何故か泥酔二人組に勝手な行動を取ったと説教され、ブーたれているセオリとユース団は、バーテンさんに聞いたコロシアムの入口に辿りついていた。
かなり入り組んだ山道の奥に大きなゲートがあり、検問所のような場所でダーザの名を使うと何ごとも無く通して貰えた。
控え室などはなく、倉庫にゾイドを停止させ、其処で整備されていた 。時間が来れば倉庫直結でコロシアムに入場するのだ。
コマンドウルフは、比較的数が多く珍しくないが、オウドライガーは世界に一機のみ。コロシアムの職員や観客も始めてみるゾイドに注目していた。そして、現コロシアムチャンピオン、ダーザと戦うのが少女なのだ。注目度は通常の二倍以上だった。
「凄い視線感じる……」
「本当だね。あんたとアインが喧嘩吹っ掛けられたダーザって奴は裏じゃ有名人だったからね。でもいいのかい? 裏とは言え結構大きな賭博だ、オウドライガーの事が世界に広まるのが早くなるよ」
アンナの意見に「やばっそうかも」と迂闊な判断をした一時間前の自分を悔やんだ。だが、後悔先に立たず。
「コロシアムでは、火器が禁止の分、ゾイドの格闘性能に依存するっす。セオリ嬢のオウドライガーなら有利に戦えるっすけど、相手のダーザが何に乗ってるかが問題っす」
「あれ、知らないのハットンとアンナは?」
裏業界に詳しく、知識も多いと言っていた二人がダーザのゾイドを知らないとは思っていなかった。
「あたい達も半年ぶりのコロシアムだからね。前チャンピオンとは、面識あるけど新顔のダーザは初めて見たさ」
「正直、前チャンピオンがダーザって男に負けるような器じゃないと思うんですけど……世の中分かんないっすね」
二人がうーんと唸りながら、考えているとセオリの袖をアインが引っ張った。
「何アイン?」「祈願。セオリ様の祝勝を祈っております」
と激励され照れ臭くなったセオリは、頬を赤く染め照れながら「うん」と胸を張って応える。
「後、セオリでいいから。様はいらない」「無理。しかしですね、セオリ様が我々を許してくれた恩があって……恩人を呼び捨てになど……ゴニョゴニョ」
「別に恩人じゃないもん。様とか嬢とか付けられると畏まっちゃって嫌なんだよ」
むくれながら、訴えるセオリ。それに対してアンナは、「そうさ。いい加減止めてあげな」と援護射撃を入れる。
「わかったっす。……セオリさん」
「妥協。では、セオリちゃんと呼ぶであります」
そうして話が纏まった時、会場の従業員が声をかけてきた。
「あなたのゾイドの機種名とあなたの名前、そして、火器の有無を書いてくれ」
従業員と言うよりチンピラと言った風貌の男だが、きちんと仕事をこなすのか手に持った板に張り付いた用紙の説明を始める。
「えーと、オウドライガーとセオリ……っと。火器はありません」
言われるままに書き終えて、従業員を見ると「まだ16才か……運が無い。そうだ、この了承書に署名をお願いしますよ。ゾイドの破損、搭乗者の怪我で会場に一切責任を求めないって部分だ。これが終わったあのリフトで会場だ」
言われるがまま、セオリがサインすると「goodlack」と従業員が親指をたてて、去っていった。
「行ってくる」「行っておいで」「負けちゃダメっすよ」「応援。一生懸命応援いたしますよセオリちゃん」
ユース団の見送りを後にオウドライガーのコックピットに乗り込むセオリ。コックピット内の計器を撫でながら「頑張るよオウドライガー!」と気合いを入れる。
『ガォオオオオン』とオウドライガーも雄叫びをあげ準備は万端。ズシンズシンと足音を鳴らしながらリフトに乗る。
するとリフトは、超重量のオウドライガーを苦にもせず動きだし明るいコロシアムの中心に運び出した。
「広いし、明るい。これで地下なの?」
『ガォン?』
