一応プロット事態は用意してたので、出来たのですがくどい部分があったため削ったらこんなに短く……ユルシテ
%月・日
ルイスが無期限の休養の為にここを出てから一日が経った。ルイスがここを出たとお姉さまからか聞いた時、辞めてしまったのかと思ったが、執事長が、あくまで体調と心が休まるまで実家に帰らせた、と説明してくれたためちょっとだけ安心した。
それでも、最初は驚いて中々受け入れられなかった。けど別に私はあいつが居なくても普段通り生活できる、と思っていた。
気がついたら私はあいつが休憩時間に入ってる時間帯にあいつを探しに行こうとしてしまったり、勉強中に分からないところがあった時あいつに聞こうとしてしまったりと無意識にあいつがいることを前提に生活してしまっていた。
多分あいつが居ないことにまだ慣れていないだけなのだろう。大丈夫、暫くすれば普通に生活できる。だから、寂しいなんてことは無い。あいつはただの従者で、彼の年齢を考えれば長期の帰省だって有り得る話。それが急に来ただけだ。
%月>日
日記を書こうとするとどうしてもあいつのことが浮かんでしまい、書いていなかった。でも、あのバカがいないという違和感が日に日に増していき、ついに我慢できなくて書いてしまった。
ルイスは今何をしているのだろうか。もう家に着いて休んでいるのだろうか、それとも性懲りも無く鍛錬でもしてるのだろうか。
そういえば、ルイスは何故あそこまで鍛錬をしていたのだろうか。父親が魔剣士騎士団に所属している、というのを聞いてはいるがそれに憧れて鍛錬しているのだろうか。でも、あそこまで鍛錬する理由にしてはちょっと薄い気がする。
……私、ルイスのこと知ってるようであまり知ってないのね。
あいつは、私の本性を知っても主として、一人の人間として見てくれていたのに。
%月「日
やってしまった。
%月」日
昨日、つい我慢できなくてルイスが使っていた部屋に入ってしまった。あいつがここを出てから1週間以上経っているはずなのに、ほんのりあいつの匂いがした。
実を言うと、私はあいつの匂いが嫌いじゃない。認めるのは癪だけどあいつの匂いを嗅ぐと何だか心が落ち着く感じがする。他の男性の匂いはあまり好きにはなれないのに、なんでかしらね。
そうして部屋の中を見ていく中で特になんの意識もなく、彼が使っていたであろうベッドに腰かけた瞬間、比較的濃い匂いが私の鼻を通った。
今考えてみれば、ベッドというのは寝る場所であってその人の匂いが1番つきやすいところだ。でも、あの時の私はそこまで考えを巡らせることが出来ず、その匂いを嗅いでしまった。
そして──(ここから先は黒く塗りつぶされている)
%月:日
一昨日から調子が少し良い。お姉様も「アレクシアが元気になってよかった」と安心したように言っていたけど、そこまで表情や態度に出ていたかしら。
今日は特にこれと言って変わったことはなく、ルイスがいないのを除けばいつも通りだった。
そういえばルイスの部屋はかなり味気ない部屋だった。生活に必要な最低限のものしかなく、本棚にあった本も歴史学や戦術学といった面白みのないものばかり。あのバカは私が思っていた以上にバカ真面目で、休むことを知らない根っからの仕事人間なのかもしれないわね。
……もし、次会うことが会ったらあいつの趣味探しでもしてあげようかしら。そうすれば愛嬌も着くだろうし、何よりあいつの鍛錬癖も直せる可能性があるかもしれないから。
早く会いたい。
*****
アレクシアはその日、人の目を盗んでまたルイスの部屋に行っていた。ルイスの部屋は定期的に掃除されているため、匂いは殆ど残っていないがそれでも彼女からしたらこの部屋に来ること自体が安らぎとなっていた。
そしてアレクシアはいつも通り部屋にやってきて、少しでもルイスのことを知ろうと本棚にある戦術学の本や歴史学の本を読んでいたが、いくら歳の割には聡明な彼女でもつまらなくなり、読むのを辞める。
その後、彼女は決まってベッドの中に入り布団にくるまる。ルイスの匂いはないものの、彼が寝ていたベッドというのもあって安らぎを得ることが出来ていた。
それでも、まだ齢10の子供であるアレクシアにとっては、親しい友人みたいな存在でありながら、ありのままの自分を受け入れてくれたルイスがまだいないという事実はまだ重かった。
「早く帰ってきなさいよ……バカ」
目頭が熱くなるのをこらえるように、早く彼に会いたいという願いを込めた言葉を呟いたその直後──
──ガチャ
「え……!?」
ドアが開く音がし、その音にびっくりした思わずアレクシアが飛び上がりながらドアの方を向くと。
「あー、流石にずっと座りっぱなしは堪え……た……」
「え……」
待ち人であるルイスの姿があったが、その当の本人は目を丸くして固まっていて、アレクシアもまだ帰ってくるとは思ってなかったため固まる。
──ドサッ。
「あ、アレクシア様……?」
ルイスが手に持っていた鞄が落ちると、先に動いたのはその鞄を落とした本人であり、引きつった声を出す。
「あっ……」
アレクシアはそれで今の自分の状態を思い出し、その瞬間体が物凄く熱くなるような感覚を覚える。
「い、一体何を……?」
ルイスが口元を引き攣らせながら一歩下がった瞬間、アレクシアは滲む視界の中全力で彼の方へ接近し──
「忘れろぉぉぉぉ!!」
その顔面に今の自分が持てる力を最大に込めた一撃を思いっきり叩き込んだのだった。
キャラ紹介
アレクシア
ルイスが他の女とイチャコラしてる一方でノーマル路線から外れかかってる。ルイスのことをもっと知ろうと思い始め、お忍びで一緒に王都をまわろうかとも考えている。
ちょい補足:アレクシアがここまでヘラったのは、彼女がまだ幼いということ+自分のことをしっかり見てくれているルイスが自分には何も言わずに(寄りにもよって言ったのは姉)帰ったこと+自分のせいでルイスが倒れたのではという罪悪感、といったコンボを食らっているからです。結論言うと、アレクシアの事を理解しきれてなかったルイスが全部悪いです。
ルイス(エル)
自分の主人が苦労している一方で美少女とイチャコラしてた女の敵。アレクシアのパンチをモロで食らったのは唐突すぎた+顔を真っ赤に涙目で来たことに動揺してたから。乙女の秘密を覗いたからには、とりあえずその腕1本をモギモギさせてもらおうかな。デルタとアレクシア様の前で(愉悦)
あ、一応生きてます。
デルタ
実はエルの匂いを完全に覚えている。
番外編としてバレンタインの話を……
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これもまた愉悦(書く)
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やめろカカシ、それは効く(書かない)
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撃沈もまた愉悦(どっちでもいい)