無知で無垢な銃乙女は迷宮街で華開く   作:ねをんゆう

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121.帰還と混乱

 それは遠征が始まってから2週間が経った頃のこと。

 マドカ達が帰って来ることもなく、地上からの連絡が来ることもなく。通り掛かった探索者達から『ギルドが監査で大変そうだ』などという話を聞きつつ、変わらず鍛錬を続けている。……それは、そんな最中のことだった。

 

 

「リゼさん!!レイナさん!!」

 

 

「は……?」

 

 

「え?……マ、マドカ!?それにカナディアとレンドさんも!?」

 

 

 凄まじい勢いで走って来たのは、大凡10名余りの人々。そしてその人々の顔を、リゼはよく知っている。よく知っている人達の顔ばかりが、そこにはある。

 

 

「な、なんで地上から!?……い、いや、本当に何が!?」

 

「事情は後で説明します!一先ずレイナさんを貸して下さい!!」

 

「わ、私ですか!?」

 

「愚図!!手持ちの物資を全て出せ!!それと赤竜の拘束が緩んでいたぞ!!貴様この3週間を弛んで過ごしていた訳ではないだろうな!!後から直しておけ!!」

 

「は、はぃい!!」

 

 

 軍隊か何かかと思うような勢いで叱られて、慌てて保存していた臨時用の物資を小袋に分けて準備するが、赤竜の拘束が緩んでいたことだけは何の言い訳も出来ないので仕方がない。

 ……それよりも彼等の方だ。ここまで問答無用でレイナを借りたいと言ってきたマドカ、こんな彼女の姿はなかなか見られるものではない。何よりラフォーレでさえも何処か焦っているように見える。

 

 何らかの異常事態が起きた。

 

 それは間違いない。

 

 

「こんの愚図が!食料をそれだけ詰めてどうするつもりだ!!せめて水の比率を増やせ!!人間食わずとも3日は生きれるわ!!」

 

「あ、あぁ!!すまない!!」

 

 

「……チッ、少し聞け」

 

「え……?」

 

 

 手際の悪いリゼの横に立ち、不機嫌そうに顔を歪ませながらも、ラフォーレは怒鳴る様な姿勢から急に態度を変えて、荷物を詰める手伝いをし始める。

 ……レイナと何やら話しているマドカ。しかしリゼに対してはラフォーレがそれを教えてくれるらしい。なんだかそれが自分の師はあくまでラフォーレだと言われているみたいで微妙な気持ちになるが、今はそれはどうでも良くて。

 

 

「54階層にダンジョンの別口が見つかった」

 

 

「なっ!?」

 

「私達はそれを使って地上に帰って来た。それ以外にも幾つか奇妙な部屋を見つけたが、問題は倒した1時間後に50階層に黒龍が復活したことだ。これは通常の階層主であればあり得ない速さだ」

 

「っ……45階層以下には、未だ取り残されてしまった探索者達が多く居る?」

 

「そうだ。黒龍をもう一度倒すより、地上から45階層に向かった方が確実だと判断した。それほどにアレは馬鹿げていた。……ただこの件、お前も何れ無関係では居られなくなる」

 

「?……それは、ダンジョンの別口について?」

 

「違う、お前のスキルについてだ」

 

「スキル……?」

 

 

 リゼより遥かに手早く荷物の準備を終わらせると、そのまま荷物を纏めて肩に担ぐ。相変わらずの無駄を嫌う様子、けれど彼女のそういうところをリゼは尊敬している。

 

 

「今以上に励め。お前達の実力が十分な域に達したと私が判断した時に、そのまま50階層へと連れていく」

 

「!!」

 

「……また情勢が変わる。少なくとも、実力的に頭打ちになっていた私達の問題が解決した。近いうちに探索者間の実力差は今以上に広がることになるだろう。50階層を超えるか超えないか、これが全てを分ける」

 