セオリとオウドライガーが立っている場所は、半径100m程の空間でスポットライトが眩しいほど輝き外よりも明るかったのだ。
更に観客席も大勢の裕福そうな人達から、貧しい階級の人間まで有象無象に居た。
「あの何処かにユース団も居るんだよね」
『グルル』
周囲を見渡しアイン達を探すセオリを端に、オウドライガーが目の前のゲートからコロシアムに入ってきた敵に威嚇をする。
ズンズンとコロシアムに侵入してきたのは、オレンジカラーの アイアンコングであった。
「絶対アイアンコング乗りだと思った……でも、普通のアイアンコングより装甲が多いし両腕の武器……」
オウドライガーの前で停止したアイアンコングは、ボディの至る箇所にアーマーを装備し防御力をあげ、両腕に巨大な武装を装着していた。すると、両機が並んで直ぐにアナウンスが入る。
『会場にお集まりの皆様 。今夜は記念すべき決闘をご覧に入れましょう。方や現在40戦無敗の王者、ダーザ・コムイと恐るべき破壊者アイアンキ~~~ングゥ! そして、この無敗の王者に挑むのは、コロシアム初参戦の戦乙女……セオリと未知の実力と驚異の力を兼ね備えたオウゥ~~ドォラ~イグゥア! 両者王の名を冠するゾイド同士、熱い王座争奪戦を期待してるぜ』とアナウンスが途切れる。
すると。
「逃げずに来たようだな.待ってたぜ」
「そう。こないほうが良かったかな」
アイアンコングから、不愉快な男……ダーザの声がする。声は弾んでおり期限は良さそうでもある。
「……恥欠かされっぱなしじゃ終われねぇんだよ」
「私も、アインを傷付けたお前は許さない! 此処でもう一度叩きのめしてアインに謝らせる」
「言ってろ」
試合が始まる前に繰り広げられる舌戦。これだけでも観客は大盛り上がりだった。怒りのボルテージを上げる二人が何れ程激しい闘いを繰り広げるのか興奮が止まらないのだ。
すると両者の前に、両腕にフラッグを括り着けたアロザウラーが現れ、フラッグを前につき出す。
「両者準備はいいか?」
アロザウラーのパイロットが試合前の確認をとると、二人が通信で「うん(おう)」と頷き、「lady fight!」とフラッグが挙げられ、ゴングがなる。
「うぉおおおお!! いくぞアイアンキング」
『ブォオ』
ダーザの雄叫びと共に、アイアンコングの格闘専用機がドラミングをしながら、オウドライガーに向かって進む。
「おらぁ!」
アイアンコングにあるまじき速度でオウドライガーの前に移動するダーザ。アイアンキングが右腕を大きく振い、剛腕がオウドライガーの顔面に向かう。
「当たるか!」『ガウン』
初撃を見切っていたセオリが、オウドライガーに後ろに向かってステップを踏ませ、空振り体制を崩したアイアンキングに体当たりを仕掛ける。
「うぉお」
チャレンジャーの活躍に会場が「ワー」と沸く。
「くらえ!」
『ガォオ』
体勢が崩れた状況で横から、重量級のゾイドの体当たりを喰らい、倒れる。倒れたアイアンキングに飛び掛かるセオリ。
「ふざけんな」
「うわぁ」
飛び掛かったオウドライガーに、アイアンキングのカウンターの裏拳がヒットする。腕に備え付けられた巨大なトンファーのような武器が、オウドライガーの顎にクリーンヒット。
『グゥル』
空中で反撃を食らったライガーは、勢いで吹っ飛ばされ地面を転がりながらも、どうにか体制を立て直した。
四肢で確りと立ち、目の前でこちらの様子を窺うアイアンキングを睨む。
「中々いい反応だ。それに動きも速い……だが、所詮その程度だ! いくぞアイアンキング」『ヴォオオン』
激しいドラミングの後に、両腕のトンファーのような武器から巨大な杭が現れる。
すると、会場の観客が盛り上がり、アナウンスが入る。
『もう出てきたぞ、アイアンキングのパイルバンカー! だが、レディ相手に些か大人気ないんじゃないのかキング?』
そのアナウンスに観客席のアンナ達は、其々文句を飛ばしていた。
