赤い林檎を蹴飛ばしたら 作:d1199
■三行あらすじ
・依頼その1 リバプール編
難癖を付けられルヴィアと組んだ真也は一路リバプールへ。婦女暴行で捕まった魔術師の調査に訪れればその容疑者は魂を喰われていた。
・時計塔の魔女編
ルヴィアに彼氏が居ると噂を聞いた真也は、ドロドロは御免だと先手を打てばやっぱりドロドロに。ご婦人を賭けた男同士の争い、といえば聞こえは良い。
・依頼その2 マリア=アジャーニ編
真也と同じ様に時計塔の依頼をこなす生徒が行方不明に。ルヴィアと真也はその調査に向かえば、探し当てたモノはバケモノだった。
・最後の依頼 リバース=チャリス編
ルヴィアの元に届けられた一通の招待状は、天使の知識を求める争奪戦に招く物だった。天使の知識とは神の知識、ならば魔術師にとっては聖杯に他なるまい。7人の魔術師たちがフランスに集結するが……
【登場人物】
■魔術協会側
・遠坂真也(力を持つ者)
旧姓蒼月。帰国する路銀をせっせと稼ぎますが、右から左へ流れていく毎日に悩む主人公。2年の旅の影響で、前作奮闘記から性格が変わっています。前作の最後で凛に精神を再構築され、人生のやり直し中。とある理由でサーヴァント級の肉体スペックを持ちますが、生憎と精神が追い付いていません。愚知る、やさぐれる、拗ねる。誰もが持つであろう格好悪い側面を描写しているのは仕様です。第5次聖杯戦争時に面倒を見て貰った経緯からクー=フーリン大好き野郎に。
「ルヴィアゼリッタ=エーデルフェルト、俺は貴女を気に入ってる。マスターにするなら貴女のような人が良い」
・ルヴィアゼリッタ=エーデルフェルト
(力を持つ者、実力・資産・才能・家柄、全てが満たされた者)
お金持ちのお嬢様。寮の最上階を占拠する、という横暴ぶりはありません。性格は事件簿よりですが、凛とはやはり犬猿の仲。凛の弟である真也に難癖を付けますが、それを切っ掛けに期間限定の主従契約を結びます。お金って大事よね。
「この様な低レベルの仕事を失敗した、無様なトオサカの姿が見られればとても充実した時間を得られるでしょうから」
・ロード=エルメロイ2世(力を持たない者、克服した者)
事件簿より渋めに設定しています。イメージはチャイルドマン教師。初め真也を嫌煙していましたが似た者同士だと知り、時計塔での保証人を引き受けます。イスカンダルでありクー=フーリンという意味です。ツンデレ性格も加味する必要があるでしょう。
「随分と子供じみているが英霊との絆なら私も持っている」
・グレイ(力を持つ者)
事件簿では明言されていませんがこのSSではセイバーの血筋で、サーヴァント級の身体能力を持ちます。事件簿一巻より3年経っていますが、慕うエルメロイとの進展は無くご不満のご様子。温和しめキャラにありがちで、酒が入るとはっちゃける。
「レディ=エーデルフェルト! 料理好きの擬人化された犬が、いざという時は身を挺して守ってくれる騎士になるなんていい年して夢見過ぎです! ……うぃひっく」
~以下オリキャラ~
・ジョナサン=スコット(力を持たない者、それを渇望する者)
真也の一歳上で21歳。見目麗しく、愛想良し、気配り良し、家庭的。碧と朱のオッドアイそして、眩いばかりのプラチナブロンドを持つ美少年。時計塔では男女ともに、お嫁さんにしたい男の子投票第1位。本当に男だ、実は女だ、諸説あり。外観は15、6歳。身長は150センチに届かず、ある意味お約束キャラ。エルメロイと同じで2流、そして家の再興を願う者。ファザコンの毛があり、エルメロイが父に似ているとか。真也のアドバイザー的な立ち位置ですが……。皮膚が弱く日光を避けているとか、夜型で陽が落ちると強気になるとか、色々伏線を張っている人。
「私は二流で家の再興を願う者。私は師匠と同じ境遇だからこの教室に居られるのです。師匠の同情に付け入った卑怯者です」
・ヘルメス=トリスメギストス(力を持つ者、実力・資産・才能・家柄、全てが満たされた者)
時計塔の魔女編で登場します。占星術、錬金術、降霊術に秀でる、あの錬金術師の末裔です。ルヴィアの彼氏、と言うのが時計塔生徒たちの一般認識。宝具級のアイテムを持っているとか。アトラス院ではなく何故か時計塔に居ます。
「そのルヴィアに俺は拒絶され、君はルヴィアの隣りに居る。許してくれトオサカシンヤ。俺は君に嫉妬している」
・マリア=アジャーニ(力を持たない者、才能はあるが財力も実力も乏しい者)
依頼その2で登場します。考古学部に所属する地理学専攻で、自然信仰神と人間の自然改造(開墾、埋め立て)というテーマに詳しい。金髪ガーリー三つ編みの眼鏡娘。財政難で、素は良いがあまり着飾らない。衣類は弟のお下がりも多く、良く言えばボーイッシュ、悪く言えば野暮ったい。だがリーゼリットに勝るとも劣らないおっぱいを持つ。何故か関西弁。
「その、東洋人を相手にするのは私も初めてなん。依頼料はそれで手を打ってくれへんか。健康状態や呪いの類いは心配せんでええから」
■冬木市側
・遠坂凛
真也の義姉。
・キャスター
前作において受肉済み。真也の従者。
・衛宮士郎
真也の天敵にして最大の理解者。今までいがみ合い続けてきましたが、成長と共に落着きつつあります。
・セイバー
前作において受肉済み。士郎の嫁。
・イリヤ
前作にて延命済み。士郎の義姉。
・衛宮一郎
???
