廃人の義姉を名乗る戦闘狂 作:6Vワナイダー
「はぁ……センスの塊みたいな子だったな」
ネモは昨日初めて言葉を交わし、初めてポケモンバトルをした転入生を思い出す。近所に引っ越してきたネモの同級生。上背はネモよりも低いものの、子どもとは思えないほど落ち着いており、口数もとても少なかった。
だが、初めて手にしたポケモン……ホゲータを肩に乗せた時の屈託のない笑みには、年相応の無邪気さが見てとれた。選ばなかった他の二匹のポケモンたちも彼にべったりだった所をみるに、ポケモンにも懐かれやすい人柄をしているようだ。
「……なによりもあのバトルセンス!あの子は間違いなくチャンピオンクラスのタマゴだよ!」
ネモは戦闘民族だ。先日に行った彼とのポケモンバトルを思い出し、興奮気味に鼻息を荒げる。ポケモンバトルの先輩として、ポケモンバトルのいろはを手解きしてあげるつもりだった。しかし彼は、彼女の助言を必要とする事なくネモのニャオハを倒した。
迷いなく初手からホゲータに『ひのこ』を指示し、ニャオハの弱点をついた……ひとつひとつの行動に無駄があってはならない『公式ルール』において、彼の判断に一切の瑕疵はなかった。
「テラスタルの事とか、これからいっぱい勉強してもらわないとね。そしたらあの子、どうなっちゃうんだろう?どこまで実っちゃうんだろう?ふふっ……しばらくはタイプ不利のポケモンで戦ってあげるけど、強くなったらわたしもタイプ有利なポケモンを使って……あっ、ポケモンが増えてきたらダブルバトルもできる!あぁ……最高にしあわせだなぁ、今」
ネモは彼の将来を想うだけでご飯三杯はいける程度には、彼にご執心だった。きっと、彼ほどの逸材は、今後そう現れるものではないだろう……ネモはそう確信していた。この瞬間までは。
「お嬢様、お時間よろしいでしょうか?」
トリップ中のネモを、お手伝いさんの声が現実へ引き戻す。ネモは何事かと口元に垂れていた涎を拭き取る。
「その……泥だらけで血まみれの、何やらただ事ではない様子の少年が門前に倒れ伏していまして……グレープアカデミーのご学友でしょうか?」
「いや、ご学友でなくてもマズいよねそれ!?」
身体を火照らせていたネモから血の気が引いていく。これがもしあの子だったら……何をしていたのか皆目検討もつかないが、彼には輝きに満ちた将来が約束されているので妙な無茶はするなと一喝せねばなるまい。ああでも、爆速で成長するあの子も捨てがたいなぁ……と気色の悪いジレンマを抱えつつ、ネモは家を飛び出す。
そんな彼女の葛藤は杞憂だったようで、ボロ雑巾のような見てくれでぶっ倒れている少年は彼ではなかった。アシンメトリーボブに切り揃えられた美しいプラチナブロンドの髪ではなく、無造作な黒髪。歳は変わらないように見えるが、彼よりも背は高い。
そして何より、中性的な整った顔立ち、切れ長なライトブルーの目と小さな涙ボクロ、まるでグロスを塗っているかの如くぷっくりツヤツヤとした唇……彼の特徴が全く見受けられない、特徴のない顔が物語っている。その顔は原型を留めていないほどにボコボコにされており、特徴がないどころの騒ぎではないのだが……
そんな少年の傍らには、これまたどうしたのかというレベルでボロ雑巾のようになったパモが、物言わぬ少年を一方的に攻撃している。まさかこの少年、生身でポケモンと戦ったのだろうか……?さしものバトルジャンキーもドン引きの所業である。
ともかく少年を助けねばなるまい。ネモは腰にぶら下げていた空のモンスターボールをパモに投げる。ポケモンの捕獲は得意でない彼女だったが、こちらに気付いていない上、消耗しているポケモンを捕まえるのは容易だった。
「キミ、大丈夫!?まさかこのパモと戦ってたって言わないよね!?」
意識の有無を確かめるのも兼ねて、傷に障らないよう少年の身体を揺すると、呻くような声が返ってきた。
「ここは……どこ……?なに……地方……?さっきの……ポケモンは……?死ぬなら……グレイシアに……氷漬けにされる最期が……よかった……」
「わああぁ!死んじゃダメだよ!お手伝いさん、誰か!誰かこの子を!」
「いいんだ……これで……これで禁伝環境から逃れられるんだ……でんきだま投げつけてくるグラードンも……親の顔より見たザシアンミラーも……もう見なくていいんだ……」
何やら訳のわからぬ遺言を遺し、少年は意識を手放した。その顔はとても安らかで、まるで憑き物が落ちたような曇りなきものであった。
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【朗報】ショタ俺、見知らぬご令嬢に助けられる。
不幸中の幸い、九死に一生を得る、捨てる神あれば拾う神ありって奴だ。馬鹿でかい浴場で汚れを落とし、丁寧な手当てを受けた俺はすっかり元気に……なる訳あるかいな。
どこだよここ。なんだよさっきのポケモン。まだ体が痺れているんだが?……あの憎たらしいネズミがポケモンだとして、俺が食らったのはでんきショックか?10まんボルトか?
