ようこそ乱数の支配する教室へ   作:桜霧島

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すみません。ちょこちょこ書いてはいたのですが、ハイビスカスを光らせる仕事が忙しくてサボっていました。
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とりあえず短いですが、投稿します。今年中にもう一話いけるかな。


21 図書室の妖精と船上試験

 

 

※()内は前話での変動

 

学力 :63(±0)

知性 :55(±0)

判断力:75(±0)

身体能力:84(仮上限)

協調性:62(±0)

 

総合 67.8(±0)C+ランク

 

 

 

 

第21話

 

 

 

 ようやく一区切りついた気がする。船に戻って早々に一之瀬と神崎に詰められて、その後気分転換にトレーニング行ったら龍園に絡まれるし、ホントに疲れた。その後、泥のように眠って、颯と浜口と飯食って、ふと一人になった。

 

 

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乱数生成イベント

 船での自由時間2

 

1 自室で自習 :学力

  ※坂柳イベント

 

2 図書室で読書:知性

  ※椎名イベント

  →試験のからくりを看破る確率10%アップ

 

3 遊戯室:判断力

  ※綾小路イベント

  →試験のからくりを看破る確率10%アップ

 

4 トレーニング:身体能力

  ※龍園イベント→須藤イベント

 

5 プールで遊ぶ:協調性

  ※一之瀬イベント

 

6 バッドイベント:ランダムステータス低下

 

 

 ダイス結果:2

 

 判定:知性 +1

 

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 とりあえず何もしないのもアレだから、船の図書室から借りてたメンタル本を返しに行くか。

 

 んー暇潰しに何か借りようかなあ。こう見えてミステリーも好きだし、SFも好きだし、迷うなあ。

 

 

 ―あの!

 

 

 ―ん?

 

 

 呼ばれた気がして振り返ってみたら、割と至近距離に少し青みがかった銀髪の美少女がいた。

 

 ふぅ・・・。今までの俺なら気絶していた確率は150%(一度気絶して、もう一度気絶する確率が50%の意)だが、今の俺はこの程度ではあわあわあわあわあわあわあわあわ。

 

 「本、お好きなんですか!?」

 

 「お、おう。それなりだけどな。」

 

 「ミステリーの棚の前で悩んでいるようでしたが、どのような本をお探しでしょう?!」

 

 押しの強すぎる司書か。俺、アレなんだよ。服とか靴とか買いに行って店員に接客されるのすごい苦手なんよ。気絶するし。

 ユニクロくらいの放置が好きなの。

 ・・・っていうかこの娘よく見たら何処かで見かけた気がする。

 

 「あの・・・ごめん、君は誰?」

 

 「あっ!すみません・・・。つい同志を見つけることが出来たと思ってつい興奮してしまいました・・・。私はCクラスの椎名ひよりと言います。」

 

 「そうか。俺はBクラスの小澤輝だ。まあ、特に何か探してるわけでもないかな。」

 

 「ではアガサ・クリスティなんて如何ですか?」

 

 「そうだねぇ、『ABC殺人事件』と『オリエント急行の殺人』は読んだよ。何というか、事件の奇怪さに囚われることなく、ミステリーというか犯人探しの基本である『その結果、誰が一番得をしたか』に着目しなさい、と言われている気がしたな。」

 

 俺がそう言うと、椎名はパァっと顔を輝かせる。この流れはマズイぞ・・・。

 

 「す、す、素晴らしいです!学校の図書室でも終ぞミステリーを語り合える同志は見つからなかったのです!さあさあこちらでミステリーを語り合いましょう!」

 

 お前は某ウマ娘に出てくる記者か。何か見た目とキャラ違くない?もうちょい見た目からしておせいそだと思ってたんだけど・・・。いや、でもニーソ最高。

 

 「日本のミステリーはどうなんだい?俺は京極夏彦の作品は読んだよ。難しかったから全部理解出来たわけじゃないけどね。」

 

 「良いですね!謎解き有り叙述トリック有りという感じで―」

 

 俺たちは思いの外意気投合し、オススメの本を紹介し合ったのだった。

 そして宴もたけなわという頃、椎名が改まった様子で語りかけてきた。 

 

 「あの!もし良かったら、お友達になってもらえませんか・・・?Cクラスはあの通り、文学と縁深い方はおらず、他クラスにも友達がいないので…。」

 

 「あぁ、もちろんいいぞ。俺は部活があるからそれほど図書室には行けないけど、良ければ連絡先を交換しておこう。」

 

 多分、スムーズに言えたはず!ありがとう南雲(チャラ男)パイセン!

 こっちとしてもCクラスとの交渉窓口が必要だったことだ。渡りに船とも言えよう。

外見もどストライクだったし。

 

 

 

 

 

 

 

 

Now Loading…

 

 

 

 

 

 

 

 

 椎名以外にもちょっとした事件を挟みながら、俺たちは思い思いの時間を過ごす。

 俺も今までの交流を取り戻すかのようにクラスメイトとのカラオケ、美味しい食事などなどを楽しんでいる。無論、合間にトレーニングは挟みながらではあるが。幾つかのカップルも出来たようだ。

 

 

 と、船内放送だ。特別試験だと?

 

 

 

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乱数生成イベント

 特別試験の組分け

 

 

 ダイス結果:8

 

 判定:未(ひつじ)

 ※原作では描写無し。恐らくCクラス優待者を隠し通したパターン。

 

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 メールを見ると、20時40分に502号室に来いと書いてある。10分以上遅刻だとペナルティがあるみたいだ。

 

 部屋に着くと南方こずえと網倉麻子がいた。

 

 「あ、輝くんだー!」

 

 「おう、こずえちゃんに麻子ちゃん。一緒のグループみたいだね。」

 

 「では時間になったので席に着きなさい。特別試験の説明を始める。」

 

 試験の説明をするらしい中年教師が重々しく開始を宣言する。

 

 

 

 

 「―つまり、優待者を共有するか、当てに行くか、隠し通すか、ということですね。」

 

 「そうだ。試験はこれより4日間。十分に検討し給え。」

 

 解散となり、俺たちは部屋を出る。

 

 「んー結局よくわかんないかも!」

 「輝くんはどうかな?」

 

 網倉さんとこずえちゃんが口々に言う。網倉さんはクラスのムードメーカーで笑顔がとても素敵だ。隣のこずえちゃんも快活なタイプで、入学当初から緊張しまくりだった俺がクラスに馴染めるように色々と配慮してくれためちゃくちゃ良い人だ。

 

 「うーん、今のところは何ともだな。もし良かったら、明日の朝一緒にご飯食べないか?夜の間に情報収集して、明日午前中は作戦会議しよう。」

 

 「「さんせー!」」

 

 「うん、じゃあ俺は男子から聞き込みしてくるよ。また明日。」

 

 

 






ようこそ百鬼夜行の跋扈する教室へ
https://syosetu.org/novel/304986/
併筆中です。
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