※タグに『超能力』を追加します。
また、ここから一気にオリキャラ、原作改変や原作キャラの大幅な設定変更が含まれます。
ご了承ください。
榊「海だー‼︎」
真宵&姫「「きゃー‼︎」」
京谷「鯨(オブジェ)だー‼︎」
咲&佳奈「「きゃー‼︎」」
巧「そして…」
伊御&つみきを除いた7人『八丈島だーっ‼︎』
伊御「いやいや…」
つみき「相変わらずのテンションね…」
巧達は八丈島へと来ていた。
理由はある日寄った商店街で行われた八丈島ホエールウォッチングツアーの抽選会にて巧が見事抽選券を当てたから。
フェリーで八丈島に着き巧達は自分達が泊まるベルツリーホテルに着いたのだ。
榊「ウォッチングツアーは1時間後だよな。」
巧「ああ。それまで適当に時間潰すか。」
佳奈「楽しみだね〜クジラさんに会えるの!」
真宵「大丈夫じゃよ!何せ伊御さんの動物ホイホイスキルがあれば猫だろうがカモメだろうが鯨だろうが来るんじゃよ‼︎」
伊御「いや、ゴキブリホイホイみたいに言われても…」
なんて談笑をしていると…
???「あれ、巧じゃない!」
後ろから声をかけられたので振り返ると茶髪の女性と長髪の女性、中年男性二人に成人女性と白髪の肥満体の男性、五人の子供がいた。
実家の関係で茶髪の女性を知っている巧は返事する。
巧「あっ、園子さんじゃないですか!」
姫「えっと、知り合いですか?」
巧「ああ、紹介するよ。この人は
榊「鈴木…って、あの鈴木財閥のご令嬢⁉︎」
佳奈「すっご〜い‼︎」
鈴木財閥…創業90周年を迎えた老舗財閥であり、ジパング・エンタープライズと並ぶ世界に影響力を持つ日本の
???「で、園子。この人誰なの?」
園子「紹介するね。この人は大門巧。中学生の時のパーティーで知り合ったわ。」
???「大門…巧……ってお前もしやあのジパング・エンタープライズのCEO
中年男性が驚きの声を上げる。
何を隠そう巧は大企業の御曹司であり、同じ大企業の令嬢である園子とはパーティーなどで知り合った仲である。
???「ジパング・エンタープライズって言えば鈴木財閥と並ぶ世界有数の大財閥ですよ‼︎」
???「すっげー‼︎園子ねーちゃんと同じお金持ちかよ!」
???「すっご〜い‼︎」
巧の正体にそばかすのついた子供、大柄な子供、ショートボブの子供は大喜びだ。
反対に黒髪の子供と茶髪の子供は落ち着いた眼差しで見ていた。
榊「あれっオッサン…もしかしてあの有名な『眠りの小五郎』?」
小五郎「おっ、気付きましたか!オホン!私が名探偵
そう言って毛利小五郎は自己紹介する。
伊御「貴方もしかして、
つみき「それって『陰の名探偵』って呼ばれてる?」
哲哉「…不本意ながらそう呼ばれています。」
伊御がメガネをかけた中年男性を見て思い出し、つみきがワイドショーで取り上げていたのを思い出す。
江戸川哲哉…数々の難事件を解決してきた名探偵。
小五郎と違うところはあくまで警察に助言をし、影ながら解決に導いてきた。
だが、刑事時代の小五郎がうっかりしゃべってしまい、それがマスコミに取り上げられた事で世間から『陰の名探偵』と呼ばれるようになる。
(その時から押しかけてくるマスコミに嫌気がさし、しばらくの間休業せざるを得なくなった。)
そんな中、巧はメガネの男の子を見て思い出す。
巧「ん?もしかして君は
コナン「うん、そうだよ。お兄さん知ってたんだね!」
巧「ああ、園子さんから聞いてたよ。いつも怪盗キッドから宝石を守っているキッドキラーって。」
姫「あっ思い出しました!あの子達って少年探偵団ですよね?」
元太「おっ!よく知ってるな、ねーちゃん!」
光彦「そうです!僕達…」
歩実「私達が!」
元太・光彦・歩実「「「少年探偵団‼︎」」」
三人の子供が決めポーズを取りながら名乗る。
???「…その付き添いです。」
???「ははは…同じく。」
少し間を置いて黒髪の成人女性と肥満体の男性が答える。
彼女は
陰の名探偵江戸川哲哉が運営する江戸川探偵事務所のただ一人の助手。
優れた事務能力や洞察力、直感力でもって彼をサポートする。
真宵「あっ、阿笠さんじゃないですか!」
阿笠「おっ、真宵君じゃな!」
真宵は肥満体の男性と面識があった。
???「博士、知り合い…ああ、なるほど。」
コナン「灰原、知ってるのか?」
灰原「博士が言ってたでしょ、博士と同じくらい発明好きな少女がいるって。」
コナン「あ〜。」
真宵は阿笠と同じくらい発明好きであり、ジパング・エンタープライズなどの企業の依頼を受ける程、二人とも技術力が高く国内外の業界人からそれなりに注目されている。
