TS転生吹雪何故か艤装が最後の大隊兵士装備   作:覚醒不知火

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まさか十話まで行くとは


第十話

 

 

数分して泊地棲姫の血を吸い切り、泊地棲姫は絶命した。

 

 

「よし」

 

 

しっかり吸収できたようだ。

泊地棲姫のあらゆる記憶が流れ込んでくる。

 

 

「吹雪そう言えば何でここに来たの?」

 

 

「んー簡単に言うと軍から失踪する為に自分だけの軍隊を作る為かな」

 

 

「どうやって?」

 

 

「深海棲艦は、海底に沈んだ船や砂を材料として建造されるでしょ」

 

 

「そうだけど」

 

 

深海棲艦の作り方は、泊地棲姫の記憶で完全に分かった。

 

 

「レ級この島にある死体と資材を建造ドックに集めてくれないかな?」

 

 

「分かった!」

 

 

レ級は走って資材を集めにいった。

恐らく私に必要とされる事が嬉しいのだろう。

 

 

「さて成功するかな?」

 

 

吹雪は歩き出し目的地の施設に向かう。

 

数分で着き施設を見る。

 

廃墟のような建物だったが所々整備されていた。

中に入ると大きなプールの様な物が幾つかあった。

水の色はどす黒く禍々しい見た目をしている。

 

近くにはレ級が既に運び込んだ死体や資材が積み上げられていた。

 

 

「まずはやってみるか」

 

 

吹雪は取り敢えず死体四つと幾つかの資材を入れる。

 

そして最後に手のひらをナイフで切る。

傷が付くが赤黒い影によって瞬く間に塞がる。

そしてナイフに付着した自分の血を入れた。

 

 

「吹雪何してるの?」

 

 

レ級が資材を持って戻って来た。

 

 

「実験に近いけど私の眷属化した深海棲艦を作ってる」

 

 

正直言って成功率は低い。

深海棲艦の建造方法は、分かったが吸血鬼化するかは、分からない。

 

 

「そう言えば高速建造材ってある?」

 

 

ゲームであった高速建造材が有れば直ぐに結果を見れる。

 

 

「あるよ」

 

 

レ級が持って来た箱から火炎放射器の様な物を取り出した。

 

 

「貸して」

 

 

「はい」

 

 

レ級から高速建造材を受け取り、プールに放射する。

 

 

放射し終わり、プールが赤黒く光りだした。

 

 

「さあどうなるか」

 

 

プールから手が出て来て手摺を掴む。

 

 

「はあ・・はあ」

 

 

プールから白い肌の女が出て来た。

 

 

「お前は、何だ?」

 

 

女に問う。

 

 

「貴方の眷属です・・」

 

 

「お前は何級だ?」

 

 

更に問う

 

 

「ヲ級です・」

 

 

「お前の好きな事は?」

 

 

一番重要な事を聞く。

 

 

「戦争です」

 

 

「パーフェクトだ」

 

 

成功いや大成功だ。

眷属化だけでなく思考が私よりとは、本当にパーフェクトだ。

しかしあの帽子の様な物含め艤装がないな、矢張り開発をしなければ駄目か。

と言うか

 

 

「服はどうした?」

 

 

「分かりません」

 

 

このヲ級何で裸なんだ。

服も用意しないと駄目か。

 

 

「取り敢えずこれを着ろ」

 

 

着ていたロングコートを渡す。

 

 

「ずるい」

 

 

レ級が殺気じみた目でヲ級を観ている。

 

 

「レ級艤装を作るから資材を持って一緒に来てくれないかな?」

 

 

「はい!」

 

 

レ級は嬉しそうに返事し資材を持ち始めた。

単純な奴だな。

少し可愛い

 

 

隣の開発施設に移動する。

 

 

中には黒く巨大な機械が置いてあった。

資材を入れる場所は、上に設置されており下の口の様な部分から装備が出て来る様だ。

 

レ級が資材と私の血が付いたナイフを持ち梯子を登ぼる。

 