■聖堂教会側
・シエル
ヴァチカンから呼び出され何かを探しているご様子。“彼”が心配で早く三咲町に帰りたいが、泣く泣く従事。このSSでは真也のカウンター的存在。戦闘能力的な意味です。月姫は2000年で、この時彼女は24歳(ネットの情報より)。この設定を採用し、赤い林檎は2008年なので彼女は32歳となります。
「その黒縁眼鏡少し気になります」
■悪魔崇拝結社ラヴォワーク側(オリジナル)
第2次世界大戦末期に聖堂教会の手によって壊滅させられるものの、復活し暗躍している組織。
【ラヴォワザン】
本名カトリーヌ=モンヴォワザン。17世紀のフランスでブイブイ言わせた魔女。Webの絵に基づき中年おばちゃん設定。2000人以上の赤子を生け贄に殺したとか。このSSでは魔術師上がりの死徒です。固有結界はありませんが、その代わりサーヴァント並みの身体能力を有します。真アサシン型。
・攻撃方法:短剣、投擲、魔術
・クラス:アサシン
「代行者ならともかく、埋葬機関が動くと厄介だ。私は大戦末期に殺されかかったんだからね。思い出しただけでも、木槌で潰された足の甲が疼くよ。まったく、嫌みな連中さ」
(ステータス)
筋力B / 耐久C / 敏捷B / 魔力A / 幸運E / 宝具NC
筋力A / 耐久B / 敏捷A / 魔力A / 幸運E / 宝具NC(狂化時)
(スキル)
・投擲(短剣)
・魔術:黒ミサ(悪魔召喚) / 毒薬の呪 / 媚薬の呪 / 堕胎の呪 / 針金拘束の呪(金縛りor重圧)
・気配遮断
・戦闘続行
・狂化
【エリーザベト=バートリ】(Extra-CCCとは一切無関係)
見た目20代半ばの中世貴族風の女性。その実体は悪魔を崇拝する魔術師上がりの死徒。魔術攻撃型で身体能力は低ランク。一般人を上回るがサーヴァントより大きく劣る。絞首台の縄や鉄の処女(アイアンメイデン)を模した魔術を好んで使う。貴婦人らしく物腰丁寧だが性器や膣を取り出し、それを見て性的に興奮する。拷問を好み苦痛な表情を見て笑う、という困った人。固有結界“チェイテの釜”をもつ。その効果は、女性で、若くて、そして処女ほど効果を発する吸収の結界。さっちんの“枯渇庭園”の類似品。イベントキャラの為ステータスはありません。
「まぁ。何処のどなたですか? 私の友人だなんて、もうこの世に居ないのに」
■時計塔
時計塔の設定は大英博物館の地下都市ではなく学園都市設定を採用しています。ヒースロー空港の西にとある学校がモデル。
■ソロモンの悪魔
とある話で登場します。
【サブノック】
“ソロモン72柱の魔神の1柱にして地獄の侯爵である。50の悪霊軍団を従え、衝動、機敏、狭量、制約を司る。サブノックの意図は召喚者の能力を伸ばすことではなく、召喚者を取り巻く状況を好転させる事にある”
・外観:目玉の無い角馬に乗ったアマゾネス
・性格:勇壮と高慢
・攻撃方法:馬の角もしくは蹄で、手持ち武器はありません。
・クラス:ライダー
「なにそれ。女の攻略を他の女に頼むなんてサイテー。しかも悪趣味だわ。ヘカテーなんて助産婦のババアじゃない」
(ステータス)
・筋力:C / 耐久:E / 敏捷:B / 魔力:C / 幸運:F / 宝具:NC
(スキル)
・騎乗
・築城(独自):重圧の効果、幸運判定。但し有効範囲が存在する。
・呪詛(独自):棺桶(hoarse)という名前を持つ。ダメージを受けると呪いが掛かり、治癒が出来ないが、本体が死ぬと解呪される。幸運判定で即死。
・カリスマ
・変化(独自):召還者(他人の)姿を本人が望む様に変える。
・気配遮断
【オセ】
“ソロモン72柱の魔神の1柱にして、3ないし30の悪霊軍団を従える地獄の長官である。善と豊潤、安楽、豊富を司る。オセは獰猛な戦士であり、召喚されると威厳のある豹の姿で現れる”
・外観:豹頭の中世冒険家
・性格:善と威厳
・攻撃方法:二刀流
・クラス:セイバー
「我々が与えた戦う術とは己を磨くための競争だった。それを欲望という殺戮に変えたのは人間だ。勘違いなどしてくれるな愚かな人間よ」
(ステータス)
・筋力:B / 耐久:C / 敏捷:C / 魔力:B / 幸運:A / 宝具:NC
(スキル)
・変化(独自):召還者(他人の)姿を本人が望む様に変える。
・精神干渉(独自):幻覚をみせる。
・騎乗
・神性
・勇猛
・ルーン(魔術)