鎮守府の片隅で   作:ariel

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しばらく甘味の回はありませんでしたから、今回は久しぶりに甘味回にしました。この物語で甘味と来れば…もちろん例の軽巡三人組の登場です。今回はお気に入り軽巡の矢矧を主役にしてみました。


第五八話 矢矧と豆かん

たしか今日は、恒例の第二水雷戦隊の対抗戦が行われる日だったと思います。という事は、明日の夜にはいつもの軽巡洋艦三人組が、今回の演習でMVPを取った駆逐艦の子を連れて私のお店にデザートを食べに来るでしょう。ただ…いつもであれば駆逐艦を連れてくる時は前日の内に、翌日はどのようなデザートを出すのか?という事を軽巡洋艦三人組が相談に来ていたと思うのですが、生憎今日は来店しませんでした。これまで連日のように私のお店で甘味を楽しんでいたあの三人ですが、今日は何かあったのでしょうか。いつもと違う事が起きますと、少し心配になってしまいます。

 

ひょっとしたら今回の演習が白熱して三人とも疲れ切ってしまったため、今日は来られなかったのかもしれませんね。今回は事前の相談はありませんでしたが、毎回ご褒美がもらえる駆逐艦の子はとても楽しみに来店しているようなので、今回もきちんとしたデザートを準備しておいた方が良さそうですね。もう既に夏本番。冷たいデザートが好まれる時期ですが、どのような甘味を用意しましょうか。この鎮守府内には、間宮さんが開いている甘味処がありますので、間宮さんのお店とはバッティングしないような冷たい甘味…。

 

そうですね…たしか間宮さんの所では、アイスクリームやフルーツが山の様に載った豪華なあんみつが好まれていると聞きます。それでしたら、私の所は少し落ち着いた大人の甘味という事で、豆かんを今回は準備してみましょうか。ご褒美をもらう駆逐艦の子にとっては、少し地味な甘味かもしれませんが、普段このようなシンプルな甘味は食べていないでしょうから、意外と気に入ってもらえるような気もします。それに私のお店の甘味を食べ尽くしている軽巡洋艦三人組にとっては、いつも通り安心して食べられる甘味ですから、今回は豆かんを準備しましょう。

 

豆かんは、赤えんどう豆を煮た物と寒天を混ぜて、黒蜜をかけただけの非常にシンプルな甘味なのですが、赤えんどう豆を戻すために一日かかりますから、今日の内に準備を始めなくてはいけません。幸いな事に赤えんどう豆の乾物は手元にありますので、これを薄い塩水につけて、明日まで静置しておきましょう。少し大変ですが、今日のうちに赤えんどう豆を水で戻してしまえば、明日の営業時間までには問題なく準備出来そうです。

 

それでは、今日は赤えんどう豆の乾物を塩水につけて帰りましょうか。

 

 

翌日

 

良い感じで赤えんどう豆が戻ったようですね。それではこの赤えんどう豆をこれから煮るわけですが、豆かんという甘味はシンプルな甘味である分、非常にすっきりした甘さを持っています。しかし、このすっきりした甘さの中にもきちんとした甘さを感じさせなくては、折角の甘味が台無しになってしまいます。ですから、最終的に黒蜜を豆かんにかける事を考えますと、これから煮る赤えんどう豆については、わざと少し塩味を入れる事で、最終的に口の中で強い甘さを感じさせるようにしなくてはいけません。丁度、スイカに塩をつけるのと同じような効果かもしれませんね。

 

それでは、薄く塩味をつけた水の中に、戻した赤えんどう豆を投入し、これを強火にかけて一気に沸騰させてしまいます。そして沸騰が始まりましたら、一度冷たい水を入れる事で、急激な温度変化を引き起こし、豆の皮がシワシワにならないようにします。そして再び沸騰しましたら、今度は弱火に切り替えて豆全体に火が通るまでじっくり煮続けましょう。

 

