陰の右腕になりまして。   作:スイートズッキー

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7話 アホも磨けば核になる

 

 

 

 

 

「……漆黒を纏いし者達」

 

 騎士団の制服を着る金髪の男、ゼノン・グリフィが呟いた。場所は薄暗い下水道、まず一般人は寄りつかない。この場に第三者が現れたということは──自身の敵であるということだ。

 

(王女を助けに来た奴等か?)

 

 ゼノンがチラッと視線を向けた先に居るのは下水の中で跪く銀髪の女性であり、誘拐されたと騒がれているアレクシア王女だった。監禁からの脱走を試みようとしていたので、ゼノンが殴り飛ばして無力化したばかり。その顔は絶望に満ちている。

 

 魔剣士学園に剣術指南役として勤めているゼノンだが、裏の顔は『ディアボロス教団』のメンバー。アレクシアを誘拐し、その英雄の血によって功績を挙げることで教団内での地位を向上させようと目論んでいた。

 そんな中で急に現れた不審な二人組。ゼノンは最近よく耳にする特徴とその姿が一致していることに気付いた。

 

「なるほど。君達が近頃『教団』に噛みついてくるという野良犬どもか」

 

 組織の恐ろしさも知らずに馬鹿な奴等だと、ゼノンは内心で二人を嘲笑う。狩られる立場にあるのが自分であるとも知らずに。

 

「──我が名はシャドウ。陰に潜み陰を狩る者」

「……ライト」

 

 黒髪と白髪。二人ともフードを被っている上に仮面を付けているので、顔自体は全く見えない。声に聞き覚えもなく、ゼノンは正体不明の敵を挑発して情報を引き出そうと考えた。

 

「フッ、小規模拠点をいくつか潰していい気になっているようだが……君達が潰した拠点の中に『教団』の主力は一人も──」

「アレクシア王女だな?」

「なにッ!?」

 

 一瞬。僅かに気を抜いた瞬間、ゼノンは背後を取られた。シャドウと名乗った男は一歩たりとも動いていない。アレクシアの側へ寄ったのはライトと名乗った男の方だ。

 

「……そ、そうだけど。貴方は?」

「言うつもりはない。お前を助けに来た。行くぞ」

「ちょっ、ちょっと!」

 

 問答無用と言わんばかりにアレクシアを自身の肩へ担ぎ上げたライト。下水に浸かった女は様々な感情から同時に襲われた。

 

「勝手な真似はさせないよ!!」

 

 そしてその救出を良しとしないのがゼノン。剣を振り下ろし、鋭く研ぎ澄まされた一閃を繰り出した。学園で見せている剣とは比べ物にならない一撃であり、並大抵の相手ならば瞬殺出来る。

 

「邪魔だ」

「なっ!? 防いだだと!? ──グハッ!!」

 

 ゼノン渾身の一撃を剣で軽く受け切ったライト。威力から火花が散り、下水道を一瞬だけ明るく照らした。

 ライトは驚愕するゼノンに構わず剣を滑らかに動かし、ゼノンの剣を真上へと移動させる。そしてガラ空きとなった腹部へ厳しい蹴りを叩き込んだ。

 

(この人……強い!)

 

 運ばれる荷物状態だったアレクシアも、一連の攻防でライトの強さを瞬時に見抜いた。人一人を担ぎながらの動きとは思えない冷静さ、全くの無駄がない動き。間違いなく相当の手練れだ。

 

(それにこの剣……()()()()()

 

 幼い頃から見続けてきたアレクシアだからこそ、ほんの少し見ただけでライトの剣が姉と同じものであることを理解した。

 

 凡人の自分では努力しても届かない──『天才の剣』であるということを。

 

「……降ろして」

 

 気付けばアレクシアの口から低い声が出ていた。高圧的に命令する訳でもなく、情に訴えかける訳でもない。ただ淡々と、自分を降ろすように言葉を放った。

 

「……はぁ」

 

 当然それが聞こえない筈もなく、ライトは軽く息を吐いた。そして手から剣を離し、両手でアレクシアを抱えるとゆっくり地面へ降ろしたのだった。

 

「あ、ありがと……」

 

 まさか素直に降ろしてもらえるとは思っていなかったようで、アレクシアの表情は困惑気味だ。降ろされる時も身体は最小限しか触られず、紳士のような対応をされた。下水道でさえなければ様になる光景だっただろう。

 

「油断したなァッ!!!」

 

 そこに空気を読まない男、ゼノンが突進。再び剣を振り上げ、背を向けるライト目掛けて力任せに振り下ろした。

 

 しかし、今度は(シャドウ)によってそれを防がれる。

 

「ぐっ! お前も後ろにいた筈……!」

「軽いな。この程度か?」

 

