無口な無口な神機使い~別に喋れない訳ではないんだが~ 作:猫丸飯店
A1.ロールフォワードでリカバリ中。
今回も無口さんはお休み。
ロールフォワードでリカバリ中。
大事な事なので二回言いました。
今しばらくルーキーちゃんタイムをお楽しみください。
Q2."ロールフォワード"って何ぞや?
A2.来た道なぞって復元する手法の事。
来た道なぞって復元する手法の事。
大事な事なので二回言いました。
Q3.…なぞって大丈夫?
A3.君のような勘の良い(ry
自身が至った推測を整理するかのように。
思考が無意識の内に口から言葉として漏れ出ていく。
だってそうですよね?
体内に入った適合していないオラクル細胞。
それは自分自身で制御する事が出来ない細胞。
つまりそれは、腕輪の制御を失って暴走するオラクル細胞と何も変わらない。
あの人は腕輪の制御下において半ば意図的に正常なオラクル細胞を異常活性させ。
自身に適合しない細胞を一つ残さず喰い尽くさせた。
そしてリンドウさんは一度は完全にアラガミにその身を飲み込まれながらも。
レンとの感応現象、即ち自身の神機を通じて得た適合するオラクル細胞をもってアラガミとなった細胞を喰らい、人の身体を取り戻すに至った。
それはもはや奇跡としか表現する事の出来ない事象。
しかしそれがもし再現性のある事象だとして。
私やあの人の状態を紐解くことでそのキーとなる条件を特定する事が出来たのなら--
「素晴らしい。そして君は気付いたかな?これが意味する事の重大さに。」
私が漏らした言葉を賞賛するように拍手を室内に響かせながら。
榊博士が言葉に熱を込めて続けます。
「君が述べたその言葉が意味する事はアラガミ化に対する対抗策の明確な確立だ。それは腕輪を失った神機使いの介錯の必要性を無くすというだけでは留まらず、新しい神機使いを見つけるための適合試験のやり方すら根底から覆しかねない程の発見でもある。」
事前にコンピューターによる高い精度の遺伝子解析を行った後に行われる適合検査。
神機使いになった後で知りえた情報によると、あくまで
適合率が低くて激痛に苛まれる程度ならば御の字。
運が悪ければ文字通り神機に捕喰されて肉片と化す。
私の時もアルコールパッチテストのようなものだと説明されてましたからね。
実際は痛いというより腕から侵入してた何かが全身を這い回るような異物感がもの凄くてびっくりしてしまったのですけど。
「前もって算出された高精度の予測に基づいて行われる適合検査だが。それでも失敗率はゼロではないし、タツミ君のように適合率が低いと予測された人物に対しても見境なく行わざるを得ないという現状を踏まえた背景がある。しかし--」
-もし仮に適合しなくても、神機に捕喰される事態を防ぐ手段があるのだとしたら。-
-もし低い適合率だとしても、オラクル細胞を抑制して苦痛無く神機と適合する手段があるのだとしたら。-
「事は最早アラガミ化の抑制や治療といった話だけには留まらない。新たな神機使いの誕生から引退という名の幕引き、さらにはそこに至る期間の確保に至るまで--この研究によってフェンリルが得られる恩恵は計り知れないものとなる。君達が今置かれている立場というのは即ち、それほどの意味を持つことでもあるのさ。」
想像を遥かに超えた展開を語る榊博士の言葉に思わず息を吐いて関心してしまった。
最初私が思いつくレベルで考えていたのは。
文字通り"アラガミ化から生還した神機使い"という付加価値を付けた上で防波堤として自身を売り込み、リンドウさん達へ累が及ぶのを防ぐ事だった。
それが榊博士からの説明によって"アラガミ化の抑制と治療"という更なる付加価値があるのだと確信したところ。
さらに続けられた話によって適合試験やら引退後の神機使いに対する処置にまで発展する事態となった。
自分を卑下するつもりはありませんが。
正直ちょっとついていけないレベルまで話が飛躍してしまった気がします。