豆を煮ている間に、寒天の準備もしなくてはいけませんね。別のお鍋を準備して、ここに水と寒天粉を入れて混ぜながら火にかける事で、寒天粉を完全にお湯に煮溶かします。後は、この寒天粉を煮溶かした物を、バットに流し込んで粗熱を取ってから、冷蔵庫に入れて冷やしてやれば寒天は完成です。

 

 

そろそろ豆に火が通ったようですね。当初の考え通り、豆の皮もシワシワになっていませんし、見栄えも良さそうな豆かんが作れそうです。それでは煮ていた豆を、ザルを使ってお湯から取り出しましたら少しだけ塩を振って、粗熱が取れたら、こちらも寒天と同様に冷蔵庫に入れておきましょう。

 

最後は黒蜜の準備ですね。黒蜜自体はそれ程手間がかかりませんので一気に作ってしまいましょう。まずは小鍋に黒砂糖と水を入れて良く混ぜてから火を入れます。これを沸騰させてから、アクを取り除きながら中火でしばらく加熱します。後はこれも荒熱を取り除いて冷蔵庫に入れておき、注文が入ったらその場で組み合わせて豆かんを作れば良さそうですね。今日やってくる駆逐艦の子が誰になるのかは分かりませんが、今回の甘味を楽しんでくれるでしょうか。どうしても間宮さんの所の甘味とは違い、私の所は地味な甘味ですから心配もありますが、きっと気に入ってくれると信じましょう。

 

 

「皆さんいらっしゃい。昨日は恒例の演習があったと思いますので、甘味を作って待っていましたよ。あら?今日は駆逐艦の子は一緒ではないのですか?」

 

昨日甘味の相談はありませんでしたが、やはり私の予想通り第二水雷戦隊旗艦組の神通さん、能代さんそして矢矧さんが来店しました。しかしいつもであれば、この三人の後ろに満面の笑みを顔に湛えた駆逐艦の子が続くのですが、今日は駆逐艦の子がいません。演習中に何かあったのでしょうか。

 

「こんばんは鳳翔さん。今回は私達三人だけなのよ。今回のMVPは神通さんの所の夕立だったのだけれど…違うご褒美をもう渡してしまったので…」

 

私が不思議そうな顔をしていたのが分かったのか、矢矧さんが説明をしてくれました。この時期ですと夏の冷たい甘味という事で、これまで第二水雷戦隊の子は私の店の甘味を喜んでくれていたのですが、別のご褒美を選択したというのは珍しい事もあったものですね。

 

「そ…その…うちの夕立さんには、たくさんラムネやアイスを食べさせたので…ご褒美はそれで終わってしまったのです…。…そんな事よりも、今日の甘味をお願いします。」

 

変ですね…。神通さんが更に事情を話してくれたのですが、神通さんは私から視線をそらせるような雰囲気で、少しどもりながら説明しています。そしてカウンター席に座ると、やはり視線を合わせずに甘味を注文しました。

 

「鳳翔さん、能代にも甘味をお願いしますね。ま…まぁ、夕立もたまにはお腹一杯冷たい物が食べたかっただけだと思います。」

 

「鳳翔さん、私にも同じ物を頼むわ。そ…そうね、駆逐艦の子達はまだ小さいから、たまには…こ…こういう事があってもおかしくないのではないかしら。」

 

続いて能代さんと矢矧さんも甘味の注文を入れてきましたが、やはり何か少しおかしいですね…。神通さんだけではなく、能代さんや矢矧さんも、少し私から視線を逸らせて注文ですか…。何か少し後ろ暗い事でもあるのでしょうか。しかしMVPの夕立ちゃんは、きちんとご褒美をもらったようですし、私のお店で何度か食べ過ぎで引っくり返っている夕立ちゃんでしたら、『お腹一杯冷たい物を食べたいっぽい!』と希望を言っても何も不思議ではありません。だとしたら、この三人の余所余所しさの原因が何なのか…流石に少し気になりますね。とりあえず、この三人に豆かんを食べさせて様子を見てみましょうか。それにもうしばらくすれば、大和さんと初霜ちゃんも来店するでしょうから、同じ二水戦の初霜ちゃんからも事情が聞けそうですから。

