なぜお前はいつもそうなのだ!!バーヴァンシー!!(パチモン)   作:ジンジャエール

24 / 28
今回だいぶ性的描写匂わせとバズとユゴの関係がやばいので自衛お願いします。


【番外編】ぐだぐだ〜〜バーヴァンシーin不思議な世界

 

まずいまずいまずいまずいまずい…!

 

どうしてこうなった──!!??

 

 それは遡ること約1時間前、今日も今日とて自室みて朝の目覚めを感じながら爽やかな悪辣(バーヴァン・シーエミュ)み勤しもうと起床した時に、事件は起こった。

始まりは凄まじい違和感から始まった。

 

 

「……なんか違くない?」

『何を言い出すのかと思えば…』

「いやだってこれどう見ても部屋の内装違うし」

 

 明らかにおかしい──そう思いながら俺は辺りを見渡した。

バーヴァンシーもとい俺は転生者である。ポテトを籠絡したり、聖兵を殺したり、色々四苦八苦しながら陛下のお顔に愉悦しつつ、本当にたまに、たまーに陛下をえっちな目で見ながら幸せに過ごしていた。

 いつものようにポテトをよしよし(健全)して眠りに着いたはず…しかしそこは明らかに眠りに着いた自室のベットではなかった。

 

「内装的に私の部屋って言うよりどう見てもお父様の部屋…?」

 

 一人部屋にしては大きいベットはたまに自身が潜り込んで一緒に添い寝する時と変わらない寝心地だ。しかしいつもと違うのは、──どう見てもそっち向けの鎖や怪しいお薬がベッドに散乱していることだ。しかもついさっきまで使われていた形跡もある。

 

「はっ…まさかっ」

 

 慌ててシーツを捲ったが、どうやら自分に使われたわけではないらしい。安心した。

 

「もう起きたのか──」

 

「お、おとうさ……ま?」

「髪は結っていないのか…まぁあの後だ。身支度を整えるのもの困難なのは致し方ない。しかし服は…妙だな。今日は寝巻きを着せていたはずだが」

「か、髪?何を言っているの?」

 

 髪なんてショタ陛下時代に邪魔だから結んでいた程度だ。確かに1000年前は多少結ぶことはあっても、バーヴァン・シーの演技をし始めてからそんなことはしていない。

この言動も可笑しいのだが、それよりも異常なのは陛下の〝容姿〟

 

(て、天鎖斬月並みに若ぇ!???い、いやそれよりもまず状況把握を…)

 

「わ、私お父様に見つけていただいてからはずっと下ろしていたでしょう?」

「記憶が混乱しているのか……昨日の薬が強すぎたのが原因か、後で量を調整しなくてはな」

 

陛下はそう言ってベッドに落ちている小瓶を投げる。

 

「少し早いが…昨夜の続きをしよか」

 

 

 

 

 

「ムリッ!!???」

 

あー、思い出したくねぇ。

 

『何か問題があったのか?』

「ありまくりですよ!!!??」

 

 ホント人の心わかってねぇなこの上位者目線斜め上おじ様は…!と何度目になるかわからない憤怒を燃やしつつ息を整える。

おじ様はバーヴァンシーが言った言葉に呆れながら声を出す。

 

『日頃我が愚息に劣情を覚えているのだ。状況が分からないにしてもお前ならば楽しむものだと思っていたが』

 

 そこまで節操がないと思われていた、という感情はこの際スルーしよう。まぁ今までの自分が陛下に行ってきた数々の悪逆、かなりヤバい感じの夢女子的行動を目の当たりにして、なんだかんだそういった場面になれば陛下とそういう〝大人の関係〟になれると思ってしまうの致し方ない。

 正直に言うと、今の話とはやや離れるが、最初の村にいた間に性被害やその他の事象を行うことを思案したこともあった。そう、あったのだ。村人に虐げられているどころか慰み者にされた哀れで可哀想な少女と言う筋書きを。抵抗感はあったが、しかしその分良質な愉悦が摂取できるならケツだろうが純潔だろうが捧げようではないかと───が、そうはならなかった。

 

「そっち系の愉悦も入れることを視野に入れていた俺が直前でひよって逃げたくらいにはムリなんです!!生理的に!!!」

 

 そうこの男、自分の肉を食わされようが、(せめてミディアムぐらいには焼いて欲しかった)毎日のように終わりが来ない拷問されようが、(ワンパターン、もっと最新の流行りの道具ないの?)野犬の群れに放り込まれ村人に観戦されながら生きたまま食われようが、(これは面白かった) 内心ウッヒョぉぉ〜経験値ゲット〜〜!!!と気色悪いことを叫んでいたこの男が、まさかの行為の最初にチキったのだ。

 

 

『あれだけ自身を虐げ、それ以上のことをしておいて今更何を…』

「元男のノーマル性壁者にとっては死活問題なんですよぉ!!?」

『お前が……?一般的な性的思考者…?』

「違う!!いや違わないけど!!確かに陛下を見てる時とか、愉悦してる時に性的興奮を感じていなかったといえば嘘になるけど、グレミィに頼んで下だけはやして『お父様どうしよう…』とかでおねショタプレイを楽しむのも悪くないとか思ったことがないといえば嘘になるけれども!!!」

『五月蝿い』

「あ、はい」

 

 何これ人権剥奪…?……まぁバー・ヴァンシーは妖精だしぃ??自称・成り変わり志望の俺にも人権が適応されないのも致し方ないけれどもさ。

 

「と、とりあえずポテ……じゃなかった ハッシュヴァルトのところに匿ってもらおう」

『あれはあの男の側近だぞ。いい策とはとても思えんな』

 

ふ…おじ様ったら人の心わからねぇにも程があるぜ…。

 

「大丈夫!!私に惚れってから!!」

 

