【最難関】ぼっち・ざ・ろっく!のギャルゲーで喜多ちゃんを攻略してみた【一年目攻略】 作:くじょう
……すみません、あまりの上振れ様に取り乱してしまいました。ご覧の通り保浦くんの幼馴染みは伊地知虹夏、そして山田リョウの二人です。
狙いのリョウが幼馴染みになった上、虹夏まで付いてきたのは僥倖。
RWYにおける幼馴染みキャラは基本的に一人だけなのですが、最初に抽選された幼馴染みが虹夏かリョウだった場合にのみ、五割の確率でその相方も幼馴染みになります。
確率としてはそこまで低くないので、複数回プレイしたことがあるアニキなら一度は見たことがあるかもしれませんね。
虹夏・リョウ幼馴染みルート——通称二股ルートにはいくつかのメリットとデメリットが存在します。
それらをひとことでまとめるとすれば、育成パート中に星歌さんを含めた三人分のイベントが発生するということに尽きるでしょう。
イベントによる数値の伸びは単純計算で通常の三倍になりますが、一方でバッドステータスを引く確率も通常の三倍。上振れれば天国、下振れればそれなりの地獄を見ることになるわけです。
安定をとるなら虹夏幼馴染みルートと言われる所以はこれですね。リョウが幼馴染みの場合、かなり所持金が溶けますし……。
それでもリョウ幼馴染みルートを狙っていたのはきちんと理由があってのことです。
喜多ちゃんを攻略する上では特に重要なことなので、時が来たらお話しします。
さて。二股ルートの解説を挟んでいる内に画面では保浦くんがロックを始めることを宣言しました。
楽器の経験はないようですが、一番のバンドマンになるそうです。たまげたなあ。
ですがその心意気や良し。私が君をつよつよバンドマンに育ててさしあげましょう。そうと決まれば早速育成です。
RWYでは練習コマンドを選択することによって対応したステータスが伸びていきます。
ランニングを選べば体力、勉強を選べば知力、ギター練習を選べば技術力とGt.適性といった具合ですね。
とはいえ楽器入手イベント前は基礎ステータスを伸ばす練習しかできないので、序盤はそちらに集中することになりますが。
とりあえず、保浦くんには楽器を入手するまでひたすら走り込みをしてもらいましょう。
ここで『趣味を読書にしたのにランニング?』と思ってしまったアニキ。体力なめてんじゃねーぞ。
このゲームは初期段階だと平日は一日に一度、休日は二度行動することができます。ただし一日の行動回数は主人公の体力依存で、一定以上の数値があれば増やすことができるんですね。
そんなわけで、序盤の体力上げはかなり重要です。行動回数が一度増えるCランクになるまでは馬車馬の如く走り回りましょう。
努力 未来 A BEAUTIFUL STARです。くれぐれも交通事故にだけは気を付けるように。
ランニングを押し続ける画面を流し続けても仕方がないので、何か起こるまで倍速します。
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『今日は虹夏とリョウが家に遊びにくることになっていたから、掃除をするために少しだけ早起きをした』
……おや、イベントが発生したようです。掃除をするために早起きをしたというテキストからして恐らく楽器入手イベントでしょう。
あれから約二週間ランニングを叩き続けて体力がCランク寸前というところまで伸ばせたので、タイミングとしてはベストですね。
選択肢が表示されるので、そこまで読み進めます。
『物置き部屋の扉を開けて掃除機を引っ張り出そうとした時、偶然部屋の隅に鎮座しているモノに気が付いた。あれは――――』
はい。これですね。上から順に『ギター……?』『ベース……?』『ドラム……?』と三つの選択肢が表示されます。
これらは主人公の父親、もしくは母親が使っていたものという設定です。
どうして楽器が全種置いてあるのか、とか突っ込んではいけません。そういう仕様です。
ここで選んだ楽器が主人公のメインパートになります。選ばなかった楽器でバンドに参加することも可能ですが、基本的にはおすすめしません。
メインに選んだ楽器には適性の成長率に一割程度の補正がかかるためです。
この補正は本系アイテムによる強化にも乗せることができるので、読書が趣味の保浦くんにはもちろん、そうでない主人公にとっても重要な選択です。
ちなみに(Vo.適性の成長率に補正をかける選択肢は)ないです。