 目を赤く光らせ、シャドウがゼノンの剣を軽く弾いた。ロングコートは揺らめき、身体全体から余裕の雰囲気が感じ取れる。

 

「……シャドウ。ここは任せる」

「いけ、我が右腕」

「くれぐれも()()は使うなよ」

「ああ、分かっている」

「本当に使うなよ」

「ああ、分かっている」

「…………」

 

 ライトはシャドウに念を押すように言葉をかけた後、アレクシアを一瞥してからその場を去った。

 やり取りの意味は全く分からないが、敵が一人消えたのは事実。ゼノンは強気を取り戻し、またも挑発から入った。

 

「おや、行ってしまうのかい? 怖気付いたのかな?」

「我が右腕はこの場に必要ない。それだけだ」

「右腕、ねぇ。敵前逃亡を選択しただけの腰抜けだろう? 野良犬ではなく負け犬だったか。フハハハハッ! これは失礼! 右腕殿を侮辱する発言になってしまったね!!」

 

 思わずアレクシアも嫌悪する程の安い挑発。反応することがゼノンの思う壺なのは分かっているが、憎らしい笑みと声が神経を逆撫でした。

 

「大体、一度剣を防いだだけのくせに調子に乗ってもらっては困るね。今までは教団の主力を相手にしてこなかったのが君達の幸運だ。しかしその幸運も今日で終わる。教団の主力は──ここに居るのだから!」

「……誰を狩ろうが関係ない」

「そうか。なら今度は君が狩られる番ということだね。安心すると良い、さっきの右腕君もすぐにあの世へ送ってやる。負け犬と一緒に仲良く散歩でもするんだね」

 

 ゼノンが剣を構え、魔力を高める。増幅していく魔力は下水道が細かく振動し始める程のものであり、対峙するシャドウへの明確な殺意も宿っていた。

 

「最強の力を……見せてあげよう」

「……最強だと?」

 

 シャドウの呟きを無視し、溢れ出る自信に身を任せてゼノンは更に魔力を上げていく。歴戦の剣士に相応しいプレッシャーと共に。

 

「なんて……魔力」

 

 身体を震わせながらアレクシアが呟く。目には恐怖、顔からは血の気が引き、完全に怯え切っている。ゼノンはそんなアレクシアの様子を見て口角を上げるが、それが全くの勘違いであるとすぐに気が付いた。

 

 怯えている対象が──()()()()()()()()()

 

 

「な、な、な……なんだその魔力はッ!?」

 

 

 ゼノンの視界に入ったのは、青紫色の魔力。

 濃密に練り上げられたそれは空間全てを支配し、見ているだけで息が止まりそうな美しさを放っていた。

 中心に居るのはシャドウ。仮面で表情が確認出来ないにも関わらず、何故か怒りの感情が溢れ出ているように感じた。

 

「……我が右腕を侮辱しただけに終わらず、最強まで騙るとは。少しは楽しませてくれるんだろうな?」

 

 赤い光を放つ目に貫かれ、ゼノンの動きが硬直する。これまでの人生で感じたことのないプレッシャーに襲われ、脳の処理が追いつかない。先程まで強気だったゼノンは肉食獣を前にした小動物に成り下がった。

 

「かかってこい。真の最強を──その身に刻め」

 

 そしてゼノンは理解する。

 野良犬──いや、竜の逆鱗に触れてしまったのだと。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

(怖えぇぇぇッ!!!)

 

 敵のリーダーっぽい奴とアレクシア王女をシャドウに丸投げして、俺は地上へと出て来ていた。

 本当はアレクシア王女と一緒に出る予定だったのだが、何か知らんけどめっちゃ睨まれたので逃げてきた。初対面の筈なのにあんなに嫌われるとか、俺なんかしたか? 助けようとしただけなんですけど。親の仇レベルで睨まれたぞ。

 

(敵は大したことなさそうだったし、シャドウなら余裕だろ。本気でやるなって言っといたし、大丈夫大丈夫)

 

 シャドウが本気で魔力ぶっ放したら王都が更地になりかねん。陰の実力者とか言う前にただの犯罪者になっちまうよ。

 

「ライト。こっちよ」

「おお、アルファ。お疲れ」

 

 住宅街の屋根を飛び跳ねていると、金色に輝く髪が目に入った。本来ならアレクシア王女を連れたまま合流するつもりだったアルファだ。現場指揮を任されているだけあって、全体が見回せる場所に立っていた。

 

「お願い。力を貸して」

「お、おお……どうした?」

「あれを見て」

「あれ? ……うわ、なんかめっちゃ暴れてるな」

 

 何故か辛そうな表情で指を差したアルファ。促されるままに視線を向けてみると、そこには明らかに化け物といった風貌の巨人が暴れていた。拳を振るえば地面が抉れ、建物は破壊される。久しぶりに見たな、ああいうの。

