鎮守府の片隅で   作:ariel

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前回の外伝3のあとがきで書いていたように、今回のお話は瑞鳳と赤出汁にしました。正直言いますと、小料理屋物語で御飯物はちょっと反則かな…とも考えましたが、居酒屋での締めの料理として御飯とお味噌汁と漬物って、定番な気がしますので(私は最近出汁茶漬けを締めにする事が多いですが)、今回はあくまでも締めの料理という事で、御飯物を出してみました。やっぱり、味噌汁には白米でしょ!


第二三話 瑞鳳と赤出汁

「な…なんで…瑞鶴のお姉ちゃんが、鳳翔さんのお店の厨房に…。悪い夢なら覚めないかな…。」

 

来店して早々に、瑞鳳さんが呆然とした表情を浮かべて、厨房に立っている瑞鶴さんの姿を見ています。既に開店して何組かのお客さんが来ていますが、全員が全く同じ反応をしました。ですから私は、また一から事情を瑞鳳さんに説明しなくていけません。そして、瑞鶴さんの悪名がここまで広がっていたかと思うと、もっと早く料理の手ほどきをするべきだったと反省しています。

 

「瑞鳳さん。これからしばらく瑞鶴さんには、ここで私の手伝いをしてもらいつつ、料理の練習をさせようと思っているのです。ちゃんと私の目の届く所でしか、料理はさせませんから、安心してください。」

 

「は…はい。それなら大丈夫…かな?」

 

瑞鳳さんは、あまり納得したような顔をしていませんが、カウンター席に腰掛けてくれました。瑞鳳さんが心配する理由はよく分かります。先日、赤城さんと隼鷹以外の空母寮の空母娘達が壊滅した『空母寮乙事件』。たしか瑞鳳さんはその中でもかなり被害が大きかった筈ですから、そのトラウマが残っているのでしょう。ですが、私の目の前で料理をさせる以上、瑞鶴さんに先日のような失態をさせるつもりはありません。瑞鶴さんには、料理の下準備の段階から私の元に来てもらっていますが、かなり厳しく指導していますので…大丈夫だと思います。あら?瑞鶴さんが少し涙目になってこちらを見ていますが…タマネギの下準備が、まだ残っていたでしょうか?

 

 

「瑞鶴さん!そんな切り方では駄目です。そんなに大きく切ったのでは、火が入るのが遅くなってしまいますよ、もっと大きさを揃えて、もっと小さく切り直しなさい…。瑞鶴さん!包丁の持ち方がそれでは駄目です!そんな持ち方をしたら、指を切ってしまいますよ。」

 

 

「瑞鶴さん!味付けはそれでは駄目だと何度言ったら分かるのですか!醤油は大さじで2杯と半分、ミリンは大さじで1杯、そして砂糖も大さじで1杯です。まずは、私に言われた通りにやってみなさい。アレンジするのは、その後です!」

 

今日はいつも以上に疲れます…。瑞鶴さんに細かく指示を出しながら、こちらは別の料理をする事がここまで大変だったとは思いませんでした。また何故か知りませんが、今日は空母娘達のほとんどが座敷ではなくカウンター席に陣取っています。そして瑞鶴さんが私に怒られながら料理をしている姿を、加賀さんは満足そうに頷きながら、そして翔鶴さんは心配そうに見守っています。そして…赤城さん、味見はいいですから、あなたは他の艦娘への料理をきちんと運んでください!…まったく、少し目を離すと直ぐにこれです。

 

 

瑞鳳さん…今日はかなり食べて飲みましたね。はじめは、瑞鶴さんが作った料理をおっかなびっくり食べていましたが、最後の方はあまり気にせずに食べていましたから、少しは先日のトラウマも癒されたのではないでしょうか。そろそろ最後の締めだと思いますが、何を勧めましょうか。あ…そうです、折角なので先日、瑞鶴さんが失敗したアレを勧めてみましょう。

 

「瑞鳳さん、そろそろ締めだと思いますが…良かったら、今日は御飯とお味噌汁、それと漬物でどうですか?」

 

