マイベストワンガチャ、何引きましたか???
私はガブリエルにしました。天魔2がキャラ不足すぎてね。
アレを毎回制覇してる人は凄い。
私?私は1の間しかクリア出来ないよ?
〈旧東京ーーーー元東京スカイツリー前。〉
ーーーーハレルヤが敷地に足を踏み入れても、直ぐに何かが起こる…という訳では無かった。
特に護衛がいる訳でも無いスカイツリー前の広場を、警戒しながらも歩くハレルヤ。
後ろにはキラリが続いている。
「人の気配が無いな。」
ハレルヤの呟きに、キラリが頷いた。
「ええ。…ですが、油断は禁物。ーーーー真正面以外から入るルートを探しましょう、ハレルヤさん。」
「うん。…そうだね。」
ハレルヤは頷くと、別ルートを探し始める。ーーーーそして、およそ10分後に彼らはもう一つの入り口を見つけた。
ーーーーおそらく、何かの搬入口なのだろう。トラックが何台か横に並んで停まれそうなスペースがスカイツリーの横にあり、積荷を出し入れするための扉が幾つか付いていた。…殆どシャッターが閉まっているが、一つだけシャッターが開いている場所がある。
「なんだか……俺たちの為に開けておきましたよーーーーって感じの開け方だな…。」
なんとなく胡散臭い気配を開け放してある扉から感じて、ハレルヤは思わず呟いた。
「しかし、ここ以外に開いている入口は無いですよ、ハレルヤさん。」
「うん。…分かってるけどーーーー」
渋々とソコから中に入るハレルヤ。
入った先には、武器を構えた兵士たちの姿がーーーーある訳でも無く、ただ無人の倉庫の様なスペースがあるだけだった。
「…誰も居ない、か。」
「……ですね。」
倉庫を素通りし、奥にある扉から先に進む。
「ーーーー廊下か。」
「さらに奥へ進めます。…行きましょう。」
「なんだか、誘われてるみたいだけど……仕方ないか。」
腑に落ちないながらも、進むしかない2人。
そのまま誰と会う訳でも無く、気がつくと2人はだいぶと奥へ進んでいた。
ーーーーそして、目の前にやけに厳重そうな扉が見えてくる。その扉は半開きになっていて、中から光が漏れていた。
更に、中から人の気配もする。
「…人の気配だ。」
ハレルヤの声に、キラリは頷いた。
「はい。………行きましょう。」
「うん。」
2人は、意を決すると扉を開ける。
開けた瞬間、光が辺りを満たした。
ーーーーそしてソコには、光り輝く巨大な細い木があったのだ。
「「ーーーーーーー木?!」」
それを見て、同時に声を上げるハレルヤとキラリ。ーーーーハレルヤの頭の中に、アミダとキラリの声がフラッシュバックした。
『2本目の〈星の花〉ーーーー』
『東京スカイツリー全体が2本目のプラントにーーーー』
脳裏に甦る声。ハレルヤは目の前にある透き通った水晶の様な大木を見上げながら、そっと呟く。
「…これが……〈星の花〉の〈分体〉…!」
「ーーーーーーーーその通りだ。待っていたぞ
「!!」
2人の上から、声が降って来た。
見上げると、星の花の分体の周囲を円形に取り囲んでいる足場の上に、誰かが居る。
いや、『誰か』は分かる。ーーーーハレルヤがその顔を忘れた事なんて、終ぞ無かった。……自分が東京から離れる全ての原因を作り出した男ーーーーーーーー
「深町…っ!!」
ハレルヤの叫びに、男ーーーー連邦政府旧日本領管理者『深町』は、ニヤリと微笑んだ。
「『さん』を付けろ。元クラウンの少年。ーーー今は青年、か。」
◇◆◇
〈アミダ&バサラside〉
ハレルヤが東京スカイツリーの中心地で深町と出会った時、バサラとアミダは
ーーーー
杉らしき巨木が植林されていたり、道に小石がひいてあったりと、まるで巨大な神社の境内に入り込んでしまったかの様である。
そして、その中の一番巨大な総本山ーーーー
一波乱あるかと思いきや、意外と此処まではすんなり通してもらっている。そもそも、
(なんだか……戦いっていうより、話し合いが始まるって感じ…??)
