短い小ネタ。
山梨支部に提出された霊山同盟支部の報告書的なモノ。
さらっと今まで書いてなかった新事実もアリ。
【霊山同盟支部・報告書】
正式名称【霊山同盟支部】
他の名称・略称として【霊山支部】【霊同支部】【S県支部】等がある。
【概要】
S県一帯及び、山梨県を除く*1県境周辺までをカバーする大規模支部。
都市一つ分や市町村レベルでも十分に自活できているシェルターが多い中、わざわざ東海道を霊道化することで県一つを(ガバ多いけど)カバーすることに成功した特殊例。
終末前は360万人*2を抱えていたS県をまとめて抱え込んだ事もあり、マンパワー『だけ』は非常に高い。
様々な要因により低レベルや非覚醒者への差別意識が非常に低い土地ではあるが、設立後に打ち出された対終末計画によってある種の格差社会が形成されている。
【主な構成人員】
支部長 鷹村ハルカ(白金札)
副支部長 山根 紫陽花(金札)
後見人 阿部 清明(黒札)
伊予島 杏(黒札)*3
技術部長 兎山シノ(黒札)
他、黒札多数
【戦力】
ここでは書ききれないほどの要因によって異常なほど強化された現地人『鷹村ハルカ』が最高戦力。*4
他にも修羅勢クラスの黒札が所属しており、シキオウジ前後クラスの戦闘力を持つ黒札も複数。
LV30未満の【質より数】という配下の覚醒者部隊や霊能力者組織も多数設立されており、ゴトウ部隊クラスのデモニカ部隊も保有。
極めつけは狂気の沙汰ともいえる【LV30クラスの量産型対悪魔マシン】を20000機ほどS県全土に配備している事。
シキオウジも保有している3体を東部・中部・西部の重用拠点に1体ずつ分散して配置。
穏健派天使や多神連合の神等も一応所属しているが、頻繁に脱退したり裏切ったり内部抗争おっぱじめたりするので戦力というより獅子身中の虫。
【経緯】
前身となっているのは、箱根山脈からS県西部までを管理していた地方霊能組織『霊山同盟』。
この時点では覚醒者の数こそ比較的多いものの、トップである巫女長もLV10。比較的マシな戦力の地方霊能組織でしかなかった。
これとガイア連合が依頼を通して接触した後、鷹村ハルカ(当時金札)をトップとした支部作りがスタート。
当初は山梨支部を含めた近隣の支部・派出所で不人気だった依頼の下請け・孫請けや、他支部で作らなくなった低級のオカルトアイテムの下請け等を引き受けている。
兎山シノの移籍後は技術開発及びオカルトアイテムの製造設備への投資を本格化。
廉価版デモニカ『G3MILD』、ハイエンドデモニカ『G4X』等が有名だが、そもそも『G3シリーズ』を量産性及び拡張性を重視して再設計。
他支部にもリース生産等を依頼することで、じわじわと共通規格を広めたのもこの支部の実績である。
それ以外にもコストパフォーマンスに優れた製品を多数生産しており、この支部の製品は黒札よりも白金札以下からの人気が高い。
また『黒札に頼らないアイテム生産』や『現地人の戦力化』を設立初期から意識しており、式神アガシオン等は黒札抜きでも量産体制を確立している。*5
現在はシェルターを【親藩】【譜代】【外様】の3種類に分け、前者ほどより安定した霊地や東海道霊道の近くに設置される状態に調整。
霊山同盟支部にとってより重要な人間ほど安定したシェルターに移住でき、そうでない者ほど下のシェルターに落とされる階級社会を形成している。
特に外様シェルターの管理者は多神連合の悪魔や穏健派の天使等がほとんどなので、管理をミスして結界が破壊されたり、契約を踏み倒して反旗を翻す事も少なくない。
【立場】
ガイア連合幹部にして霊山同盟支部後見人【阿部 清明】の説明によると、霊山同盟支部のガイア連合における立ち位置は表と裏がある。
表向きの立ち位置は、黒札以外をトップに置いた大型支部のモデルケース。
黒札に頼らないオカルトアイテム生産工場や各技術の簡略化等はその筆頭であり、
作りたいモノを作る!を最優先にしている黒札が、飽きて作らなくなったモノを依頼する下請け先としての側面もある。*6
ただしこのあたりの理由は設立時にでっち上げたモノでもある。だってS県の黒札ほとんど山梨支部に移籍して帰らないんだもん。
裏の理由は、支部長である鷹村ハルカの【運命力の高さ】を利用した、支部規模のデコイである。
運命愛され勢等を見ていると分かるが、運命力が高い人間はたいていの場合厄介事や面倒事を引き寄せる。
阿部 清明がハルカに支部長を押し付けたのもそういう理由であり、事実、彼はここまで多種多様な悪魔関連の事件に巻き込まれ続けた。*7
その性質を利用し、運命力が高い上に黒札じゃない彼を支部のトップに据える事で、地理的に近い山梨支部に降りかかる火の粉を少しでも押し付けようと画策したのが霊山同盟支部の【裏の】設立理由である。*8
この事実は霊山同盟支部に移籍する予定の黒札全員に知らされており、鷹村ハルカ支部長が色々なアピールをしても黒札の移籍者があまり増えなかったり、次から次へと県内で厄介事が多発する原因となっている。
それでも移籍する黒札が0ではないので、現在は切り捨てる前提のデコイから【山梨支部を巻き込みかねない大規模なオカルト事件に対処するための前線基地の1つ】という扱いになりつつある。*9
なお、この事実は黒札のみで共有されている機密事項であり*10、霊山同盟支部の人間はトップである鷹村ハルカですら聞いていない。
【総評】
この計画を考えたくそみそニキとショタオジと承認した幹部連中は人の心とかないんか?
【執筆者】
流石兄者 及び 流石弟者