「う~ん…そうね。鳳翔さん、それでお願いします。」

 

「お味噌汁なのですが、赤出汁でいいですか?今日はちゃんと美味しい赤出汁を出しますよ。」

 

「あ…赤出汁は…。鳳翔さんが作ってくれるなら…。」

 

流石に、赤出汁には未だに警戒しているようですね。とはいえ、それだけダメージが大きかったという事ですから、こればかりは致し方ありません。今回は、瑞鶴さんには見学してもらって、私がきちんと作りましょう。赤出汁は、豚汁仕立てにして具材をたくさん入れても美味しくなりますが、今回は締めのお味噌汁として作ります。ですから、なめこと油揚げ、そしてネギだけを入れたシンプルな赤出汁にしましょう。

 

昔、赤城さんにも鰹出汁を使って作った赤出汁を食べさせた事がありますが、今回は瑞鳳さんの『赤出汁は美味しくない』という先入観を完全に治さなくてはいけませんので、より旨みが出る煮干出汁を使って作りましょうか。この出汁を作るには、少し時間がかかるのですが…丁度空母娘同士でおしゃべりをしているようですから、多少の遅れは問題ないでしょう。

 

煮干の出汁は、どうしても臭みが出やすいのが欠点です。ですから、それらマイナスの要素を極力排除する形で出汁を作らなくてはいけません。まずは、煮干の腹にある黒い綿を手作業で取り除きましょう。そして、湯と接する部分を少しでも増やすために、身の部分を二つに割いていきます。…これくらいの煮干があれば、十分出汁はとれそうですね。それでは、前処理した煮干を使って出汁を取るのですが、いきなり茹でるのではなく、一旦水に入れて、身が少しふやけるまで待ちます。

 

…そろそろ大丈夫ですかね。それでは、一気に強火にして…とはいえ、沸騰させてしまうと臭みが強くなってしまいますから、沸騰する前に弱火に切り替えて…この状態でアクを注意深く取りながら、しばらく煮ます。後は、ここから煮干の身を取り除けば完成です。…えぇ、いいですね、変な匂いが全くしない、とても良い色のお出汁がとれました。これなら、とても美味しい赤出汁が作れます。

 

「鳳翔さん、鳳翔さん、しつも~ん?何でそんな面倒な事するの?翔鶴姉が言っていたけど、お味噌には最初から出汁が入っているんじゃないの?」

 

「瑞鶴さん…このお味噌には、出汁は入っていません。つまり、自分でちゃんと出汁を作って入れなければ、美味しいお味噌汁にはならないのです。ですから、慣れない内は出汁が最初から入っている普通の味噌を使って、味噌汁を作った方がいいですよ?」

 

「そうよ、瑞鶴。まったく…どうして八丁味噌なんて、使おうとしたの…。」

 

「だって…翔鶴姉。そこに居る意地悪な先輩に、嫌味を言われないように、高い味噌を使わないと…と思って。」

 

あらあら…加賀さんに気を使った結果が、あのような結果になったという事ですか。流石の加賀さんも、これには苦笑いですね。今回は完全に裏目に出てしまいましたが、瑞鶴さんもきちんと加賀さんに気を使おうとしている事は、よく分かりました。次からは気をつけてくださいね。

 

さて、とても良さそうな出汁がとれましたから、いよいよ赤出汁の調理にとりかかりましょう。まずは具になるなめこの下処理からですね。なめこをまずザルに開けて…ぬめりを取り除くために、水でサッと洗います。そして長ネギを切って、油揚げを細長く切れば、具の準備はこれで完成。今回は非常にシンプルな具ですが、これだけの具材でも、赤出汁はとても美味しいのです。

 