アミダは総本山の木張りの床の上で、バサラの隣に座り込んだままジッと正座していた。……別に正座する必要なんてないのだが、なんとなくだ。
自分達の後ろと両脇には、
(い、居心地悪い…!どうせなら、みんな倒しちゃった方が後腐れないんじゃない…??)
アミダは、後ろ左右から注がれる敵意の籠った視線を浴びながら、そんな事を考えていた。
一方、バサラはアミダと同じ様に正座したまま、彼より一段高い位置で胡座をかいているコクウと睨み合っている。
ーーーー無言の睨み合い。それが暫く続いた。
(……ちょっと怖いって…。ん??ーーーーコクウの後ろの機械は……?)
視線を彷徨わせていたアミダの目が、コクウの後ろにある巨大な機械へ向かう。
…何というか、和風の部屋の中にあるその機械は、凄く浮いて見えた。
パイプや歯車が剥き出しの機械。ーーーー中心部分に、人が1人入れるだけのガラスの筒みたいな物があり、その中は今〈星のセラム〉で満たされている。
(……そっか。あれが〈
ーーーーと、アミダは納得した。…深町の策略を潰す為には、あれを破壊しなくてはならない。……話し合いなんて、やっぱり意味ないんじゃーーーーなんて、アミダが考えていた時、遂にコクウが沈黙を破って喋り出した。
「………暫くぶりだな。バサラ。もう、お前は俺に会う気は無いのかと思っていたぞ。」
バサラはコクウを睨みながら、口を開く。
「…運命の導きってやつだ。…俺だって、お前とまた向き合う事になるとは思ってなかった。」
「ーーーーなら何故来た。」
バサラはコクウを指差す。
「お前を止める為だ。ーーーー後ろのソレが〈
コクウは顔色ひとつ変えなかった。
「ーーーー連邦と手を組んだ訳じゃ無い。…深町と手を組んだんだ。彼が育て上げた〈星の花の分体〉が、〈
そう言って、コクウは少し自慢げに〈
「見ろ!バサラ!ーーーーお前は死を越えることなど出来ないと、昔言ったな??…だが、俺は遂にやったんだ!!ーーーー〈
「ウ、ウンエン……なんて??」
ーーーアミダが思わず聞き返す。すると、コクウの後ろから1人の男が歩み出てくる。…彼の背後には、巨大なロボットらしきモノがあった。
男はアミダ達を一瞥した後、静かに口を開く。
「私がウンエントリヒだ。ーーーーイースターが来ると聞いていたが、思ったより少ないな。ネオはどうした?」
「……さぁね。」
まさか、連邦軍によって生死不明の状態になっている事なんて言えるはずも無く、アミダははぐらかした。
「そうか。」
ウンエントリヒは、特に勘繰ることもなく黙り込む。アミダは彼の背後に佇んでいるロボットが気になっていた。
(何だろあれ……女の人の画像??)
