フォドラに生まれたので三国共存ルート目指すで(元社畜OLより、愛を込めて) 作:ストレスたまるん
日記系って案外書くのムズいんすね(白目)
花粉シーズンが到来していますが、今のところ私は大盾(マスク)でなんとかしています。
そのうち止め()さされてくしゃみを流星剣の如く連発するんでしょうね()
今日は知り合いから変わった依頼を受けた。
内容はそいつの娘であるアルディアを連れて行ってほしいというもの。
理由は一人娘であるアルディアを強くするためらしい。
正直な所受ける気なんて毛頭もなかった。
理由は色々と有るが、その中で挙げるなら俺達の仕事故に子守なんて出来ないってのが理由の一つだ。
死ぬ危険性が高い傭兵家業の最中で、死なれちゃ後味が悪い。
ましてや相手は知ってるやつの子供。そんな奴に死なれちゃこれ以上無いくらい後味が悪い。
ただ一人の娘をわざわざ人殺しの世界に来させる必要性だってない。
どこかの貴族と婚姻でも結んだほうがよっぽど平和だ。
だがまだ安全であるそれらの選択を捨て、危険を承知の上で真剣に頼み込んでくる知人であり依頼主でもあるローマンを見て、俺は負けたんだろうな。
結局受けることになった。
自分の子供以外の子供が一人増えちまうが、なんとかするしかないだろう。
団長っていうのも面倒なものだ。
アルディアを預かってから幾日か経った。
レーラから聞いていたが基本は抑えているようだ。
まだまだ年齢が故に動きが甘かったりするものの、将来を感じさせる何かを感じた。
それと嬉しい誤算として、ベレトとベレスの面倒を自身から見るようになっていた。
鍛錬も有る上に仕事のための移動もある。
初めはダイナのやつも居たし、そこまでしなくても良いんだぞと言ったんだが本人がむしろやらせてくれと言ってきたのでそのまま任せることにした。
親としては情けない話だが、団長としてはとても助かっている。
だがこのままあいつらに任せっぱなしっていうのもどこか釈然としないので俺も少しでも良いから自分の子供達との時間を取れるようにしようと思う。
アルディアを預かってからどれくらい経っただろうか。
何度も冬を越し、春を迎え、夏を過ごして、秋を迎えてきた。
その中であいつは必死に成長しようと努力を怠ること無く続けてきた。そして今日も夜遅くまで剣を振っていた。
動きも大分洗練されてきた。
まだまだ甘い部分は目立つが、相変わらず将来性はかなりのものだと感じた。
もっと詰めていけばそれこそ国お抱えの騎士になれるだろうし、部隊の隊長にも就けるようになるだろう。
これからの鍛錬が楽しみだ。
それと一つ、複雑な誤算があった。
どういう訳か、ベレトが俺にも武術を教えてほしいと言ってきたのだ。
正直な所、気持ちは嬉しさ半分、悲しさ半分ってところだ。
嬉しい理由は単純に強くなろうとする息子を見て、親として嬉しく、そして頼もしく感じた事。
悲しい理由は将来出なくてもいい戦場に出ることになるのかもしれないという事。
自分の子供に死なれるなんて事になれば俺は死んだあいつに顔向け出来ないし、親としても終わっちまう。
だがあのベレトが何かを考えて俺に言いに来たんだ。
こんな俺に出来ることは団長として、そして親として子供の要望に応えてやることぐらいだ。
明日から教え子が一人増える。
なんてことだ。
気がつけばベレスまで鍛錬に参加してやがった。
理由を聞けば、アルディアを見てやりたくなったから、だと。
あいつは本当に人とのつながりを持つのが上手い。
訳ありが多い傭兵団の奴らとも気がつけば仲良くなっていたし、一部の奴らに関してはまるで義理の親にでもなったかのように振る舞いやがる。
その中でも一番のやばいのはダイナだ
あいつ、過保護と言える程アルディアにひっついて世話を焼こうとする。
何かがあってそうなってるんだろうが、変に肩入れしすぎて怪我でもしなけりゃ良いが。
とりあえずベレスに対しても明日から正式に鍛錬をしていくことになった。
あの二人が自分の意志でやりたいと言ってくれたことに関しては嬉しいが親としてはどこか釈然としない。
何故かアルディアに負けたよう気がして仕方ない。
今日は酒でも飲んで寝ることにする。
今日はアルディアが無事に初陣を飾った。
初の盗賊討伐戦ということでかなり緊張していたが、戦場に出てみればどうということはなかった。
体の動かし方に硬さやぎこちなさはあったものの、8人の盗賊を倒すことに成功していた。
俺達もそれなりに実力がある傭兵団だ。
そこいらの盗賊に負けるような軟な軍団ではないし、実際仕事自体はあっという間に終えた。
だがそんな中でも初陣で8人も倒すことが出来たのは称賛に値する活躍と言えるだろう。
初陣でうまく活躍することが出来るやつのほうが少ないからな。
だが仕事を終え、引き上げて作業の最中に人知れずに吐いている姿を見た。
相当我慢していたのだろう、何度も吐いてやがった。
人を殺すことの重みを知ったというわけだ。
だがこれもあいつが選んだ道。乗り越えてもらうしか無い。
けど、様子を見ることくらいはしてやろうと思う。
後で見に行ってみるとしよう。