それでは、鍋に先程の煮干出汁を入れて煮立てましょうか。これになめことネギ、そして油揚げを入れて火を通します。ここで、いよいよ八丁味噌の出番ですね。八丁味噌はとても色が濃い味噌ですから、色だけを見て味噌を入れますと、十分な味噌の味が出ません。瑞鶴さんが前回失敗したように、味噌の味や香りが全くない味噌汁にしないためにも、きちんと味見をしながら、入れる量を調整しなくてはいけないのです。本物の赤出汁は、ほんのり甘味がある非常に香りの良い味噌汁ですから、今日は瑞鳳さんに是非本物を味わってほしいですね。

 

「鳳翔さん、鳳翔さん。…そんなに味噌入れていいの?瑞鶴ちょっと心配なんだけど。もうかなり味噌汁の色濃いよね?」

 

「いいえ、瑞鶴さん。味噌はもう少し入れなくてはいけません。…うん…そうですね。これくらいの味なら大丈夫ね。瑞鶴さん、少し味見をしてごらんなさい。これが、あなたが作ろうとしていた赤出汁の本当の味ですから。」

 

「へ~、こんな色になるまで味噌を入れるんだ。それじゃ、早速。…えっ!鳳翔さん、何この味!瑞鶴、こんなお味噌汁食べたことないよ!味噌汁なのに、こんなに濃厚な旨味や甘味があるなんて…信じられない。」

 

まぁ、そういう感想になるでしょうね…。瑞鶴さんの叫ぶような声に、店中の艦娘達の視線が集まります。皆、興味があるようですね。一応、ここに居る人数分くらいでしたら飲ませてあげられる量を作っていますから、今日は全員に今作っている赤出汁を出しましょうか。それでは、そろそろ火を止めても大丈夫ですね。これで赤出汁は完成です。後は、一緒に出す御飯。今日は私も瑞鶴さんを見習って、久しぶりにお釜で御飯を炊いてみました。これに店で漬けているナスときゅうりの糠漬けを出せば、締めの料理としては十分だと思います。

 

「瑞鳳さん、どうぞ。出来ましたよ。」

 

「わ~、すごく美味しそう。炊きたての御飯にお味噌汁と漬物。…いいわね~。あっ、鳳翔さん、そのお焦げももらえない?御飯は、お焦げがいいのよ~、お焦げが。炊飯器ではなかなか食べられないし。」

 

たしかに、お焦げはお釜で炊いた時ならではの副産物です。私もこれは大好きですが、瑞鳳さんも大好きなようですね。それでは、お焦げも少しだけお茶碗に入れて…これでOKですね。

 

「はい、瑞鳳さん。御飯と赤出汁と糠漬けです。たぶん、これなら満足してもらえると思います。」

 

 

 

軽空母 瑞鳳

 

 

今日はお母さんのお店に入ってビックリ。だってあの瑞鶴のお姉ちゃんが、厨房に立っていたんだから、驚かない方がおかしいよね?先日の事件、瑞鶴のお姉ちゃんが作った朝御飯だったから、瑞鳳は一生懸命食べようとしたんだけど…。そして、その後にお母さんのお家で、口直しも食べたのに…その日は、一日中お腹の調子が良くなくて…。提督には、『瑞鳳、大丈夫か?』なんて言われながら、お腹をまさぐられて…。お母さんには言ってないけど、あれ絶対にセクハラだよね!?

 

今日の最後の締めの御飯。よく見ると、この間の事件の時とほとんど同じで、御飯にお味噌汁と漬物。でもこの間の朝御飯とは、見た目からして全く違っていて…。御飯は、真っ白でピカピカな上に、一粒ずつきちんと見えて…こういうのをお米が立っているって言うんだよね。お母さんにお願いして入れてもらったお焦げも、お茶椀の隅っこにちょこんと入っていて…これ食べるの、楽しみなのよね。そしてお味噌汁も。作っている最中に、味見をした瑞鶴のお姉ちゃんがあまりの美味しさに叫んだくらいだから、たぶん物凄く美味しいのね。見た目は、この間出された瑞鶴のお姉ちゃんの物よりも少し色が濃いけど、鼻を近づけるとお味噌のいい香りが…瑞鶴のお姉ちゃんのお味噌汁?には、匂いは全く無かったから…。たぶんこれは、見た目は似ていても中身は別物かな…。それとお漬物は、お母さん自慢の糠漬け。これはお母さんのお店に来ると、よく出してもらえるけど、糠漬け特有の酸味と塩味が、野菜の甘味と絶妙に混じっている一品。どれから食べようかな…やっぱり御飯からよね?

