なぜお前はいつもそうなのだ!!バーヴァンシー!!(パチモン)   作:ジンジャエール

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誤字ってたらすんません…
もう、指が、やばい


なぜお前はいつも…6

男は森で死にかけていた少女を拾い上げて自分の城で治療を施しました

血に塗れた少女を抱き抱え自分の服が血に汚れても構わないというかのようにベッドの上に横たわる少女を男の胸に抱き寄せました。

 

「だれ、ですか?」

 

頭から流れる血のせいで目が霞む少女は問いかけます。

 

「私だ、バーヴァンシー」

 

男は声をかけながら少女の手を握ります。

「あ、ごめんなさい、記憶が朦朧としてて…お久しぶりですね、神様

でも今日はいつもより早いですね、私まだ生きてるのに」

少女は声を振り絞って男に言いました。

 

「…バーヴァンシーよく聞きなさい。私の名はユーハバッハ。

今日からお前の父になる者だ」

私のことは次から父と呼ぶようにと男は言いました。男は少し迷ってから少女に答えました。

「お父様…?」

 

「あぁ、その通りだバーヴァンシー。よく言えたな、いい子だ」

そう言って頭を撫でてから。

「今日は疲れただろう…もう寝なさい

眠れるまでお前の好きな円卓の話を聞かせよう」  

 

 

それを聞いた少女は内心荒れに荒れた。

 

 

  ──────────────────────────

 

ぐへへへ…陛下が一匹陛下が二匹…バー、…シー

こんなに陛下がいるなら私が見たい全ルート攻略できるのでは??イェーイ!!!私ちゃんったらてんさ…「いい子にしていたかバーヴァンシー」

やばい思考飛んでた…やっぱり妄想なんて長時間するもんじゃねぇぜ…

「は、はい!お父様!今日も外に一歩も出なかったし人も部屋には入れませんでした!」

はい嘘でーす。陛下が来る十分前まで物凄く部屋から出て日向ぼっこしてましたよ!!いつもはもっと早く帰るんだけどカマキリが雌の取り合いしてたの見てたらなんか白熱しちゃって陛下が来るギリギリまで見てました!!まぁその後自体が急変してカマキリBが転けて水にはいちゃってあーあー…なことになったので交尾して雌に食べられるまでは見れましたよ!流石にいつもより遅く帰ったけど陛下が私の気配遮断に気づくわけな「それは本当か?ここに来る前に庭でお前を見かけたとアキュトロンが言っていたが」なん、だと?

やべ、バレた…まずい

 

「ご、ごめんなさい…」

 

「いや、私もお前が室内で寂しい思いをしていると知らず、すまなかったな。、流石にずっと1人で部屋の中にいるのは辛いだろう」

 

お?お?も、もしや外に出してもらえる?

「今度所要で遠征に行く予定なのでその時にでもお前の友を見繕っておくことにしよう」

ち、父上ぇえ…色々違うよぉ…それ違うやつ…友情が生まれない系だよ…まぁ小さい頃陛下友達1人もいなかったからわからないのも無理はない…あ、でも陛下が私に他人を当てがおうとするの珍しいな。もしや何か視えたりしたのかな?

 

「お前を連れて行く訳にはいかないが…くれぐれも外には出ずに部屋にいてくれ」

鍵をしっかりと掛けて誰が来てもけして通すなよですってよ!!!

おっと出ました!ここで陛下の心配性!!

大丈夫ですよぉ〜〝まだ〟なにもしませんよぉ流石に早すぎますし。

「これから遠征の件について話すためにザイドリッツの所へ行くからお前はここでいい子にしていなさい」

遠回しに出たらダメだからないただきました!!

 

「は、はい!わかりました!」

もちろん勝手にでたりなんてしませんよぉ〜

その返事を聞いてすぐ、陛下はドアを開けて部屋を出ていった。いやお斬月のおっさんフェイスが素晴らしい…顎髭がない以外はまんまそうですからね、思わずおっさんって言いたくなります!!

 

「いや、そんなことよりも…この時期に遠征?もしかして…いやいやいや流石にまだ私きてそんなに一週間くらいやで?

