博多発10時43分・特急「かもめ」殺人事件   作:新庄雄太郎

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第2の殺人は、京都で起きた。


第六章 京都で死んだ女

そして、南と高山達は千歌と曜とルビィ達と一緒に長崎の夜景を楽しんでいた。

 

「イヤー驚いたな、まさか千歌ちゃんとルビィちゃんが特急「かもめ」の殺人の発見者だったとは。」

 

「うゆ。」

 

「私もびっくりしたよ、まさか車内で事件が起きるなんて。」

 

「でも、善子ちゃん達は特急「かもめ」には乗っていたのか。」

 

高山は善子に言った。

 

「善子じゃなくてヨハネ!。」

 

「私とヨハネちゃん達は、寝台特急「さくら」に乗って長崎へ行ったんだから。」

 

「なるほど、直接夜行に乗って長崎へ行ったんだな。」

 

「そうよ。」

 

「私たちは、カルテットに乗っていたから。」

 

「なるほど。」

 

そう言って、南と高山達は長崎の夜景を楽しんだのだった。

 

長崎駅

 

ある1人の女が、長崎駅で夜行に乗ってどこへ行くのだろうか?。

 

「寝台特急「あかつき」京都行きは19時48分か。」

 

と、電光掲示板を見ていた。

 

そして、女は長崎駅から寝台特急「あかつき」に乗ってどこへ行くのだろうか。

 

ピィーッ!。

 

と、警笛を鳴らして。

 

19時48分、女が乗った寝台特急「あかつき」は長崎の夜をかけて、関西方面へ向かって走って行った。

 

佐世保・長崎と京都を結ぶ寝台特急「あかつき」は長崎を発車し、諫早、肥前鹿島、肥前山口、佐賀、鳥栖、博多、小倉、門司、下関、大阪、新大阪、終着京都へは8時02分に到着する。この「あかつき」にはレガートシートと個室B寝台が連結されているのだ。

 

彼女はレガートシートに乗っていたのだ。

 

「京都か、何年ぶりかな。」

 

と、車掌を眺めた。

 

彼女が乗った寝台特急「あかつき」は広島辺りで朝を迎えた。

 

「もう、関西へ来たのね。」

 

8時02分、寝台特急「あかつき」は京都に到着した。

 

東福寺

 

「美しいわ、ここは。」

 

と、彼女は歩いていると見知らぬ男がやって来た。

 

「あれ、あなたは。」

 

「ああ、とにかくそこら辺でも。」

 

「ええ。」

 

「ここは、紅葉を残して、桜の木を切られたんだよ。」

 

「へぇー。」

 

そして、暫くしてだった。

 

「ん、何だこの人。」

 

「倒れているみたいだけど。」

 

「大丈夫かな。」

 

と、起こしてみると。

 

「うわーっ。」

 

「この人、死んでるわ。」

 

「何だって。」

 

3人は、驚いて走り去っていった。

 

数時間後、京都府警のパトカーが到着し、現場は騒然としていた。

 

「警部、被害者の身元が分かりました。」

 

「おう、本当か。」

 

「被害者は、東京在住の木岡恵海子さん、26歳です。」

 

「ほう。」

 

「死因は、ロープによる絞殺ですね。」

 

「はい。」

 

そして、第2の殺人は京都で起きた。その事件は、すぐに特捜班に伝えられた。




長崎と京都で連続殺人!

犯人は誰なのか?

謎は解けるのか
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