許してください!
それから数日が過ぎて、なぜかゴブタが新たなお客を連れて狩りから帰ってきた。よくみると前にシズさんと共に旅をしていた顔ぶれもあった。カバルたちが連れてきた顔に傷のあるおっかねー人はギルドマスターで上司のフューズだと言う。他の人たちは自分らが魔物に追っかけられてる時に巻き込んだらしい。
リ『全く、毎度毎度何やってんだか君たちは』
カ『いやー、なんかやっちまうんすよねー』
サ『気をつけてくださいよ?』
エ『わかってるわよぅ』
なんてやり取りをした後に一悶着あったがこの集団はファルムス王国の調査団だと言うことがわかった。しかも寄せ集めの、、、だがいい奴っことはわかったからよしとする!俺もこいつら好きだしな!
んで、リムルさんや、ちらっと横目で見たらすんごいなんかを企んでる顔してんのやめてください!ベニマルたちも察してニヤッとしてんな!
リ『ちょっといいかな、フューズさんとやら』
ほらきた!
リ『オークロードが倒されたって情報は知れ渡っているのかな?』
フュ『あ、いや知っているのはここの4人とブルムンド国王、それと一部の大臣のみです。一般には発表していません。確かな情報でもないのに発表して混乱を招きたくないので』
リ『なるほど、ならば好都合だな。てことだヨウムくんや、英雄にならない?』
ヨ『は?英雄になれだって?この俺に?何言ってんだあんた』
サ『これはあくまでもお願いであり、強制ではありません。そう考えた理由はオークロードを倒したのが魔物なら脅威が去ったとは言えないでしょう。だから、あなたたちが倒したことにすれば大丈夫なのです。そして僕たちはその勇敢な若者たちを支援した友好的な魔物の国として世界に広めることができます』
リ『そーゆことだ。ウチとしては人間と仲良くしたいから都合がいいんだよね』
そこからフューズさんの発言でブルムンド王国も協力してくれることになり、あとは本人たちの回答次第となった。だが、すぐには結論を出さずに街を見せてほしいと言うので自由にさせることにした。
その日の夕方、ヨウムは俺らに頭を下げてまで信用する誠意を見せてくれて、英雄になる決意を聞かせてくれた。だからこそ、俺たちはヨウムたちをどこまでも支援すると決めた。まあリムルが人型になって、俺がティラノサウルスに変身したらえらく驚いてて面白かったけどね!
その後はヨウムを英雄に相応しくするためのそれなりに体裁を整える計画が始まったのだった。