まだ第一種接触禁忌種二体同時に相手取ってこいと言われる方が楽な気がします。
慣れればボルグ・カムランとあまり変わらないですからねアレ。
…………………………………………………………………………………………
閑話休題。
本題をまとめましょう。
「これまでの話をまとめますと…まず今回のリンドウさん救出に関する一連の流れについてはほぼほぼ極東支部にとって都合の良い内容に改竄するという事でいいんですよね?」
当初自身が覚悟していた結末とかなり結果がずれ込んできてしまったため。
自分の中の認識合わせの意味も込めて榊博士へ確認の言葉を投げかけていきます。
「うむ。まずリンドウ君が我々と接触するまでの経緯についてだが…これは大筋を説明した後で彼自身に脚色してもらった方がいいだろう。詳細は聞いてみない事にはわからないが、少なくとも一日二日でアラガミ化の兆候が出たという訳ではなさそうだからね。」
確かに私達は贖罪の街でリンドウさんと別れた後の事を知らない。
下手に私達の想像に合わせてもらうよりはリンドウさんの口から当時の状況を語ってもらう方が信憑性は増すだろう。
「次に君達がリンドウ君とエイジス島で遭遇した時の状況だ。先に言った通り完全にアラガミ化していたと伝えるのは流石にマズいが、だからといって侵食が遅すぎても信憑性に欠ける。そうだね…右腕の付け根から胸元と顔の一部、このくらいの侵食具合ならまだ人としての自我を保っていたと言っても十分納得のいくレベルではあるかな。」
顎に手をやり、思案を巡らせつつ説明を続ける榊博士。
「右腕から広がる侵食は腕の付け根に到達して身体へと広がり、首を通じて少しづつ頭部、即ち思考を司る脳へとその牙を伸ばしていく。しかし幸いにも先に述べた筋書き…コホン、幸運が重なった事でアラガミ化が手遅れになるまで進む事なく、手遅れになる前に彼を発見・救助出来た事で彼は最後まで人間としての自我を失うには至らなかった。」
時間がかかったためアラガミ化の進行自体は完全に防ぐ事は叶わなかったものの。
人としての正気を保たれていたおかげで暴走による二次災害も無く救助に成功。
極東支部にて改めて正規の処置を行った事でそれ以上のオラクル細胞の侵喰を防ぐ事にも成功した。
「これが極東支部内で完結する話であればこれにてめでたしめでたしとなるんだけれど…残念ながら神機使いはその役目に付いたその瞬間から腕輪経由でフェンリルに本人の状態を観測され続けている。無論腕輪を失ったままで生きられるようになったリンドウ君であれば、本気で隠蔽しようと思えばいくらか手は思いつくんだが…」
向けられた視線に込められた意図を察し。
首を振って否定すると榊博士は満足そうに頷きながら続きの言葉を口にしていきます。
「今回の件を本部に報告し、公にリンドウ君の生還を認めさせるというのはあくまでこちらの都合に過ぎない。逆に観測者としての立場を失う本部としてはいつアラガミ化が再発しかねない爆弾の存在を許容する事は到底不可能。無策で行けばあの手この手で君やリンドウ君の身柄を抑えようとするのは想像に難くない……故に。」
-本部ですら無視できない極上の餌を用意する。-
………
「唐突だが、君は"鶏肋"という言葉は知っているかな?古い極東の言葉何だが…」
「"鶏肋"?…確か"たいして役に立たないけど捨てるには惜しいもの"って意味でしたっけ?食べる肉は無いけど味くらいはするからって…」
鶏肋。
その言葉が意味するのは文字通り鶏の肋骨。
「その通り。現時点において先程から話していたアラガミ化の抑制・治療に関する事柄はあくまで机上の空論に過ぎない。しかし一蹴するには味どころか僅かな肉が付着した骨など比べ物にならない旨味が滴る代物でもある。」
-当然、我々の報告にケチを付けた日にはその旨味を味わう事は叶わない。-