「武器は禁止じゃないのかい!?」
「火器じゃないグレーゾーンっすね……」
「疑問。でも、オウドライガーのストライクレーザークローも使ってよい筈では? それなら互角」
アインの指摘にアンナが首を横に降って否定する。
「リーチの差が有りすぎる。それにオウドライガーは、高速戦闘用ゾイドだけど、このコロシアムじゃあまり速度は出せない」
アンナの指摘の通り、ジリジリと距離を詰めたオウドライガーが自慢の爪で飛び掛かる。しかし待っていたとばかりにアッパーで繰り出されたパイルバンカーが、オウドライガーの顎にヒットする。
『グゥウ』
「うぁあああ」
杭が顎に当った瞬間にパイルバンカー内で超電磁石が、レールガンの要領でメタルZIの鉄芯を高速で発射し凄まじい衝撃をコックピットのセオリにまで伝える。パイルバンカーの一撃を受けたオウドライガーの上半身は大きく空を仰いでしまう。
「もう一丁!」
「きゃああ」
無防備になった腹部にもう片方のパイルバンカーが決まり、再び凄まじい衝撃がオウドライガーのボディをふっ飛ばし、コロシアムの壁に叩きつける。
『グゥウ』
「いてて、あんな武器ありなのか……」
コックピットでシートベルトを装着していたおかげで大怪我は無いが、全身打ち身といった症状である。いたる所から痛みが走るが、今は敵に集中せねばならずオウドライガーを立ち上がらせる。
「おいおい、バイオトリケラの装甲ですら一撃で砕ける攻撃を二回も受けて、破損すら無いだと? どんな装甲してやがる。まぁそれだけ頑丈なら、手加減いらねぇよな」
アイアンキングが、壁際に居るオウドライガーに急接近し、右腕のパイルバンカーを振るう。
「くっ」
「もう一丁あるぞ!」
最初の一撃は、姿勢を低くする事で回避したが、もう一本の腕で頭部を掴まれ鬣部分にバンカーを喰らう。しかし、ガッチリと頭部を掴まれているためパイルバンカーの衝撃を殺せず、モロに喰らってしまいセオリにもダメージが入る。
「くっ離せ!」
「逃がさねぇよ。お前にひねられた腕がまだ痛むからな!」
ガッチリと巨大な腕でオウドライガーの首をホールドしたダーザ。上手く身動きの取れないオウドライガーにもう片方の腕のパイルバンカーを連射してくる。
ガンガンガンと何度もリーオ製のバンカーを腹部に受けるオウドライガー。衝撃が絶えずセオリを襲うが、オウドライガーと共に根性で耐える。会場は、ほとんどダーザのパターンに入った試合に盛り上がりも落ち着いてきた。
これから始まるのは、アイアンキングによる解体ショーである。
『グゥルル』
「本当に頑丈にできてんなおい。一体何発ぶちこめばぶっ壊れるんだろうな」
オウドライガーの装甲がパイルバンカーに耐えているとはいえ、いずれ限界は来る。ダーザもオウドライガーとセオリのタフさに驚きの感情を持ちながらも、勝利を確信しパイルバンカーを打ち続ける。
「セオリさん……大丈夫なんっすか?さっきから全然動けていないっす。それにセオリさんの声も聞こえないっす」
「あたいに聞かれても分かんないよ。あの娘を信じるしかできない」
観客席で目を覆いたくなる試合に、ハットンとアンナがうろたえる。しかし、隣に座るアインだけがじっとオウドライガーとアイアンキングの戦いを見届けていた。
「勝利。あの状況でも、オウドライガーの『気』は、死んでない。セオリちゃんも負けるつもりはない」とアインな断言した。
その時だ。一方的に攻撃されていたオウドライガーに動きがあったのは。
ーーーーーーーーーーーーーーー
オウドライガーのコックピットで、目を瞑りペンウッド軍曹の言っていた仮説を思い出していた。
ーーーーーーーー帝王のゾイドの性能は、ほぼ100%搭乗者の意思の力で決まっている。
(なら、私が心を強く持てば……オウドライガーは負けない!)