その為阿笠博士とは知り合いであり、時々発明品に関する意見交換を行うなど仲がいい。
巧「園子さん達も鯨を観に?」
園子「うん、1時間後に観に行くの。」
巧「こっちも1時間後に観に行くから、その時に。」
そういうと巧達とコナン達は別れて1時間後にエントランスホールで集合する事になった。
その間に巧達はそれぞれの客室に向かい、荷物を置く。
ホエールウォッチングまで雑談等で時間を潰し、1時間後にエントランスホールに集合した。
ホエールウォッチングの船が出港する八重根漁港に到着した一向はライフジャケットを着用する。
全員が着用し終わると停まっている2隻のクルーザーからツアーガイドの
コナン一向は丑尾が、巧一向は神田が担当する。
毛利小五郎が着いて早々酒をしこたま飲んでホエールウォッチングに参加できない事とコナンが間違えて別の船にのってしまったというアクシデントがある中、巧達はクルーザーに乗る。
2隻のクルーザーが航行しているとザトウクジラが近寄ってくる。
丑尾のクルーザーの目の前で、体をのけぞらせて飛び上がったザトウクジラは背中から着水して巨大な水柱を上げる。
この光景に子供達は大はしゃぎだ。
神田のクルーザーにもザトウクジラが寄ってきて、尾鰭を高く上げ海面を何度も叩きつける。
咲「きゃあ〜!」
京谷「うおっ、冷て!」
姫「びしょびしょです〜。」
巧「だな。しかも、クジラだけでなくカモメも寄ってきてるな。」
巧が空を見上げるとカモメの群れがクルーザーの周りを飛んでいる。
榊「今日も伊御のホイホイスキルは冴えているな!」
伊御「いやいや…」
こうして巧達はホエールウォッチングを堪能した。
その裏で、とんでもない謀略が起きている事など梅雨知らず………
カタ…カタ…カタ…
3面ディスプレイ付きデスクトップパソコンのキーボードを打ち込みながら作業している男がいる。
その男はサングラスをかけ、白衣を身に纏う。
すると彼のスマホから電話が掛かる。
???「もしもし…ああ、ベルモットか。どうした?」
掛けてきたのはベルモットという名の女性だ。
彼女の話を聞いている内に男の表情は険しいものとなる。
???「あ〜、それはそれは、厄介な事になったな…それで、誰が行くの?…ウォッカにピンガか……まぁ俺もジンと一緒にそっちに行くよ。あっそうそう、話は変わるんだけど…
ベルモットと話していた男は話題を変え、拉致したエンジニアから手に入れた『老若認証システム』について伺う。
???「…やはりか。老若認証システムだっけ、このシステムは俺達にとっても、あの方にとっても不都合極まり無い。あの方には俺が直接メールで伝える。ああ…ああ…また連絡する。じゃ。」
そう言って通話を切る。
そしてスマホでメールを打つ。
『#969#6261』
タッチ音が“七つの子”のメロディとなって響く。
画面のキーボードで文字を手早く打ち、メッセージを送信する。
???「さてと、メッセージは打ち終えた。問題は…」
男はハッキングした監視カメラの映像を見る。
そこに映っていたのは…
《メガネをかけた男子小学生》
《メガネをかけたオールバックの中年男性》
《後ろ髪を纏めた男子高校生》
の3人だ。
???「マジシャン…ハーミット…フリーダム…よりによってこのタイミングで来るか……」
そう、この八丈島のホエールウォッチングに仮面ライダーに変身する適合者が3人も来ていたのだ。
これから少女を拉致するというのに、タイミングが悪過ぎる。
???「…まぁ丁度、ストラグルが完成したからコイツにするか。ストラグルを八丈島まで空輸する。」
モニターにて待機中のストラグルを確認した後、男はキーボードを打ち込む。
その日の夜に事件は起こる。
組織の幹部であるウォッカとピンガがコナン達が宿泊しているホテルに侵入。
彼らが来たことを察知した灰原は逃げようとするが、ピンガによって眠らされ捕まってしまう。
その時ホテルの部屋で着替えをしていたコナンの耳に、探偵バッジから彼女のうめき声が聞こえ、急ぎ灰原の部屋に急行する。
そこにはドアは開けっぱなしになっていて、さらに歩いていく黒服姿の男が一瞬見えた。
恐れていた事態が起きたことを悟ったコナンは哲哉に電話をかけながら、吹き抜けの回廊を走る。
コナン「哲哉さん!灰原が攫われた!」
哲哉「…っ!そうか…阿笠さんには車を手配するよう言っておく!」
電話を切るとコナンは灰原達の部屋に入り、バルコニーに向かった。
バルコニーに出ると、灰原を抱えたピンガとウォッカが車に乗り込もうとするのが見えた。
後部座席に近づいたピンガは、開いた窓から抱えていた灰原を押し込む。
コナン(急がねぇと!)
