…前回、次の話で細かい設定とか説明すると言ったな、あれは嘘だ。
コレ追記↓
イースターのメンバー(一部)登場です。
原典では、イースターはかなりの大きな組織っぽいですが、コッチでは少数精鋭みたいな感じになってます。ヨロシク。
連邦政府非加盟移動要塞都市〈オーステルン〉。
此処には、あの〈連邦〉が唯一警戒する組織と言われる組織。ーーーーーーーーー〈イースター〉が本拠を置いている。
ーーーーーーーーー特徴はたったそれだけだが、それは世界的にも無視できない大きな影響力を、この移動要塞都市に与えているのだ……。
◇◆◇
〈要塞都市 オーステルン 繁華街区域 〉
ーーーーーーーーーと、デカデカと趣味の悪いネオンに照らされた文字が看板に打ち付けられている。
……辺りを見渡せば、人…人…人。
ーーーーーーーーー実に沢山の人で、道はごった返していた。常に何処かで誰かが大声で話し合っており、雑踏の音に混じって車のクラクションが響き、何処からか煙と共に何かの焼ける、香ばしい香りが漂って来る。
道の両脇に立ち並ぶのは、全て何かしらの物を売る店だ。
普通のお店の様に店先に品物を並べている所もあれば、何を売っているのか分からない、怪しげな格好した者達が出入りする、なんかヤバそうな店まで、実に多種多様な出店がそこには有った。
………そして、内側からうねり上げる様な人々の活気も。
ネオは、この空気ーーーーーーーーー香ばしく、騒がしい空気が嫌いでは無い。
騒いでる人々の中に入るか?と言われたら、首を横に振ること間違いないが、こういう活気に溢れた場所をちょっと離れた静かな場所から見ているのが、ネオは好きだった。
そんなネオの気持ちを知って知らずか、彼女の帰るべき場所ーーーーーーーーー〈イースター本部〉は、繁華街の喧騒から少し離れていて且つ、繁華街全体を見渡せる、少し高い丘の様な場所に建っている。
ーーーーーーーーーオレンジの塗装が施された四角い屋根。磨かれた白いコンクリートの壁。太陽を反射して輝く大きなガラス張りの窓。屋根から突き出すテレビのアンテナ。一台も車の停まっていない、無駄に広い駐車場。
………パッと見た感じ、ただの綺麗な何の変哲もないアパートメントみたいな建物だが、此処が世界に名を轟かせる反連邦組織…〈イースター〉の本部なのだ。……知らない人が見たら、大いに驚くに違いない。
…こんな何処にでもありそうなアパートが、
「………ただいま。」
自動ドアが開くと同時に、ネオはそう言って、その建物の中に足を踏み入れた。
それに応える者は、この階には居ない。…1階は来客用のフロアだ。誰か居るとすれば、2階だろう。
ネオは一階を素通りして、階段を登り始める。…登っている途中で、彼女の耳に聞き慣れた人達の話し声が聞こえてきた。
「……ねぇ、ハル〜。ネオちゃんまだ帰って来てないけど…迎えに行くべきかな?」
「…大丈夫さアミダ。〈ノーマン〉は倒されたみたいだし、じきに帰ってくるさ。ーーーーーーー俺としては、バサラさんの方が心配だよ…あのヒト、電話しても出てくれないんだよね………。」
「……あの人はよく彼方此方を
「……そうだね。
廊下まで漏れ聞こえるいつもの声に、少しの安心感を感じつつ、ネオは2階に足を踏み入れる。
「…ただいま。」
そう言うと、2階の大部屋の中にいた
「ーーーーーーーーーあ!ネオちゃん!!お帰り〜!帰りが意外と遅かったから心配してたんだよ?」
…制服に身を包んだ、如何見たって女子高生の様な出で立ちの少女が、ネオを見るなり快活に笑う。
彼女の名前を、アミダと言う。
「おかえり、ネオ。ーーーーーーーー見た感じ大丈夫そうだね。良かった。」
次に口を開いたのは、ポケットの多い青色のコートに身を包み、青と黒の特徴的な色分けが目立つ髪をした青年だった。
彼の名前はハレルヤ。
「ーーーん、おかえり。怪我は無い??」
最後に彼女に労わる様な声をかけたのは、純真無垢で天使の羽の様に白い髪を揺らし、
名前を、カノン。
ーーーーーーーーー3人ともネオの仲間であり、反連邦団体〈イースター〉の構成員でもある。