「っ……私達もこの3週間、何もしていなかった訳じゃない。少なくとも直ぐにでも、青竜には挑める」

 

「そうか、ならばさっさと成果を出せ。私は結果以外を評価することはない」

 

「分かってる、証明してみせる」

 

「ふんっ」

 

 

 詳細はなく、けれど概ねの経緯だけを話してラフォーレはまたマドカの方へと向かった。こちらを見て反応を待っていたレイナにも一つ頷くと、彼女はそのままに彼らの後をついて行くための準備をし始める。彼女も自分の役割を自覚したのだろう。今は何より最速で45階層に辿り着くまでの駒が必要なのだと。

 

 ……正直、レイナの探索者としての使い勝手の良さは誰よりもリゼがよく知っている。最低限の速度が確保されている上に、上級探索者に匹敵する脅威的な火力。何より彼女自身の人間性も、マドカやラフォーレはかなり好意的に見ていた。

 

 

「リゼ」

 

「カナディア……」

 

 

 そうしてリゼとラフォーレの話の内容というか、空気の重さに気付いたからか。声を掛けて来てくれたのはカナディア。彼女もまた他の彼等と同様にボロボロの姿をしているが、彼等をここまで追い詰めた"黒龍"という存在にも恐ろしさを感じてしまう。それはリゼ達も将来的に相対しなければならない相手、身が引き締まる。

 

 

「なに、レイナは必ず無事に返す。心配は要らない」

 

「……いや、そこの心配はしていないよ。ただ、君達の方こそ大丈夫なのかい?怪我はともかく、顔色も悪そうだ」

 

「正直、限界だ。結局50階層の黒龍戦ではマドカを含めた予備戦力も出さざるを得なかったし、十分な休息も取れていない。……だがそれ以上に、早急に46階層に置いて来てしまった者達を連れて帰らねばならない。彼等を失うのは全てにおいて痛過ぎる」

 

「……分かった、でも気を付けてくれ。ここまで来ると何かこう、あまり良い雰囲気ではなさそうだ」

 

「ああ、それは私も感じている。……だが恐らく、戦力的な問題はもう何もない」

 

「?」

 

 

 そう言いつつ、カナディアが見つめる先に居るのは先程までリゼと話していた筈のラフォーレの後姿。普段と変わらず、纏めた荷物をマドカに渡しているその姿に、奇妙なところは何処にもない。

 

 

 (……あれ)

 

 

 けれど、気付く。彼女が何か変わったのではなく、彼女を見る周りの目が何処か変わっていることに。それはカナディアでさえも同様であり、他の者達も若干の畏怖のようなものをその目に纏わせていた。

 

 

「端的に言えば、"都市最強魔導士"はラフォーレになった」

 

「え……?」

 

「もっと言えば、"都市最強探索者"の称号さえも、今後アイツのものになるかもしれん」

 

「はっ!?」

 

「今回の一件で、恐らく最も強く恩恵を受けたのはラフォーレだ。状況ゆえに試さなかったが、黒龍に対しても単独で有効な攻撃が出来るようになった。……魔砲のスフィアは、お前達がマドカに提供したそうだな」

 

「……まさか、アレのせいで?」

 

「いや、アレも含めた複合的な理由でだ。だがそれ故に、戦力的な問題は殆ど存在しない。……一応だが、この話はお前の中にだけ留めておいてくれ。意外だろうが"都市最強"の座は名前以上に影響力が強くてな、それを脅かされる可能性を表に出すだけでも面倒事が起きる」

 

「……うん、そうしておくよ。また手伝えそうなことがあれば教えて欲しい。私なんかの力で出来ることなら、だけど」

 

「何を言う、もう何度もお前には手伝って貰っているだろう。今後も期待している」

 

「!……ああ!」

 

 

 そんな驚愕すべき話をしながら、背中を向けた彼等を見送った。レイナとも手を振り合いながら別れたが、彼女の無事を心配はしていない。ここのように30階層までは階層主を縛り付けているし、それ以降も彼等ならば容易く倒すことが出来るだろうから。それに35階層以降も、彼等ならば問題あるまい。