 

こんなにお米が立っている御飯を食べるのは、本当に久しぶり。やっぱりお釜で炊いているからね…。ウン!凄く美味しい。お米がモチッとしていて、お米の甘味が凄い…噛めば噛む程、甘みが強くなるなんて、いいわよね。それに口に御飯を入れる時に鼻に入ってくる炊きたての御飯の匂い…もう一口だけ。…駄目…ここで御飯だけ食べちゃったら、お味噌汁や漬物の時に御飯がなくなっちゃうかも…。お母さんは、今日は大きなお釜で御飯を炊いたみたいだから、たくさん御飯はあると思うけど、瑞鳳がお代わりする頃には無くなっちゃっているよね。隣の加賀さん達が凄い勢いで、丼に入った御飯をかき込むようにして食べているし…。それにしても、このお米何だろう。鎮守府食堂や空母寮のお米とは全然違うみたいだけど…。

 

「鳳翔さん。この御飯、凄く香りが良くて、甘みも強くて美味しいわね。何のお米炊いたの?」

 

「今日は、宮城県の『ひとめぼれ』というお米を試しに炊いてみたのです。なかなか美味しかったでしょう?」

 

やっぱり、普段瑞鳳達が食べているお米じゃなかったんだ。瑞鳳も今度近くのお米屋さんで探してみようかな…。さてと、御飯をもっと食べたいけど、次はお味噌汁飲んでみようかな。

 

本当にいい匂い…お味噌の甘い匂いがこんなにするなんて…味はどうかな。!えっ、これお味噌汁!?瑞鶴のお姉ちゃんが思わず叫んでいたから、美味しいとは思っていたけど、これ凄い。色が濃いから絶対に辛いと思っていたのに、こんなにお味噌が濃厚で甘いなんて…。それに、旨みも凄い…。たぶん出汁がいいのよね。普通は、こんなに濃厚な味のお味噌だと、余程の出汁を使わないと旨みが消えちゃうのに、それに負けない出汁って本当に凄い。これが、瑞鶴のお姉ちゃんが作ろうとしていたお味噌汁の本物の味だったんだ。…でも、絶対に瑞鶴のお姉ちゃんじゃ、こんな味は出せないだろうから、やっぱりお母さんは凄いよね。具のなめこはツルンとしていて美味しいし、油揚は旨味を増して…こんなにシンプルな具なのに、凄くいいわね。御飯がどんどん進んじゃう。

 

糠漬けは、お茄子ときゅうり…。定番中の定番なんだけど、この酸味と塩味が絶妙。これも御飯が進んじゃう。もうほとんど瑞鳳のお茶碗には御飯が残ってないよ…お代わりしたい所だけど…赤城さんがお釜から直接残っているご飯を食べているみたいだし…もう残ってないよね?瑞鳳の茶碗に残っているのは、最後のお焦げの一欠片だけ…。これで最後だから味わって食べないと。…ウン!バリッとした少し固い歯ごたえで、お米がキュッとくっついているお焦げ。口の中に入れてからの香りも凄くいいし、やっぱり最高。あ~ぁ、全部無くなっちゃった。

 

「鳳翔さん、ご馳走さまでした。凄く美味しかったです。また食べさせてくださいね。」

 

 

 

鳳翔

 

 

「はい、お粗末さまでした。」

 

瑞鳳さんは、私が出した赤出汁をかなり気に入ってくれたようです。御飯もそうですが、赤出汁も綺麗に全部食べてくれました。最後は、とても残念そうに私にお椀を返してくれましたから、本当はもっと食べたかったのかもしれません。私も出来れば、瑞鳳さんにもう少し食べさせてあげたいのですが…。

 