 

「先ずは十分の一位入れて」

 

 

「分かった」

 

 

持って来た資材と私の血をレ級が入れ機械が赤い光を放つ。

 

 

機械は直ぐに輝きを失い、下の口から装備が生み出される。

 

 

STG44が吐き出された。

 

 

「吹雪どうだった?」

 

 

「大丈夫、成功だよ」

 

 

私の血を混ぜるとミレニアム装備になるのだろうか。

まあ装備出来れば良い。

 

 

「他も入れちゃって」

 

 

レ級は次々と資材を入れた。

 

機械が何回も光り、幾つもの装備を創り出した。

 

 

「これは軍服か?」

 

 

何故か親衛隊士官の野戦服が出た。

 

 

「こっちは下士官の野戦服か」

 

 

色々と出た訳だが半分位が軍服だ。

装甲値でも上がるのだろうか。

 

 

「これはいいなアハトアハトだ」

 

 

8.8cm PaK43通称アハトアハト、ドイツ軍が開発した高射砲で威力が高すぎて対戦車用にも用いられた傑作兵器だ。

 

 

「対空も対艦も行える素晴らしい兵器だ」

 

 

「吹雪この航空機みたいなのは?」

 

 

「それは、Ⅴ1ロケット改だね」

 

 

Ⅴ1ロケット、ドイツが開発したロケットでⅤ1ロケット改は、ミレニアムが改造して誘導能力を付けたものだ。

 

 

「後これは、シュヴァルベか」

 

 

Me 262 シュヴァルベドイツ軍が開発した世界初の量産ジェット戦闘機だ。

 

 

「レ級に上げるよ」

 

 

「ありがとう吹雪!」

 

 

後はパンツァーファウストとMP40とSTG44か、まあこんなとこだろう。

 

 

「じゃあ戻ろうか」

 

 

「うん」

 

 

レ級と一緒に装備を持って建造ドックまで戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヲ級これ着てね」

 

 

ヲ級に野戦服を渡す。

 

 

「分かりました」

 

 

「んーー」

 

 

レ級が恨めしい目で見てくる。

 

 

「レ級も着る?」

 

 

「うん!着る」

 

 

ヲ級とレ級が野戦服に着替えている。

 

 

「吹雪は着ないの?」

 

 

「着てほしいの?」

 

 

「うん、出来れば着てほしい」

 

 

レ級がウルウルした目で見てくる。

こいつ可愛いな

 

 

「分かった着るよ」

 

 

「やったー」

 

 

私は親衛隊の士官服に着替えた。

着てみると意外と動きやすくアハトアハトも装備してみたが、吹雪型の艤装に比べてしっくり来た。

 

 

「吹雪どうかな、にやってる?」

 

 

「うん凄いにやってるよレ級」

 

 

「そ・そうかな・・えへえへ」

 

 

レ級の照れている姿可愛いな

 

 

「吹雪も凄いかっこいいよ!」

 

 

「ありがとう」

 

 

今の私はSS士官服を着て軍帽も被り、コートも羽織っている。

 

 

「もう一隻建造しておこうかな」

 

 

「どの位入れますか?」

 

 

ヲ級が尋ねてくる。

 

 

「まあ半分位入れちゃおうか」

 

 

「分かりました」

 

 

ヲ級は資材をどんどん入れていき私も血を入れる。

 

 

「高速建造材使って」

 

 

「はい」

 

 

ヲ級が高速建造材を放射する。

 

 

「出来たかな?」

 

 

プールから腕が出て来た。

そしてヲ級の時と同じ様に手摺を使い上がってくる。

白い髪に艦娘の様な服を着た女が出て来た。

 

 

「お前は何だ」

 

 

念の為ヲ級と同じように質問する。

 

 

「貴方の僕です」

 

 

「お前は何級だ」

 

 

「私はタ級です」

 

 




パーフェクトだウォルター


アンケート結果としてはどっちもメインヒロインでレ級寄りです。
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