪獣対策チームです。その分析能力は凄まじく、災害レベル竜の怪人達を討伐に導いた程です」

 

サイタマ「スゲェんだな。宜しく頼むわ」

 

アサミ「よろしくお願いします。サイタマさん」

 

カミナガ「そろそろ会議が始まる時間だ。全員、集合しよう」

 

こうして全員移動する。フランは何が始まるのか、ドキドキしながら歩いていた。

 

――――――――――――――――――――――――

 

そして、場面はヒーロー協会本部会議室に移る。テーブル全体がホログラムを空中に映せる最新式となっており、作戦における状況を即座に把握出来るようメタルナイトによって提供された機材だ。

 

そして、そのテーブルを囲むように座る25人のS級ヒーローと二人のA級ヒーロー。合計27人のヒーローが集まっていた。師匠はフランの背中に背負っている鞘に収まり、静かにしている。

 

S級25位:灰の魔女イレイナ

 

イレイナ(シババワさんが亡くなるなんて………)

 

イレイナは哀しい雰囲気を纏っていた。彼女は現在、S級の中で招集理由を知る数少ない存在だ。昔、シババワの占術には何度も助けられた。シババワには返し切れない恩があるのに、亡くなってしまった。悲しくて仕方ない。

 

S級24位:ぷりぷりプリズナー

 

ぷりぷりプリズナー(ジェノスちゃんも良い男だけど、サイタマちゃんも悪くないな)

 

S級23位:ジェノス

 

ジェノス(余程の一大事なのか?殆どが出席している)

 

S級22位:ひらり少女

 

サリー「隕石騒動以来だね金属バット。こんなに集まるのは」

 

S級21位:金属バット

 

バット「なんだろうと関係ねぇさひらり。鬼だろうが竜だろうが、俺は戦うぜ」

 

S級20位:タンクトップマスター

 

マスター(サイタマ。成る程、見た目では分からんが、確かに強いな。彼にもタンクトップを着させてみるか?)

 

S級19位:閃光のフラッシュ

 

フラッシュ(サイタマ。やはり来たか。それにフランも)

 

S級18位:番犬マン

 

番犬マン(……誰か屁こいたな)

 

S級17位:ブルードラゴン

 

フラットルテ「何が来ようがフラットルテの敵では無いのだー!」

 

S級16位:超合金クロビカリ

 

クロビカリ(皆が俺の身体を見てる?見ている!)

 

S級15位:豚神

 

豚神「………」ムシャムシャ

 

S級14位:駆動騎士

 

駆動騎士「……………」

 

S級13位:ゾンビマン

 

ゾンビマン(彼女が噂の黒猫の剣士か。俺に並ぶ不死身ぶりと聞いたが………本当か?)

 

S級12位:キング

 

キング「………」ドッドッドッドッ

 

S級11位:レッドドラゴン

 

ライカ(何があろうと、私がアズサ様をお守りします!)

 

S級10位:童帝

 

イサム(やっぱり1位の人は来ないんだね。会いたかったなぁ)

 

S級9位:メタルナイト

 

欠席。

 

S級8位:要塞少女

 

メイプル「緊張しちゃうなぁ………」

 

S級7位:アトミック侍

 

アトミック侍(シルバーファングの奴、あの3人を弟子にする気か?あのフランって嬢ちゃんは俺が剣の腕を見てやりたかったがな)

 

S級6位:シルバーファング

 

バング「で、どんな集まりなんじゃ?カミナガの奴は待機を命じておったが」

 

S級5位:破壊の暴君

 

ミリム「知らないのだ〜。私はもう1時間も待たされて何も聞かされてないのだ〜」

 

S級4位:高原の魔女

 

アズサ「私も。高原の家にベルゼブブを住まわせたから、怪人の襲撃があっても大丈夫だと思うけど、あまり皆を待たせたくないね」

 

S級3位:オールマイト

 

オールマイト「心配いらないさ!シッチや怪特対は信用出来る!彼等には、何度も助けられたからね」

 

S級2位:戦慄のタツマキ

 

「でもあまり待たせすぎよ!私なんかミリムより長く待ってんのよ!」

 

S級1位:ブラスト

 

欠席。

 

A級:サイタマ

 

サイタマ「お茶貰える?」

 

A級:フラン

 

フラン「ハンバーグ食べたい」

 

………空気を読まない発言は見られたものの、会議が始まろうとしていた。




ED:『UNION(オーイシマサヨシ)』
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