梶山と中野は、千歌とルビィに事件の事を話をした。
「じゃあ、千歌ちゃんとルビィちゃんが特急「かもめ11号」に乗った時に死体を発見したんですね。」
「そうよ。」
「でも、その男も一緒だったよ。」
「男って、この岩田と言う人か。」
「そうよ。」
「じゃあ、アリバイは成立だな。」
「ええ。」
梶山は、南に報告した。
「えっ、岩田は一緒だった。」
「ええ、ルビィちゃんの話だと丁度隣が一緒だったんだって。」
「ほう、なるほどね。」
「つまり、犯人は男の可能性が高いって事ね。」
「そうだ。」
「それの考えられますね。」
そこへ、曜とルビィがやって来た。
「高山さん、南さん。」
「ん、何だいルビィちゃん。」
「実は、私も気になったことがあったので本部に来たんです。」
「ほう、実は夜景を見た時に京都で殺害された木岡さんがその時間帯に出て行く所を見たんだね。」
「そうよ。」
「そうだ、私ね特急「かもめ11号」で若い男が下車して行く所を見たのよ。」
「もしかして、特急「かもめ11号」で起きた毒殺の事だね。」
「うん、確かその男はねこの辺りで降りたの。」
「なるほど、犯人はここで下車して乗り換えて、そこから夜行に乗ったって事になるな。」
「と言う事は、犯人は佐賀辺りですね。」
「考えられるわ。」
南は、岩泉と桜井と高杉に報告した。
「えっ、犯人は男で、佐賀で下車して殺害したのか。」
「ええ、二人の女の子が証言しているんですよ。」
「そうなのか。」
岩泉は高杉に電話を替わり、南に言った。
「そうか、じゃあ南達は引き続き事件の捜査を続けてくれ。」
「わかりました。」
と、電話を切った。
「と言う事は、犯人は男だから列車に乗り換えて殺害したって事ね。」
「そうだ。」
「つまり、彼は新幹線に乗って特急に乗り換えて毒殺し、別駅で夜行に乗って後を付けて、京都であった、そして、木岡を殺害した。」
「なるほど、犯人はこれを利用したって事ね。」
「うん、曜とルビィは木岡が長崎駅に行く所を見たからな。」
「そうか、犯人はこれを使ったんだよ。」
「えっ、それどういう事、曜ちゃんにルビィちゃん。」
「犯人はこの列車に乗って犯行が行ったんじゃないかな。」
「なるほど、犯人はこれを利用したんだ。」
「本当なの、高山君。」
と、小海は言った。
「ああ、彼は事件当日特急「かもめ11号」に乗っていたんだよ。」
「えっ、それ本当。」
「ああ。」
「ああ、犯人はこれを利用したんだよ。」
早速、高山は時刻表を見て見た。
新大阪発6時10分 東海道新幹線「こだま531号」に乗車
博多着10時21分 下車
博多発10時43分 長崎本線特急「かもめ11号」に乗車
肥前山口着11時33分 下車
肥前山口発12時02分 長崎本線特急「みどり10号」に乗車
博多着12時50分 下車
博多発22時28分 寝台特急「あかつき」に乗車
京都着8時02分 下車
東福寺で木岡を殺害
京都発10時44分 新幹線「ひかり5号」に乗車
博多着13時59分 下車
博多発14時13分 長崎本線特急「かもめ23号」に乗車
長崎着16時17分 下車
「なるほど、つまり特急「かもめ11号」で毒殺の後に夜行に乗って京都へ行き、京都で女性を殺害して長崎へ戻ったとって訳ね。」
「そうだ。」
「つまり、帰りのルートはこれだ。」
長崎発7時09分 特急「ハイパーかもめ4号」に乗車
博多着9時20分 下車
博多発9時48分 東海道新幹線「ひかり8号」に乗車
東京着15時32分 下車
「そうか、岩田たちを見送った後に東京へ戻ったって事ね。」
「その通りだよ、梶山。」
「つまり、これが出来るのはあの男だ。」
「じゃあ、松岡がこの事件の犯人ね。」
「そうだ。」
次回は、犯人と対決です。
逮捕は出来るのか?