2年ぶりに再会した親友が男を辞めてた上になんかおかしい。   作:あっぷる

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死んだかと思われてたそこのあなた。大丈夫です。生きています。そんなわけで平和な回が続いていたのでそろそろ飛ばしていきたいと思います(いつもの)


まひろと乙女ゲーム(体験版)

 

学校が始まってはじめての土日、やっぱり休みはいいものだと思う反面オレは今、ある問題を抱えていた。

 

 

エロゲがしたい。エロゲがしたい。エロゲがしたい。オレ、緒山 まひろは切実に悩んでいた。いつになったらこの終わりのない禁欲生活とおさらばできるのか。女の子の身体になってかなりの時間が経つ。限界だもう限界なんだ・・・・

 

 

「けど・・・・」

 

 

もしこの身体でシてしまったら・・・頭がパーになる。戻れなくなる!どうする!どうする!どうすればいいんだ!オレは!そんなことを思ってオレはネットを漁っていていろんなゲームを見てると一つのゲームに目が止まった。

 

 

「乙女ゲームか」

 

 

最近の乙女ゲームをテーマとした作品は男でも楽しく読めたりできたりする物も増えてきている。女の子が百合をどう思ってるのかは知ら・・・あっ、みよちゃんと言うヤバいのいたわ。いやっ、それよりも今は男性でもできる乙女ゲームがあったりする。無論全年齢版の話で18禁になると抵抗はあるけど・・・

 

 

とにかくレビューも高評価多め、最近話題になってるし体験版でもインストールするか。カチッとクリックして体験版をインストール。始まった乙女ゲーム。舞台はとある高校で主人公は転校してきたところから始まる。とりあえず名前か・・・いつもは自分の名前入れてるけどまあいっか。まひろって名前正直どっちの性別でも違和感ないだろうし。

 

 

そう思いゲームをスタートさせる。主人公は病弱設定の女の子。体調も良くなりて初めての登校日らしい。いわゆる転校初日というやつだな、ら。まるで今のオレだな。まあオレは病弱じゃないけど。とりあえず進めるか。魅力的な男多いらしいけど・・・まあ所詮乙女ゲーム。こんなことでオレの心は動かない。

 

 

主人公は病弱で初めての登校だけど寝坊してしまう。走って登校するけど主人公ちゃんは身体が弱いのでスピードが出ない。このままでは遅刻してしまう。そう思った時主人公ちゃんは曲がり角で何かとぶつかってしまうのです。

 

 

まあアレだな。ずいぶんベタな展開だな。どうせぶつかってきたやつがイケメンでクラスが一緒なパターンだろ。知ってる。

 

 

『いたたた・・・』

 

『大丈夫か?』

 

 

そこには1人の青年が立っていた。背が高く予想通りのイケメン・・・なんだけど・・・・

 

 

『怪我はないか?』

 

『ありがとうございます・・・ごめんなさい、急いでて』

 

『気にするな。けど走ると危ないから気をつけろよな』

 

 

そう言って手をとり主人公ちゃんを立たせてあげる。なんというかイケメン紳士と言ったところか。けどこいつなんというか・・・いやっ、まあいいか。あと主人公ちゃんはおっちょこちょいらしく時間を1時間早く勘違いしてたらしい。そのおかげで転校初日で時間に余裕を持たせて来る良い子だと担任から認識された。

 

 

『転校生のまひろです!よろしくお願いします!』

 

 

 

そんなこんなでストーリー進めていたら予想通り例の青年もそこにいた。本当にベタな展開だなと思う。

 

 

『まさかウチのクラスに転校してくるなんて。こんなこともあるんだね。よろしく』

 

 

①よろしくお願いします

 

②さっきは助けてくれてありがとうございます

 

 

ここで選択肢か。まあでも序盤だしどっち選んでも問題ないか。とりあえず①を選んでおこう。

 

 

『こちらこそよろしく。おっと自己紹介がまだだったね。まひろちゃん。オレの名前は・・・蒼だ。藍原(アイハラ) 蒼(アオイ)だ。よろしくまひろちゃん。分からなかったらなんでも聞いてくれていいよ。俺、これでもクラス委員だからな』

 

「・・・・・・」

 

 

漢字は違うけど読み方が親友と同じだった。しかもカッコいい方の蒼だから余計になんかアレだ。そしてその後にサブキャラの女の子が話しかけてくる。おそらくこの子が情報通の枠の子なのだろう。具体的に好感度がどれくらいかを教えてくれる子だ。そしてその子、割と腐ってた。BL好きのみよちゃんって言ったらいいのか。

 

 

けどそもそも女の子なら普通男同士の方をイメージすると思うけどまさかみよちゃんもオレみたいに薬飲んで女の子から男になったわけじゃないよな?それなら胸がデカいコンプレックスも女の子同士のスキンシップに興奮するのもわかるけど・・・

 

オレは若干、脳みそが疲れていたと思われる。とりあえずそれとなくみよちゃんに探り入れてみるか(結果は言うまでもなく全部無駄になったけど)

 

 

さてと攻略キャラの話に戻すとしよう。今回のメインキャラとも呼べる青年、藍原 蒼はクラス委員を務めており成績は優秀、運動神経も抜群で男女共に頼りにされており見守る回と言う名のファンクラブまで存在するらしい。

 

ファンクラブを除けばそれはただの親友なんだよ。アイツも全部基本的に当てはまってるんだよ。クラス委員やってたし成績は学年1位だったし、運動そんなに好きじゃないと言いながらフィジカルもその辺の運動部よりも高いし。というよりこいつと同等か上位互換じゃねーか。リアルにそんなのいていいのかよ。反則かよ!