「絵に描いた餅と切り捨てる事は容易い。しかしその見た目は湯気と共に油の弾ける音を奏でるステーキのようなもの…どうかな?仮に君が本部の偉い立場の人間だとすれば、捨てる前に一口くらい口にしてから判断しても遅くはないと思ったりしないかね?」
ゴクリ、と思わず唾を飲み込む音が辺りに響き。
してやったりと満足そうに榊博士が笑みを浮かべる。
何ですか、その"味も一緒に想像しちゃったんだろうな"って表情は。
妙に想像を掻き立てる表現をする榊博士が悪いんじゃないですか。
意図を察した私が視線で榊博士を責めるものの。
はぐらかすように顔を背けて表情を隠されてしまった。
そんなだから会う人皆に"胡散臭い"って言われるんですよ博士。
…………………………………………………………………………………………
「さて、少々話が長くなってしまったが…とにもかくにも今回の件を上手く誤魔化す算段自体は既に立っている。残りは当事者全員で今後の方針を統一し、それに合わせた行動を取るという点が重要になってくる。」
私から向けられるじっとりとした視線を適当にあしらう事しばらく。
おおよその方針は伝え終わったというように榊博士がこれまでの話の締め括りに入っていく。
「事は"アラガミ化の抑制・制御"というアラガミ研究に関わる者達にとっての至上命題の一つだ。不可能とされてきた事象の観測にそれに至るまでのプロセス解明と実現手段の確保。首尾良くそれが成し遂げられた場合、フェンリルは元より我々人類にもたらされる恩恵は計り知れないものになるだろう。」
しかしだからと言ってそのための代償を一方的に支払わされる謂れはない。
重要なのはこの件における重要人物全員の身柄の保証。
もしこれを踏みにじるという話になるのであればこちらから歩みよるつもりも毛頭ない。
「本部にしてみれば君達を誰の元において研究を進めるかという違いでしかないが…私は代理とはいえ極東支部の支部長であり、同時にアラガミ研究においては第一人者とも言える実績を持っている。そのような人物が
-仮に極東支部にその裁量の全てを委ねたとしよう。-
-研究が成功するならもちろんそれで良し。-
-もし上手くいかなかったとしても今回の件に関する疑惑を乗せる形で失点と言う名の負い目を作ることが出来る。」
-仮にどちらとも言えない結果となっても、それはそれで文字通りの現状維持だ。-
-それまでの研究データが蓄積される分、別に損が発生する訳ではない。-
「つまり今回のようにどう転んでも一定の見込みがあるならば、基本的に本部の方針としては"見"となる。ある意味絶対的な上下関係に基づいた余裕でもあり慢心…故にそこが今回こちらが付け入る隙となる。…君達が考えているよりずっと、この極東支部の存在は小さなものではないんだよ。」
力関係においてはあくまで本部が上。
かといってただ一方的に強権に任せられるほど極東支部という組織の力は小さくない。
仮に後々研究成果を奪い取るとしても。
ある程度泳がしてからでも十分間に合う。
「だから本部とこちらに関するアクションについては特に問題無いんだが…ここで一つ懸念点が残っている。それが他ならぬ当事者の一人であるユウマ君…彼が目指していたこの件の落とし所とも言えるその目的について、だ。」
…………………………………………………………………………………………
「話を続ける前に少し情報を整理しよう。全ての始まりは君が起こした感応現象--即ち、リンドウ君の生存を強く確信した事を発端に事態が動き出したと言える。」
一つずつ確かめるように言葉を紡ぎ始める榊博士の言葉に。
私は無言のまま大きく頷いて肯定の意思を示します。
「しかし感応現象というのは未だ多くの仕組みが謎に包まれている現象だ。この時点においてはあくまで君自身の個人的な主観という域を出ず、組織だった動きを取る事は憚られる状況にあった。」
しかしそうは言っても事はアラガミ化の進行化も絡んだ事象だ
一次調査とはいえ悠長に時間をかけていられるような状況ではない。
