北海道北24条にある……はずのスナックバス江。
ある夜突然見知らぬ街に異世界転移?

それでも変わらずたくましく今夜もお客をおもてなし。

邪神もモンスターも光の巨人も宇宙人も大歓迎。
ママやチーママ、楽しい常連たちと楽しい一夜を。

さあ、あなたもご一緒にいかかでしょうか?

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ゆえあって投稿し直しました。






スナックバス江:Multiverse of Madness

 

In The Arkham……

 

 

 

 

 

 

 スナック・バス江。

 北海道北24条にあるチンケ……もとい、小さいがフレンドリーなスナック。

 いつも個性豊かな常連の集まる楽しい店。

 

 さて、そのはずであったのが――

 

「あれ? なんか雰囲気変わった?」

 

 突然言ったのは、いつのように飲んでいた常連のオッサン・タツ兄である。

 

「え……怖」

 

 これに反応したのはエキセントリックなチーママ・朱美。

 

「なにそれ? 急にくどいてきたの?」

 

「いや、そういうんじゃねーよ!? 何か空気? っていうか、そういうのが変わったような気がしてさ!?」

 

「あら、そういえば……」

 

 リーゼントにグラサンのバ……もとい、高齢女性のママ・バス江が天井を見て、

 

「そういえば何となく暖かくなったような気がするわねえ? 北海道なのに」

 

「暖房上げすぎじゃないの? 今はSGDsの時代(エイジ)よ」

 

「いや、そうじゃないのよね。うーん、何かしら???」

 

 店の空気が妙な雰囲気になり始めた時である。

 

 新しい客が来た。

 黒いスーツの、ロングの黒髪をした男だった。

 どこか暗い空気をまとっているが、端正で知性的な風貌をしている。

 

「すみません。少しお尋ねしたいのですが……嗚呼咬(あーかむ)神社へはどう言ったら?」

 

「――は?」

 

「なんだか宇宙的恐怖(ラブクラフト)っぽい神社ねえ?」

 

 朱美はキョトン。

 ママは意味不明な発言。

 

「お兄さん、このへんにゃそんな神社ないぜ?」

 

 思わず指摘するタツ兄である。

 確かに、北24条にそんな場所は存在しない。

 

「はあ。でも、かなり大きな神社だと。街というか、市の名前と同じですし……」

 

「市って、ここ札幌よ? 大丈夫?」

 

「サッポロ!? いや、ここは確かにX県の嗚呼咬市のはずですが……?」

 

「ぜんぜん違うじゃないの」

 

「ひょっとして飲みすぎかい? 一体どこを通ったら、そんな……」

 

 男の電波っぽい発言に、朱美とタツ兄は表のドアを開いた。

 

 そこには――

 

 北24条とは似ても似つかない、古風と近代が合わさった未知の街があった。

 

異世界転生(ご都合ファンタジー)!!??」

 

 

 

 それから、なんやかんやで。

 

 

 

「よくわからないけど、私たちは見知らぬ街に来てしまったようね……」

 

 ビールをコップに注ぎながら、ママは説明的セリフ。

 

「でも、こういう場合中世欧州(ナーロッパ)風のところにいくんじゃないの? ここ日本っぽいわよ? この人もイケメンだけどアジア人(平たい顔)だし」

 

「うーん、そのルビはポリコレ的によくないわね」

 

「あの……」

 

 一応ビールとお通しのピーナッツとチーズを出されたが、所在なさげな黒衣の男。

 

「ええと、それだけお兄さん、なんだったっけ?」

 

「はあ。私は嗚呼咬神社を訪ねてきたのです。先月私の知人がその神社で失踪しまして」

 

 気を使って質問する見た目はいかついが優しい男・タツ兄。

 

「色々訪ねてみたのですが、どうにも歯切れが悪く。ああ、そういえば街の有力者……になる人なんでしょうねえ。変なことを言っていました」

 

「まさか、脅されたのかい?」

 

「いえ。ただ……」

 