「行くよ。オウドライガー! 帝王の力を私に見せてくれ!」
セオリの決意と共にオウドライガーのゾイドコアが内部で活性化する。外からは分からないが、コア内部の温度が上がり続け、回転数も倍々的に増加していく。呼応するかのように彼女の胸元にあるライガーゼロの形見が光り輝く。
溢れんばかりのエネルギーがオウドライガーの全身を巡り、一気に稼働させた。
『ガォオオオ! グォオオ!』
「な、うお! ぐは」
『ブォオン』
先程まで、力付くで押さえつけ、痛め付けていたオウドライガーが息を吹き返し、アイアンキングの腕に噛みつき振り回す。自信と同じようなサイズのアイアンキングを顎の力だけでブンブンと振り回しながら何度も地面に叩き付ける。
「はぁあああ!」
セオリの掛け声と操縦桿捌きによって、アイアンキングの持つ右腕が千切れ、本体が壁まで投げ飛ばされる。腕が千切れたアイアンキングは、しばらく動けず中のダーザも衝撃で頭部を強打していた。
「此処からが本番だ」
『ガォオオ』
咥えていたアイアンキングの右腕を傍に捨て、壁際でどうにか起き上ったアイアンキングと向かい合う。アイアンキングのダメージは見たとおり大きく、本来であれば試合は終了している。
だが、ダーザが降参を言い渡さない限り、試合は終わらない。それに会場のテンションが大盛り上がりになり、コロシアムも静止を掛けない。
「俺様が、俺様が負けるわけねぇだろ!!」
ダーザの意地と怒りによって突き動かされるアイアンキング。狙うわ最大パワーでのパイルバンカー。
「こっちも行くよ!」
対するオウドライガーも、爪に全てのエネルギーを集中し必殺の一撃に賭ける。
活性化したコアから、溢れ出る莫大なエネルギーがレーザクローに収束する。すると、オウドライガーの爪が眩いほど輝き、その熱量は周囲の水分を徐々に蒸発させていく。
シューシューと周囲から煙が上がり、オウドライガーの足下の地面は溶け始めていた。
それほどまでに力を高めた爪で相手を打倒すべくライガーは、走り出した。
「うぉお」
「はぁあああ」
四肢で大地を駆ける獅子王と迎え撃つアイアンキング。セオリとダーザの戦いの決着は一瞬だった。
「あんだとぉお」
駆け出したオウドライガーの速度は、先程までと違い音速を越え目視不可の領域に辿り着いた。
アイアンキングが左腕のパイルバンカーを振り上げた時、オウドライガーは既にアイアンキングを通過していた。
通り過ぎる前に、前足のストライクレーザークローでアイアンキングの胴体を砕き溶断して。
『ガォオオオオン。ガォオオオオン!』
ドサリと胴体から下を失ったアイアンキングが倒れ機能を停止する。そして、勝利したオウドライガーは、コロシアムの閉鎖的な空間中に勝利の雄叫びをあげた。
その戦いの結末に周囲の観客達も最大級の盛り上がりを見せ拍手が起こった。
さらにアナウンスが流れる。
『勝者 オウドライガーとセオリ。新チャンピオンの誕生です。コロシアム初の女性チャンピオンだ!』等と話を盛り上げ、オウドライガーがコロシアムから格納庫に向かうまで拍手は続いた。
格納庫にいくと、ユース団の皆が待っていて、オウドライガーから降りたセオリを激励した。
「頑張ったっす」「勝者。必ずやセオリちゃんなら勝てると思ってましたよ~」「これでダーザって糞野郎も少しは懲りた……訳でもないみたいだね」
アンナの視線の先には、半壊したアイアンキングから降りるなりズンズンと周囲の人を押し退けながら迫るダーザだった。
顔には、青筋が浮き出ており憎悪と憤怒の表情を露にしていた。
「そうだ。さっさと情報を渡せよ元チャンピオン」
当初の目的を思いだし、ダーザを馬鹿にした言い方をするセオリ。だが、ダーザの返答は予想の斜め上だった。
「お前のせいで俺のゾイドは滅茶苦茶だ。責任とって俺にそのゾイドを渡せ!」
「は! ゾイドが破壊されても文句を言わないのがルールだろうに、何をいってんだいあんた」
意味不明の理論を持ち出すダーザにアンナが突っ込みをいれる。