 

 

そんなこんなで授業の話に入る。自由の校風を大切にしているとかどうとかそんなのどうでもいいのでとりあえずスキップだ。悪いな、ストーリーにあんまり関係しないことは割とどうでもいいんだ。そんなこんなで昼休みがやってきた。

 

 

昼休み、ストーリーの内容によるとここの学生食堂は美味しいらしい。学食かぁ・・・オレ行ったことないんだよなぁ。ここで攻略対象の蒼が声をかけてくる。

 

 

「昼休み、キミはどうするの?」

 

 

①学生食堂行こうと思って・・・

 

②実はお弁当家に忘れて・・・

 

③購買行こうかなと思って・・・

 

 

おっ、出たな選択肢。今回は3択か。とりあえず序盤だし展開はそう変わらないと思うけど学食と購買はなんとなく別キャラ登場の匂いがする。長年エロゲをやってきてオレの勘はそつ言ってる。となると選択肢は②か。何かしらの移動フラグだと思うんだけど・・・

 

 

『実はお弁当家に忘れて・・・』

 

『あはは、まひろちゃんも可愛いところがあるんだね。仕方ない、俺ので良ければ分けてあげるよ』

 

『いいの!ありがとう!すごい色とりどり!これお母さんが作ってくれたの?』

 

『いやっ、実はそれ俺が作ったんだけど・・・』

 

『蒼くんが!すごいねぇ!』

 

 

そう言って蒼くんは照れ臭そうに笑う。なんだよ弁当分けてくれるとかいいやつじゃねーか。オレはしょっちゅう葵のおかず奪ってたけど。ゲーム買うために飯代削ってたからな。懐かしいものだ。

 

 

『どれが欲しい?』

 

『卵焼きかな、あっでも箸が一つしかないけど・・・』

 

『はいっ・・・』

 

『「うえええええええ!」』

 

 

 

 

おっとついびっくりしてキャラと反応がシンクロしちゃったよ。そう言って蒼くんは遠慮する主人公ちゃんに卵焼きを食べさせる。主人公ちゃん曰くとても優しく包み込まれるようなそんな味がしたらしい。

 

というよりたかが乙女ゲーム如きになんでオレはこんなにドキドキしてるんだよ。このゲームの蒼がオレの親友の葵に似ているからか?いやっ、でも葵はあーんなんてするタイプじゃないしというよりリアルの方の葵が恋愛するのが全く想像つかない。確かにめちゃくちゃ高校時代もモテてたけども!

 

 

「だめだ頭がぐちゃぐちゃになる・・・」

 

 

というよりこれは他のキャラのルートを潰してしまったのか?いやっそんなはずないよな。まだストーリーは序盤。これから放課後のイベントとかがあって定番だと音楽室とか保健室とか商店街とか自宅とか神社とかの選択肢が出てきて・・・

 

 

<体験版はここまでとなります。続きは本編でお楽しみください>

 

 

くそがー!なんでこんなところで止めるんだよ!続き気になるじゃねーか!これが商法というやつか。ぐぬぬ・・・

 

 

暇つぶし、気を紛らわすために体験版プレイしたのに気になりすぎて夜も眠れやしない。動画サイトや攻略サイト・・・いやっ、ダメだ。それはゲーマーとしてやってはいけないこと。例えエロゲだろうが乙女ゲーだろうがな。

 

 

「仕方ない、買うか」

 

 

しかしこのゲームはプレミア版で手に入れるのも難しい。とりあえずネットで検索しても現物より高い。ダウンロード版を買うのか。いやでもダウンロード版は売ることが出来ないしかと言って今の軍資金じゃあ確実に買えないし・・・・

 

何個か自分のゲームを売るかそれとも・・・とりあえずみはりに相談しよう。元々は全部アイツがオレを女にしたのがいけないんだ。責任を取ってもらおう。そう思いオレはリビングにいるであろうみはりに声をかける。みはり以外の声が聞こえる?まっ、どうせかえでちゃんだろう。もしかしたらもみじもいるかもしれないし交渉はかえでちゃんたちが帰ってからにしよう。

 

 

「おーいみはりー。ちょっといい・・・」

 

 

「んっ・・・!?!?」

 

「あっ・・・」

 

 

 

「へっ?」

 

 

 

リビングに入ると台所で葵がみはりに卵焼きをあーんして食べさせていた。少しの間だけ時間が止まってしまった。どうしてなんでこんなことになってるのか・・・・オレは声を絞り出した。

 

 

「なにやってるんだ?みはり、葵」

 

 

オレは高鳴る心臓を押さえつけて声を絞り出した。

 




これから字数は前より減りますがご了承ください。仕事ある日は10時半帰り、朝起きるの6時過ぎだから執筆する時間取れないんですよ。飯食って風呂入ったら12時前なのザラなので。

というわけで失踪はするつもりないですが退職した人数分は人雇わないと休み回せないので早く人雇えと思いました。次回の仕事休みは16日です。

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