戦姫絶唱シンフォギア GENERATION2   作:1052667

4 / 14
生存者の迫害と人殺し

 

[スモークスクリーンサイド]

 

「ひでぇな...」

 

 

そう呟いた。アタシは人間社会の様子をネットで見ていた。

 

 

「どうした、スモークスクリーン。」

 

 

「これだよ。」

 

 

アタシは基地のコンピューターの画面に写ってる記事を見せた。

 

 

「確かに。これだから人間は嫌いだ。」

 

 

「ああ。元人間として恥ずかしい。」

 

 

アタシが見せたのは人間の醜い部分が乗ってる記事だ。

1年前のツヴァイウィングの悲劇と呼ばれる事件。

ノイズのせいで多くの死傷者が出た大事件だ。

生存者の迫害が今流行っていやがる。それが当たり前となって警察とかも見てみぬふり。

胸くそわりぃ話だ。

 

 

「スモークスクリーン、この争いを終わらせろ。手段は問わん。」

 

 

「了解。」

 

 

まさかドレッドウイングから命令が下るとは思わなかったな。

まあいい。アタシは変形して基地の外に出る。

さてと、宇宙に行くか。

 

 

=====================

 

 

あったあった、人工衛星。

アタシは人工衛星を見つけると、腕を変形させ、腕から出てきたコードなどが人工衛星などに接続される。ハッキング完了だ。

テレビ局、新聞社、政府の組織、迫害をネタにしてる奴の携帯やパソコン。それらをハッキングしてみる。

なにかいい情報はないか?

おっ?この◎✕テレビ局って確か大手だよな?この削除されたデータって...

そういうことか。

あとこの携帯の持ち主。やべぇな。ドレッドウイングは「手段は問わん」って言ってたし、死傷者が少し出ても文句は無いよな。

 

 

=====================

 

 

[NOサイド]

 

一方、日本全体では様々な電子機器がハッキングされる事態に陥っていた。

それは1人の携帯から政府のコンピューターまでもがハッキングされ、国中大混乱である。

そして、全ての電子機器に3つのデータが入ったきた。

1つ目は◎✕テレビ局の削除データである。内容は[ライブの生存者を人殺しに仕立て上げ、社会現象にしよう。]である。会議の様子や、計画性の高さなどがわかる証拠映像である。

2つ目はライブ会場の監視カメラの映像である。(会場の出入り口の映像のため、翼や奏のシンフォギア姿は写ってない)逃げ惑う人々の映像だが互いに助け合ってる姿や、ノイズから小さい子をかばって灰になる人が写っていた。

3つ目にはメッセージが。

 

 

〘これ以上生存者を迫害するようであれば、命はない〙

 

 

削除データ、カメラ映像、メッセージの3つが全国民の携帯に送信されたのだ。

勿論、その日のうちに国は大混乱。◎✕テレビ局は信用を失い、生存者への迫害を行ってた人のほとんどが謝罪するという事態になっていた。

しかしこれに懲りない人がいるのであった...

 

 

「この人殺しがぁ!」

 

 

「なんでお前なんかが生きてんだ!!」

 

 

「人殺しじゃない?私にとっては人殺しよ!」

 

 

「や、やめてください!」

 

 

人より上の立場に居たい。虐めたい。そんなことを考えてる人が迫害を続ける。

ここは街のど真ん中。道で生存者を迫害をしている人達がいた。周りの人も見てみぬふり。

 

 

「そもそもあの何処からか送られてきたかわかんねぇ情報を信じる奴もバカだよなぁ。」

 

 

「そうそう。あんな大規模ハッキングした奴、もし目の前にいたらぶっ飛ばしてやるのにな。」

 

 

『そうか、ではぶっ飛ばしてみろ。』

 

 

突然そんな声が聞こえる。声は虐めをしている3人組のリーダー格の携帯からだった。

 

 

「な、てめぇ!俺の携帯をハッキングするんじゃねぇ!」

 

 

『だったらアタシの方から行く。それで文句はねぇだろ。5分間待ってろ。』

 

 

「おう、上等だ!来てみやがれ!」

 

 

そして、5分後。上空からジェット機がやってきた。

 

 

「トランスフォーム!!」

 

 

ギゴガゴギギ(音)

 

 

「約束通り、来てやったぞ。」

 

 

海外でテロ組織を片っ端から壊滅させているロボットの1体がハッキング犯だったのだ。その事実に3人組は恐怖する。

 

 

「な...なんだよ...なんで...」

 

 

「どうした?アタシをぶっ飛ばすんじゃないのか?」

 

 

「い、いやぁ、それは...その...」

 

 

「あ、それとアタシのメッセージ忘れたか?」

 

 

3人組は〘これ以上生存者を迫害するようであれば、命はない〙というメッセージを思い出して震えだす。

しかし、時すでに遅しだった。

スモークスクリーンは3人のうち1を手で掴むと、思いっきり握りしめる。握りしめられた男性は上半身と下半身に分かれ、血祭りに挙げられた。

 

 

「命はないと送ったはずだが...?」

 

 

「嫌よ!死にたくない!死にたくない!」

 

 

虐めをしていた女が逃げ出し始めたがスモークスクリーンはそれを許さず、スクリーンワインダーで女を撃ち抜く。

 

 

「頼む、見逃してくれ!」

 

 

リーダー格の男性は命乞いを始めた。しかしスモークスクリーンは許すはずもなく、スクリーンワインダーの引き金を引く。残ったのは3人組の死体だった。

その後、この光景を撮影した人がいたらしく、ネットに挙げられたためにライブ生存者の迫害はピタリと止んだ。

そして、海外で多くのテロ組織を壊滅させてるロボット達の1体が日本にいることがわかったため、日本でテロが起きるのではないかと噂されるのであった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。