「…うん、怪我とかはして無い。………でも服汚れたから替えてくる。」
ネオは3人にそう返して、大部屋を横切り着替えの為に自室へと向かっていった。
その後ろ姿を見送ったアミダが、隣に座っていたハレルヤを軽く突く。
「…なに?」
振り返ったハレルヤに、アミダは顔を寄せて囁いた。
「…ネオちゃん、ちょっと疲れてるんじゃない??やっぱり怪我とかしちゃったり……。」
ハレルヤは苦笑して、肩をすくめる。
「心配しすぎだと思うよ。……誰だって朝何にも食べてないのに、〈ノーマン〉と戦ったら疲れるさ。」
それを聞いて、納得がいった様に頷くアミダ。
「ーーーああ、そっか。じゃ、この豚骨ラーメン、沢山食べて貰わないとねっ!えへへ…。」
「……作って貰った身でこれ言うのもだけど、朝から豚骨って結構キツいんじゃ……??」
「うーん…そうかなぁ?ガツンと気合い入ると思ったんだけど………。」
ハレルヤとカノンは互いに顔を見合わせた。
「…どっちかって言うと、腹にガツンと来ると思う。」
「ーーー私もそう思う。」
そこで着替え(とは言っても、ただ一番上の上着を脱いだだけだが。)を終えたネオが大部屋に再び戻って来た。
そして、3人が囲むテーブルーーーー上には、豚骨ラーメンがデカデカと存在感を放っているーーーーを見て、一言呟く。
「……朝から?」
ハレルヤが小さく頷いて、ため息をついた。
「ネオもそう思うよね…。まさか、こんな所でネオと感性が一緒になるとは思わなかったけれど。」
そう呟く彼の横を通ってネオはテーブルの前に座り込む。そしてチラッとアミダを見ると、箸を手に取って手を合わせた。
「……まぁ…食べれるなら何でも構わない。…いただきます。」
「ーーーーーーーーーどうぞ〜。」
アミダの声を合図にして、ほかの2人も箸を手に取るーーーーーーー……そのタイミングで、2階の階段をガンガンと上がる音が聞こえて来た。
……今から、此処にくる人といえば1人しか居ない。アミダが片眉をヒョイっと上げて口を開く。
「あれ?ーーーーーーー
……その言葉が終わった瞬間に、2階の大部屋の扉が開かれて、肩に朱色の長い刀を担ぎ、黒いレザースーツを着込んだ気怠げな表情の青年が1人、入って来た。
「…………よぉ。帰ったぞ。」
ざっと部屋を見渡して、彼はそう声を上げる。ハレルヤが少し驚いた様に、片手を上げてから口を開いた。
「ーーーーーバサラさん…!……出てった次の日に帰って来るなんて珍しい。逆に何かあったのか心配になりますね……。」
そんなハレルヤのセリフに、レザースーツの青年ーーーーーーー改めバサラが、肩を竦めて言葉を返す。
「俺だって戻って来る時はちゃんと戻って来る。ーーーーーーーーーだか、
「「「「……………???」」」」
首を傾げるネオ含め4人。
その時、彼の後ろから、この部屋に
「…ん?誰?」
アミダの問いに、バサラが『6人目』の背中を軽く叩いて、ネオ達に告げる。
「ん、今日から〈イースター〉に新メンバー加入だ。…名乗りな。」
バサラに促された
「ーーーーーーーーーどうも。初めまして………俺、ニュウって言います。今日から此処に住む事になりました。ーーーーーーーーー宜しくお願いします。」
「「ーーーーーーーーーーーーーーーーーゑ????」」
アミダとハレルヤの間抜けな声が大部屋に響いたーーーーーーーーー……
……〈イースター〉のメンバー、現時点で出せる分は出揃いました。
ーーーーーーーー最初は、ネオ以外みんなオリキャラにしようと思ったんだけど、私はゼロから1を作り出すのが凄く苦手なので、こうなりました…ハイ。
…メンバーは超獣神祭限定キャラ達から取って来ています。異なる設定を持つキャラ達を1つの世界観設定に統合するので、多大な設定改変要素を含みます…ユルシテクダサイ…オネガイ、オネガイ。
あと、ニュウ君の外見描写、もうしない事にしました。…みんな心の中にそれぞれニュウ君のイメージがある筈なので、それを損なわせたくは無いからッス。
ほな、また次回。ヽ(・∀・)
2023.7.20 文章の一部を改変、追加。