そんな…」

でもありえなくわないんだよなあ…もしかしてもうポテトきちゃう?

あー…もし、もしくるなら最後の方でハッシュくんを使って陛下を更に曇らせるために仕込んでた方がいい?かな…

ポテトくん良いキャラしてるし使わないの勿体無いよなぁ

他の原作キャラなんて私お父様とザイドリッツさんとアキュトロンさんくらいしか見てなかったからモブたちを使って私を殺させてを繰り返して陛下を曇らせてましたけど…

もう一段階難易度をあげて楽しむのもありですよね!

最後の石田くんあたりまでは生き残ること確定してますし…あの初回のソウルソサイティ襲撃したところでも原作では描写されてなかったですけど多分いたと思いますし…その後どうやって陛下と合流したとかは知りませんけど。

ポテトが来た3年後にバズビーが入隊してくるから…可哀想だし多くて2回くらいにしておいてやるか…流石に今死にまくると魂魄弱ってるしやばいから。

山爺&初代隊長たちの所で流石に山爺の炎は消し炭になるので…雀部さんから庇って刺されましょうか

陛下弱ってるけど一応瀞霊廷の影の中に霊子による空間を作るとか言うなにそれ…と言わざるを得ない荒技で生きてましたしぃ?

その後少ししてから見えざる帝国の誰かに拾ってもらいましょう!!

せっかくなら陛下に拾っていただきたいですが山爺&初代隊長全員で囲んでドナドナしながら焼かれましたし流石に高望みはやめておきましょう!!

取り敢えず今回のクエストはポテトの好感度を上げて一回は死ぬに決定!2回行けるかどうかわかんないし…

 

それにしても…ドレスなんか違和感しかねぇな色合いは第三臨のバーヴァンシーぽくて良きなんだが…着慣れればいける、のか?

 

 

 

 

 

───────────────────────────────

 

 

 

 

 

「新たな戦闘部隊…ですか?」

ザイドリッツは疑問符を浮かべながら目の前の主君の存在を見つめる。

「失礼ながら陛下この光の帝国の中にはもはや制圧するべき場所など存在しません

そのようなものが必要とは思えませんが…」

ユーハバッハはその疑問は当然だと思いながら部下の問いに答える。

「〝この国〟ではないザイドリッツ」

 

「次に制圧するのは〝尸魂界〟(ソウルソサイティ)だ」

 

 

「…何と───…」

ザイドリッツの目が見開き感嘆の声をだす。

 

「奴らを倒すのに新たな力を以ってせねば叶わないだろう」

 

「部隊の名は星十字騎士団(シュテルンリッター)

何度も目の前で死んでいったバーヴァンシーは今ここにいる。

この何千回目かの奇跡を以って私は、お前の前で必ず

霊王を殺し生と死のない世界を作り上げてみせよう。

 

 

 

 

 

俺の一族が住んでいた小さな城は焼け落ちた。焼いたのはユーハバッハだった。〝ユーハバッハ〟弓矢とは違う不思議な力を使って北の領地を牛耳ってるバケモノ。

 200年前から生きてるだとかクインシーの始祖だとか俺にはそんなことはどうでも良かった。

「ユーハバッハを殺すぜ、ユーゴー」

 

「…ぼくもいくの?」

ユーゴーが後ろを向いているバズビーに言った。

 

「おめーの森も焼かれただろ焼け跡で叔父さんと途方に暮れたきゃそうしろよ」

泣き腫らしたであろう目は腫れていて赤くなっている。

「叔父さんは焼け死んだよ」

 

「…そうか」

焼け落ちた城の金貨を掘り出してそれを生計に俺たちは森の中で休む暇もなく体を鍛え上げながら。

どちらが言い出すまでもなく、ユーハバッハの側近となってやつを殺すと決めていた。

 

 

そして5年がたった今ようやくチャンスが巡ってくる。ユーハバッハが新たな戦闘部隊を作り上げるそうだ。そのまま興奮冷めやらぬ状態のままバズビーがユーハバッハの部下であるヒューベルトに攻撃を仕掛ける