 

それでは豆かんの最後の仕上げをしましょう。まずはバットに入った寒天を冷蔵庫から取り出して、一口大に寒天を切り分けます。そしてガラス鉢の中に寒天を取り分けて、更に冷蔵庫で冷やしていた赤えんどうの煮豆もガラス鉢に入れます。最後に冷やしていた黒蜜を上からサッとかけて…これで完成です。

 

「神通さん、能代さん、矢矧さん。とりあえず今回は豆かんを準備してみました。駆逐艦の子に食べさせてあげられなくて残念ですが、折角なので三人で楽しんでくださいね。」

 

「…豆かんですか…この冷たそうな寒天の雰囲気と、濃い赤茶色の小さな豆…そして黒蜜…私、うれしいです。」

 

「これは…感謝です!能代、今回もしっかり甘味を味わって食べます!」

 

「うふっ、冷たくて美味しそうね。ありがたいわ。」

 

 

 

矢矧

 

 

今日も無事に鳳翔さんのお店の甘味にありつけて良かったわ。給料日前であまりお金がなかったからちょっと心配していたのだけれど…夕立にはちょっと悪いことしちゃったかもしれないわね。私と同じく能代姉さんも神通さんも、連日の鳳翔さんのお店での甘味三昧でお金がなかったから、夕立にはラムネとアイスで我慢してもらって、なんとか今日の三人分の甘味は注文出来たけれど…。夕立を半分誤魔化すようなやり方だったから、あまり誉められたやり方ではないわよね。そうよ…こんな事は今回だけ…そう…今回だけよ…たぶん。

 

それにしても豆かんか…これシンプルなんだけど、冷たくてすっきりした甘さで…私は凄く好きよ。まずはガラスの器に入った、透き通るような一口大の小さな寒天と、その寒天の隙間を埋めるようにある赤茶色の小さな豆。そして上からスッとかかった黒い蜜。…たったこれだけのシンプルな甘味なのだけれど、この余分な物がゴチャゴチャ入っていないシンプルさが、涼しさを誘ってくれるのよね。

 

それじゃ、早速一口。うん!いいわね!まずは少し固めの透明な寒天。口に入れた瞬間に中でプルンッと震えるような…それでいてしっかりした歯応えがある冷たい寒天。これ自体にはほとんど味がついていないのだけれど、少しだけかかった黒蜜から濃厚な甘さが来るわ。それにしても…黒蜜自体は凄く濃厚な甘さなのに、この寒天と一緒に食べるとすっきりした甘さになる所が良いわね!

 

この豆もいいわ。少し固めの小さな豆なのだけれど、歯を当てるとプチッと豆の皮が破れるような食感がたまらないわね。それにこの豆を食べた時の甘さは、寒天を食べた時に比べて更に甘さを強く感じる所が素晴らしいわね。これ…たしか小豆ではなかったと思うのだけれど、何を使っているのかしら。

 

「あの…鳳翔さん?この豆は何の豆なの?食べると凄く甘さを感じて、美味しいのだけれど。」

 

「これは赤えんどうの豆です、矢矧さん。赤えんどう豆を塩水で茹でて、塩を少し振っているのですよ。ですから黒蜜と合わさる事で、甘さを強く感じているのだと思います。」

 

なる程…塩茹でしているのね。たしかに、甘いぜんざいを作る時は塩を一つまみだけ入れるのがポイントだと聞いたことがあるけれど、それと同じことをしているのね。こんな単純な甘味でも、色々と工夫しているなんて、やっぱり鳳翔さんのお店で食べる甘味は格別だわね。あれ?神通さんが難しそうな顔をして、こっちを睨んでいるけれど…

 

「神通さん、どうかしたの?難しそうな顔しているようだけれど…。」

 

「豆です…私の豆かんの豆が少ないです…。能代さんの中には20個、矢矧さんの中には24個入っていますが、私の所には15個しか入っていません…。」

 

ええっと…神通さん、流石に目が良いわね…。でもそこまで細かく見ていなくてもいいじゃない!それに…たしかに豆の数は私のだけ少し多いけれど、寒天の数は私のは40個、神通さんのは食べた分も入れたら44個だったから、そっちの方が多いじゃない!だから…この豆は…駄目よ!

