ギルバート・グレイブは転生者である
悪役に憧れた少年であったギルバートは、二度目の人生で
悪役ごっこをスタートさせる
世界の全てを巻き込み盛大な遊びをしようとするギルバート
だが悪が栄えた試しなし
悪役はヒーローによって倒されるに至った(本人的には大満足)


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冒頭部分で力尽きた 小説を書くって難しいっすね
毎日投稿してる人の凄さが身に沁みました


終幕と語り部

 崩れ去ってゆく────―

 無限の魔力を生み出す炉心が、世界を滅ぼせる火力を持つ兵装群が、人生の全てを賭した計画さえも、意識が無くなるまでの猶予は少なく死は目前だ。

 

 だが男にしてみればそんなことは些事だった。このごっこ遊びにこんなにも完璧に終止符を打ってくれる主人公(遊び相手)が居ることがどうしようもなく嬉しかったのだ。

 

 男──ギルバートは、その肩書、人類史上最悪の大犯罪者に相応しい凶相に満面の笑みを浮かべ、自らの創り出した地獄(ラストステージ)を踏破し、最奥に座す自身を絆と勇気(お約束)を持って打倒した。

 眼前の少年少女達を讃えていた。

 

「おめでとうッ!! 諸君は俺が用意したゲームを、完璧―いやそれ以上の結果をもってクリアした!!!」

「まさにこちらの完敗であり、出来ることならば、この命尽きるまで諸君を讃え続けたい所ではあるが、勝者には報酬が必要だ!!」

 

 少年達は、ギルバートを一瞥すると脱出の為の門へと駆けてゆく。最後に残った少女だけは、何かを言いたげにこちらを振り向いたが、やがて門を潜った。

 

「ハハハ! 悪役の戯言なんぞには、耳を傾けないか、流石ヒーローだな!」

「だが! 報酬のキャンセルは不可能だ! 有効活用してくれる事を願おう!」

 

 ギルバートは、自身の意識が遠のき始める中で、自身に二度目のチャンスを与えたナニカと、最高の主人公(遊び相手)を用意してくれた、この世界へ万感の感謝を込めて呟いた。

 

「……あぁ―楽しかったァ……」

 

 こうして、人類の実に5割を殺し、大陸を物理的に二つに分け、世界の敵になった男の物語は終わりを告げた。

 

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 ここは、叡智の迷宮

 とある龍が作り上げた魔道仕掛けの生ける図書館であり、製作者である龍が死した後も動き続ける情報の墓場。

 知識と魔力が無ければ来れず、来れたとしても迷宮に殺される人類未踏の危険地帯である。

 そんな場所で、一人の女と四人の男女が向かい合っていた。

 女は気だるげにキセルを吹かす、辺りには甘ったるく不快な匂いが漂っていた。

 

「とまぁ……これが、君が打倒した巨悪の最期だよ」

 

 シスター服を着た少女が詰め寄った。

 

「知っているって? まあ……だろうね──わかったわかったキチンと語ってやろうとも」

「とは言え、口頭だけでは理解しがたい部分も有るだろうから、本を持ってきてくれ」

「希代の大犯罪者、ギルバート・グレイブの人生目録(ストーリーインデックス)を」

「世界の敵となった男は、如何にしてあのような凶行に到ったのか」

「紐解いてみようじゃないか」

 






ギルバート・グレイブ

本作主人公悪役ごっこするために世界を滅ぼしかけた狂人
その行動原理は、いかに楽しく極悪非道を成すかでありごく少数ながらも
救われた人物もいる(大半は死んでいるが)
ごっこ遊びのため魔王、竜王その他力ある異形(敵対種)の大半を血祭りにあげた
(自身が一番悪くなるために)
最終的に魔王の魂(無限魔力の根源)封印された兵器群(過去の転生者製)など持てる限りの
力を持って暴れ散らかした

少年少女

ヒーロー&ヒロイン
分かりやすい正義の味方
絆と勇気で悪役をぶっ飛ばす、今時だとアンチ対象に成りそうなヒーロー(偏見)
シスターの少女とギルバートは何か因縁が有る(考えてない)

語り部
迷宮に宿った精霊的な何か

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