 男は困った顔で、

 

「『ビルが溶け、人が消える。この街ではよくあることだ』――と……」

 

「うーん。どっかで聞いたような(はんぶんこライダーっぽい)台詞ね❤︎」

 

 なぜか訳知り顔でメタっぽい発言のママ。

 

「それに、あなたがたの話が本当なら、北海道からいきなりここにきてしまったことに……。消えるのもおかしいが、いきなり知らない場所に跳ぶなんて……」

 

 

 結局。

 

 

 黒衣の男は、スナックのノリについていけずに、去ることになった。

 

 

 

       ●

 

 

 

 ひどく複雑な気分でその店を出た。

 私の名は稗田礼次郎。

 民俗学研究を行う名もない学者である。

 先日嗚呼咬の三須都下弐句(みすとかにく)大学へ在籍の身となった。

 奇妙な伝説や風聞が囁かれるこの街・嗚呼咬。

 以前から独自の伝説から興味を持っていたが、やはりどこか奇妙だ。

 他にはない、一種異様な空気が街に満ちている。

 知人の失踪後、ここへ飛ばされたのを機会に調査を始めたわけだが。

 まだ、何もわからない。

 あまりにも多くの不思議・不合理がありすぎるだ。

 

 心霊現象。UMA。UFO。

 

 そういう一般には虚構と、少なくとも表向きはされているものが、日常的なものとして認識されているのではないか?

 街で過ごす時間が長くなるほどに、そう感じる。

 そして、この街の名前だ。

 嗚呼咬(アーカム)という奇妙な響き。

 

 Arkham(アーカム)

 

 これはアメリカのある都市で同じ呼び方であるのは偶然だろうか?

 あの街もまた、多くの忌まわしい風聞や伝説が残る土地である。

 好事家や、オカルティストたちの囁く噂。

 

 邪神崇拝。

 異生物との混血。

 

 およそ信じがたいものばかりだが、それらが決して虚構ばかりではないこと。

 私は今までも経験から良く知っている。

 

 嗚呼咬神社の祭神は、級長津彦(しなつひこ)だ。

 いわゆる風神だとされる神だが、これは正確ではない。

 明治維新に新政府により、祀る神と神社の名前を変えられている。

 街の古文によれば、それ以前は、

 

 『波須多(はすた)神社』

 

 とされていたらしい。

 祀られていたのが、どのような神だったかは、まだ調査中である。

 

 やはり風神であったことには、変わりないらしいのだが。

 

 

 歩くうちに、いつの間にか街の中央公園まできてしまった。

 市役所が見えるあたりに、大きな電灯が立っている。

 余所者である私には、こんなものは必要なのかと思うほどに立派だった。

 その昔は大きな石灯篭があったそうで、明治からはガス灯、そして現在は電気に。

 

 ここで、ふと思い出した。

 

 嗚呼咬の全体図は、どことなくランプを思わせるのだ。

 まだある。

 街の図書館にはアラビア語で記された『死霊回帰』なる古書が保管されていると。

 真偽は不明だが、それは明治以前から伝わるもので、著者はペルシア人・アトバラナ。

 その人物はオカルティストたちが囁き続ける怪人――

 ペルシアの狂人・アトバラナと同一人物なのではないか。 

 ならば、そんな人物の著書が何故この街に、それも明治以前の昔から……。

 この奇妙な街に、突如として現れたスナックはなんなのだろう。

 

 いや、そもそもあの店は存在していたのか。

 

 振り返りながら私は何度も空を見上げた。

 

 また風が吹いている。

 そういえば、この街はあちこちに建てられた風車も名物? らしい……。

 

 

 

       ●

 

 

 

 さて……。

 奇妙な街にやってきてしまったスナック・バス江。

 この店は、ママは、朱美は、タツ兄はどうなったのでしょう?

 妖怪ハンター・稗田礼次郎が一瞬見た幻だったのでしょうか?