コナンは伸縮サスペンダーを取り出し、バルコニーの柵に結びつけ降りようと試みる。
すると突然、蘭が柵に飛び乗り大きくジャンプした。
蘭「ハアァァァ‼︎」
そのまま四輪駆動車のボンネットに着地し、驚くピンガの頭を狙って踵落としを繰り出す。
ギリギリ回避されたものの、すかさず蹴りを放つ。
ピンガ「なんだお前は!」
蘭「哀ちゃんを返しなさい!」
蘭が格闘している間、コナンは伸縮サスペンダーを持って柵を飛び越え、そのまま飛び降りようとしたその時、横目に何かの光を捉えた。
メガネのレンズをズームアップして光を確認した小高い丘にある廃墟を見ると……最上階の窓で誰かがライフルを構えている。
コナン「くそっ!嘘だろ⁉︎」
コナンはサスペンダーを持ったままバルコニーから飛び降りた。
コナン(もう迷ってる暇はねぇ!)
するとコナンはアスファルトの地面に右手をつける。
次の瞬間、地面から人の形をした何かが浮かび上がる。
そこにいたのは江戸川コナンの正体であり、高校生探偵
否、この新一はコナンが作り出した分身…それも質量と熱源を持った特殊な分身である。
コナンは作り出した分身にあるものを投げ渡す。
それは六角形の中に『M』の文字が映し出された長方形のカード…ライダーカードだ。
コナン「蘭を頼む!」
新一(分身)「…ああ!」
彼はそう呟くとベルトを出現させ、
新一(分身)「変身!」
ベルトのバックルにカードを翳す。
バックルに『M』の文字が表示され、
【マジシャン トランスフォーム】
機械音声と共に彼の姿が変わる。
頭部は魔法使いが被るとんがり帽子のような形状のマスクに黒色の複眼、赤いマントを羽織り白色のスーツに灰色の装甲を身につけた戦士…
『仮面ライダーマジシャン』に変身した。
一方、蘭とピンガの戦いは蘭の方が優勢だ。
ピンガも組織の幹部である以上、格闘能力があるが蘭の空手の方が圧倒的に強い。
攻防の末、蘭の回し蹴りがピンガの首元に命中。
そのまま車の屋根に吹っ飛び、転げ落ちる。
だが、転げ落ちた先にウォッカが運転する車が停まる。
ウォッカ「構うな、行くぞ!」
ピンガは車に向かって走り出す。
蘭「待ちなさい!」
蘭が追いかけようとする。
廃墟の最上階でライフルを構え、スコープを覗く女性…キャンティは車の間から飛び出してきた蘭を捉える。
キャンティ「誰だか知らないけど、死にな!」
キャンティはニヤリと笑って、引き金を引いた。
放たれた弾丸は蘭の方へ……
蘭「きゃあ!」
すると覆い被さるように蘭を守り、放たれた弾丸を左腕に装着されたコイン型の大楯で防ぐ。
キャンティ「何⁉︎」
キャンティが驚くのも無理はない。
蘭を弾丸から守ったのは仮面ライダーマジシャンだからだ。
マジシャン「フン!」
そのまま左腕に装着された大楯をブーメランのように投擲する。
投擲された大楯はキャンティのいる廃墟の最上階目掛けて飛んでいく。
キャンティ「やばッ!」
キャンティは慌てて屈み、大楯を回避する。
大楯は最上階に命中し、構造物を破壊する。
一面瓦礫まみれとなったが、間一髪回避できた為キャンティは無事であった。
キャンティ「くそッ!なんだってここに仮面ライダーが⁉︎」
流石の組織の構成員でも仮面ライダー相手だと部が悪い。
キャンティは撤退する。
投擲した大楯はマジシャンのところに戻っていき、右手でキャッチする。
蘭「新一…!」
蘭は仮面ライダーマジシャンの正体を知っていた。
(正確には分身であり、彼女はその事を知らない。)