10万だったら多分生きてないからでんきショックだろうな。だとしても人間が生身で食らって良いものじゃないって事は、俺の尊い犠牲でよくわかった。やっぱマサラ人ってマトモじゃねぇよ。
散々な目にあった俺ではあるが、今現在はやたら高そうなインテリアに囲まれ、見知らぬ少女を対面に、クソ高そうなティーカップに口をつけている。猫舌なので飲んだフリをしているだけだが。
「どう、落ち着いた?さっきはなにやら意識が混濁しているというか……錯乱しているようだったけど」
「錯乱?何か粗相をしてしまったのでしょうか?」
「あはは、粗相とかじゃないから安心してよ。なんか殺されるならグレイシアが良い!みたいな事言ってたからさ」
粗相じゃん(絶望)。辞世の句がこれとかポケモナー認定されても文句言えん。とはいえ、日本男子たるもの、吐いた唾は呑んではならない。性的なケツしてるグレイシアさんサイドにも責任の一端はあるので、大人しく己の業を受け入れるとしよう。
「それは恥ずかしい所を……それはともかくしてお伺いしたい事があるのですが」
「そんな畏まらなくてもいいよー、わたしも子どもだしさ」
「いえ、貴女は命の恩人ですし……」
「大袈裟すぎだって!わたし達そんなに歳離れてないだろうし、もっと仲良くしよ……ね?」
陽キャの波動を感じる。気をつけろ。
「ありがとうございます……それで質問に戻りますが、ここはどこですか?」
「うーん、まだ堅いよ?まあ追々慣れてもらうとして……ここはわたしの家だよ」
「いや、それは何となく察してましたが……訊き方が悪かったですね。何という地方ですか」
「……?ここはパルデアだよ?」
パルデア地方?謎ネズミの時点で何となく予想はついたが、俺の知らない地方のようだ。というか……
「そうだ!ポケモン!ポケモンがいるんですか!?」
「きゅ、急にどうしたの?わたしは沢山ポケモン持ってるけど……?」
困惑したように答える彼女の傍らには、ルガルガンが退屈そうに欠伸している。動いている……紛う事なき本物のポケモンだ。すげぇ、質感とかこう……マジのポケモンだ。凄すぎて語彙が溶ける。
パルデア地方なるものは知らないが、ここは間違いなくポケモン時空のようだ。マジでなんで俺はここに飛ばされたんだ?転生トラックに轢かれた記憶もないし……
「ねね、さっきもグレイシアって言ってたし、なんだかわたしのポケモンの事も気にしてるし、キミもポケモン
「え?好きか嫌いかで言ったら大好きだと思いますが……」
禁伝環境の地獄を見てきた者だ。面構えが違う。
咄嗟の質問にそう答えてしまうと、明らかに彼女の目の色が変わった。
「やっぱり!?ポケモンバトル好きなんだね!何となくそんな感じしてたんだよね〜、波長っていうのかな?何だろう、同じ匂いがするって言うのかな?そうだよね、わたしたち初対面なのに名前も聞かないでこうやってポケモンバトルの話しちゃってさ!……あれ?でもキミはポケモンを持っていないようだけど……まあいっか。さっきのパモ、なんだかんだキミに懐いてるみたいだし、キミにあげるからさその子でさ、わたしと勝負しようよ!わたしも生まれたばかりのニャオハを校長から貰ったし、レベルも近くてちゃんと勝負になると思うし……うちにはトレーニングコートもあるから、ね?お願い、ポケモンバトルしよ?」