 

 

 

 

 いいえ。

 

 

 

 

 実は、今もフツーにこの街にいるです。

 

 

 

       ●

 

 

 

 今夜の通常営業のスナック・バス江。

 この夜も、にぎやかな新顔さんがやってくる。

 

「地球人がやってきたせいで、バズドはスフィアに滅ぼされたッッッ!! 私には……復讐の権利がある!!」

 

「それで一体何を得られるってんだ!! それであんたは満足なのかよ!?」

 

 二人の青年は、ママたちを無視して盛り上がっている。

 今に殺し合いでもしそうな雰囲気だが。

 一人はグレイとオレンジのおしゃれ? な制服の熱血漢っぽい青年。

 もう一人は青いSFっぽい衣装の狂気的な青年。

 

「う~~~ん。店の中で喧嘩はやめてほしいんだけどねえ~~……」

 

「なあ、ママ。あの兄ちゃんたちは何を揉めてんだ?」

 

 困り顔のママにタツ兄は質問。

 

「私も横で聞いてただけだからよくわかんないけど、どうやら青い服の人は未来から来た宇宙人なのね。未来で地球の船が自分の星に墜落しちゃったんだけど、地球人はスフィアっていう中二病的(エヴァの使徒っぽい)な謎生命体に追われてたのね。そのせいでとばっちりを受けたあの人の星はスフィアにやられちゃったのよ。で、復讐のために過去に戻ってきたの」

 

「なるほど。そいつは難しい話だぜ……」

 

「ま、正確にはあのお兄さんたちのいた世界(バース)の未来での話で、こことはあんまり関係のないに

なるんだけどねえ。でも、お兄さんここでも暴れる気満々よ?」

 

「そいつはまずいな……。いくら違う世界っても、憎い地球人ってこと変わりねえしよ……。おいそれと答えが出そうにないぜ」

 

「英語でいうところの難しい質問(グッド・クエスチョン)ってやつね❤︎」

 

「~~~~~~~~…………」

 

 チーママ朱美は、考え込んだままずっと何も言わない。

 

「朱美ちゃんのご意見は?」

 

 そうママにふられた朱美は、

 

「えーと、なんだろう。オーガズムさんだっけ?」

 

「アガムスだ!! 間違えるな、地球人が!!」

 

 いきなり呼ばれ、名前を間違えられた青い青年・アガムスは激昂して振り返る。

 

「なんだろう、自己中な言動するのやめてもらっていいかしら?」

 

 朱美はそれにひるまずに返す。

 

「まず、あんたがタイムワープしてきた時点で、歴史が変わっちゃってパラレル・ワールドに

なってると思うのよね。だからあんたが復讐とか言ってる相手って、正確には良く似た他人と

かそういう感じで復讐対象とは違っちゃってるんじゃないの? 昔の言葉に、江戸の仇を長崎

で討つみたいなのがあるんだけど、どういう意味かっていうと見当違いの復讐をする? とか

そういう意味なわけよね。で、まあそれだけでもアレなのに、こっちの世界はそっちと全然に

関係のない話になるわけで……つまり、犬に咬まれたから犬は全部憎い、殺す! みたいな?

 そういうやばい話になるわけよね。って、そもそも一番悪いのはスフィアであって、そこ

に復讐しないで、地球人にいくっていうのも、なんだろう。安易にやりやすそうな相手狙いで

やってる的なせこいものを感じるの。ま、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いって言葉もあるし、その

感情自体はしょうがないっちゃしょうがないけどさ。でもそれでこっちがかわいそうだねえ、

つらかったねえって、暴力振るわれる理由とか義理も人情も爪の垢ほどないのよ。で、どうし

たらいいかっていうと、そういうたち悪い外星人は、とっととスペシウム光線でロボットごと

粉々に消し飛ばされちゃったら良いと思いまーすwwwwwwww」

 

 

 

 シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…………ン。

 

 

 

 さあ、とんでもない(えらい)ことを言った。

 

 その場一同、一瞬絶句したが――

 