そのロボットは、上部に女性の顔が映し出されたモニターと、その周りを囲む装甲の様なパーツで構成されている。手足は無く、機体の下部が赤く光って浮遊しており、手の代わりに無数のコードの様なモノが機体両側面から伸びていた。
アミダがそのロボットを見つめている裏で、バサラとコクウが会話を繰り広げる。
「…ソレを使って、死の無い世界を作るつもりか。」
「ああ、そうさ。ーーーーそして、トコヨを魂の世界から連れ戻す。…死に別れた者達を、再びこの世に生まれさせるのだ。」
そう言って、コクウは周りに控えている〈
「ここに居る誰しもが、誰かを失って居る。ーーーーそこの、ウンエントリヒだってそうだ。彼はかつて妻を失った。…そして、取り戻す為にここに居る。」
「………。」
ーーーーウンエントリヒは何も言わない。コクウはバサラへ手を向けた。
「お前にも、死の無い世界の素晴らしさを分かって欲しかった。……でも、お前は拒むんだろう?其れがお前の選んだ生き方だもんな。」
「………。」
バサラも何も言わずに、コクウを見つめる。ーーーコクウは話を続けた。
「ーーーー別に構わないのさ、其れがお前の生き方なら。もう、分かり合えない事で言い争うのは無意味だ。だから放っておいてくれ、バサラ。回れ右で帰るんだ。…俺たちの生き方は、コレなんだよ。」
コクウの言葉に、バサラは静かに、しかし重々しく首を振った。
「………帰れないな。ーーーー決別の日から長く経った。あの頃とは、少し考え方も変わってる。……勿論、お前の考え方とは根本から違うがな。しかし、ソレとは別に、俺は世界の新人類達を守らなきゃならない。深町が何をしようとしてるのか、分かってるのか??ーーーー〈
バサラの声を聞いて、コクウは吐き捨てる様に口を開く。
「お前達がどうなろうと、知ったこっちゃ無い。……どうせ、世界から死は無くなるんだ。ーーーー何人死のうが、何回死のうが、別に良いじゃ無いか。」
その言葉を聞いたバサラの目付きが、はっきりと変わった。彼は、正座をやめて立ち上がる。
ーーーー彼の動きを察知した〈
「やっぱ、お前とは話が通じなくなったな。お前の作る世界は、死が軽すぎる。」
コクウもまた、そっと立ち上がった。
「死は無くなるんだ。軽いとか、そんな話じゃ無い。ーーーーもっとも、お前が単純に帰る訳がない事なんて、想定済みだ。」
そう言って、彼は自分の手の平にセラムキューブを展開した。
ーーーー薄い紫に揺らめくキューブを握り締めると、それは手の中で変形し、一挺の銃になる。
彼はそれをバサラに向けると、真剣な顔で口を開いた。
「
銃口を向けられたバサラは、そっと頷く。
「……なるほどな。白黒ハッキリと、目に見える形で着けたいって訳か。」
そう言って、彼もまた自分のセラムキューブを展開した。
ーーーー手の中に、2枚の羽が丸く絡まった様な、真っ赤なセラムキューブが浮かび上がる。
それを見たコクウは、微かに微笑みながら口を開く。
「……安心しろ。お前が死んだら、〈
……両者の間で、空気が揺らいだ。
◇◆◇
〈ハレルヤ&キラリside〉
ーーーーバサラ達がコクウと対峙している頃、ハレルヤも自らの敵と向かい合っていた。
………深町とハレルヤ。両者は、星の花の分体を囲む足場の上で、睨み合っている。
最初に口を開いたのは、深町だった。ーーーー彼は、キラリの方をチラッと見て話し出す。
「ふむ。なるほどなるほど。ーーーーやはり、東京で私の周りを嗅ぎ回っていたのは、キミだったのか。……もしや、〈神威奈火〉もバレているのかな?」
キラリは、彼にキツめの表情で答えた。
「その通りよ。ーーーーアレは世界のバランスを乱すもの。ここで破壊するわ!」
深町は愉快そうに笑う。
「はははは……なるほど。ーーーーだが無理だ。私には〈
そう言うと、深町はパチン!と指を鳴らした。
ーーーー彼の背後の暗闇で、何かが動く。
「ーーーー!(誰か、居る??)」
警戒する2人に、深町は笑い顔のまま話しかけた。
「〈
そんな彼の声と共に、揺らめく人影が姿を現した。……男性ーーーー少年の様だ。
キラリの初めて見る顔ーーーーしかし、ハレルヤはその顔を知っているのか、目を信じられない程見開いた。
「嘘だーーーーーーーー」
彼の声が掠れて聞こえる。
ーーーー深町の微笑みの混ざった声が、辺りに木霊した。
「紹介しよう。ーーーー〈
揺らめく光の様な少年ーーーー暁が、ハレルヤを睨みつけた。
暁くんが死んでるって設定だから、出来た事。
正直、〈
今回も、かなり無理のある感じだし。
ーーーーでは、また次回。早く出来る様努力するよ()