何だこいつ!?急に早口になったぞ!?めっちゃ唾飛ばしながらポケモンバトルを強要してくるんだが?美少女の唾助かる。
「お、お嬢様……彼は怪我人ですし……」
家政婦と思しき女性が慌てて暴走少女を止めてくれるが、俺はそれを手で制する。
「いえ、皆さんに助けて頂いたので……このとおり、問題ありませんよ」
嘘だよ♡ほんとは満身創痍だよ♡身体が安静を求めてやまないの♡
「助けていただいたお礼がしたいですし……なにより、目が合ったらポケモンバトルのサインって言いますからね」
あいつら明らかに目が合うわけ無いだろってくらい真横から戦いを挑んでくるけどね。
「はぁ〜……やっぱりキミ、
いや、ロケット団員でも流石に一声かけてから勝負を仕掛けてくるが。無言でバトル始めるのはレッドさんくらいだが、あれはこっちから話しかけているのでノーカンだ。
「そうと決まればポケモンバトルだね!はい、このパモはキミに託すから、強く育ててあげてね。さ、はやくヤろ?」
痛い痛い痛い!腕を引っ張らないで!痛いっつってんだろディープキスするぞ!なんなんだこの戦闘狂、素質あるよ。貴女も始めてみないかい?ランクバトルって言うんだけど……
かくして、互いに名前も知らない少女とヤる事になってしまったようだ。まあいい、廃人の私が直々に、わからせてあげますよ。所詮はこの子もNPC……クソアホAIみたいな技選択をしてくるに決まっている。伝説キッズをボコすよりも容易いに違いない。
そう確信している俺は、女性特有のやわらかおててに大人しく引かれ、新たな人生の分水嶺へと向かった。
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そんなこんなで彼女の家に併設されているトレーニングコートへと連行された。トレーニングコートがある時点で上流階級のそれだが、敷設されている場所がエグい。その場所なんと、広大な海を一望できるプライベートビーチだ。
クソでかい家、クソ広い庭、プライベートビーチ……これが全てを手に入れた者か。俺が苦楽を共にしてきた1Kがウサギ小屋か何かに思えてくる。
「ポケモンバトルは初めてじゃないんだよね?さ、早くバトルしよ!」
ポケモンバトルは拷問に近いくらいの数をこなしてきているが、実物のポケモンでの経験は言わずもがなである。
そもそもこのパモとかいうネズミ、俺の言う事聞くのか?捕まえたのはこの子だし、そもそも大前提として俺はコイツと殺るか殺られるかの死闘を繰り広げている。拳を交えて友情が芽生えている可能性は微粒子レベルで存在しているとしても、主従関係が構築されるとは到底思えない。ぶっ殺される一歩手前レベルの大敗を喫しているし、俺。
「パモッ!!」
ソイツはつぶらな瞳*1で俺を見上げ、溌剌とした鳴き声*2をあげる。ほら見た事か、流れるように俺の攻撃ランクを2段階下げてきやがった。
冗談はともかく、こいつに敵対する意思はないようだ。どういう精神構造をしていたら殴り合った相手と馴れ合う気分になれるのだろうか?恐らくは上位者としての余裕だろう。なめられてる…ってコト!?
