なぜお前はいつもそうなのだ!!バーヴァンシー!!(パチモン)   作:ジンジャエール

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誤字脱字絶対あるけど気にしないぜ


何故お前はいつも…25

 

朝帰り、待ちに待った千年血戦編に気分はるんるん。しかし終わりが近いというのもなかなか感慨深い。この物語も終盤だと思うと長いようで短かったような気もする。

あーあー!人生が5回くらいあったらなぁ。そしたら5回とも別の町に生まれて、5回とも違うものをお腹いっぱい食べて、5回とも違う仕事をして、それで………5回中2回は陛下を曇らせ……、

 

「トリスタン卿!」

 

そこで、俺の妄想が中断される。足音からして二人組。

 

「貴様…私より先にトリスタン卿に言葉をかけるなど、礼儀がなっていないな」

 

「は、何を言うのかと思えば…最初に目をかけられたのはこの私だが」

 

 

「だるいのがきやがった…」

 

見慣れた滅却師の目につく顔についた白い仮面、そう、破面だ。

滅却師の装束を着ることを許されてはいるが、純粋な滅却師からすれば害虫であり、嫌悪対象なのだ。

何せどんなイケメンだろうがあのバンビエッタが手を出さない時点でお察しである。あ、性的な意味でね。

 

「有害廃棄物が私に話しかけてくんじゃねぇよ…わからせられたいの?」

「「申し訳ありません…」」

 

そしてこいつら、みなさん名前をご存知かは知らないがこいつらは千年血戦編序盤に出てきたアズギアロ・イーバーンと、リューダース・フリーゲンである。

 

「朝から汗かきたくないからもういい。…せいぜい私の寛大さに平伏しとけ」

 

「は…」

「身に余る恩赦、感謝致します。」

 

 

 いつもなら後継者であるトリスタンを破面崩れが呼び止める事自体不敬なのでバーヴァン・シーのエミュのためにもぶっ殺しておくところなのだが…こいつらはこれから原作で出番があるため簡単には殺せないのだ。

…わかっている。散々原作改変しておいてと思うかもしれないが自分はこの2人の言い合いに心を痛めて争いの嫌いな陛下が平和への礎にするシーンを見たいのでどれだけひっつかれようが勝手に側近を名乗ろうが殺せないのである。

 

だってそのシーンの陛下をぜっったい見たいから!!リアタイで!!

 

でも正直マジでうざい、しかし原作に置いてあのシーンは陛下が部下を平気で粛清する無慈悲さ、千年前とは違い甘さを無くしたという描写のために必要なのだ。

 

 

「昨晩も陛下への護衛という大任を勤めあげられ、トリスタン卿の父であるユーハバッハ陛下への忠義心、このリューダース感服致しました…」

 

 リューダースより若干後ろで控えているイーバーンは不服そうに「リューダース貴様…!」とか言っている。自分がセリフを取られて怒っているようだが、この場合リューダースの方が若干位が高いので後継者であるトリスタンに言葉を最初にかけるのはイーバーンであった場合不十分だ。

まぁ、聖章騎士と比べればどっちもどっちの役職なんですが。

 

「ふん、何か不服でもあるのか?」

 

「トリスタン卿から最初にお言葉を賜ったのは私だぞ!ならば最初にお言葉をかけるのは私である」

 

お前ら俺の前で喧嘩すんじゃねぇよ。

 

「世辞にしても、もう少しマシなもの思いつかなかったわけ?まるで陛下のお命を狙う輩がいるような発言、この影の帝国にまだ陛下のご威光が届いていない場所があると言っているようなもんだろうが」

 

「「も、申し訳ございません、」」

 

 

「チっ…あーうぜぇ」

 

「で?要件は、……まさか何もないのにこの私を呼び止めたんじゃねぇだろうな?」

 

流石にトリスタンと通路でバッタリ会ったから話しかけた訳じゃないよな?寝起きに話しかけられてこちとら怒なんですよ。

 

「此度の任、我々は陛下から大役を仰せつかりました。」

 

「で?」

 

「どうか、成し遂げた暁にはあなた様の側近に推薦していただきたいのです!」

 

「は、人間以下の下等生物風情が身の程もわきまえてねぇとかマジで笑えるぜ。」

 

多分陛下の娘に取り入って更に出世したいんだろうな。なんかトリスタンがこいつらを気に入っているとか言う周知の事実的な噂があるせいで他の破面からなんて2人は希望の星扱いである。完全に舐められとる。

まぁバーヴァン・シーを演じている時点で人望なぞあったものではないが。

こいつらといる時ハッシュヴァルトがめちゃくちゃ見てくるのもだるい。

 

「冗談もほどほどにしとけ」

 

別に推してるワケじゃないし、興味ないな。

 

 

───────────────────────────────

 

イーバーンとリューダースにとって、トリスタンは神に近しい方である。

 

今でも覚えている。虚という種族ならばこの生物に畏怖を覚えるだろう。

原初の恐怖とでもいうのだろうか。あの藍染惣右介や、ウェコムンドの神バラガン陛下すら凌ぐ絶対的なオーラは、必然的に傅きたくなる。

 

「と、トリスタン卿。どうかそれ以上はおやめください…」

 

「……」

 

怒りをおさめていただくために頭を下げる。いつ殺されそうになるのか

しかし、そんな事は起きなかった。

 

「ここ、掃除しとけ」

 

絞り出すように言葉を口にして、トリスタンは何もせずに通り過ぎていった。

 

聖章騎士でもないのにあのトリスタンが何もせずに生きて帰したという事もあり、ゴミのように一蹴し、虫の居所が悪ければ殺される事すらある破面上がりの滅却師が聖文字持ちからも一目を置かれ重宝されるまでに至った。

それはリューダースも同様だったようでそこは気に入らないが、聖兵からの対応が幹部にするようなものへと変わった。

 

以前も他の同族と比べればマシであったし、他よりも優秀であった自覚もあった。だが化け物揃いの幹部たちと比べれば、破面など替えが効く存在だ。

 

けれどトリスタンは、自分たちが側近を名乗ろうが、側に侍っても暴言を吐かれるだけで何もしてこない。

ハッシュヴァルト様から嗜められようが、側に置くことを許し、闘技場でバンビエッタ様からリューダースと共に半殺しにされかけた時は本気で怒ってくれた。

あのお方を愛人などと馬鹿にする何もわかっていない輩もいるが、考えることすら不敬なのだと鼻で笑った。

 

「失敗は許されない…もしそうなれば、ユーハバッハ陛下とトリスタン卿に泥を塗る行為だ」

 

「馬鹿め、それはこちらのセリフだ。」

 

──特記戦力である黒崎一護の卍解を奪い私は、私の価値を証明するのだ。

 




イバ・リュ「「めっちゃ仕えたい…」」

霊王の意思「ふ…」

偽バー「推し(アルビオン)が褒められてよかったわねお爺様…」
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