パワフル緋真さん   作:汚名卍解

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やっとここまで来れた…
朽木銀嶺のキャラが原作見てもあまり把握できなかったので、なんとかそれっぽい感じに仕上がりました。
口調とか間違ってたらすいません。


朽木になった緋真さん

 

 

白哉はかつて無いほど激怒していた。

 

自身の祖父“朽木銀嶺"を緋真と会わせようと銀嶺を呼んだ白哉だったが、その銀嶺から驚くべき事実を聞いた。

 

「我が朽木家に戌吊緋真を暗殺しようとする者達が動いておる」

 

その事実を聞いて普段は冷静な白哉も流石に狼狽した。

朽木家は由緒正しい名家の中の名家。

その朽木家の家名に泥を塗るに等しい行為。

反対意見こそ覚悟していたが、そのような愚かな行為に出る者が朽木家の者の仲にいるとは白哉は思いもよらなかった。

 

「なぜ止めなかったのです!爺様の一声があれば抑える事は出来たでしょう⁉︎」

 

珍しく声を荒げて銀嶺に物申す白哉。

普段の様子からは考えられないその姿に銀嶺はそれほどに思う相手が白哉にも見つかった事に銀嶺は安堵する。

 

()()()()()()だからじゃ。儂が止めた所で、奴等は己の感情を制御できずに暗殺を強行するじゃろう」

 

「ならばここは敢えて()()()()()()()()()()()()

 

そこから銀嶺は己の思惑を白哉に語る。

銀嶺は緋真へと恐怖と今の朽木家に不満を抱く者達を()()()()()()()()、緋真暗殺の為に結集させた。

 

そして後は「好きにするがいい」と自身は静観を決め込んだ。

これでは銀嶺が緋真暗殺を肯定しているように見える。

 

「一応、言っておくが儂はお前と緋真殿の結婚には賛成じゃぞ」

 

だが銀嶺としては緋真程の優秀な人材は掟には反するが、出来るなら()()()()()()()()()()という銀嶺自身の思惑もあった。

だから銀嶺は白哉と緋真の結婚には賛成だ。

賛成しているからこそ、緋真暗殺に手助けをしたのだ。

 

「彼女ならば、()()()()()()()()()()()と確信しているからじゃ」

 

そもそもの始まりは緋真が貴族の喧嘩を買い、徹底的に潰した事が発端。

ただの喧嘩を大事にしてしまった彼女の苛烈なまでの凶暴性が生んだ事。

要は緋真はやり過ぎたのだ。

 

緋真のやり過ぎで生まれた事ならば()()()()()()()()()()()()()()

 

そして緋真のやり方は「徹底的に相手を潰す」やり方。

 

今回、襲撃した者達も等しく彼女の制裁が待っているだろう。

徹底的に相手を追い詰めるやり方は、見方を変えれば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「不満を抱く者を彼女自身の手で認めさせるのじゃ。我々が結婚を強行した所で、いずれ必ずこの襲撃は起こる」

 

もし銀嶺が白哉と緋真の結婚を強行した所で、不満は溜まり、いずれ緋真暗殺に動く者がいるだろう。

それに便乗して銀嶺の座る“朽木家当主"という椅子を掠め取ろうとする者もいる筈だ。

 

「ならば、その(ウミ)供を掃除してやるのも祖父たる儂の役割じゃ」

 

長い歴史を持つ朽木家故に、()()()()()()()()()()()

跡を継ぐ白哉にそんな膿を背負わせたくない。

その膿を残して銀嶺は落ち着いて引退もできない。

 

「それにな、白哉よ」

 

「お前は彼女の“強さ"を疑っておるのか?彼女と直に死合ったと聞いたぞ?」

 

銀嶺は緋真という女性を調べる過程で、緋真の強さを目の当たりにした。

月に一度は行われる剣八との決闘。

そして、度々四番隊を訪れて卯ノ花から“指導"という名の“死合(しあい)"をしている事も知った。

その死合で銀嶺は緋真の本気の強さを知った。

切れ味を全解放した彼女の卍解は、銀嶺や白哉も凌駕するだろう。

 