「出来るだけ迅速に、かつ秘密裡に確証を集める必要があった。--そこでキミが白羽の矢が立てたのが彼、ユウマ君という訳だったという認識なんだが…。」
榊博士と視線が交差する。
"何か補足する事はあるかな?"と言う榊博士の言葉に。
今度は私が当時の状況を振り返りつつ言葉を返します。
「いいえ、榊博士の認識通りです。…あの時の私は、あの人以外に頼れる人物というのが思い付きませんでした。」
それは他の人間が信用ならないという話ではない。
防壁の外における長時間の探索活動。
アラガミが跋扈するその世界において、それは必然的に脅威を退けられるだけの実力者で無ければ勤まらない。
しかし先に述べた通りリンドウさんの生存に関しては現時点では公にそれを謳う事は出来ない。
そうなるとどんな理由で危険な長時間の探索活動をしているのかと疑問に思われる事は想像に難くない。
必然的に集める人材は協力者足り得る人間でなければ勤まらず。
さらに言えば長期間同じ任務に携わっていても他者から怪しまれず、その上でその人物から秘密が漏洩しない事も条件となる。
極東支部に実力者は数居れど。
それら全てに該当するのはただ一人。
単独で大型アラガミと渡り合う事の出来る程の高い実力を持ち。
遊撃部隊という戦闘から調査・偵察まで幅広い任務に従属し。
特務隊員という守秘性の高い任務の経験もあり。
何より言葉を喋れない故に、
「多少内容を濁したとはいえ、君はただ額面通りの任務では無い事を彼に伝えたと言っていたね。故に彼が何かに感付いた場合、指示役の人間とコンタクトを取るであろうと考えられる連絡先に網を張っていたんだが…結論から言うとこれは完全な空振りに終わった。」
通信回線の使用履歴に、不審者と遭遇した形跡の確認。
特に本部の関係者や彼の元上官殿の周りに関しては入念にチェックしたものの、そもそもやり取りの痕跡すらろくに無し。
「しいて言うなら時たま誰もいない空間に視線を向ける姿が監視カメラの映像や目撃情報に上がっていたが…その後その場所を入念にチェックしても特段これといった異常も見られなかった。」
「…
思わず口から洩れた言葉に榊博士から怪訝な視線を向けられ、慌てて平静を装いつつ先に続く言葉を促がすも。
既に私の脳裏には誰もいない空間とやらに居たであろう人物の姿がはっきりと浮かび上がっていて。
(…もしかしてあの人も私と同じようにレンと接触していた?でもレンはどうやってあの人と接触を…そうか!そう言えばあの人もリンドウさんの神機を触って…!)
一度思い付いてみれば何の事はない。
言ってしまえばあの人の行動だって、私のそれと何ら変わりはしなかったのだ。
"何時から"、"どのタイミングで"なのかまではわからない。
けれどあの人は、間違いなくあの人は。
…………………………………………………………………………………………
榊博士との会話が終わって早数時間。
手持ちの所用が全て片付いた私はあの人がいる救護室へと足を運びました。
職員の方と会釈してすれ違い。
向かう先はあの人が眠るベッドの傍。
「………………………」
「………………………」
横たわり、姿勢の良い仰向けの状態で立てられる静かな寝息だけが室内に浸透する。
起きている時は鉄仮面と評される程に口角一つ動かない無表情の彼ではあるが。
こうして眠った状態で見る分には以前アリサが眠っていた姿と何ら変わりがない。
「むしろ違和感を感じない分普段よりも親しみが持てそうな感までありますね…」
"神機兵"などとマシーンのような渾名も囁かれる事もある彼ではあるが。
当然ながらその身体は私達生身の人間と変わらない。
飲食は元よりお酒のような嗜好品だって嗜みますし。
会話も楽しんでいる…かどうかはわかりませんが、リッカさんとかに悪戯するくらいには茶目っ気のある人物でもある。
ただ無言無表情でやるから違和感が凄いだけだ。
逆に眠っている状態は無言無表情が当たり前なので、今は全くと言っていい程違和感が消え去っている。