保浦くんのステータスを見た時に「Vo.適性は本系のアイテムで伸ばしにくい」と言ったのはこのためだったんですね。
ここで『マイクスタンド……?』(迫真)ができたら喜多ちゃん攻略の幅も広がったと思うんですが、ないものは仕方ありません。
保浦くんにはギターを弾いてもらうことにします。
『間違いない。あれはギターケースだ』
おっ、そうだな(適当)
『慎重にケースを開けると、中にはテレキャスタータイプのギターと一枚の写真が入っていた。所謂アー写というやつだろうか。その中心には若い頃の父さんの姿があった。勝手に触っていいものか、少し迷いながらも掃除機と一緒にギターケースを持ち出した』
このギターはどうやら保浦くんの父親がバンドを組んでいた時に使っていたもののようですね。それなら息子に愛機を受け継いでほしいと思っているに違いありません。遠慮なく拝借していきましょう。
既にお察しのアニキもいらっしゃるとは思いますが、保浦くんは喜多ちゃんと同じギターボーカル型で育成をしようと考えています。
Gt.適性ぶっぱにはしないのか、という質問が予想されるので、私の見解を述べておきます。
ご存知の通り、現状喜多ちゃんの一年目攻略において最適解と目されているのは、Gt.適性にリソースを全ぶっぱしてぼっちちゃんの代わりに結束バンドのリードギターを担当するというプランです。
一見フラグクラッシャーのぼっちちゃんを心配することなく喜多ちゃんを攻略することができる優れたプランに見えますが、実は大きな落とし穴があります。
結束バンド結成直後のオーディションやライブはギターヒーロー状態のぼっちちゃんありきの難易度設定であり、彼女抜きでルート分岐のタイミングまで結束バンドを存続させることは極めて困難です。
ギターヒーロー状態のぼっちちゃんはGt.適性S、技術力カンストというトンデモスペックです。
共通ルート序盤の段階で主人公をこのレベルまで仕上げるのは不可能といって差し支えないですし、ぼっちちゃんがいない結束バンドに関わるのは酒クズニートエンドを選ぶのと同義と言えます。
それにも関わらずこのプランが未だに一定の支持を得ているのは、偏に喜多郁代一年目攻略の初の成功者がこれを採用していたためです。
ただしご本人もSNSでおっしゃっていましたが、このプランは初手でGt.適性Sを引かなければまず完走できません。
もしこれが凡人の主人公でも再現可能だとしたら、喜多郁代一年目攻略のチャートはとっくに確立されているでしょうしね。
ともかく、喜多郁代一年目攻略のためには原作通りの結束バンド結成が必要なことはご理解いただけたかと思います。
ギターボーカル型の主人公でどのように喜多ちゃんにアプローチをかけていくのかは、結束バンド発足後をお楽しみに。
そうこうしている内に保浦くんの家に来客があったようです。入って、どうぞ。
『それから一時間後。虹夏は約束の時間ぴったりに到着して、リョウは三十分遅れで到着した。先ほど見つけたギターを二人に見せると、誰からともなく星歌さんに弦を張り替えてもらおうという意見が出る』
あ、ここでも選択肢ですね。
主人公の家で発見される楽器は年季が入ったもので、使用できる状態にするために数千円のメンテナンス費が必要です。ギターの場合は三千円だったはず。
保浦くんはまだ中学生なのでアルバイトをすることができませんし、月に一度支給されるお小遣いから初期費用を捻出しなければなりません。三千円とはいえ序盤だとかなり手痛い出費です。
しかし虹夏が幼馴染みの場合、星歌さんに頼むことで無料で楽器が使用可能になります。
浮いたお金でスコアや教本などを買えば効率よくステータスを伸ばすことができるので、(頼まない理由は)ないです。
二つ表示された選択肢の内『星歌さんにお願いする』を選びましょう。
『せっかくだし頼んでみよう。虹夏は固定電話で星歌さんに連絡を取ると、弦の張り替えを頼んでくれた。快く了承してくれたらしい。あとでお礼をしよう』
星歌さん、オナシャス!
一日から二日程度変動する場合がありますが、おそらく三日後には使用可能な状態のギターが手に入ると思います。
それまでは体力をCに上げることに専念しましょう。ギターが返ってくるまでもう一度倍速です。
しばらく準備回っぽくなるかも。もちろん喜多ちゃんも出ません。
【追記】
一部表現についてご指摘を頂いたので誤解を避けるためにも改稿しました。不快に思われた方がいたら申し訳ありません。