 

 

 

鳳翔

 

 

神通さんが豆の数に不満を述べた瞬間に、矢矧さんが食べる速度を上げました。そして神通さんと矢矧さんの間で緊張感が走っているような気がします。あらあら…能代さんも巻き込まれないように食べる速度を上げましたね。しかし…豆の数をわざわざ数えていた神通さんもそうですが、一個たりとも渡さないぞという事を行動で表明した矢矧さんに能代さん。…軽巡洋艦なのですから、もう少し大人になっても良いと思うのですが…。

 

おそらく私のお店に来るお客さんの中では、この三人がもっとも甘味を食べていますから、それだけうちの甘味を気に入ってくれているのでしょうが、困ったものですね…。

 

 

「鳳翔さん!夕立、今日は五月雨と一緒にご飯を食べに来たっぽい!…あ~っ!神通さん、ズルいっぽい!夕立もここで甘いの食べたかったのにぃ!」

 

「こんばんは鳳翔さん。…あっ、神通さん達が甘い物食べています!」

 

あら、夕立ちゃんと五月雨ちゃんが来店ですね。今日は久しぶりに私のお店で食事をするために来店…したようですが、神通さん達を見て騒ぎ出しましたね。そして、神通さん達三人はまるで夕立ちゃんとは顔を合わせないように、三人そろってソッポを向きました。

 

「神通さん!話が違うっぽい!夕立には『今はお金がないですから、鳳翔さんのお店で甘味を食べさせられません。ですからラムネとアイスで我慢してください』と言ったのに、神通さん達だけ食べてる!」

 

「そうですよ!私も夕立ちゃんと一緒にその場に居たから覚えていますけど、能代さんも矢矧さんも『今回はお金がないから、ラムネとアイスだけで我慢しなさい』と言っていました!どうしてお金が無い筈の三人だけで、甘い物食べているんですか!」

 

…こんな事だろうとは思っていましたが、夕立ちゃん達の証言でようやく事情が全て分かりました。いえ…たしかに神通さん達は、嘘は言っていなかったのだと思います。あれだけ連日のように私のお店で甘味を楽しんでいましたから、実際に給料日前でお金はなかったのでしょう。そして夕立ちゃんに奢ると自分達の分が厳しくなる…と考えて、夕立ちゃんにはラムネとアイスクリームで我慢させた…という事なのでしょうね。

 

まぁ、神通さん達の立場から考えれば、いつも奢っているのだから今回くらいは…なのかもしれませんが、今回久しぶりにMVPを奪取した夕立ちゃんからすれば、折角MVPを取ったのに我慢させられた!という事なのでしょう。神通さん達がヒソヒソ相談をし始めましたが…どうやって夕立ちゃんを説得するのでしょうか。ちょっとやそっとでは、久しぶりのMVPで楽しみにしていた夕立ちゃんも納得しないような気がするのですが。

 

「夕立さん。私達は今回のご褒美にラムネとアイスクリームをたくさん奢ってあげたと思いますし、夕立さんもその時は凄く喜んでいましたよね?それに…私達にも大人の事情があるのです。ですから、今回は我慢してもらえると…。もし我慢してもらえるのでしたら、明日と明後日、ラムネとアイスをもう一つずつ奢りますから…。」

 

「…うぅぅ…本当は夕立も、皆と一緒で鳳翔さんの所の甘い物食べたかったのに…。でも、神通さん達の懐が大変な事も夕立は知っているっぽい。だから、今回だけは特別に許してもいいかも?」

 

おそらくこれは、水雷戦隊としての日頃の信頼関係なのだと思いますが、不満はありながらも、一応夕立ちゃんも納得したようですね。神通さん達はホッとしたような表情をしていますが、私もこじれずに済んでホッとしています。