 

「あれは元々『悪魔憑き』の女の子よ。……教団による実験であんな姿に」

 

 アルファは歯を食いしばり、表情を歪める。なるほど、助けたいって訳ね。相変わらず優しいな。

 

「動いているのは騎士団か。住民の避難は済んでるみたいだな。──ってあれ? 誰か戦ってないか?」

 

 大暴れしている巨人を相手に剣を振る人影が見えた。赤い光を纏う剣は高速で巨人を切り刻み、体格差を物ともせずに圧倒していた。いや、強いな。

 

「……誰かと思ったらアイリス王女か。巨人は再生能力付きみたいだな。斬った腕が元に戻った」

「あれが傷付けるだけだと、何故分からないのかしら」

「まあそう言うな。分かったよ、あの子は俺が助ける。シャドウみたいにスマートには無理だけどな」

「……ありがとう。ライト」

 

 可愛いアルファからの頼みを断る訳ないだろ。それに理不尽で化け物にされた少女を見捨てるとか、寝覚めが悪いしな。

 

「アイリス王女の相手を頼む。万が一俺の正体に気付かれたらアウトだからな」

「分かったわ。……あの子を助けてあげて」

「任せろ」

 

 アイリス王女の所へジャンプしたアルファの背中を見送り、俺は二本の剣を握る。なんか二刀流って久しぶりだな。王都に来てから『ライ・トーアム』としても『ライト』としても使う機会なかったし、少し懐かしい感じだ。やっぱ手に馴染むな。

 

 久しぶりの感覚を確かめながら、屋根の上から標的である巨人を視界に入れる。アルファは上手いことアイリス王女を引き離してくれた。

 

 

「ガァァァァアアアアアッ!!!!」

 

 

 目的を持って暴れていると言うより、苦しくて暴れてるって感じだな。アルファの言う通りってことか。また一つ教団を潰す理由が出来た。

 

(待ってろよ。すぐ助けてやるからな)

 

 魔力を感知したところ、別の魔力を無理に身体へ注入されたのが化け物へと変化してしまった理由だと分かった。ならやることは単純、注入された魔力を()()()()()()()()()()()

 

「……少し我慢してくれ」

「ガァァァァッ!?」

 

 屋根から飛び降り、巨人の足元へ移動。剣を振り抜き、両足を切断した。

 アイリス王女から攻撃を受けた時の再生速度を見る限り、完全に再生するまで数秒の時間がかかる。それだけあれば隙としては十分だ。

 

「いくぞ」

 

 巨人の真上へ飛び上がり、魔力を解放。夜を彩る銀色の魔力が二本の剣に宿った。今から使う一撃こそ、俺にとって必殺技と呼べる唯一の剣技だ。

 

 核に勝ちたいと本気で思っている男の側に居続けた結果、俺も一つアホなことを思いついた。

 

 

 ──アホに隕石落としたい、と。

 

 

 子供の頃は神頼みするしかなかったが、今は自力でそれが出来る。これも辛い修行のお陰だ。修行に付き合ってくれた礼として、技の名前はシャドウが付けたものを採用した。ぶっちゃけダサいが、まあギリギリ許容範囲だ。

 

 左手の剣を胴体に引き寄せ、右手の剣を肩へと乗せる。宿らせた魔力を更に爆発させ、ゆっくりと左手の剣を横一閃に振るう。

 

 空間を切り裂いたような斬撃が俺の目の前に止まり、準備完了。反動で高く振り上げた右手の剣を垂直に振り下ろし、二つの斬撃が交差した十字の一撃をぶっ放した。

 

 

「──〝ソード・イズ・メテオ〟」

 

 

 ようやく足が再生し始めた巨人に回避出来る訳もなく、頭の上からまともに衝突。巨人は身体ごと銀色の光に包まれた。

 

「グアァァァァァアアアッ!!!」

 

 苦しみの声を上げる巨人。そりゃそうだ、身体を変化させている魔力を弾き出すためにそれ以上に濃い魔力をぶつけたんだから。死ぬ程痛いだろうけど、俺にはこれしか助ける方法ないんだ。シャドウなら普通に魔力操作して治せたかもしれないけど。

 

「……あ、ああ」

 

 巨人の身体が崩壊していき、中から本体と思われる少女が現れた。やべっ、裸じゃん。取り敢えずスライムスーツ巻いとこう。

 

「アルファ。頼む」

「ええ」

 

 アイリス王女を相手していたアルファに声をかけ、俺の側へと来てもらう。しっかり手加減はしていたらしく、アイリス王女に怪我らしい怪我はない。

 女の子を化け物から人間に戻しはしたが、『悪魔憑き』が治った訳じゃない。今俺が持ち上げているのは腐りかけた身体なので、アルファにパパッと治療してもらった。

 