正に千年に一度の逸材。これを逃す手は無い。

 

卯ノ花からの指導を受けた彼女ならば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

更木や卯ノ花と渡り合う程の戦闘センスを持つ彼女ならば、斬魄刀を取り上げられようと対応出来るだろう。

 

緋真は例え朽木家の者が全て束になっても勝てないだろう。

 

「白哉よ。お前はもう少し緋真という相方を信じてやれ」

 

お前は彼女の夫となる男なのだから

 

とそれだけ告げて銀嶺は黙って緋真の元へ歩いていく。

 

「…緋真」

 

その言葉を聞いた白哉は、緋真を信じて銀嶺の後に続きゆっくりと緋真の元へ向かう。

向かう先で彼女が無事である事を信じて。

 

 

 

 

 

 

 

 

銀嶺の思惑はバッチリ当たっていた。

 

籠手と具足を装着した緋真は精鋭達を蹂躙していた。

 

常日頃から剣八や卯ノ花という強者と戦っている緋真にとって精鋭達の動きは鈍すぎてアクビが出る余裕すらある。

 

中には斬魄刀を解放する者や、九十番台の鬼道を詠唱して攻撃する者もいたがどれも所詮は席官止まりで緋真の相手にならない。

 

問題は緋真の倒し方だ。

 

素早い動きで、相手の手足を叩き折り、時には相手を足蹴にしてボードのように乗り回し、石ころをビリヤードように弾けさせて、ぶつけたり、酷い時には急に冷めた表情をして胴体を拳で貫くなど過激な事をしていた。

 

だが、それら傷を全て緋真が癒していた。

 

倒した彼等の傷を癒して彼女は精鋭達に言う。

 

「さあ、もう一度かかって来てください」

 

そう。緋真は精鋭達を何度も何度も(なぶ)っていた。

緋真本人としては「遊び」のつもりだが、彼等にとっては終わらない無限地獄だった。

 

腕が砕かれ。脚が砕かれ。骨を砕かれ。内臓を破裂させられ。

何度も何度もそれを繰り返して精鋭達は心が砕かれる。

が、緋真は心が折れて既に降参している者へ向けて何度も同じ事言うのだ。

 

「まだ動けるでしょう?」

 

「貴方はまだ呼吸している。腕が動く。脚も動く。内臓も心臓もちゃんと動いてる。じゃあまだ戦えるでしょう?」

 

「もう動けない?降参だ?負けを認める?何でたかがそんな理由でやめなきゃいけないんです?そういう人にはお仕置きです」

 

彼女はもう既に戦意喪失した者達を再び何度も何度も嬲った。

 

「立ち上がりなさい。さあ早く」

 

嬲って治してはまた嬲り続ける。

ただただ激痛を繰り返す無限地獄から逃れるには緋真に挑むしかない。

だが、彼等と緋真には絶対的と呼べる程の大きな壁がある。

 

「それがどうしたんです?」

 

耐え切れずそう抗議した者に向けて緋真はキョトンとした顔で首を傾げてそう答えた。

 

「私はやってますよ。ずっとずっと続けて漸く今の私の実力です。我ながら情けないと思いますが…」

 

「底辺生まれの私に出来たんです。なら高貴な生まれの貴方達が出来ない筈が無いしょう」

 

その言葉に彼等は戦慄した。

緋真は常日頃から剣八や卯ノ花という強敵と戦っている。

ならば無論、何度も何度も斬られ激痛に晒され続けたのだろう。

きっと想像も出来ないような目に合ってきた筈だ。

何度も嬲られ、何度も負けようとも、彼女は決して心が折れたりしていなかった。

 

緋真はその精神を「転生者だし他の人よりちょっと特殊なだけ」と自己完結している。

 

だが実際には違う。

彼女は最初から精神力が、飛び抜けて忍耐力がズバ抜けている。

常人なら発狂してしまうような状況でも緋真は耐えられる。耐えてしまう。

 

