誰かの光があるからこそ、誰かの陰りが生まれる
そうやって、社会は縮図化されていく

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Unification

この無機質な世界の中に

僕だけが色を持っている

すれ違う人たちは濃淡だけで生きている

眩しすぎるその光に、思わず目を背ける

僕だけが無機質な世界から逃げていた

 

悲しみですら黒くなり、苦しみですら白で覆う

喜びですら色褪せて、楽しみですらも塗りつぶす

俺はきっと、誰かになりたかったんだと思う

誰かの真似事をするのが得意でもない

ただ、誰かの想いに応えられるだけの存在でいたかった

 

成すことが正解じゃない

創ること、壊すことが目標ではない

自分自身の考えに、思いに、願いに、答えられるだけの価値があるならば

この世界に彩りを、加えてみようと思う

誰かが笑っていれば、関係のない誰かが泣いてもいいとか

誰かが楽しそうなら、関係のない誰かが苦しんでいてもと

どうせなにも救えないその誰かの為に、親しい人を捨てるのかと言えば

君が思うよりこの考えは交わり、結ばれ、繋がり

それは僕の想いを遥かに超え、今日もまた、誰かの為に生きている

誰かの願いを果たす為に、生きている

 

窓枠に右手置き

左手で空を掴もうと

手を伸ばす君が恋しくて

微笑む私を見つめて

ありがとうという君は悲しそうで

生き残るために生きるのではなく

死ぬために生きている

だから私はずっと、生きていたいんだと思う

いいじゃないか、忘れ物をしたって

つまりそれは、君にとってたったそれだけの価値しかないんだ

その価値を上げるために、探すんだろう?

 

意義を見つけるために、無意味な人生を送る

人生に色をつけよう

 

 

 

この無機質な世界の中に

僕だけが色を持っていない

すれ違う人には濃淡だけでみられている

底が無いその闇に、思わず背を向ける

君だけが無機質な世界から逃げていた

 

愛しみですら黒くなり、無念ですら白で覆う

輝きですら色褪せて、虚栄ですらも塗りつぶす

僕はきっと、僕でありたかったんだと思う

あくまで二番煎じであることで

ただ、誰かに想いを伝えられる程度の存在でありたかった

 

残すことが過ちじゃない

変えること、置き換えることが目的ではない

その人自身の考えに、想いに、色に、記録するだけの意味があるならば

この世界に影を、差し込んでみようと思う

誰かが明日を見ていれば、関係のない誰かが昨日を見て

誰かが今を見つめるなら、関係のない誰かが夢を見て

どうせなにも救われないその誰かの偽善に、他人と割り切って見放すのかと言えば

僕が思うよりこの考えは広がり、拡散され、繋がり

それは君の思いを遥かに超え、明日もまた、誰かの為に記録される

僕かの願いを果たす為に、その記録は今も生きている


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