「うんうん、ポケモンに好かれるのも大事な素質!いい勝負ができそうだ!それじゃ早速……」
「あ、待ってくださいよ。バトルする上でのルールってどうなっているんです?」
「おっと、まずはそこからだね。ルールはもちろんシングルの公式ルール!同時に指示を出して、両者のポケモンが行動を終えたら1ターン!で、戦闘不能になった時や技以外でポケモンを交代したら、相手に1ターンあたえる。あとは持たせる道具はポケモン一匹に対し一個かつ重複禁止、同種ポケモンの使用禁止……とかあるけど、その辺は今回関係ないから気にしなくてOK!」
聞いた感じ、まんまレート戦のルールである。ポケモンGOみたいにdpsにものを言わせて殴りまくる泥沼のような戦いではないようだ。
「さあ、わたしのニャオハとキミのパモ……タイプ相性としてはキミの方が不利だね。……でも、期待しちゃっていいよね?」
ニコッ……と口角を上げる彼女だったが、目は捕食者のそれだった。うーん、お手本のようなアルカイックスマイル……なまじ彼女の顔が整っている分、その恐怖は倍率ドン!!何が始まるんです?
彼女の言う通り、でんき技はくさタイプ*3にダメージを半減されてしまう。さらに言えば、くさタイプの技がでんきタイプに対してダメージが倍増するわけではないが、ニャオハはタイプ一致技を撃てる時点でガン有利である。負けイベントかな?
このニャオハがじめん技を持っていたら一方的な蹂躙劇が始まるが、双方共にレベル6だと言っていたので、タイプ一致のくさ基本技である『このは』やノーマルタイプの『ひっかく』、あとは『なきごえ』や『しっぽをふる』といったお馴染みの変化技あたりを覚えている事だろう。
タマゴ技*4で『じならし』とかぶっ放してきたら、それはもう知らない。そんなんで勝負に勝って喜ぶとかシンプルに性格悪いよ。この子を見る目が360度変わってしまう……変わってねぇじゃん。美少女は何しても許されるって事か。ルッキズムを許すな。
ちなみにこちらのパモは
『ひっかく』
『なきごえ』
『でんきショック』
『でんこうせっか』
という技構成だ。でしょうね、以外の感想が出てこない。いや、むしろLv6で先制技を持ってるだけ超優秀に見える。モルモット程度の大きさしかないコイツだが、その実フィジカルエリートなのかもしれない。今までナマ言ってすんませんした!
そんな事より一番気になるのはパモの種族値である。種族値は無理だとしても実数値だけでも知っておきたい。あらかじめ彼女に貸与されたスマホロトムなるガジェットで確認すると、パモの実数値は……
HP 23
攻撃 13
防御 9
特攻 9
特防 9
素早さ14
弱い(確信)。進化前ポケモン(Lv6)が弱いのは当然として、耐久面がペラペラである。個体値がわからないので断定はできないが、
……ま、まあニャオハの実数値もどんぐりの背比べだろう。彼女が延々と変化技を撃ってきたり、運良く急所を引く事ができれば勝算はある。いや、勝算とは言わねぇなコレ。
「……準備は整ったみたいだね?それじゃ、実りあるバトルしよう!」
しびれを切らした彼女が戦いを始めてしまった。ふっ……私がこの程度の逆境で止まると思うなよ———
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普通に『このは』連打されて負けた。草。
「パモッ……」
瀕死状態のパモが悔しさを滲ませた声で鳴く。お前はよく頑張った。お前は悪くない。悪いのは俺……でもねぇな。悪いのはタイプ相性とこの戦闘狂だ。ゆっくり休むんだ。
「……そもそもポケモンバトルと言うものは、一匹と一匹でタイマンさせるものじゃないですからね。どんなポケモンで6匹の手持ちを構築するのか、どんな技を覚えさせるのか、どの能力を伸ばして育てるのか、どの道具を持たせるのか、最初にどのポケモンを投げるのか……知っているか?ポケモンバトルというものは、バトルが始まる前から始まっている……本来そういうもんなんだ。だから、ぼくとパモはあんたに——」
