TS転生吹雪何故か艤装が最後の大隊兵士装備   作:覚醒不知火

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ua5000ありがとうございます。


第七話

 

艦が火に包まれている。

乗員たちが、必死に火を消し負傷者を運び出している。

しかし敵の砲弾が命中し消化作業が進まない。

医務室は負傷者で溢れかえり、死体は通路に放置されている。

そして弾薬庫に火が回り、駆逐艦は爆沈した

 

 

場面が変わり今度は町がロンドンが燃えている。

上空には巨大な飛行船がおり吸血鬼達を投下していた。

吸血鬼達は各地に火を付け住民達を手当たり次第に殺している。

上空から見れば火によって巨大なハーケンクロイツが描かれていた。

そして吸血鬼達によってグールとなった住民が別の住民を捕食し警察官達がグールに抵抗しているが上から降りてきた吸血鬼によって皆殺しにされた。

 

 

どちらも常人が観たら地獄と呼び観るのをやめたくなる光景だが、この光景を観ている私は混ざりたいと思っていた。

火に飲まれてみたい虐殺をしてみたい敵を殺したい。

そんな感情を私は感じていた。

 

 

 

パーパパッパ パーパパッパ パーパパッパ パッパパ!

 

 

 

「っ!」

 

 

起床ラッパで目が覚める。

すぐにベットから起き布団を整える。

 

 

「点呼!」

 

 

「一!」

 

 

「二!」

 

 

「三!」

 

 

点呼に元気よく答える。

軍に入った為起床は絶対に六時。

吸血鬼の私には関係ないが普通の子には少し辛いだろう。

 

 

「〇六三〇に食事だ、遅刻しない様に」

 

 

「「「はい!」」」

 

 

点呼に来た長門は、直ぐほかの部屋に点呼しに行った。

 

 

「二人も夢・・見た?」

 

 

「うん見たよ」

 

 

「見たっぽい」

 

 

艦娘になると夢で艦の記憶を見る事がある。

特に轟沈する瞬間は絶対に見るようで夢に苦しめられる艦娘も少なくない。

しかしその夢によって人格に変化が起こるようで夢を見れば見る程人格と性能が元の艦に近ずく。

証拠として行き成り会話に語尾を付けだしたり姉妹艦を本気で姉妹のように思ったりする現象が各地で報告されている。

私も夢を見るようになったが、一緒に見るロンドンの夢のせいか影響はない。

 

 

「準備しよっか」

 

 

「うん」

 

 

各々着替えをしたり顔を洗ったりしている。

私はトイレに行き輸血袋の血液を飲む。

普通の食事は食べなくても余り問題ないが血は飲める時に飲んで置かないと生活に支障をきたす。

 

 

 

 

時間になり三人で食堂に向かう。

食堂では、給料艦間宮によって非常に美味しく又戦時下の一般国民よりかなりいいものが食べられる。

艦娘を政府が大事な戦力と思っている証拠だろう。

 

 

食堂に着き券売機で券を買い提出する。

 

 

暫くして自分の名前がテレビに表示され食事を取に行く。

 

 

「吹雪ちゃん又うどん?」

 

 

「え、そうだけど?」

 

 

「いい加減同じ物食べるのやめれば」

 

 

「そうかな」

 

 

食堂ではいつも同じ物を食べている。

正直言って何を食べても基本同じなので特に変える様な事は無い。

たまには、変えた方がいいのかな。

 

 

「そう言えば、はぐれた時二人は深海棲艦をどうやって倒したの?」

 

 

深海棲艦を倒した時と言うのは、練習航海の時の話だ。

返り血を誤魔化す為に長門には瀕死のイ級がやって来てそれを倒してその血が付いたと報告した。

 

 

「どうって、すごい近づいて来たからそれを狙って撃っただけだよ」

 

 

「だけって私なら多分動けてないなー」

 

 

「睦月ちゃんも撃てると私は思うけど」

 

 

「そうかなー、そう言えば夕立ちゃんはどう?」

 

 

「私は・・・・」

 

 

「お前たちもう直ぐ勉学と訓練の時間だ直ぐに食え」

 

 

「睦月ちゃん急いで」

 

 

「うん」

 

 

危なかった。

夕立は今隠してこそいるがいつかばらすかもしれないからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

艦娘の改に関する勉学と訓練が終わりみんなが寝たころ私は、いつもの様に艤装で海を走っていた。

海を走る理由は闇市に最短で行くには海を走るのが近道なのだ。

 

 

「ん?あれは」

 

 

水平線の向こうに何か黄色い光が見えた。

基本海に民間船は居ない深海棲艦に攻撃される危険性があるからだ。

と言う事は、深海棲艦か軍の船だ。

しかしあの光は軍の船にしては小さい。

つまり深海棲艦の可能性が高い。

 

 

「殺るか」

 

 

深海棲艦なら殺して楽しむだけだ。

 

 

「あれは、レ級flagshipか」

 

 

恐らく前に逃がした奴だろう。

今度こそ殺してやる。

 

 

私は全速力で走り出す。

レ級がこちらにきづいたようだが砲撃する暇はない。

そして私が手刀で首を跳ねかけた所でレ級が

 

 

ダイスキデスズットイッショニイテクダサイ!

 

 

頭を下げ思春期男子の様に顔を赤くしながら告白してきた。

 

 

「へ?」

 

 

意味が分からない何故レ級が私を好きになるんだ。

私は艦娘を殺してないし何ならレ級の仲間を殺してるんだぞ。

いったいなぜ。

私が啞然としていると。

 

 

「アナタノコロシカタアナタノワライカタナニカラナニマデゼンブスキデス!」

 

 

「成程・・」

 

 

いや待てよこれもしかして利用できるのでは。

 

 

「ずっと一緒に居たら何でも言う事を聞いてくれる?」

 

 

「ハイ!」

 

 

これはいい思ったより早く失踪出来そうだ。

 

 

「ならずっと一緒に居てあげるよ」

 

 

「!」

 

 

これからが楽しみだ。




レ級可愛い。

メインヒロイン誰がいい?

  • レ級
  • 夕立
  • どっちもメインヒロイン
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