戌吊という厳しい環境で生き抜いてきた彼女は、「自分は底辺」だという意識が根付いてしまっている。

そういった意識が理由という事もあってなのかは不明だが、どういう訳か彼女は「自分は転生者なだけで他は全然普通なんだ」と勘違いして「自分に出来る事は誰でも出来る」と思い込んでいる。

何故なら自分が底辺ならば自分より恵まれた環境に生まれた者は自分より優れて当然だからだ。

だから緋真は自分が強者達にされた事を他人にしてもカケラも罪悪感など無い。

 

()()()()()()()()()()()()()()()?先に喧嘩売ったくせに逃げないでください。私、喧嘩には白黒つけないと気が済まない性質なので」

 

そうだ。彼等は緋真に喧嘩を売ってしまった。

()()()()()()()()()()

それはつまり「緋真からは絶対に逃げられない」という現実の証明だった。

 

「あ………あ…………あああああああああああああ!!!!!」

 

もう逃げられない。

それを理解した。理解してしまった。

理解してしまった者は発狂してしまった。

挑み続けない限りこの無限地獄は続く。

かといって挑んでも絶対に勝てない。

 

緋真に関わってしまった事が間違いだったのだ

 

決して踏んではいけない虎の尾を彼等は踏んでしまったのだ。

 

それを一人また一人と理解していく。

理解した者達は次々と発狂していく。

涙を流し、ゲロを吐き、糞尿を漏らし、彼等は発狂していく。

 

「うわ、くっさ…」

 

緋真はそんな彼らを見て、あまりにも酷い匂いに顔を歪めて鼻をつまむ。

最早この場は地獄絵図と化した。

 

「助けて…助けて…」

「見逃してくれ…お願いします…」

「お願いだからもう…やめて…」

 

彼等の最後の理性が緋真に訴える。

正に一生のお願い。

この後、彼等は理性を失った獣となってしまうだろう。

緋真はここでやめれば、彼等の心は何とか人として踏みとどまれる。

 

「あのですね…」

 

その彼等の一生のお願いを

 

そんな無駄口を言う暇があるならさっさとかかって来てくれます?私もそろそろヘルオンアース決めたいんで…

 

緋真は一蹴した

 

その言葉を聞いた彼等は理性無き獣となり、緋真へと一斉に突撃する。

 

「それを待ってました!」

 

すると緋真はかつて前世で見たBLEACHの原作の記憶を思い出す。

思い出すのは“瞬閧(しゅんこう)"の内容。

高濃度に圧縮した鬼道を背中と両肩に纏い、それを炸裂させる事で強大な威力を発揮する術。

白打と鬼道の融合技だ。

緋真は白打の技術はまだまだ低いが鬼道の方は卯ノ花の“指導"のお陰でかなり上達している。

故に瞬閧は可能だと判断した。

 

緋真は背中と両肩に鬼道を纏う。

緋真が纏う鬼道は“光"。

緋真は“光"の鬼道を地面への拳打と共に炸裂させる。

 

「そーれッ!」

 

緋真の地面を中心に光の衝撃波が周囲に展開された。

その光の衝撃波は触れた者達を吹き飛ばした。

放たれた技は『ヘルオンアース』。

バージルが持つ技の中で最大の攻撃力を持っていた技だ。

だが、()()()()()()()()()()()()()()()()()

叩いた地面は抉れる事なく、吹き飛ばした精鋭達は全員気絶しているが外傷は一つも無い。

さっき緋真がやったのは、一言で言ってしまえば只の眩しい衝撃波だ。

光は眩しいだけで破壊力は持っておらず、その衝撃波の方も敵を倒すにはあまりにも威力が低かった。

 

これは緋真が“瞬閧"という技術の鍛錬を積んでいない所為だ。

 

はっきり言って先程の緋真の瞬閧は敵を倒す技ではなく、バージルの技を再現する為だけの技だった。

 

敵を倒す術としての“瞬閧"ならば、落第点もいい所だろうが、緋真本人はその技を再現出来た事に緋真は震えながら感動する。

 

「あ…死覇装(しはくしょう)が…」

 

瞬閧を使った影響で、緋真の肩と背中の布が吹き飛び、今の緋真は肩と背中が大きく露出した状態となっており、少々扇情的な格好をしていた。

 