 

 

 

「……じゃあ取り敢えず、あと数日はここで待機かな。シアン、クリア、3人でもう少し待っていようか」

 

「うん」

 

「いえす。レイナも大変だなぁ」

 

「じゃあクリア、体力作り手伝うよ。ほら、立って立って」

 

「うへぇ」

 

「……リゼ、赤竜の拘束は直さなくていい?」

 

「……あ!!忘れてた!!」

 

 

 危うく再びラフォーレにしばかれる理由を作りそうになってしまったものの、取り敢えず今直ぐに自分達の何かが変わる訳でもない。きっと目に見えて色々と変化し始めるのは、間違いなく彼等が46階層から帰って来た後のことだろう。

 

 

 

 

**************************

 

 

 

 攻略遠征は終わった。

 ただ参加させて貰っただけの下級クランの人間にとっては、本当にただ待っていただけのようにしか思えないけれど。結局はじまりもおわりも、荷物を持って道を歩いていただけで、どちらかと言えばダンジョンに篭って自分達を見直していたという感覚の方が正しいくらい。

 

 

「なっ、51階層以降はダンジョンじゃなかった……!?」

 

「ええ、そうなんです……暫くはどうやっても、この街は騒がしくなること間違いないと思います」

 

「そ、そんなことが……」

 

 

 ダンジョンからは帰って直ぐに、騒々しく走り回りはじめたマドカ達を他所にしながら、リゼはこうしてセルフィに呼び出されて会議室の一室に招かれていた。

 クリアやレイナ達は取り敢えず自分達の部屋に戻り、今は色々な片付けをしている。それは他の探索者達も同じだ。その中でもこうしてセルフィがリゼにだけ声を掛けてくれたのは、決して個人的な思いで特別扱いをしているからではない。

 

 

「まず51階層についてなんですけど、"石碑の部屋"と呼ぶことにしています。これは文字通り、その小部屋の壁面には色々な絵が彫られていたからです」

 

「それは……かなり大きなことなんじゃないかい?ダンジョンが人工の物であるという事実にも繋がるし、歴史的な価値も高そうだ」

 

「はい、なのでこれに描かれていた内容については特に口外を禁じられています。……ただ、そのですね」

 

「?」

 

「そこに描かれていた内容が、何と言いますか……ちょっと、衝撃的過ぎまして。レンドさんを含めた一部の暦の長い方々が相当なショックを受けているんです」

 

「……そこまでのことなのかい?」

 

「はい、正直私も驚いています。カナディア様も平静を装っては居ますが、間違いなく暫くは51階層から出て来ないんじゃないかなって」

 

「……なる、ほど」

 

 

 つまりは、ダンジョン内で初めて歴史的な遺物が見つかったという話。そしてそれは"神が作った遺跡"という見方によって多くの不可思議を飲み込まれていたというのに、そうもいかなくなったという話にもなる。

 正直リゼとしても相当に気になる話だ。まあこれも50階層に行けるようにならなければ、カナディア達が将来的に発する情報を待つしかないというような話なのだが。

 

 

「次に52階層です。ここでは黒龍が落とした『器』というものを使うことで、自分の秘石を強化することが出来ました」

 

「……は?秘石を強化?」

 

「はい。具体的に言えば、3つ目のスキルの解放です」

 

「!?」

 

「その場で新たなスキルに目覚めた人は殆ど居なかったんですけど、実際にマドカさんは3つ目が浮かんでいました。これが50階層を超えた際に共通して得る事の出来る利点になると思います」

 

「……なるほど、ラフォーレが言っていたのはそれだったのか?」

 

 

 通常2つしか持つことを許されないスキルというものは、それ1つでさえ効果によって探索者達のスタイルを大きく変える。これで1つ当たりを引けるだけでやれることは増えるし、なんなら生きていくことも可能になる。"主従の花"のユイ辺りがそれに当てはまるだろう。