 

「神通さん、能代さん、矢矧さん?まぁ、水雷戦隊の中の話ですし、一応ご褒美も渡しているようですから、私からは特に何も言いませんが、もう少し計画的にお金は使わなくてはいけませんよ?」

 

「…は…はぃ。以後気を付けます…。それと夕立さん、今回はすいません。」

 

「能代…お恥ずかしい限りです。夕立には申し訳ないことをしました。」

 

「夕立、ごめんなさいね。」

 

とりあえず、年長の軽巡洋艦の三人が頭を下げましたので、夕立ちゃんは完全に許すようですね。先程は神通さん達ももう少し大人になってもらわないと…などと考えていましたが、うちの馬鹿娘達は食事が絡めばちょっとやそっとでは頭は下げませんので、神通さん達の方が謝罪出来る分だけ大人なのかもしれませんね。…そうですね、今回は神通さん達がすぐに頭を下げた事に免じて、私も一肌脱ぎましょうか。

 

「今回は致し方ありませんね。豆かんはまだ少し残っていますから、夕立ちゃんと五月雨ちゃんに出してあげますね。今回は私の奢りです。」

 

「やった~!夕立、甘味が食べられるっぽい!」

 

「いよいよ私にも運が向いてきましたね!五月雨、今日は全力で行きますね!」

 

私の言葉に、夕立ちゃんと五月雨ちゃんはとても嬉しそうです。そして神通さん達三人もホッとした表情と共に、良かった…という表情を浮かべていますね。今日も鎮守府は平和です。




ちょっと近くのコンビニに行けば、豆かんやそれに類する甘味が売っているんですよね…という悪魔の囁きが聞こえてきそうです…w

鉄の結束を誇る第二水雷戦隊にあわやの危機が訪れましたが、なんとか崩壊の危機は回避されたようです。実際のところ、この軽巡三人組は連日のように鳳翔さんの所で甘味を楽しんでいるようなので、無計画にかなり散財していたようですね^^;。そして給料日前だというのに、演習のご褒美として奢らなくてはいけなくなり…今回の体たらくになりましたw

夕立が話の分かる駆逐艦で本当に良かったと思いますし、どこぞの駆逐艦のように裏表がない子ですから、サクッと話をつける事が出来ました。これが例の駆逐艦が相手でしたら、一筋縄ではいかなかっただろうな…と思いますし、その場合は神通さんではなく、同じ天一号組の指揮官という事で矢矧さんが交渉の矢面に立たされていたでしょうね^^;。まぁ、Hさんが相手だった場合、交渉を通じて更に条件を釣り上げて来る事は確実だと思いますがw

さて、豆かんです。この時期の定番の甘味であり、シンプルで…それでいてアッサリしているため、ツルッと食べる事が出来てしまうんですよね。私はあんみつなどの様に上に色々載っている物も好きですが、個人的にはこういうシンプルな物の方が好きなため、この時期になると時々お店で注文したりします。とはいえ、本当に大量に食べたいとき等は、家で作るという一択になってしまうわけですが^^;

豆かんの上からかける蜜についても、勿論白蜜が一般的だと思いますし、こちらの方がよりアッサリ食べられるため、男性諸氏においてはこちらの方が好きだ!という人も居るかと思います。ただ濃厚な黒蜜も捨てがたいですし、黒蜜といえども豆かんの場合はスッキリ食べられますから、今回はこちらを採用です。まぁ、以前のくずきり回の時もそうでしたが、個人的にはこういう甘味は黒蜜の方が好きなんですよね^^;

次週はちょっと時間がとれなさそうなので、お休みになりそうです。今回も読んでいただきありがとうございました。


豆かん (四人分)
粉末寒天 :4g or 8g (1 or 2袋)2袋だと少し多いかも
水    :粉末寒天の量に合わせて調整

赤えんどう豆:100gくらい
塩     :適量

黒砂糖   :125 g
水     :50 mL

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