「……んん」

「よし。元に戻ったな。サンキュー、アルファ」

「お礼を言うのは私よ。ありがとう、ライト」

 

 可愛い。この顔が見れるなら久しぶりに張り切った甲斐があった。

 

「お前は……何者だ!」

 

 俺がアルファに見惚れていると、アイリス王女が俺に向かって叫んだ。正体がわかってないとは言え、知り合いに睨まれるとキツいな。さっき妹にも睨まれたし、少し凹む。

 

(……まあ良いや)

 

 救出した少女を持ち上げたまま、アイリス王女へと近付く。警戒心丸出しで剣を向けられるが、俺が弱っている少女を運んでいると分かったらしく剣は下げられた。

 

「質問に答えろ!」

「……」

「な、なんだ!?」

「……」

 

 声を変えることも出来るが、なるべく喋らない方が良いんだろうな。俺は持ち上げていた少女を状況の理解が追いつかないアイリス王女へ無言で押し付けた。

 

「この子が……あの化け物だと言うのか」

 

 流石に目の前で見ていたからか、その辺の説明は必要ないみたいだ。頭が良くて助かる。

 

「その子を頼むぞ。お前が守れ」

 

 声と口調も変えたし大丈夫っぽいな。そもそも慎重に動いてるし、問題ないだろ。シャドウのごっこ遊びに付き合うのも楽じゃない。

 

「ま、待て! お前達は何者なんだ!?」

「我等は【シャドウガーデン】。……その子をこれ以上不幸にしたら、許さないわ」

(えっ、答えちゃうの?)

 

 しかもアルファさん組織名まで言っちゃった。うわ、陰の実力者みたい。

 

「……いくぞ」

「ええ」

 

 待てと叫ぶアイリス王女を無視して、俺とアルファは夜の闇に消える。あれだけ念を押せばあの女の子の安全は保証してくれるだろう。

 ある程度離れてから、再び屋根の上へ立つ。ようやく一息つけた。

 

「はぁ、疲れた。まさかアイリス王女が居るとはな」

「ねぇライト。どうしてあの子を王女に渡したの?」

「【シャドウガーデン】に入れなかったのかってこと?」

 

 こくりと頷くアルファ。

 まあ戦力を増やそうと頑張っているアルファからすれば当然の疑問だな。

 

「あの子は戦力にならないよ。魔力回路がズタボロだ。長い間実験されてただけじゃない。さっきの俺の一撃で完全に魔力を扱えない身体になった」

「……そう」

「アイリス王女に任せれば良い。これからは平和に生きてくれるだろ」

「……ふふっ、優しいのね」

 

 俺が? 冗談だろ。アルファが気付かなかったら、俺は巨人が女の子の変わり果てた姿であることも知らなかった。調べようとすらしなかったと思う。だから優しいのは俺じゃなくてアルファだ。そう正直に伝えても、アルファは俺を優しいと言う。

 

「私じゃあの子を助けてあげられなかった。貴方が居てくれたお陰よ」

「……そうかい。じゃあどういたしまして」

「ありがとう、ライト」

 

 ……なんか照れるな。まあ良いことかはともかく、悪いことはしてないし。アルファが満足そうならいいや。

 

(後は……シャドウか。もう終わってるだろ)

 

 シャドウが居る方向を見ながら、俺は気を抜いた。この件も無事に終わる。そう──思っていた。

 

 

「…………は?」

 

 

 自分でもマヌケな声が出たなと思う。隣に居たアルファも驚いているので、聞かれていない可能性が高いのが幸運だ。俺は自分の目を疑い、指で少し擦ってからもう一度目を最大まで見開いた。

 

 ──青紫色の魔力。

 

 それが柱となって天まで届いてた。王都の街を飲み込み、ムカつく程の美しさを放っていた。間違いない、シャドウの仕業だ。

 

(あの野郎ォォォォォォッ!!!!)

 

 アレは使うなって言ったのに! 言ったよな!? 話聞いてなかったのか! ふざけんな! 王都の街が消し飛んでんじゃん! 明らかに被害半端ないじゃん! 

 

「──は、はは」

「……ライト。……貴方」

 

 ほら見ろ。俺の引き攣った顔を見てアルファもドン引きしてるよ。せっかくカッコいいところを見せたのに、プラマイ遥かにマイナスだろ。

 

 核に勝ちたいなら、自分が核になればいい。

 

 アホな結論だ。

 もっとアホなのは、それを実現させた奴だけど。

 

(アホも磨けば核になる……か)

 

 こうして、アレクシア王女誘拐事件は幕を閉じた。

 

 ──王都にある多くの建物の消滅と共に。

 

 

 

 




 アトミィック♡(ねっとり)
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