「すいません…なにか羽織る物を貰えませんか?」

 

流石に恥ずかしくなった緋真は先程自分に毒を盛った張本人である波山に話しかける。

 

「ひ、ひいいいいいィィィィ!!!!」

 

金切り声のような悲鳴を上げながら波山は発狂して泡を吹きながら気絶する。

それもその筈、波山の目には緋真が正真正銘の怪物に見えたのだから。

 

「え、ちょっと⁉︎起きてください!せめてなんか言ってから気絶してくださいよ⁉︎」

 

緋真は波山をガクガクと揺らして起こそうとするが全く起きそうにない。

無理もない。

緋真が精鋭達を蹂躙し嬲る光景を見てまともな感性をしていればとても正気など保っていられない。

緋真に対する憎しみがあったとしても、憎む相手が埒外の化け物だと知ればもはや憎む気力すら失ってしまうだろう。

 

(……関わるのが間違いだった)

 

薄れゆく意識の中で波山は心から後悔した。

 

 

 

 

 

 

 

「気絶しちゃった…」

 

お婆さんが泡吹いて気絶しちゃったせいで寒いんだが?

ヘルオンアース決まったのは良かったけど、結局は白哉さんの実家これでもかってくらいに汚しちゃったし…

どうしよう…寒いし汚いし白哉さんになんて説明すれば…

 

「やれやれ…やはりこうなったか…」

 

なんかめっちゃカッコいいイケおじが白哉さんを連れて現れた。

 

「貴女とは初対面じゃったな。儂は六番隊隊長の朽木銀嶺と申す。白哉の祖父ですじゃ」

 

マジか。そういえば原作でチラッとだけ登場してたなこの人。

 

「は、はじめまして!私は」

 

「緋真殿じゃろう?承知しておるよ。白哉との仲もな」

 

え、知ってたの?

まぁそりゃそうか。次期当主の彼女なんて調べるのは当然か。

 

「緋真!」

 

おお!我が愛しのびゃっくん。

きゃー!いきなり抱きついてくるなんて⁉︎

まさかいきなりここでおっ始める気ですか⁉︎

駄目ですよ⁉︎お祖父様の前で⁉︎ああ…でも抗えない…まだ正式な婚姻も済ませてないのに…

 

(なにアホな事を頭ん中でやってんだこの人…バカですか?)

 

夜魔刀…てめーは後で絶対にボコす。

 

「無事で良かった…」

 

白哉さんの心からの安堵の声が聞こえる。

そんなに心配してくれたんだ…。どうしよう…心配してくれたのが凄く嬉しい…。

 

「緋真殿。此度の我が家の非礼を心からお詫びする」

 

なんかイケおじに跪いて謝罪された。

確かに嫁入り前の女の子に対して行う歓迎には度が過ぎていたのは流石の私にも分かる。

 

「此度の貴女への襲撃は、かつて貴女が潰した貴族や我が家に潜む悪意が起こした出来事」

 

「全ては儂に責がある。誠に申し訳ない」

 

イケおじからちょっと事情を聞いてみたら、どうやら私に恨みがある人がこの家にある程度いて、朽木家の当主の座を狙う野心のある人達が、私を殺すように煽って今回の事件に発展したらしい。

 

別に襲撃された事は大した事じゃないんだけどな…謝られても困る。

むしろ初めてベオウルフっぽいの使ってヘルオンアース撃てる機会をくれて感謝してるくらいだ。

 

「儂の見立てでは今回の一件は氷山の一角に過ぎぬ。また同じような事が起きないとは限らん」

 

「いくら貴女が優秀であろうと流魂街出身の者との結婚は掟に反しているからじゃ」

 

そういえばそんな掟あったな。

原作では白哉さんが無理を通してたらしいけど…

 

「そこでだ。緋真殿」

 

急にイケおじが私に近づいて色んな名前が載ったリストを渡される。

 

「緋真殿の襲撃のお陰で大体誰が我が家に反意を持っているのか粗方分かった」

 

「そこで緋真殿には彼等を“説得"してもらいたい」

 

え、私がやんの?