俺の言葉を遮ったのは彼女の人差し指だった。ひとしきり俺の唇をぐりぐりと弄ぶと、イタズラっぽい笑みを浮かべる。
「——負けたわけじゃない。……だよね?」
純真無垢、天真爛漫、そんな子どもっぽい笑みの中に、どこか熱っぽい妖艶さを紛れ込ませた彼女の表情に、不覚にもドキリとしてしまった自分がいた。
「……ね、もしさ。キミがこれからもっとたくさんのポケモンを捕まえて、キミが思う理想の育て方をして、もっともっと強くなったらさ、わたしに勝てる?」
「勝つ。ポケモンバトルに絶対はないから絶対とは言わない……でも、勝つ。あんただけじゃない。ぼくに勝てない相手なんていないと思っている」
「言っておくけど、わたしめちゃくちゃポケモンバトル強いよ?」
「ありがたいね。ポケモンバトルは頭おかしいくらい強い奴と戦うから面白いんでね。強者との戦いには気付きや学びがある。そして、強者との戦いでしか成り立たない読み合いや戦術があるんだ」
シーズン最終日は、もはや戦闘民族たちの宴だ。誰もが秘蔵の構築パーティを引っ提げて、もはや強者しかいなくなった環境で激闘を繰り広げるのだ。中にはトレーナーネームを『老武神・極』*5にする事で、相手の選出を捻じ曲げる猛者までいる。
「じめんタイプを目の前にして、でんき技を指示した事はあるか?」
「……じめんタイプにでんき技は効かないよ?」
「そうだな。普通はそんな事をしていたら勝てない。タイプ相性はポケモンバトルの基本だ……でも、次にぼくと戦う時は、そんな事をしないと勝てない」
負け犬の狂言として聞き流すか、先駆者の助言として頭の片隅に入れておくかは彼女の自由だ。願わくば……
「あんたとなら、そんな戦いができそうだなって……いや、できたら良いなって思ったよ。ぼくは」
いつの時代も、ポケモン廃人はポケモン廃人を増やしたがるのだ。だって、その方が面白いから。
ふっ…………
え、待って。無理しんどい。
『できたら良いなって思ったよ、ぼくは(激寒)』
やばいやばい本当無理。死にそう。3回/年のペースで枕に顔埋めて叫びたくなるやつじゃんコレ。ご覧なさい、共感性羞恥心で精神を破壊された彼女も固まって……んぶっ!?
「はぁ……さいっっっこう♡」
「!?」
え、何コレ……何この感触?え、おっぱい?俺もしかして抱擁されてる?おっぱい?これ、おっぱい?
「もうさ、あの子のように遠くから強くなるのを見守るだけとかさ、無理だから♡♡わたしといっぱい
「え……ちょっと待って!!なになになにこれ!?何しちゃってんのあんた!?家族ぅ!?何言っちゃってんの!?」
「こら♡あんたじゃなくておねえちゃん♡ほら、キミももう敬語とれてるから家族だよ♡」
「なわけあるか!出会ったその日に家族とか何の冗談!?」
「……なんで?わたしとできたら良いなって言ったじゃん。うそつき。今日からかぞく確定ね♡」
「やだ!」
「だめ♡きまり♡」
「怖い!やだ!」
「はいしか言っちゃダメ♡罰だから♡」
こいつマジでヤバい(確信)なんか鼻息荒いし!くそ、放せこら!馬鹿野郎お前俺は勝つぞ!
彼女の腕っぷしはそこまで強いわけではないのか、意外と簡単に抜け出せた。ふぅ、やっとで自由になれた……でもおっぱいの温もりと柔らかさが(二律背反)
「ハァ……ハァ……大体、ぼくたちお互いの素性全く知らねぇじゃん!」
「……じゃあ、わたしはグレープアカデミー生徒会長のネモ。キミの名前は?」
「…………」
「もう、シャイだなぁ♡でも少なくともわたしはキミのおねえちゃんになったからさ、キミももうおとうとくんだよね?♡これからいっぱいよろしくね♡おとうとくん♡」
どうやら、眠れる
つづくな
細かいバトル描写需要ある?
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いる
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いらない
-
そんな事よりおねを供給しろ
-
もっとネモネモしろ