まぁ悪戯された時や問い詰めている時に向けられる無表情も。
煽られている的な意味で違和感が無くなるんですけど。
「…そうですよね。結局問い質したところで、貴方は"喋れませんけど?"って顔しますもんね…」
本当に喋れないのかどうかを確認する術は私にはないが。
実際、言葉を喋れないというのは本当なのだろう。
少なくとも彼と年単位の付き合いのある誰もが一度として彼が言葉を発した所を知らないのだ。
それほどまでに無言を貫ける人間というのを私も彼をおいて他に知らない。
まぁその上でわざわざ喋れないアピールするというのがまた人の心を苛立たせるんですけど。
「…もしかすると手と手じゃないと発生しないのかもしれませんが。」
--ひとしきり心の中で不満と感想を述べた後。
--おもむろに彼の頬に手を伸ばす。
「これは普段の意趣返しも込めてますので。駄目だったとしても貴方の苦情は聞きませんからね。」
--別にこれが確証のある方法という訳ではない。
--私自身、少なくともアリサとレン以外でこれが起こった記憶はないし。
--アリサにしても私以外と感応現象が起こった事は無いと言っていた。
--アネットやフェデリコについてはそもそもまだ体験した事が無いとの話だ。
--当然この人だって私と感応現象が起こるという保証などどこにも無い。
「まぁだからと言って手を貸してくれた人に意地悪するのも気が引けますし…今日の所はこっちで勘弁してあげますね。」
頬に自身の指が触れる。
鉄仮面と称される割にはそのような硬さは全く感じず。
思いのほか柔らかなその感触に"私達と変わらないじゃないか"と妙な感慨深さを感じながらそっと指でなぞってみた。
…感応現象を体験するのは初めてではない。
そして起きる事を確信していなかったと同じくらい。
言うなればこれは完全に私の油断。
アリサやレンの時とはまるで違う。
まるで
恐怖を覚える程におぞましい感情の奔流に喰いつかれ。
次の瞬間、私の意識は凍えるような雪原の吹雪の中に投げ出されていた。
…
……
………
--本当、呆れた人だなぁ。
--お人良しなのはわかっていたつもりだったけど。
--まさかこんな所にまで首を突っ込んでくるなんて。
--…いや。貴方の性格というよりは、神機使いになってからの経験に起因する所の方が大きいですか。
--ちょっとした油断。
--ちょっとした慢心。
--少し気を付けていれば防げていた些細な事が原因で。
--それまで積み重ねてきた、ささやかな日常全てが崩れ去る。
--不確定要素を完全に潰しておかないと、心の底から安心する事が出来ない人ですもんね。
--心配性と笑う人の気持ちもわかりますが。
--如何せん一度経験してしまうと呪いのように心の奥底に染み込み、張り付くんですよねこれ。
--いいですよ。
--僕も貴女が初めてというならいささか戸惑ったかと思いますが。
--
--さぁ、それじゃあ行きましょうか。
--都合の悪い過程を喰らい尽くして。
--都合の良い結果を味わうための戦いに。
--貴女に染み付いたその不安も。
--あの人を染めているあの絶望も。
--全て、全て一緒に喰らい尽くしてしまいましょう。
--"…何か話が美味しそう"ですか?
--でもどうせ喰べるなら美味しい物の方が良いでしょう?
--まぁ人間の世界でも旨い話は何とやら、と言うらしいですけど。
--………………………
--ふふっ、冗談ですよ。冗談。
--所謂ブラックジョークという奴です。
--せっかくですからね。
--ちょっとあの人の事を真似てみました。
【ノルン(NORN)と言う名のメタ補足】
今時点でレンの存在を把握しているのは無口さん、リンドウさん、ルーキーちゃんの三人だけ。
そして無口さんとルーキーちゃんはお互いの側にいるレンの事は見えませんが。
ストーリー最後のミッションで見た通り、ルーキーちゃんはレンの正体に完全に気付いています。
後は感応現象で現場を押さえれば証拠はばっちりですね。