なぜお前はいつもそうなのだ!!バーヴァンシー!!(パチモン)   作:ジンジャエール

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トッモがハッシュヴァルト の事スーパー攻め様みたいな見た目してるなと言ってて吹いた




なぜお前はいつも…10

みんなぁ?げんきぃ??ちょっと飲み過ぎちゃって少し記憶がないバーヴァンシーちゃんだよぉ!!

中々に治安がいい所に来ちゃって少しがっかりだけど…流石に某更木なんかに送られちゃったら秒で首取られて死んでますからね()

流魂街で最強災厄に治安がクソな地域ですからね。

曇らせ以前の問題です彼処は、まぁここに来たのもほとんど不法滞在の密入国みたいなものですがねははっでも流石にあんなに飲むんじゃなかった…。後悔しても2日も経つと忘れてやっちゃうんですよ…これが、依存ってコト?!…んっっ

それにしても労働って気持ちいいよね!!あの後雀部さんに適当な村に案内していただいて…久々のこの感覚…さいっこう!!!

ちょくちょく雀部さんが来てくれるんですけど顔にアザ作るといい反応してくれるんですよ〜苦手ですけど!!

「失礼椿殿はおられますか?」

雀部長次郎ォォォォォォォォ?!!!!

 

失礼♡取り乱しました♡

 

「は、はい!ここです!こちらにおります!長次郎様!」

あ、さ、雀部さん…そのちぃーす。今日はどういったご用件で、

何?馴染めているか心配で様子を見に?アザース!!え、なんですか、

もしよければ一緒に街にいかないか?

…えぇ、私この後こき使われるので忙し…あ、いきまーすハイ行かせてもらいまーす。で、でもぉ、こんな女といたら護廷十三隊としての…ほら、なんかに、そう!評判に傷とかつきません?ね?

え、どうでもいいし貴方も誰に言われたか知らないがそんな事は気にしなくていい?あ、了解でーす!チッこの方しょっちゅう来てはノ字斎殿が…うんたらかんたら卍解が…とか一生懸命喋ってますけど、ほんと山爺の事大好きじゃねぇか…それにしてもこいつとんだ陽キャすぎません?こいつしばらくした頃に名前聞かれた時に記憶がないっていったらなんと名付けてきやがりましたからね。

『名がない?…では椿などいかがでしょう

貴方の白い髪を見ていると昼間に見た白椿を思い出しました』

 

とんだプレイボーイですよ!!ぺっ

こいつの好感度上げたところでポテト君と違って過程を陛下は見ていないから特に曇りませんし!!

でも私はいい子で笑顔のバーヴァンシー。恩人を無碍にしたら駄目なんやな(使命感)そうこう考えてる間に街に着きましたよ…もうここはボーとして…え、なんですか?人酔いしたならすこし休まないか?

はぁぁぁ??この村人全員にタコ殴りのリンチにされた経験を持ったバーヴァンシーちゃんに向かって人酔いだとぉぉ??

 

あ、大丈夫です、まじほんと、え、なにこれから知り合いの家に?おい!まて!!知り合いの後になんか今何か見知った名前が聞こえたぞ!!馬鹿やめろ!!ちょ、山爺は駄目だってェェ?!!!!!

 

 

 

 

 

  ───────────────────────────

 

 

 

 

 

陛下からお呼び出しを受けたリジェ・バロは扉を叩くと入れるという主君の声に従い扉を開ける。

陛下の隣にいる金髪の男に少し顔を顰めたがすぐに表情を元に戻す。

「失礼致します、陛下リジェ・バロ只今参りました」

それでどう言ったご用件でしょうかと

そう言いかけた時陛下の口が急ぎ早にこう言った。

「リジェ・バロよ私はお前達に死神共の殲滅に向け新たな力を分け与えようと考えた」

 

「それに伴い最初に分け与えるに足る存在を考えお前を選び取った」

今まさに完璧な存在である己が主が更に素晴らしい能力を作りそれを一番に分け与える存在が自分だという事にリジェ・バロを歓喜した

「なんという慈悲深き御心…」

ユーハバッハは自分の手を切り裂き器に血を並々と注いでいく。

「この器に入った我が血を飲み干すがいいそれを持ってお前の魂に私の血を刻み込む」

地に足をつかせ陛下からいただいた器を一滴も溢さずに飲み干す。

血など飲むのは少し抵抗があり他の者の血などごめんだが敬愛する陛下から賜ったモノとなれば話は別だ。

「お前の聖文字は〝X〟我が最初の息子よ」

これからはそれの能力の強化に励むがよいと陛下から言葉を頂く。

そして

「次にこれより着名の儀式を行う」

少し間をおいて陛下に問いかける。

 

「着名…と申しますと」

 

「私が作り上げた聖十字騎士団よりさらに上位の私直属の親衛隊を作ろうと考えている」

 

「もしや、そのお役目を、?」

 

「その通りだ我が息子よ」

 

ユーハバッハはこちらに目を向けながら言う。

「これより与える力は先ほどのものとは違い本来の名を他者に呼ばれるだけで我が祝福は簡単に剥がれ落ちる」

故に一度己が名を封印することになるがそれでも良いなと陛下は口を開けてこちらを見ながら声を出す。

「勿論で御座います…我らの中に神である陛下の御命令に背く異教徒などいるはずもありません」

そう言った自分に陛下はこちらに近づき声を出す。

 