 これに3つ目を抽選する機会が得られるとなれば、それだけで探索者達はやる気を出す筈だ。それほどにスキルというものは大きい。人の人生を容易く変える。正しく50階層を超えるかどうかで、探索者としての価値は2分されることだろう。探索者間の格差はより大きなものになる。

 

 

「次に53階層なんですけど……多分、これがリゼさんにとっては一番大きな意味を持つと思います」

 

「ん?というと?」

 

「特定のスキルを変えることが出来たと言いますか……というより、特定のスキル群に何かしらの共通意味が見つかったと言いますか」

 

「スキルを、変える……?」

 

「そうですね、これは私のスキルを見せた方が早いと思います。もうリゼさんに隠すような意味もありませんし」

 

「あ、ありがとう。私のも一応見せるよ」

 

「すみません、お気遣い頂いて」

 

 

 自分のステイタスというものは、それこそ先ほどのスキルの話のように、人生を左右している。つまりは他者に容易く教えるものでもないし、教えていいものではない。それを教えて貰えるというのは光栄なことであり、確かな信頼関係がなければあり得ないものだ。

 故にリゼも変わりに自分のものを見せる。これはマナーと言っても良いだろう。

 

 

――――――――――――――――――――――――

セルフィ・ノルシア 32歳

Lv.43 30+42

STR:E+9

INT:B+18

SPD:D-10

POW:B+18

VIT:E8

LUK:E+9

『魔乱の美』…3つまで魔法を蓄える事が出来る。スフィア変更後も持続可能。

『属性変換』…INTを3段階下げる事で、次の魔法の属性を変更できる。

――――――――――――――――――――――――

 

 

「おお、凄いスキル構成だ……これは本当に、魔法という面においては殆ど万能に近いね」

 

「あ、あはは……あ、年齢には触れないで下さいね。一応エルフ的には2で割るくらいが適正なので」

 

「大丈夫だよ、それくらいの常識はあるさ」

 

 

 通常の人類の約2倍近い寿命のあるエルフにとって、年齢は基本的に1/2をして見るという常識についてはさておき。このスキル構成はなるほど確かに優秀である。魔法を蓄える事ができる上に、威力を下げて属性を咄嗟に変える事も出来る。ステータスの傾向も完全に魔法方面に偏っており、魔法使いとしてあまりに優秀だ。

 特にこの年齢でLv.43に到達しているだけでなく、幹部として既に働いているというのは大きい。"聖の丘"としては間違いなく次の団長として推していく気なのだろう。彼女にはそれだけの器があると、リゼも思う。

 

 

「それで、スキルを変えるというのは……?」

 

「はい、私の場合この『魔乱の美』というスキルをその部屋では変える事が出来ました。変えた後のスキルがこれになります」

 

 

――――――――――――――――――――――――

『醜悪な魔』…スフィアが6つまで装備可能になるが、稀にスフィアがランダムで勝手に発動する。

――――――――――――――――――――――――

 

 

「スフィアを6つ!?こ、これはまた、なんというか……」

 

「スフィアが6つというか、簡単に言えば秘石を2つ持つ事が出来るようになったんです。ただスフィアを使っていると、勝手に発動していない筈のスフィアまで発動することもあって。便利ではあったんですけど危険だったので、一先ずは以前の『魔乱の美』に戻すことにしました」

 

「戻すことも出来るんだね」

 

「はい。そしてこの変えられるスキルについてなのですが、共通して『○○の○』というようなスキル名を持ったものになります。まあ今のところの共通点ではあるのですが」

 

「……それって」

 

 

 リゼにもそれは、心当たりがある。

 何故ならリゼだって、同じようなスキルを持っている。むしろそれこそが自分にとっての特徴というか、それがなければ自分の今の戦闘スタイルを確立出来ていないほど重要な核を担っている、そのスキルを。