「ねぇ~、赤城先輩。瑞鶴にも少し分けてくださいよ~。瑞鶴だって御飯食べたいんだから!あ~、最後のお焦げが~。」

 

「ふ~。上々ね。久しぶりに美味しいお焦げが食べられました。」

 

「ぶぅ~、瑞鶴だってお焦げ食べたかったのに~。仕方ないから赤出汁を…。あれ?赤出汁のお鍋が…。あっ!ちょっと加賀先輩、お鍋ごと持っていかないでよ~。って、もう空じゃない!瑞鶴の赤出汁が…。」

 

「五航戦…あなたは何を言っているの。あなたはお店のお手伝いで、私は客よ。あなたが食べる分など最初から無いの。それにしても、とても美味しい赤出汁でした。流石に気分が高揚します。」

 

…まったく、赤城さんはともかく加賀さんまで…。お釜やお鍋ごと抱え込むというのは、どうかと思います。それに加賀さんは一応お客さんですが、赤城さんは手伝いとしてこのお店に居ますから、本来であれば瑞鶴さんと同じくこちら側なのですが…。それを周りに何の疑問を感じさせることなく、お釜を抱え込んでいるのは、赤城さんの特技という事でしょうか。いずれにせよこの状態を見ますと、流石に瑞鶴さんが少し可哀想になってしまいますので、閉店したらまた赤出汁を作ってあげましょう。

 

どうやらこれで、先日の空母寮での事件の後始末も完全に終わったようですし、まずは目出度いと言った感じですね。瑞鶴さんも、これからここで練習を積み重ねていけば、そのうち料理が上手になるだろうと思いますし…。今日も鎮守府は平和です。




瑞鳳と瑞鶴は姉妹艦ではありませんが、機動部隊最後の戦いであるエンガノ岬沖を一緒に戦った仲という事で、瑞鳳は瑞鶴の事を姉貴分として慕っているという設定にしています(本当は、瑞鳳の方が古い艦ですが、この辺りは艦これのキャラ優先という事で)。そのためこの物語では、瑞鳳が瑞鶴を呼ぶときに『お姉ちゃん』とつけています。

『ひとめぼれ』美味しいですね。コシヒカリも美味しいと思うのですが、個人的にはひとめぼれの方がモチッとした感じで、私は好きです。やはりお米がきちんと立っているような御飯がありますと、食が進むわけで…これに美味しいお味噌汁と漬物があれば、他のおかずが無くても結構いけてしまいます。…という事で今回の話は、前回の瑞鶴の朝御飯によるトラウマ克服という感じで、瑞鳳さんに登場してもらいました。

私の家で赤出汁を作る時は、結構な割合で豚汁仕立てにしますので、具材としてジャガイモやタマネギ、人参、豚肉など、かなりの量を入れます。そしてこのタイプの豚汁もかなりいけるのですが、今回はあくまでも居酒屋の締めの料理という事で、非常にシンプルな具材で書いてみました。そして本当は、麩を入れるともっと良いのかもしれませんが、今回はなめこを入れた赤出汁にしてみました。赤出汁は、第一話の赤城さんのお話でも登場させましたが、色が濃く味は非常に濃厚ですが、味噌の甘みも感じられますし、強めの出汁を入れる事で旨みも感じられる…と結構素晴らしい味噌汁だと思っています(実際に、料亭の締めで赤出汁出る事結構あるので、名古屋に限らずそれなりに需要はあるかと…)。

いつの間にやら、赤城さんだけではなく瑞鶴の面倒まで見る羽目になってしまった鳳翔さんですが、色々問題があるにせよ、一応二人とも働いているようなので、なんとかお店は回っているようです。とはいえ、今回のように『一航戦、赤城、食べます!』モードになってしまうと、駄目なのですがw

今回も読んでいただきありがとうございました。


赤出汁(四人分)

煮干:大きさによるけど10~12個くらい
水:800mLくらい (四人分の味噌汁用)
八丁味噌:お好みに合わせて適量で

揚げ:ちょっとだけ
長ねぎ:10-15cmくらい
なめこ:1袋でたぶん十分

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