「さすが朱美ちゃん、人の心があったらちょっとできない論破の仕方ね!?」

 

「ものも言いようで角が立つし、言っちゃいけないことがあるだろ!? ってかマジで人の心とかないんか!?」

 

 思わずツッコミを入れるママとタツ兄であった。

 

「ふ、ふ、ふ、ふ、ふ………………」

 

 言われたアガムス、うつむき、肩を震わせて、

 

 

 

 

「ふざけるなああああああああああああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 絶叫して、フェイズライザーを起動させるアガムス。

 

<SUMMON-TERRAPHASER>

 

 光に呑まれたアガムスが消えた直後、大地が揺れた。

 

「私なんかやっちゃいました?」

 

「やったよ、思い切ッきり悪い方向に!!」

 

 朱美に怒鳴りながら、青年・カナタは外に飛び出していく。

 

「何事かしら???」

 

「なんかやべえぜ、おい!?」

 

 みんなも外に飛び出すと、街の真ん中で巨人と巨大ロボットが対峙していた。

 

 光の巨人・ウルトラマンデッカー。

 電脳魔人テラフェイザー。

 

 嗚呼咬の中で二つの巨体がぶつかりあおうとしている――

 

「やばいぜ、110番、110番!!」

 

 あわててスマホを出すタツ兄。

 

「警察というよりもはや自衛隊よ❤︎」

 

「っていうか、あれやっぱ朱美ちゃんのせいじゃねえ? まずいぜ、あの発言(言いかた)は」

 

「いやー、最近〇〇の動画にはまっちゃってて、あんな風に言ったらいいかなーって」

 

「むしろ火に油注ぐだけよ、それは❤︎」

 

 他人事のように光と鉄の両巨人を見物しているバス江メンバー。

 

 すわ、嗚呼咬滅亡か!?

 

 と、思われた時であった。

 夜空に異様な輝きが生じて、街を照らす。

 

「なんだ、オーロラかよ」

 

「黄色いオーロラってあるのねえ」

 

 のんきにパシャパシャ写真撮影する朱美たちに、

 

「否――」

 

 妙に渋い声と仕草でママが否定した。

 その通り。光るものはオーロラでも、UFO でもなかった。

 

 巨大な……。

 黄色く輝くローブのフードみたいなものが、夜空に広がっている。

 フードの下は、完全な暗黒だった。

 

 

 

 それが出現する少し前。

 

 

 

 稗田礼次郎は高台から、デッカーとテラフェイザーを目撃していた。

 

「やはり現れてしまったか……! 古文の伝承通りに……」

 

 どうやら彼は、胡散臭い古文書で、このことを先に知っていていたらしい。

 何者かが、この日これが起きることを予知してものか。

 そして、稗田は古い巻物を広げて、何事か唱えだす。

 嗚呼咬神社に密かに伝わる、古代の祭文が記されたものだ。

 

 

「いあ・いあ・はすたあ・はすたあ・くふあやく・ぶるぐとむ・ぶぐとらぐるん・ぶるぐとむ・あい・あい・はすたあ……」

 

 

 それと同時に、巻物が怪しく明滅し、夜空に黄色い異物が出現したのである。

 

「デュワ……!?」

 

「な、なんだ……? スフィア……? 違う、なんだこれは!?」

 

 デッカーもテラフェイザー内部のバズト星人アガムスも困惑。

 

 すると!

 

 地上を嘲笑うように、黄色く輝くローブの暗黒から、巨大な触腕がいくつも飛び出す。

 触腕、数十メートルを超えるデッカーたちをたやすくつかみ上げるほどに巨大だ。

 むしろ、デッカーたちが小さく見えるほどに……。 

 抵抗むなしく、テラフェイザーは触腕に捕らえられ、強固なはず装甲は、

 

 ミシリ、ミシリ……。

 ビキ、ビキビキ、ビキ……!!!