 

尚、人はそれをフラグと呼ぶ。

 

 

 

「まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいッ…!」

『まぁ確かにお前の言う通りだったな』

「だから今正論はいらないッ!!!」

 

 無事フラグを回収した俺、いやぁ見事なフライングでしたねぇ。

 私は陛下から隠れながらなんとかグラマスのところへ匿ってもらおうと──した。なぜ過去形なのか、といえば目の前の光景を見ればわかるだろう。

 

「バズ〜バーヴァンシーが来てくれたよ〜?」

「は、しゅ……あー…ユーゴ、その、これは何…?」

「何って……バズでしょ?」

「あー…うん、まぁそうね…?」

 

 そこに居たのはなんかベッドの上でモゾモゾ動いているバズビー、ぶつぶつ何か言ってらっしゃる。怖い。それにいつもは私とポテトが一緒にいたら何か言ってくるのにそれがないのが余計に怖い。

 …まぁこの際匿ってくれるならこの明らかにレ○プ目のバズビーは無視しよう。うん、そうしよう。

 

「でも嬉しいな……バーヴァンシーが陛下から逃げてぼくのところに来てくれて」

「ん?」

「前に陛下にバズも入れて仲良くしようって言ったら断られちゃったから…皆んな一緒に暮らした方が幸せなのにね?」

 

 ずっとレ○プ目のバズがこちらに向かってか細い声で何かを伝えようと必死に口を動かしている。

 

「に、逃げろ… …」

 

ハイよろこんで〜〜!!!!!

 

 そんなこんなでポテトの元からバズを置き去りにして颯爽と逃げたいと愛らしきバーヴァンシー。

 あの体格つよつよグランドマスターから逃げ切れるなんて流石は陛下の愛娘(レッド・スピネル)、王冠の宝石である。自分でも惚れ惚れするぜ…。なんか横で『自画自賛だな』とか言ってるおじ様は気にしないぞ、私は。

 

「というか。な、なんでハッシュヴァルトまでイカれてるの!!??」

 

 完全に幼児退行&ヤンデレ拗らせてる光景に度肝を抜かれながら必死に森の奥に逃げ込む。流石にここまで追いつくのには時間を有することだろう。とりあえず犠牲者である誇り高き勇者・バズライトイヤーに敬礼した。

 君の犠牲は無駄にはしないよ。多分。

つうかあのポテト絶対叔父さんぶっ殺してる。それぐらいの気迫があった。

 

『この世界の住人は、どうやら皆1度目の生を再び謳歌しているようだ』

「再び…?」

『俗に言う二週目、と言うやつだ』

 

 《悲報》この世界の原作キャラ、なんと二週目だった模様。

 そ、そんな恐ろしいことが実際に起きるなんて……にわかには信じがたいな。もしそれが本当ならこの世界の俺は愉悦ができないのか……哀れ。

 いや二周目だからこそ出せる味もあるが流石にあの陛下とハッシュを見た後じゃそんな言葉も言えん。

 

『お前という前例がある。可能性はないわけではない。この世界のお前が最後に何をしたかは知れないが、それが二週目である子らには随分と影響を及ぼしたらしいことは確かだ』

「私が何をしたと…?」

『罪状は山ほどあるぞ』

「だから正論はやめてって!!??」

 

奥の方から何かガサゴソと音がする。

 

「く、もう追っ手が…!!」

『流石にあれらから逃げ切るのは物理的に無理だろう。もう諦めろ』

 

 確かに、かの皇帝とそのNo.2。この2人から滅却師として、そして聖章騎士としても控えめに見積もっても中ノ下である私が逃げ切るなんて不可能だろう。陛下の精兵部隊である親衛隊に在籍しているのも100%陛下のコネだし。

 というかゴジラと微生物並のスペック差があるのに無理に決まってる。だがしかし。

 

「甘いわね…おじ様…」

 

 甘すぎる。チョコラテに砂糖と醤油を入れるくらい甘すぎる。何?『醤油は甘くはないだろう』だと…?……九州醤油舐めさすぞ???アァン??……ンッ…まぁおじ様がいいたいこともわからなくはない。しかし、けれども、ジャンプ風に今の状況を言うのであれば。

 

「壁っていうのは越えるためにあるんだよォォォ!!!」

 

──これである。

 

「うぉぉぉぉ!!!??」

『待て、その方角はまずい』

 

 時空の壁などなにするものぞとばかりに、よく分からんのび太の机の中のような時空の歪みに飛び込む。

天国か、地獄か、はたまたアヴァロン(お父様パラダイス)か、それは潜ってみなければ分からない。

 

「……ここは」

 

 やや明るい現代チックな風景……よ、良かった!!ようやくあのオセシティブな光の帝国から抜け出せたんだ!!

 

──勝ったッ第3部完っ…!!!

 

ガッツポーズをした瞬間、背後から気配はする。

 

「お、お前、」

 

 見知った、というか転生前にめちゃくちゃ聞き覚えのある声が響く。

 やべ、第一村人が、く、黒崎一護だと…!?まだよく分からんがここが自分が来た世界なのだとしたら今見られるのは非常にまずい…。一護は丸め込めるにしても浦原さんが来たらもうどうしようもない。取り敢えず逃げ……。

 

「ずっと探してたんだぞ…!もう会えないのかと思った…」

「これからずっと居てくれるよな…?」

 

わ、ワァ

 




《陛下》一度目では最優先してやれなかったから今回の生では何よりも1番に優先した結果がアレ。

《ユーゴー》吹っ切れすぎて別方向にヤバくなった。

《今回の戦バー》現地バーは兄が地獄に行かないように頑張ったから2人で天寿真っ当してソウルソサイティに居ます。多分この世界を1番エンジョイしてる。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。