「本来なら負ける筈がないんだ。オウドライガーの性能が高すぎただけだ……俺様より強いゾイドなんて反則だ。だから罰としてこいつはもらう!」
「馬鹿なんすかね」
ハットンが溜め息をつくとダーザが、大きな声で捲し立てる。
「だから!! 俺様にこのゾイドを渡せば解決するっていってんだ!!! そんなこともわかんねぇのか? 手加減してやった礼と恥をかかせた謝礼金として献上しろ!」
口から唾を飛ばし、支離滅裂なことを続けるダーザ。周囲の目が冷たくなると反比例してダーザの体温は上がっていく。
「俺様が負けるなんて許されねぇ。そんなのこの世界の損失にも等しい……グダグダ言ってないで寄越せ!」
ばっと手をセオリに向けて差し出し要求するダーザ。セオリは無言で睨み付けると又おかしな方向に話が進む。
「渡さねぇつもりかあぁン!? ……そうだ、ならお前を俺の女にしてやるよ。見た目は悪くねぇし娼婦として使ってやる。そしたらオウドライガー何て必要なくなるんだ、娼婦として俺様に使われる幸福で一杯だろ? だからオウドライガーとお前の両方を貰ってやるよ」
何故か自信満々に良い放ち、周囲が凍っていることも気にせず「ガハハハ」と笑い始めるダーザ。
(ぶっ飛ばす)
拳を握りしめ、再びダーザの顔面を手加減抜きで殴ろうとしたセオリ。
だがしかし、セオリの鉄拳はダーザに命中しなかった。
「gwぶ……ごは」
セオリの拳より先に、凄まじい蹴りがダーザの鳩尾に入り彼は体をくの字に曲げながら撃沈する。
想定外の蹴りの出所を見たセオリは驚いた。
「又あったねお嬢ちゃん。さっきのは良いファイトだったよ。オジサンもびっくりしたよ」
「……あぁ、酒場にいたオジサン!」
そう、なんとダーザを撃沈させたのは、数時間前に酒場でセオリが情報を聞き出したオジサンだった。酔っぱらっていない為か、オジサンと言うよりナイスミドルな雰囲気を醸し出していた。
「何でここに?」
「いや~、半年ばかり仕事で街を離れてたら、ダーザ何て男が秩序を乱してるって聞いて酒場で情報収集してたらセオリちゃんと会って、そのセオリちゃんがダーザを倒してくれるとは思わなかった。参ったねこりゃ」
顔を手のひらで覆い、笑い出すオジサン。すると、足下でダーザが呻いたのでオジサンが蹴りを入れ黙らせる。
「お、ユース団の連中じゃねぇか久しぶり」と今度は気さくにユース団に話しかける。
(知り合い?)
セオリの問いの答えは直ぐに出た。
「お久しぶりっすバーナーさん」
「本当に変わってない奴だねあんたは……」
「説明。セオリちゃん、このバーナー殿はコロシアムの元々チャンピオンであります」
其々がオジサン=バーナーに挨拶をし、バーナーも「おう、相変わらずお前は尻に引かれてるみたいだな。アンナは、良い女に磨きが掛かったな。アインは、友達が出来たみたいで良かったな」と其々に返し、アインの頭を撫でていた。
「えぇえええええええええええ」
漸く元々チャンピオンという説明が脳に入ったセオリが、驚きの声をあげた。ダーザは、未だにダウン中である
次回は、キャラ紹介を合わせた二話投稿になる予定です。
アイアンキング
型式 EPZ-002
所属
モチーフ ゴリラ型
スペック
全長 11.5 m
全高 13.7 m
全幅 15.1 m
重量 200.0 t
最高速度 140.0 km/h
武装
アイアンハンマーナックル×2
リーオ製大型パイルバンカー×2
複合センサーユニット
現コロシアムチャンピョン、ダーザの愛機。オレンジ色で装甲が追加され、両腕に大型ゾイドですら一撃で粉砕するパイルバンカーが装着されている。本来は、火器も装備した重装甲機体だが、コロシアム使用で格闘能力のみにされている。闘争本能を強化され、接近戦ではゴジュラスすら圧倒する。両腕のパイルバンカーに使われたリーオは、ディガルド武国との戦争の際に使用されなかったパーツを併用。
コロシアムでは、無類の強さを見せていた。