ユーゴーは止めようとするがバズビーはそのまま斬りかかろうとした瞬間その後すぐに霊圧の重みで体が動かなくなった。

ヤツだ。あのバケモノ、ユーハバッハだ。

 

「も、申し訳ありません!ユーハバッハ様!!斯様な猿に私闘など!!」

 

「良い、私は探し物を拾いに来たのだ。私の─右腕となれるものを拾いに」

俺だ、直感でそう思ったこい、俺はここだ!俺がお前の右腕だ!!そしてお前は俺に殺されるんだ!霊圧で押しつぶされそうな体を必死に上げるそうして表を上げた瞬間。

 

「お前だ」

 

「私はお前の名を知っている我が半身ユーグラム・ハッシュヴァルトよ」

ユーハバッハに選ばれたのはユーゴーだった。おれはもし、2人で側近になれなくとも俺だけならなれるはずだと思っていた。

それなのに、なんで、なんでなんで俺じゃなくてユーゴーなんだよッ

 

ユーゴーはバズビーの目を見て疑心に駆られる

なんで、何故ユーハバッハに近づいたのに喜んでくれないのか。

(なんで、そんな目で見るのバズ)

 

「な、何かの間違いだと思います」

 

自分の体を抱いて震えながら下を見つめる。

 

「何だと?陛下に選んでいただいた貴様が陛下の何を間違いだとほざくのだ」

 

ヒューベルトはユーハバッハ忠誠心故に声を荒げる。

 

「ぼ、僕はクインシーの才能なんてないんです

弓矢や矢も作れないし…そこにいるバズビーの方が、陛下の側近にずっとふさわしいと思います!」

 

バズビーはギリィと歯を鳴らす

 

「己貴様まだ言うか!!」

ズッンと地面を踏みつける音がして響く。

「?!ッ」

いきなりの大きな音に驚き音の正体を見る。ユーハバッハだ。

「やはり我が眼の視た通りだ。お前はまだ自らの力が何であるか知らぬ。神聖弓が作れぬのも当然のこと

──お前は私と同じ分け与える力を持つクインシーだ」

 

「長らく探した。何しろ私と同じ力を持つクインシーは私が生まれて後二百年1人として生まれなかったのだ」

 

バズビーは驚愕しながら、今まで友といいながらも自分より下だと思っていたあのユーゴーがバケモノと同じ力を持っていたのだと、知り今まで積み上げてきた自尊心が一気に崩れ去る。

 

「お前は他のクインシーの様に周りから霊子を吸収して自らの力とすることしかできぬ。

〝周りに与えることしか〟私は与えた力を育てさせそれを奪い去ることで力を得たがお前はそれすらできぬ」

 

「─赤毛の子供よ」

 

今だに地べたに這いつくばっているバズビーに問いかける。

 

「お前はこの者といる間日々自分の力が増していくのを感じた筈だ」

 

「それが〝自分の力〟だと思っていたのか?」

バズビーは自分の全てをまるで否定されたかの様な虚無感に陥る。

 

「この者に感謝せよ

無力なお前を天才に仕立て上げてくれた男にな」

 

ユーハバッハはハッシュヴァルトの頭を撫でながら声をかける。

 

「行くぞハッシュヴァルト。私にはお前が必要だ」

 

「ォォォォォォォォッッ!!??!」

バズビーはもはや自暴自棄になりながらユーハバッハに霊子を集めて作った矢を向ける。

 

「くたばれッユーハバッハッ!!!」

 

バズビーは何も今の自分の実力でユーハバッハを殺せるとは思っていなかった。避けられる。又は別の力で相殺されるだろうと心の中では思っていた。しかしその予想は大きく外れた。

──誰よりもバズビーのソレを見てきたハッシュヴァルトがそれを受け流すのは容易だった。バズビーの弓を素手で受け止めユーハバッハを〝守った〟。

それが二人の心が完全に決別した瞬間だった。

 





偽バーヴァンシー「ヒロインはポテト」

ポテト「何言ってるんですか」
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