転生したら恐竜だった件   作:フラペチーノ24

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ガゼル・ドワルゴ

俺たちが広場に向かっていた時になぜかカイジンも付いてきていた。そしてどこかその正体を知ってるような雰囲気だ。

サ『カイジン、あれが何か知っているのか?』

カ『昔、酒の席で引退した老将に聞いたんだが、ドワーフ王の直轄に極秘部隊がいるってな』

サ『奴らがそうかもしれないってことか?』

カ『ああ、何せその部隊の名が天翔騎士団(ペガサスナイツ)という名だとな』

カイジンから説明を受けていると集団が降りてきた。リムルやカイジンの顔が硬くなっているのを見ると本当にドワーフ王なんだろう。

カ『お久しぶりでございます。ガゼル王よ』

ガ『久しいなカイジン。それにスライムよ。俺を覚えているか?』

やはりその人物はガゼルと名乗った。ここに来た目的はリムルの本性を見極めに来たのだとか。俺にまでとばっちりが来ないことを祈ろう。って!そのなの祈ってる場合じゃない!カイリ以外の鬼人勢が爆発寸前だ。ガゼル王の言葉がリムルを貶していると思っているのだろう。特に普段冷静で表情を表に出さないソウエイが笑っているのが怖すぎる。これにはリムルも気づいてるだろうし任せようと思ったら、リムルが動いてくれた。

リ『まずは名乗ろうか。俺の名はリムル。スライムなのはその通りだが、見下すのはやめてもらおう。これでも一応ジュラの森大同盟の盟主の1人だからな』

リムルは人の姿を取り、相手側が話しやすいように配慮していた。

ガ『ほう。人の姿に・・・剣を使うのか』

ガゼル王も剣を取り出し、その撃ち合いで見極めるつもりのようだ。

ガ『森の盟主などという法螺吹きには分というものを教えねばなるまいしな』

その時、一枚の木の葉がひらひらと落ちたと思ったらそこからトレイニーさんたちドライアド三姉妹が登場した。

ト『我らが森の盟主に対し傲岸不遜ですよドワーフ王』

ガ『ドライアドが言うのであれば真実なのであろう。法螺吹き呼ばわりは謝罪するぞリムルよ。だが、貴様の人となりを知るのは別の話だ得物を抜けい!』

トレイニーさんが怒って魔法の発動をしようとするも、それをリムルが静止し、剣を交えて無害を証明するらしい。

ト『わかりました。では立会人はわたくしたちドライアドが行います。

           始め!』

リムルが攻撃を仕掛けるもガゼル王はその場から一歩も動かず受け流している。ガゼル王が変な圧をかけたことでリムルが動けなくなってしまった。

教《告、あれはエクストラスキル「英雄覇気」です。対象を萎縮させ屈服させる効果があります》

サ『なっ!?リムルー!その覇気を破るのは気合いだー!気合い出せ盟主ー!』

リ『無茶なこと言いやがるな!気合いでどうにかなるのかよ!』

大《告、サウラ・テンペストの言っていることは正しいです。気合いで対応できます。》

リ『まじかよ』

あ、ほんとにリムルが気合いで英雄覇気を解いちゃった。それを見たガゼル王は今度は攻撃に転じた。リムルはそれを見事に受け止め、ガゼル王に認めて貰えることになった。

ト『勝者リムル・テンペスト!』

リムルの勝利となり一件落着かと思ったら茂みからハクロウが出てきてリムルに稽古をもっと厳しくすると言い渡されていた。よかった!俺やってなくて!

しかもガゼル王はハクロウの弟子だということもわかった。それでめでたしめでたしとはなってはくれなかった。

ガ『リムルよ先程盟主の1人と言ったな。では他にもいるのか?』

リ『ああ。そこにいるサウラが副盟主だよ』

ガ『ほう。サウラとやらお主のことも見極めてやる!かかってくるがいい!』

サ『え!?俺も!?リムルー!なんてことしてくれてやがる!』

リ『いいじゃねーか見極めてもらえよ』

ガ『ほら!早くかかってこんか!』

サ『大変申し訳ありませんが俺はあまり人型では戦わないんですよ』

ガ『ならばその形態になればよかろう』

サ『はあ、わかりましたよ』

俺はオークロードを倒したことで変身できるようになったギガノトサウルスに変身した。

周囲ではざわめきが起き、ドワーフの人たちはあまりのデカさに顔を青ざめ、流石のリムルやトレイニーさんたちもびっくりしているようだ

リ『サウラくん?その形態は俺初めて見たんだけど?』

サ『これはギガノトサウルスだよ。ティラノサウルスよりもでかいとも言われていた肉食恐竜ね。どうします?ガゼル王。やりますか?』

ガ『いや、いい。この大きさでは俺の攻撃はほとんどダメージにならないだろうからな』

サ『ならば一度俺に攻撃してみてください。その感触とかでどうにかなりませんか?』

ガ『まあ剣を当てれば何かしらは感じ取れるだろうしな。よし!行くぞ』

そして案の定ガゼルの攻撃は俺の体の一部に浅い傷をつけるに止まった。

ガゼルはまあ苦い顔をしていたが納得はしてくれた。ドワーフの皆さんもそれに従ってくれた。が!大変なのはここからだった。戦闘狂のベニマルやシオンが自分の攻撃はどれほど効くのか試させて欲しいとうるさかったのと、街に帰ってからリムルに怒られたのは言うまでもないだろう。

 




長くなってすみません
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