そうしている間にピンガを車に乗せ、猛スピードで発進し駐車場を出ようとする。
このままだと逃げられる…その時だった。
何処からかワイヤーが飛んできて、車のバックドアに吸着する。
磁力で吸着しているからか、簡単に引き剥がせず車はこれ以上前進できない。
ウォッカ「何⁉︎」
ウォッカがルームミラーを見ると、ワイヤーを飛ばした犯人が写っていた。
それは白いフードに身を包み、灰色のスーツに白色の装甲、青い複眼を光らせる戦士…
『仮面ライダーハーミット』だ。
ピンガ「おいおい、どーなってんだ⁉︎」
ウォッカがアクセル全開で振り切ろうとするが、マグネットワイヤーによって引き剥がせず膠着状態となる。
ハーミットも踏ん張り、これ以上前進しないようにしている。
蘭「新一!哀ちゃんが!」
マジシャン「事情はボウズから聞いた!蘭、誰か人を呼んで来てくれ!」
蘭「分かった!」
そう言って蘭はホテルの方へ走り出す。
マジシャンは剣を取り出し、車の方へと疾走する。
その時だった……
ハーミット「っ!」
ハーミットが何かの気配を感じ上を向くと…
何か巨大な物体がハーミット目掛けて落ちていく。
すかさずワイヤーを切り離し、回避する。
ワイヤーが切り離された事で車は勢いよく飛び出したが、ウォッカのハンドル捌きで事故には至らず駐車場を出た。
回避したハーミットが見たものは…
一般的な
黒の組織が秘密裏に保有する対仮面ライダー殲滅ロボット『ストラグル』だ。
黒一色のボディに頭部のモノアイカメラが赤く発光するなど威圧的な見た目のロボットだ。
突如現れたロボットに二人は驚きを隠せない。
無論コナンも驚いていた。
コナン(あれは…前のやつとは別のロボット⁉︎)
そう思っている中、阿笠博士が運転するビートルが近づいてきた。
阿笠「新一、乗れ!」
ビートルが目の前で停まって、コナンは助手席の窓から乗り込んだ。
すぐに発進して、駐車場を出て行く。
駐車場から出て行くビートルに目もくれず、ストラグルはライダー二人を標的に定める。
両肩のバズーカ砲が指向し、そのまま放たれる。
二人は難なく回避に成功するが、着弾と同時に爆発が生じ駐車していた車数台を巻き込む惨事となった。
ホテルで寝ていた宿泊客達は爆発音で飛び起き、窓から様子を伺う。
そこには暴れているロボットと仮面ライダー二人が対峙している光景が目に写った。
宿泊客達は皆パニックになり、我先に逃げ出す。
ストラグルは邪魔な車を剛腕で薙ぎ払い、そのまま飛んで行った車がホテルの壁に激突する。
これ以上の被害を食い止める為、マジシャンは剣を構え、ハーミットはライフル銃を構える。
ストラグルが二人を標的にバズーカ砲とガトリング砲を放とうとした次の瞬間……
火炎がストラグルの頭上に降り注ぎ、炎上。
発射しようとして装填された弾頭に引火し、大爆発を引き起こす。
火炎が飛んで来た方を向くと、そこには右手に火炎放射器を装着した仮面ライダーフリーダムが着地する。
仮面ライダーフリーダムの変身者である巧は爆発の際に事情を察知し、フリーダムに変身して加勢してきた。
マジシャン「アンタは…」
ハーミット「仮面ライダーフリーダムですか。」
フリーダム「加勢するぞ、マジシャン!ハーミット!」
ストラグルは引火した事でバズーカ砲が二門とも破壊されるも、戦闘力は今のところ健在だ。
フリーダムもマフラーをフールワドンに変形して構える。
三人の仮面ライダーと黒の組織の怪ロボットの戦いの火蓋が切って落とされた………
次回、『パシフィック・クライシス‼︎(後編)』
乞うご期待ください。