 

 無残にひびが入り、火花が鮮血のように飛び散っていく。

 

「貴様は……! 貴様は一体、なんなんだあああああああ!?」

 

 アガムスが叫ぶ中、テラフェイザーはあわれにも触腕によって引き上げられていく。

 

「ジュワ!?」

 

 デッカーは飛び立ち、触腕にデュアルソードで斬りつけるが、

 

「デアアアアアア!?」

 

 逆に自らも捕まってしまい、引き上げられていった。

 そして、巨人たちは黄色く輝くフードの暗黒へと引きずり込まれていく。

 デッカーたちを呑みこんだ後、巨大なフードも触腕も水に沈むように消えていった――……。

 

「……あれってなんだったのかしら?」

 

「……今思ったけど、昔こんな怪獣映画あったよなあ、色はちょっと違うけど」

 

「まさに宇宙大怪獣(ドゴラ)ね❤︎」

 

「そうそう、最後はなんか虫の毒でやっつけるんだよな、アレも蜂とかに弱いのかな?」

 

「いや、サイズ違いすぎるでしょ……」

 

 

 

 街は、夜空は。

 何事もなかったように静寂を取り戻していた。

 多くの市民も、一時の夢だと思ったかもしれない。

 だが、稗田礼次郎は夜空を見上げたままだった。

 下手をすれば、この街どころか日本……いや、世界を滅ぼしかねなかったが――

 他に方法はなかった。

 異界からの侵略者に対して、邪神の力を使っての対抗。

 結果的には、なんとなかった。

 脅威は去ったのである。

 

 今のところは……――

 

 

 

       ●

 

 

 

 時間はいくらか過ぎて、数日後のスナックバス江。

 

「人外美少女ってええやん?」

 

 焼酎水割りをあおりながら電波なことを言うオッサン。

 眼鏡に天パに汚い歯並び、不細工な顔。メタボな腹。

 バス江の常連・森田である。

 

 異世界転移したのに、何故こいつがいるのか?

 

 

 深く考えてはいけない。

 

 

「いきなり何言ってんの? ちょっと飲みすぎじゃない(病院で診てもらえ、頭だぞ)?」

 

「ルビがきっついで」

 

「いやそもそも、なんでモンスターなの? お化けじゃん」

 

「わかってへんな、せやから人間の女にない嗅覚で、わいらの良さをわかってくれるんやん」

 

「まあ、ある意味あんたも同類(バケモノ)でしょうけど」

 

「ちゃうねんて! ポリコレ時代こそ、そういう幅広いもんが必要やん?」

 

「うーん。でも向こうも森田(ブサイク)は嫌だと思うんじゃない?」

 

「んなことあらへんって! イケメン至上主義ヒューマンにはない価値観があるんや!」

 

「けどさ、そういうのって結局モンスターとか言っても美少女じゃない?」

 

「まあ、商業上(大人の都合)でそうなるわいな、流通してるのは……」

 

「結局のところキモオタ童貞(あんたみたいなの)が、女にはバリバリの美人を求めてるんじゃん。それってどうなのよ」

 

「ンなこと言ったら夢も希望もあらへんやんけー!?」

 

「元から非モテ男の妄想(ファンタジー)しょ?」

 

 そんな、スナックらしい? 益体もない会話が交わされているところへ、

 

 ギィィィ……。

 

 新しい客が、入ってきたようなのだが。

 

 ダン!!

 

 新客はいきなりカウンターの上に飛び乗ると、叫んだ。

 

 

「人類よ、聞け!!」

 

 

 青い髪? いや、触手? そして白いワンピースのような服。

 中学生くらいの少女……のようなものが宣言した。

 

「今よりここを、人類侵略の拠点にさせていただくでゲソ!!」

 

「「モンスター娘!!?」」

 

「私はイカ娘でゲソ!!」

 

 はてさて。

 今夜も珍客が来店したようである……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どっかでこっぽり大山やまの(とび)のクソ。

 

 ヒンロロヒンロロ。

 

 

 

 

 

 


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