「お前の名は妖精騎士ベディヴィエール、忠節の騎士そう名乗るが良い」

妖精、その言葉を聞くたびにバーヴァンシーの事を思い出す。

そもそもこの祝福(ギフト)は彼女がいなければ創りさえしなかった

それを考えれば妥協な名前だ。

 

面を上げ自分に力を授けた王の目の前に重々しくそして更なる忠誠を捧げるべく声を上げる。

 

「着名、承知いたしました」

「用は済んだ既に他の者には言ってある下がり次の決戦に備えよ」

 

「恐れながら陛下、少々お聞きしたいことが御座います」

 

「…なんだ」

もう帰られる気になっていたユーハバッハは部下に引き止められて少し顔を歪める。

 

「親衛隊のお名前は如何なさるのでしょうか。やはり陛下直々ともならば名前の一つ程あれば部下に示しがつかないかと…も、申し訳ありません差し出がましい口を、」

 

「いや、いい。お前の言葉にも一理ある」

 

ユーハバッハは少し考えるようにして口を開いた。

 

「─ アルフェ・メンシェ(ノアの方舟)

 

「お前達はこれより霊王を解放した先で新たな新人類となる。これほど似合いの名もなかろう」

 

 

ハッシュヴァルトはその様子をただ眺めていた。男が扉から出た後ユーハバッハは己の半身に声をかける。

「不服か?我が半身よ」

するといつものようにハッシュヴァルトはいった。

 

「陛下のご決断に異議を唱える愚か者はこの聖十字騎士団(シュテルンリッター)に存在致しません」

 

しかしその脳内には何か雲のような物が立ち込める。

「そのようにせずともお前にはバーヴァンシーを見つけ出した後にでも着名させる」

 

「…承知いたしました」

 

 

 

 

 

部屋に帰るよう命じられ足を急ぐ。与えられた部屋で上着を脱ごうと手をかけようとした瞬間。

「おかえりなさいませハッシュヴァルト様」 

 

自分に仕えている部下から声がかかる。このような暗い部屋に自分が帰ってくるまで居たのなら灯りくらいつければ良いものをと思ったが謙虚なのがこの者の良いところだと思い直す。

 

「…どうした何か問題か?」

 

「妖精騎士の着名について陛下に進言しなくて宜しいのですか?」

 

ああ、その件かと部下の忠誠心が高いことはいい事だがそれも考えものだと思いながら返答を言う。

 

「陛下の御決めになった事だ」

 

「しかし次期皇帝であるハッシュヴァルト様よりも他の者が襲名されるなど」

 

「…何を言うかと思えば陛下には殿下が居られるのだ滅多な事を言うものではない」

 

「ですが、バーヴァンシー様は既に」

 

「生きておられる─陛下が私にそう仰られた話は終わりか?」

 

部下は何か言いたげだったがそのまま部屋から下がらせる。

ふぅと息をついたままベッドに倒れ込むが何かが足りない。

いつとバーヴァンシーが使っていた毛布を枕に敷いて少しでも違和感を払拭しようと試みる。

「きみに、あいたい…」

いつも自分を愛していると言った顔を思い出しながらハッシュヴァルトは目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに居た者を見つけたの時、森の中の太陽の木洩れみに照らされながら虚な瞳で辺りを見渡すその生傷だらけの顔を見て何か自分の中で胸が熱くなるのを感じた。有り体に言えばそれは恋。

剣の道とノ字斉殿のお役に立つ事ばかりを考えていた男が一目惚れなどと、しかし何かが燃え上がるような感覚、それはまるで燃え尽き灰すら残さないと聞くノ字斉殿の卍解のような。

白い髪に青空を思い出させる瞳。

私が何度も一方的に押しかけて間もない頃。そういえば名前はなんと言うのかと聞いた事があったが残念ながら死ぬ前の記憶がなくそれすら思い出せないと言う。哀れに思いそれならば椿などどうかと女に言えば嬉しそうに笑ってくれた。

昼間に見た白椿などと嘯いた事は彼女には分からないだろう。

彼女の挙動一つ一つで己が動かされている様を見て腑抜けだと言われるかもしれないだがまたそれでも良いと思える。しかし自分にも任務があり中々時間は取れなかったが、勿論鍛錬を怠ったりはせずにしかし時間が空けば彼女に会いに行った。

一度町に誘い断られた事があったが何故かと問えば

「私は…残念ながら貴方のような方に優しくしていただけるほどの人ではありません。

それに、名のある隊士様とあればこのような女と共に居る姿など評判にも関わってくるでしょう」

 

そのような事は気にしなくていいのに。貴方は純粋であればいい。

ただ、笑っていてくれさえくれれば。

 

 

 

 

「ノ字斉殿!女性に贈るもので相談があるのですが!」

 

「貴様!儂の事をなんだと思っておるッ!そのような事は四楓院にでも相談すればよかろうが!!!…待て!貴様このような時期に女だと?!!」

何か言われたような気がしたが気にせずにこのような相談にも乗ってくださるとは流石はノ字斉殿と心の内で思う。

 

「なるほど!では早速行って参ります!」





完全に予測不可能な男
雀部「惚れました!!一目惚れです!」

偽バーヴァンシー「何もしてないのに…怖」
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