ドーン!
「吹き飛ばすか足を狙って無力化しろ!」
長門が主砲を撃ちグールの対処方法を伝える。
「皆さん急いでください」
会議のメンバーは、長門と陸奥そして憲兵達に護衛されて地下を目指す。
「ぐはっ!」
「新手か」
別の通路を見ていた憲兵が撃ち殺され長門がそれに反応し撃ち返す。
「皆さんもう一つ階段を降りれば地下です」
一階までは、降りてこられたもののそれまでに多くの憲兵が亡くなり後は、憲兵隊長と数人であった。
「隊長階段まで後一直線二百メートルです」
「よし!皆さん我々が時間を稼ぎますその間に脱出してください」
「なっそれなら私も残る!」
長門が叫ぶ。
彼女は仲間を必ず死ぬ戦場に置いていきたくないのだ。
「長門駄目だ」
「しかし提督!」
「お前をまだ失う訳にはいかない!」
整一とて憲兵達を置いて行きたくはないしかし長門に今死なれては困るのだ。
長門は重要な戦力であり、失う事できない。
「行くぞ・・」
「くっ」
「長門行くわよ」
会議のメンバーと艦娘は、憲兵隊を残し地下に急いだ。
「隊長ほんとによかったんですか?」
「は?何が」
「後一か月で退職だったのに」
部下の一人が隊長に尋ねる。
「はっそんな事か」
隊長は部下の発言を鼻で笑う。
彼とて死にたくはないしかし
「役目を果たすそれが軍人だ」
彼には軍人としての誇りがあった。
「そりゃ野暮なこと聞きましたね」
「口を動かすよりさっさとバリケードに使える物持って来い!」
「はっ」
隊員達が机や椅子などを搔き集め通路をバリケードで固め彼らは、絶望的な戦いに身を投じる。
「来ました!」
「よしまずはグレネードを投げろ!」
隊長の指示で隊員達がグレネードを投げグール達を吹き飛ばす。
「増援を確認!」
「ちっ数が多い!」
すぐに別のグールが殺到し銃撃して来る。
「くそ撃て撃て撃ちまくれ!」
隊員達はバリケード越しにグールの足を撃ち無力化していく。
しかし
ヒューン
ドン!
グールの一人がロケット弾を撃ち込みバリケードを破壊する。
「くそロケット弾か」
「たっ隊長・・」
「おい山崎!」
隊長がさっきまで話していた隊員はロケット弾によって下半身が吹き飛ばされていた。
「隊長・・・」
「もういい喋るな」
「いままで・・ありが・・」
ドン!
隊員最後まで言う前に隊員は突然の銃撃で死んでしまった。
「っ!」
隊長が驚いていると硝煙の中から白い女が出て来た。
「いやー吸血鬼の目は、やっぱりいいですね確実に頭を撃ち抜ける」
「おっお前ーー!」
隊長が激高して女を撃とうとした時
ガプッ!
女は隊長の首元に嚙みついていた。
「っ!」
女は血を吸い隊長は、次第に力が入らなくなりやがて絶命した。
ピーピーピー
電話が鳴りそれに女は出る。
『そろそろ憲兵の増援が来る、撤収しろ』
「会議のメンバーまだ殺せてませんけど」
『撤収しろタ級』
「分かりましたよヲ級」
こうして国防省襲撃は幕を閉じた。
二日前
「ホントニナンデモイウコトキイタラズットイッショニイテクレル?」
「うんほんとだよ」
「ヤッター!」
レ級は言う事を聞いてくれそうだ。
人は無理やり言う事を聞かせるより愛で縛った方が裏切らないし良い成果を残すのだ。
「デモナニスレバイイノ?」
レ級が困った顔をしながら首を傾げる。
ちょっと可愛いな。
「まず私と同じ吸血鬼になってもらうよ」
「キュウケツキ?」
「まあなれば分かるよ」
「ッ!」
私はレ級の首に噛みついた。
レ級は吹雪に噛まれ少し戸惑いながらも吹雪を受け入れた。
「多分これでok」
数分して吹雪はレ級から離れた。
「これで吸血鬼になれた?」
「うんなれたよ言葉も流暢になってるし牙も生えてる」
初めて吸血鬼化させてみたが上手くいって良かった。
「これでずっと一緒だ」
「まあすぐには無理だけどね」
「えっ」
レ級が滅茶苦茶悲しい表情でこちらを見てくる。
「大丈夫レ級に手伝ってもらえればすぐに一緒になれるから」
「本当・・」
「うん本当だよ」
「分かった」
レ級は涙を拭い頷く。
「何を手伝えばいいの?」
「じゃあまずはレ級の拠点に連れていってくれるかな」
「うん!」
レ級は嬉しそうな表情で頷いた。
レ級に案内してもらい道中で自己紹介などをしていたら二人共吸血鬼ということもあり一時間程で着いた。
「あれがレ級の拠点にしてる島?」
「うん姫が管理してる」
姫と言う事は、姫級か少し面倒だな。
「レ級は、仲間を殺されたらどう思う?」
「弱い奴だなと思う」
「じゃあ問題ないね」
「何するの?」
「姫を殺す」
姫を殺さないと目的が達成出来ないし何より戦いたい。
「じゃあ私も吹雪と一緒に殺す」
「じゃ行こうか」
殺戮の始まりだ。
島の周りに居た深海棲艦を粗方かたずけ後は姫とその護衛だけになった。
あれは泊地棲姫か。
「レキュウウラギッタナ!」
泊地棲姫が叫ぶ。
「うるさい」
レ級が砲撃する。
「グッ」
砲撃が泊地棲姫に命中し苦悶の声を上げる。
その間に私は、距離を詰め護衛を殺していく。
まずヲ級をMP40で殺す。
ル級が二隻で砲撃してくがグレネードを投げ牽制しKar98kに持ち替えた後二体とも頭を抜き殺した。
最後にへ級が突撃してきたが銃剣で体を貫き殺す。
「オマエハイッタイナンナンダ!」
泊地棲姫が叫びながら艦載機と砲弾で攻撃してくるが、艦載機を全て落とし一気に接近する。
「シズメ!」
泊地棲姫のパンチを避け首に嚙みつく。
「ハナレロ!」
叫びながら攻撃してくるが意に返さず血を吸う。
「ウッ」
左手で泊地棲姫の腹を刺し黙らせる。
別にこのまま噛み切れば殺せるが私がやりたのは、こいつを取り込む事だ。
連続は疲れる。
メインヒロイン誰がいい?
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レ級
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夕立
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どっちもメインヒロイン