 

―――――――――――――――――――――――― 

【星の王冠】…精神力と引き換えに意識・思考・認識能力を高速化する。

――――――――――――――――――――――――

 

 

「つまり、私もその部屋に行けば……」

 

「はい、恐らく変えられると思います」

 

「変えた後のスキルは、どういうものが多いんだい?」

 

「基本的には私のように各人の中でも重要なスキルになっている場合が多くて、変えた後のものはデメリットがありつつも強力なものが多かったです。ただ今の立場もありますので、実際に変えたまま帰って来たのはラフォーレさんだけだったんですけど」

 

「……そうか、ラフォーレはそれで」

 

「はい……どのスキルも確実に戦闘面では優秀でしたが、逆に連携には難しそうなものばかりだったんです。つまり戦闘スタイル的にもラフォーレさんがそれを受け入れられるのは当然なんですよね」

 

「なるほど、それはまあ……」

 

 

 確かに、セルフィが採用を遠慮した『醜悪な魔』であったとしても、怖いのは誤爆だけ。つまりは回復魔法や支援魔法を一切使わないのなら話は別。全てを攻撃系の魔法スフィアにしておけば、誤射はむしろ追加攻撃になる。固定砲台として使うのなら、何の問題もないだろう。

 ……仮にこの『醜悪な魔』がラフォーレに発現していても、彼女は採用していただろう。それがより彼女に寄り添うようなものなら、それは余計に。だがセルフィにはそれは出来ない。彼女は幹部として大勢を纏める立場にあるのだから、何より支援を求められる。

 

 

「今これに該当しているのは、今回50階層に辿り着いたメンバー以外だと、"主従の花"のユイさんと、"英雄"アタラクシアさん、それとリゼさんくらいだと思います」

 

「ユイとアタラクシアか……どちらも変化後が気になる人物達だ」

 

「今回50階層に辿り着いたメンバーの中でも、該当者は私とカナディア様、レンドさん、ラフォーレさん、アルカさん、サイさん、アクアさんと、主戦力ばかりだったので。強力なスキルである理由でもあったのかなと」

 

「……あれ?マドカは該当してなかったのかい?」

 

「ええ、マドカさんは何も」

 

「……そういうこともあるのか」

 

「そ、そうなんでもかんでも当てはまる訳じゃないですよ」

 

「そ、それはまあね」

 

 

 確かに、自分の持っているこのスキルはそれなりに強い方だという自覚はあった。恵まれたと言っても良いだろう。しかしなんならクリアのスキルだって完全に特殊な部類だし、レイナのスキルだって非常に強力なものだ。もしかしたらスキルというものには、そういう特殊な群分けが出来る共通点があるのかもしれない。

 

 

「そういえば、54階層には何が?」

 

「あ、そうでした。54階層には地上に繋がる割れ目があったんです」

 

「割れ目……?」

 

「"空間の歪み"ってマドカさんは言ってました。どうやら特定の条件を持った人間だけが、それを利用して地上との行き来が出来るようになるみたいでして。当たり前のように未知の技術です」

 

「……それはつまり」

 

「はい、50階層の突破。それを成した人でなければ、その歪みを利用することは出来ませんでした」

 

「空間の歪みとは……またとんでもない話が」

 

「空間に干渉する龍種も最近観測されましたし、今後その辺りの利用方法も模索されるかもしれません」

 

「ちなみに55階層には?」

 

「階層主が居ました。55階層以降はまた普通のダンジョンが続いているのではないかと」

 

「そうか……」

 

 

 まだまだわからないダンジョンのこと。そしてどう考えてもキリよく100階層あたりまで続いていそうなその雰囲気。数100年をかけて未だ半分に辿り着いたところと考えると気の遠くなるような話ではあるが、これは間違いなく歴史的な快挙であったと言えるだろう。

 世界はまた走り始める。自分達もついて行かなければならない。振り落とされることなく、追い付くほどの勢いで。

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