自分が言うのも何だけど私って結構口下手だよ?

 

()()()()()()()()使()()()()()()。相手が死なねばそれで良い」

 

よっしゃ、なら楽勝だわ

 

「白哉との結婚はその後。それが貴殿が白哉と結婚する条件じゃ」

 

この人、私の事利用する気満々やん…

 

「この条件を達成した時、儂は白哉と緋真殿の結婚を全面的に認め、結婚後の生活も我が家で全力で補助しよう」

 

「どうだ。やるか?」

 

イケおじが不敵な笑みを浮かべて私に問いかける。

つまりその条件を達成出来れば、私の目標だった贅沢な生活が待ってるって事だ。

こんなんやるしかねぇ!

 

「やります!やらせてください!」

 

私は出来るだけ元気良く答えた。

 

「その返事が欲しかった」

 

それだけ言ってイケおじは「掃除開始!」と、号令をかける。

すると、何処かで待機してたのか色んな人が出て来て、血や糞尿で汚れた庭を掃除し始める。

 

「まずはその格好をどうにかせねばな」

 

微笑みを浮かべて私の格好を指摘するイケおじ。

そういえば砕蜂隊長みたいなエロ衣装状態だったわ。

 

「今日はゆっくり休むと良い。“説得"は別に明日以降からでも構わん」

 

それだけ言ってイケおじはどっかに去っていった。

あの人、私の事を利用する気なんだろうけど別に悪い気はしない。

朽木家は四大貴族の一角だ。当主となればその立場を狙われたり身内を狙われたりとか色々あるんだろう。

お家騒動とか色々あるんだろうなとは覚悟してたけど、まさか本当に巻き込まれるとは…

 

「済まぬ…緋真」

 

「下らぬ家の騒動にお前を巻き込んでしまった…」

 

白哉さんが本当にもう訳なさそうに私に謝ってくる。

別にいいのに。私は無傷だしそこまで気にする事じゃないのに

 

「別に構いませんよ。むしろ銀嶺様が私を認めてくださいましたし」

 

「それに白哉さんが私の事を心配してくれて嬉しかったです」

 

私は白哉さんの頭を撫でながら、彼を励ます。

別に白哉さんが気負う必要なんて無いのに、この人ってほんと真面目な人。

 

「“説得"の方はご心配無く。必ず私を認めさせてみせます」

 

そんな心配症の白哉さんにはちゃんと安心できるように意思表示をしておく。

こうして明確に言っておけば、あまり心配せずに済むだろう。

 

「そこは私も心配してない」

 

即答すんなし。

あれ?もしかして私…白哉さんに乱暴な人だと思われてる?

私でも一応ちゃんと出来る限り話し合いとかするよ?

 

相手が私に喧嘩売ってきたらヤるけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数週間後、リストにあった人達を全員色々やって“説得"した私は遂に白哉さんと結婚し、その日から私の名前は【朽木(くちき) 緋真(ひさな)】になった。

 

 

 

 




銀嶺お爺さん「計画通り」←今回家の庭が汚れた以外ほぼ得しかしてない人

ちなみに精鋭部隊の方達は全員再起不能となり、毒を盛ったお婆さんは普通にクビにされた。
精鋭部隊はより優秀な人達をスカウトなりして新しく編成する予定。

緋真襲撃騒動の後も襲撃した人達やそれに関わった人達は生存こそしてるけど何かある度に緋真の事を思い出すPTSD状態になり日常生活が困難になってます。
分かりやすく言うとSAN値が一桁になった状態になってます。
いつかゼロになるのも時間の問題。

緋真が“説得"した人達も大体同じような感じになってます。

銀嶺のキャラが、やけに腹黒くない?と思う方もいるとは思いますが、それは朽木家の当主として腹芸に長けてないとおかしいと思ったので、全ては銀嶺の思惑通りだったという形に落ち着きました。
銀嶺が一番出番があった斬魄刀異聞編がうろ覚えだったので、違和感があると思いますがそこはご了承ください。



次回はそろそろルッキャさんが出るかも?

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