伝説の裏側って結構聞くとがっかりするよね?そんな感じです。

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思いつきでさらさらと適当に書いたものです。


神とか関係無しだよって無駄話

 

 

ある伝説、それは、聖剣を手にした勇者と讃えられる戦士が、悪の棟梁或いは魔王を倒しに行くと言う、中世ヨーロッパ的世界観の、ありふれた話…しかし、聖剣を手にと言うが、伝説の裏を見ると、聖剣は神から与えられたものではなく、とある坑山の労働者、金属精錬所の労働者、鍛治職人等の人々の力によって造られた、人間が制作した業物である。

 

神の啓示によって召喚されたと勇者は言われるが、神の存在を見た、そう言った人間はいないし、多くの人間は全知全能の神がいない事は、自らの行いから薄々気付いていた。そもそも、最終的に悪の棟梁或いは魔王にたどり着き、首級を挙げた人間が勇者と呼ばれ、その者が使用したものが聖剣だなんだと呼ばれるだけにすぎない。それに、強欲な宗教家らが便乗して勇者の伝説をでっち上げ、いや、真実に肉盛りをするのだ。

 

はっきり言おう、この伝説が語られる世界の勇者は、全員一攫千金の傭兵だったし、神が与えし聖剣なんてものは持っていない。地方の鍛治職人に造ってもらった平凡だが堅実な造りの剣を、あたかも神の啓示によって与えられたと吹聴する宗教家、或いは宗教を政治利用した是政者によって、御伽噺として語り継がれるだけの話なのだ。

 

更に、存在すらしていない種族や生物すらもあたかも実在したかのように伝説を書き加えていく。学に明るく、文才を持つ者によって書かれた、まるで本当に体験したかのように書かれている文の為、多くの平民は見事に騙されるのだろう。

 

しかし、少し冷静に考えれば判るはずだ。大きな軍団を持つ悪の棟梁或いは魔王を、勇者とその連れ合いの数名だけで倒すと言う無謀が真実な訳がない事を…そう、勇者の伝説は、何千、何万もの戦士達の戦いの記憶を、最後の美味しい所を持っていた豪運の者があたかも彼が全てやりましたと言う体で遺されたものなのだ。

 

そして皆が心の何処かで突っ込みを入れているはずである、魔法?ドラゴン?エルフ?何だそれは?存在するわけないだろ?…これが普通の反応である。しかし、中世ヨーロッパ的世界の人々は、宗教を通じて学に励むだとか、風習を覚えるだとかしている為、宗教指導者、或いは政教一致の社会故に、実証、実在が証明できない事を信じてしまうのだ。

 

この世界には、数々の勇者の伝説が遺されているが、蓋を開けてみると、血生臭さと醜さに顔を歪めてしまうような事実を見る事になる。例えば、数多くの魔女から町を救った女勇者の伝説、魔女と言う単語が出た時点で気付く者は気付くだろう。勇者の正体は虚言癖の少女であり、魔女とは宗教家により異端審問、或いは魔女裁判にかけられた被害者達である。虚言癖の少女は、自分が幼い事を最大限に利用し、気に食わない近所の女性を魔女に仕立てあげた。異端審問が行われれば悪魔に取りつかれたかのような演技をして、被害者達を追い詰める。魔王を倒した勇者に至っては、前述のように美味しい所を持っていった狡い人間である。ある国の兵士で、前線に出ずに激戦を逃げ延び、相手国が追い詰められた時に寝首をかいて名乗り出た。

 

突っ込み所満載なこの英雄譚の裏側、醜い人間の部分に堪えられなくなった其々の国の神に近い者(感覚的には超人が妥当か)達は、自分達の力を結集して、信仰を利用する者や賢しい者、狡い者を過去に遡って成敗する事にした。これで人が良い方向に行くだろうと期待しながら。

 

 

 

……結果だけ言おう、神の介入があろうが無かろうが、愚者は生まれ、悲劇は発生する。英雄譚の裏側の出来事を全て無かった事にした結果、未来への教訓と言う形に活かせず、結果的に愚者が増えてしまったのだ。

 

後々それぞれの国で神と呼ばれる彼等は悟る。愚かな行為も、善行も、知恵あるからこそ発生するのだと。だから、ハラワタが煮えかえる結末を引き起こす奴等が出てきたとしても、彼等は人間の前に姿を現す事は無い。何故なら、英雄と悪党の是非を決めるのは、結局人間自身なのだから。

 

 




働き蟻の内働かない蟻を取り除いても、また同じ比率の働かない蟻が出てくるって話、聞きますよね?人間も一緒、むしろ人間の方が酷い比率だぜってなる。

と言うか現在世界の宗教家、正直嫌い。奇麗事並べてねぇでハッキリとこれしたいと言う連中の方が遥かにマシ、特に回教、景教の宗教家。ん?批判したら消される?まあ思いつきで書いた奴だから別にね……

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